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- ハローワークはブラック企業が多すぎる!
- 求人票虚偽記載が当たり前のように行われてる…
- ハロワ経由で入社したけどブラックすぎて辞めた!
とお悩みの、ハローワークに蔓延るブラック企業をなんとか見分ける方法が知りたい!とお悩みの方のためのページです。
私も何度かハローワークで仕事を探したことがあります。
何度か嘘の求人票に騙され、苦い思いをした経験があります。
なのでその辺の転職エージェントや、大型掲示板にスレを立てる自称人事が言う言葉よりは説得力があると思います。
なんとかハローワークで企業を見分ける方法をまとめてみました。
⇒20万件以上の非公開求人!優良ホワイト企業を探すなら【リクルートエージェント】
Contents
ブラック企業は、年間休日が少ない
ハローワークの求人は、虚偽の記載を行っている会社がかなり多いです。
ですが、中には馬鹿正直に本当の待遇を記載している会社も結構あります。
特に年間休日の欄です。
休日多めに書いてあるのに、実際は少ないということはよくあります。
しかし、その逆はメリットが無いので普通は書かないです。
それを書くということは、馬鹿正直にそのまま書いている可能性が高いです。
ヤバイ会社は、大抵年間休日100日以下です。
特に70日以下はやばいと思います。
私は以前、年間休日50日と書かれていた会社で働いたことがありますが…。
週1日の休みです。
無茶苦茶きつかったので、試用期間で辞めました。
年間休日を少なく書いているのは、ブラックだと信用していいと思います。
⇒年間休日50日以下!ほとんど休みがない会社勤めで生き残る方法
頻繁に募集が出ているのはブラックの可能性大

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これが一番わかりやすいブラック企業の定義かもしれません。
新たな人材が入ってきたところで、ブラック企業だったらほとんどの人は長続きしません。
なのでかなり頻繁に募集をかけている可能性が高いです。
ハローワークの窓口で、「この会社は、過去にも求人を出していたことがあるか?」と聞けば、教えてもらえます。
あまりに頻繁に求人を出してるなら、新人が入っても定着しない会社と判断することができます。
ということは?言わなくてもわかりますよね。
3ヶ月ごとに求人が出てるとかなりやばいかもしれません。
なぜなら、新人が3ヶ月の試用期間で見切りをつけて退職している可能性が高いからです。
ろくな会社ではないでしょう。
⇒社員が定着しない会社の6つの特徴!離職率の高い職場ってどんなの?
募集人数が異常に多い会社も要注意!
これも比較的分かりやすいブラック企業の定義です。
バイトのオープニングスタッフ募集ならわかるのですが…。
新卒の就職活動でさえ、募集人数多かったら敬遠されるのに。
大量募集しているなら、かなり疑ったほうがいいです。
仕事がきつすぎて、辞める人数を最初に見越して募集をかけている可能性が高いからです。
「10人入って、三人生き残れば御の字」みたいな。
こちらは腰を据えて働きたいのに、こんな会社に時間を使っている暇はありません。
時間を数ヶ月とかムダにしてしまいます。
こういうのって、大企業でもやってたりしますからタチが悪いんです。
新卒の就活でも、メガバンクとかやってますね…。
私の親戚も以前、大量募集で保険会社に中途入社していたことがありますが…。
ノルマがこなせずに半分以上の人は半年で首を切られたそうです。
生き残れても、仕事はそれ相応にきつい可能性が高いです。
辞めておいたほうがいいかもしれません。
⇒【沈みゆく船】社員がどんどん辞めていく!乗り切る10のポイント
ブラック企業は、昇給と賞与の欄が曖昧なことも

