- 試用期間が延長されてしまった!
- 「まだ正社員にはできない」と言われた…
- 本採用がまだできないと言われた…
とお悩みの、試用期間が延長されてしまった方のためのページです。
最近は人手不足が深刻な会社が多いため、以前よりは試用期間を延長なんてしている余裕がある会社は減っているとは思いますが…。
「正社員になれないかも」なんて思われたら、今は仕事なんてたくさんあるので辞めてしまいますからね。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
しかし未だに求人票にウソを書くブラック企業も多いですし、企業なんて信用できたものではありませんね…。
この記事では、試用期間が延長されてしまった時の対処法を解説します。
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試用期間が延長されてしまう人は少なくない
最近はあなたのように、試用期間が延長されてしまう人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
試用期間が延長になった
理由はメンタル面
そのほかにもあるけど、3ヶ月間必死で仕事覚えてきて、理由が自分自身のことって
やっぱり普通の人に混ざって仕事するの難しいのかな— こどくなうさぎ (@kdknusg012065) August 31, 2023
私も仲間です。
試用期間(覚えが悪いらしく延長された)で退職します。
きっと、ご縁がなかったのです。— ★みぃ★ (@meg_MY08) May 31, 2023
またまた契約更新で試用期間延長された〜
スキルたらんってさ
どこがどうってのは示されないからね どう頑張ればええんかもわからん?
もう今のままの頑張りしか出来んし気に入らんならクビにして〜— ☆🌙豆 (@Uw5XbdoS2RqB0hO) February 27, 2023
試用期間延長された同僚が心配です。実力不足ややる気のなさを指摘されているようです。
— 外資IT管理職さん(いちご) (@GaishikeiM) December 11, 2022
無期試用期間半年って言ってたのに延長された。理由は課題図書出さなかったから
こっちは存在も知らなかったので、上司のせいなのに謝罪もなし
次の更新は3月なのにまだ課題図書教えてくれない。催促したら「無期と正社員の課題図書の内容を分けようとしてる」って。先週は明日までにって言ったやん
— 強迫性障害の生成? (@rransakura8) November 23, 2022
こんな意見が散見されますね。
まともな会社だったら試用期間が終わればそのまま正式採用になりますし、私がこれまで勤めた会社でも特に何も言われずにそのまま正社員になれてましたね…。
色々と難癖をつけて安く使いたいだけかもしれません。
試用期間が延長されてしまった時の対処法!これをやれば問題なし
私も色々な会社を経験してきましたが、ブラックでシブチンな会社ほど試用期間を延長したりなど、小賢しいことをしてきますね…。
そこそこ大きい会社だと給料をケチることもなく、試用期間が終わればそのまま正式採用になることが多かったです。
試用期間が延長されてしまった時の対処法を解説しますので、参考にしてください。
そのまま正社員にしてくれない可能性が高いかも…
そもそもですが、「試用期間をのばす」ということ自体、ちょっとおかしいです。
その会社は、本当に正社員にしてくれるのですか?
友人で、あれこれ試用期間延長の言い訳をされて、一年以上試用期間だった人がいます。
結局いつまで経っても正社員にしてくれなかったので、結局辞めていました…。
会社って、本当に信用できないところが多いです。
「労働者なんて適当なことを言っておけばなんとかなる」くらいに考えていますよ。
あなたにも、何か心当たりがありませんか?
人を大事にしない会社とか。
そういった会社ではもし正社員採用されたとしても、後々絶対に何かトラブルが発生するに決まっています。
そのまま働き続けても時間を無駄にするだけかも?辞めるのも手段の一つ
そもそも、試用期間を延長するという時点で、会社側に誠意が感じられません。
試用期間を延長するということは、あなたが正社員になるのがその分遅れるということです。
最終的に本採用されて正社員になれればいいですが…。
その間は、あなたはただのフリーターです。
この事実をもう一度見つめ直した方がいいかと思われます。
そんな不安定な状態では周りの人に堂々と「仕事はこれです!」と言うこともできないでしょうし。
最終的に本採用されず、ポイ捨てされる人も多いです。
人の人生をなんだと思っているのでしょうか?
最初の話と違った時点で手を切るのは交渉の基本
交渉の基本、騙されないための基本としては「最初の話と違ってきた時点で断る」というのがあります。
ふつう、最初の話通りに事を進めるつもりであれば「試用期間を延長する」なんてことにはならないです。
信用できる人物なら、問題が無ければそのまま最初の話どおりに進めます。
最初からあなたを騙して入社させるつもりだったのではないでしょうか?
試用期間で辞めた場合は履歴書に書かなくても問題ない
しかし試用期間中で辞める場合、「短期離職になってしまう」と悩んでいる方が多いかもしれません。
しかし試用期間で辞めれば職歴に書かなくても済むので、さっさと辞めて構いません。

私も一週間とか三日で辞めたような会社もありますが、履歴書になんて書いてません。
最近は社会保険なんて2か月以上の短期バイトすら入れるようになってきているため、試用期間中であれば社会保険履歴があっても「就職活動の繋ぎで短期バイトしてました」でOKです。
会社は「体のいいバイト」くらいに考えているかも
試用期間であれば、会社は通常の本採用の社員よりも安い金額で人材を使うことができます。
- 「試用期間中は時給制」
- 「試用期間中は給料抑えてある」
- 「試用期間中は社会保険に入れない」
こんな感じなのではないでしょうか?