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これもハローワークの求人にはかなり当てはまります。
というか正直、ハローワークの求人で「前年度支給実績2ヶ月分」とか書かれていても、本当かどうかは疑わしいです。
何年も前に支給した実績を未だに乗せている会社も多いからです。
こういういい加減な会社多いですよマジで…。
とはいえ、一応支給実績が書いてあるのであれば、昔は出たという実績はわかります。
今も昔も一度も出てない会社もありますからね…。
全く何も書かれていない会社よりはマシかもしれません。
そもそも、ハローワークで募集している会社に賞与はあまり期待しないほうがいいかもしれません。
ラッキーくらいの心づもりにいた方が、裏切られなくて済みます。
試用期間が長すぎる会社も要注意!
普通どこの会社も、見習い期間は3ヶ月です。
半年とか一年だったら疑った方がいいです。
あれこれ難癖つけて、いつまでたっても正社員にしない可能性が高いからです。
というか、
正直時間のムダです。
半年も一年も正社員になれずクビになったら、私だったら立ち直れませんよ…。
そんなリスクを負うくらいならさっさと他の会社を探すべきです。
人の人生を何だと思っているのか?
これは実際に入社してからも言えます。
試用期間の三ヶ月過ぎたと思ったら、「もう少し様子を見させてくれ!」と言われたとか。
そんな会社であれば、その時点でさっさと見切りをつけて他の会社を探した方がいいと思います。
約束を守らない会社ってことですから。
私の知り合いで、そんな感じで騙されて時間をムダにした人がいます。
一年以上も正社員になれず、結局退職してました。
年齢も35歳近かったので、かなり切羽詰ってたタイミングです。
その会社の人事担当は、殺されてもおかしくないと思うんですけどね…。
会社は平気で騙そうとしてきます。
信用をしない方がいいと思います。
今のご時勢仕事なんてたくさんあるんですから、さっさと他の会社に行きましょう。
⇒【話が違う】試用期間が延長された!本採用されない場合の6つの注意点
給料の幅がありすぎる会社は注意!

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例えば、15~40万円とか。
大抵は下限の給料しか貰えません。
まあ、今更こんな求人に引っかかる人もいないと思いますけど…。
そうやって目を引こうとしているんでしょうが…。
何が問題かというと、そうやって求職者を騙そうとする姿勢が問題なんです。
順法意識が希薄と言えるかもしれません。
「ウソは言ってないからいいだろ」みたいな。
こういう会社は、労働基準法も平気で破ります。
というか知りもしないでしょう。
まあ、中には40万円くらい貰ってる社員が一人くらいはいるのかもしれませんが…。
残業しまくってそれとか、役員だけ貰ってるって可能性もありますね。
労働組合がない会社も注意!
「今時労働組合なんて信用できんのかよ」って声がありそうですが…。
一応「しっかりした会社かどうか?」のある程度の指標にはなります。
まあ、ハローワークに出ているような中小企業は、かなりの割合で労働組合なんてありませんけどね。
一応、働く上で何か問題があれば労働組合が相談に乗ってくれるみたいですが。
それがないということです。
まあ、あったところで何もしてくれない組合も多いみたいです。
天下の某大手自動車メーカーの労働組合すら、会社とベッタリみたいですから。
最近は○○ユニオンみたいな、個人でも非正規でも加入できる外部の労働組合もあります。
そっちのほうが力になってくれると思いますね。
応募しようとすると職員に心配される

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ハローワークの職員は、離職率の高い会社とか結構把握してます。
酷い会社の場合、「大丈夫ですか?」と心配されたり、難色を示されることもあるようです。
かなり色々把握している優しい職員じゃないと言ってくれないと思いますが…。
ただ、そんな人の仏心に頼るよりは、「その求人には何人くらい応募してるか?」を聞いたほうがマシかもしれません。
そのハローワークから何人応募してて何人受かったか?は教えてくれます。
他のハローワーク経由の応募はデータがないので無理です。
まぁ、目安程度にはなりますね。
すぐに内定が出る会社はブラック率高い!
その場で内定が出る会社もあります。
この場合、誰でもいいから人が欲しい会社と解釈できます。
つまりはブラックすぎて人が辞めてしまい、人手不足になっている会社です。
普通そんなにすぐ内定出さないですよ…。
私も以前、合同企業説明会に行った時に、その場で内定貰ったことあります。
面接ですらないんですが…。
怖いんで当然断りました。
どんなブラック企業なのか、わかったものではありません。
怖すぎます。
面接で違和感を感じる会社は注意!