その場合、会社はあなたのことを単なる「体のいいバイト」くらいに考えている可能性もあります。
最近は正社員の人材は募集すれば結構来ますが、非正規の人材なんて全然集まりません。
今は労働人口も減ってきていますし、人手不足の会社も多いですからね。
今勤めてる会社は結構なブラック企業なんでしょうから、そんな会社からはどんどん人材が流出していってしまいます。
そこで、あなたのように「正社員採用をチラつかせて、安い賃金で働かせる」ということをやってくる会社もあるだろう、ってことです。
若さが一番の資格!時間を無駄に過ごせば過ごすほど不利になる
仕事探しにおいては、若さが一番の資格です。
つまり、そんな会社で無駄な時間を過ごせば過ごすほど、不利になってくるということです。
これは、「正社員登用制度あり」に騙されて無駄な時間を過ごしてしまうフリーターの人にも当てはまります。
知り合いにもいますよ、「頑張れば正社員になれる」と騙されて、何年も正社員になれなかった人…。
結局彼は辞めていきましたが、今もフリーターをしています。
もっと早く見極めて転職しておけば、そうはならなかっただろうに…。
日本人は他の国に比べて過剰に年齢を気にすると言われており、年齢差別もひどいです。
歳を食ってしまうと、一気に仕事が見つかりづらくなってしまうのです!
そんな会社にはさっさと見切りをつけて、他の会社に行ってしまったほうが賢明かもしれません。
本当に正社員になれるのか?ハッキリと上司の確約を得るべき
とりあえず、上司と本気で話し合った方がいいと思います。
多分三ヶ月とか長くても半年、試用期間を延長されたのだと思います。
ですが、このままズルズルと「やっぱりもう一度延長させて」と言ってくる可能性もあります。
というか、その可能性はかなり高いでしょう。
そう言われた場合、あなたは断る勇気がありますか?
ないのであれば、今の時点で損切りし、別の会社を探したほうがいいかもしれません。
でないとズルズルフリーター期間が延びる可能性が高いです。
一般的に人間は、それまで労力をかけたことに関して、「勿体ないし、もう少しやれば成功するかも」と考えてしまいがちです。
かけた労力を「サンクコスト」と言って、ギャンブルや投資で負ける人間はそういう考えをしがちです。
とにかく早めに損切りするのが一番損失が少なく済むのですが、サンクコストを気にして損切りできない人も多いのです。
曖昧に濁されたら絶対に辞めるべき
なのでこれはもう、ハッキリさせたほうがいいと思います。
書面にさせて契約書を貰いましょう。
そのさい、
- 「それは君の頑張り次第だよ」
- 「あと○ヶ月頑張ってから、また考えよう」
などとお茶を濁されるようであれば、あなたが本採用される確率は極めて低いと言えるでしょう。
少なくとも現段階では、会社側にはあなたを本採用するつもりはありません。
さっさと辞めてください。
これ以上頑張るだけ、時間の無駄です。
どこまでできるようになれば正式採用されるのか?達成条件を明確に聞くべき
そもそもどこまで仕事ができるようになれば正式採用されるのか?ちゃんと上司に確認したほうがいいでしょう。
理由もなく試用期間延長なんて納得できませんし、ちゃんと達成条件を明確にしないまま闇雲に頑張れと言われても難しいでしょう。
あなたが不安になるだけです。
何度聞いても曖昧な答えしか返ってこないなら、そのまま頑張ってもあなたが正式採用されることはないでしょう。
そもそもなんとなく試用期間延長した可能性が高いですし、まともな会社ではありえません。
正式採用されなければ給料も安くボーナスも無かったりして、あなたが一方的に損をしてしまいます。
さっさと辞めましょう。
今は仕事なんてたくさんある!早めに次を探そう
そもそも今は少子高齢化による深刻な人手不足で、仕事なんてたくさんあります。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
そんな試用期間を延長してくるようなダメな会社にしがみつかなくても、仕事なんていくらでもあるのです。
世の中にはあなたよりも仕事ができない人はたくさんいますが、多くの人はそれでも正式採用されて正社員で働いていますよ。
単に今の会社が人件費を節約したいドケチな会社だから試用期間延長された可能性が極めて高いです。
ある程度以上の規模の会社なら金払いがいいので、試用期間延長なんてあまりしませんからね…。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
まとめ
企業側は、本当に信用できません。
- 「労働者なんてちょっと騙せば安くこき使える」
- 「高い給料なんて払いたくない」
- 「試用期間でズルズルと騙してこき使ってやれ!」
くらいに考えてますよ。
私が経営厳しい中小企業経営者だったら、高い人件費を抑制して会社を回すためにそうするかもしれません。
まぁもっと正社員にスムーズにしてくれる会社を探した方がいいと思います。
今すぐ速攻バックレてでも辞めて、応募しまくってすぐに採用されれば、マトモな会社なら三ヶ月後には正社員になっていると思います。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。