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面接でその会社に行った時に感じる違和感は、結構当たるかもしれません。
私も何回か転職してますが、第一印象で抱いたイメージは、結構当たる気がします。
「社員が暗いな」と思ったら本当にそんな感じのワンマン経営の会社だったりとか。
「汚ねぇ会社だな」と思ったら本当に細かいとこに拘らない会社だったりとか。
人間の直感て、実はかなり当たるという研究結果が出てます。
直感って、それまでの脳が経験してきた物事を総合して判断してるんです。
具体的には、左脳の何千倍も処理が早いといわれてる右脳で処理されてます。
まあ実際のところは、入社して働いてみないと何とも言えないのですが…。
会社の雰囲気というか、対人関係の第一印象はかなりの確率で当たりますね。
「この人とは気が合わなそうだな」と思ったら、入社後本当に気が合わなかったりします。
社内を見学させてもらって、「この人たちとは気が合わないかも…?」と感じたら本当に気が合わないかもしれません。
私だったら、そう感じた時点でやめとくかもしれません。
詳しい労働条件が提示されない会社も注意!
これ、やってない会社の方が多いような気がしますね…。
特に、ハローワークで求人を募集しているような中小企業は。
ちゃんと提示してくる会社だったら、もっといい人材を取るために有名な転職サイトとかに載せるような気がしますし…。
でもこれ、面接の時にこういう話をするとNGって言われてるんですよね…。
「働く前から待遇の話をしているなんてけしからん!」とか意味不明な解釈をされて落ちる可能性は上がります。
あまりに理不尽ですが、これが現実です。
最悪、「入社後、できるだけ早く詳しい待遇を先輩方に聞く」っていう風にした方が確実かもしれません。
著しい条件の違いがある場合は、即日辞める覚悟も必要です。
試用期間中ですぐ辞めれば、職歴に書かなくてもバレないので。
結局、入社して確かめるのが一番確実ですね…。
⇒試用期間だけどもう辞めたい!研修期間で向かない会社を退職する際の注意点
ブラック企業は、面接で履歴書にメモされることも!

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これはブラック企業と言うか、ブラック面接官の見分け方に近いような気がしますが…。
中には、面接中に履歴書にメモする人もいるそうです…。
履歴書は相手に返さなければいけないので、メモするなんてありえないんですが…。
非常識な面接官だとこういうことする人もいるそうです。
しかし、その程度の人間しかいない会社と判断することもできます。
何故なら外部の人間と接する面接官なんて役割は、まあまあ人当たりが良くて優秀な人がやらされますから。
その程度の会社と解釈できます。
まあ私は、そんな非常識な面接官に当たったことはありませんが…。
ブラック企業は、会社の車が汚いことも
ハローワークで求人を出しているような中小企業は、ほぼ当てはまるような気もしますが…。
車が汚いっていうのは、会社の内情を窺い知ることができます。
つまりは、車を洗車して綺麗にする時間的余裕すらないと解釈できます。
或いは結構ズボラな会社ですね。
会社の車なんて、取引先に出入りしたりすることもあるわけですから。
本来、見た目はきれいに保っておかなければなりません。
まあ、ハローワークで仕事を探す場合、こんな些細な条件で回避してると仕事なんて見つかりません。
中小企業なんて、外の目なんてあんまり意識してない会社多いですし…。
トイレが汚い会社も要注意!

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ブラック企業と言いますか、だらしない会社と解釈できます。
会社内のトイレなんて、会社の外の人が来た時にも利用するんですから。
ちゃんと綺麗にしておかないと駄目ですね。
こういうところに気を配っていない会社と解釈することができます。
トイレの扱いが、そのまま従業員への扱いを象徴している可能性は高いです。
つまりは労務管理がいい加減な可能性があります。
まあこういう会社は逆に、少しミスをしてもなあなあで居心地がいい会社の可能性もあります。
いいか悪いかは人によるかもしれませんが…。
…まぁ今は仕事多いので、こういったヤバい会社でも気にせず受けていけば、いい会社も見つかると思います。
幸い今は有効求人倍率も高いですし、仕事はかなり見つかりやすくなってきていますからね。
仕事が多い今のうちに、マシな会社を見つけておいた方が良いでしょう。
⇒20万件以上の非公開求人!優良ホワイト企業を探すなら【リクルートエージェント】
まとめ
とはいえ結局は、実際に入社して働いてみないと本当のところは分かりません。
そもそもハローワークで仕事を探すこと自体、マジで玉石混交です。
ほぼほぼ同族ワンマン企業のため、社長の考え=会社の雰囲気みたいな感じです。
といっても会社なんてたくさんありますし、社長も会社の数だけいます。
自分に合う会社を探すしかないですね…。
それが嫌なら独立するしかないです。
まあ、「どういう会社がその人に合うか?」って本当に人それぞれだと思いますし。
たいていは人間関係ですが…。
同じ人と接してても、人によって感じ方は異なりますし。
まあ、アタリを引くまでクジを引き続けるくらいの気概は持っていたほうがいいと思います。
変な会社に腰を落ち着けちゃうと、それで人生決まっちゃったりしますので…。
幸い今は仕事は多いので、マシな会社も見つけやすいと思います。
今は有効求人倍率も高く、仕事はかなり見つかりやすくなってきていますので…。
仕事が多い今のうちに、いい会社を探しておいた方が良いでしょう。