
MarkoLovric / Pixabay
- フリーターの何が悪いんだ!
- 俺は正社員並みに働いてるよ!
- 何でこんなにバカにされなきゃいけないんだ!
とお悩みの、フリーターであるというだけで世間体が悪く、不本意な扱いをされている方のためのページです。
特に日本のフリーター差別は根強いものがあり、働いているのにニートと同じようにひどい扱いをされることが多いです。
フリーターと言っても最近は時給もかなり上がってきていますし、法改正で短期バイトすら社会保険くらいは入れるようになってきました。
その反面、サービス残業の多い名ばかり正社員はボーナスも少なく、年収で時給換算しても1000円行くか怪しい人も少なくありませんね…。
私の周りの派遣やフリーターの方も、最近は月30~40万円くらい稼いでいる人もザラにいます。
ですが、やはりフリーターとなると「フラフラしてる奴」というイメージがあります。
この記事では、フリーターの何が悪いのか?とフリーターでも世間体を良くするための方法を解説します。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
⇒家で働きたいあなたに!リモートワークで自由に働ける転職サイト【LIBZ】
フリーターで何が悪い!?と憤りを感じる方は多い!
最近はあなたのように、「フリーターの何が悪い!?」と憤りを感じる方は珍しくありません。
実際ネットやSNSなどを見てみても、
フリーターの何が悪いんだ!
俺はただ自由でありたいだけだ!
組織に属すとか興味ない!!
だから今フリーターの人達も自信を持て!!!
— 群馬俊貴@書評📕 (@gunmatoshiki) May 23, 2018
実家暮らしの、フリーターの何が悪いんでしょう?
親御さんも快諾していて、誰にも迷惑かけてないと思うのに外野が非難するなんておかしな話ですよね https://t.co/Sh3n1RsmG5— 世の中変えたいちゃん (@7gmaMtE0LUmpm3Q) October 26, 2022
フリーターの何が悪いん?(:_;)ちゃんと自分でお金稼いでるやん。わたしはパティシエにならなあかんの?なにほんま
— みくりん (@mikurindesu) October 13, 2012
フリーターの何が悪いんです?生きていけなくなるまで生きればそれでいいんじゃないですかね
— おわ田(ノンバイサー非リア→下等遊民) (@owatadash) September 7, 2012
あーーーーーーー!発狂しそう♡フリーターの方が稼げて、フリーターの方が仕事もプライベートも充実してた!フリーターの何が悪いーーー!
— あきんこ (@x_akinco_x) March 2, 2013
こんな意見が散見されますね。
確かに最近は最低賃金も上がってきていることもあり、フリーターでもそこそこ時給が上がっているケースが多いです。
求人誌を見るとバイトでも時給1300円からとか、スキルの必要ない工場派遣でも時給1700円からみたいな求人がかなり増えています。
一方、ブラック企業正社員だとサービス残業まみれで、時給換算するとフリーター並みかそれ以下の時間単価でこき使われている方もザラにいますからね…。
「フリーターで何が悪いの?」と言いたくなる気持ちもわかります。

フリーターの何が悪い?悪いと言われがちな要素はこれ
私も色々な会社を経験してきましたが、フリーターだろうが正社員だろうが待遇は会社によりますね…。
良い会社だと昔からフルタイムで働いてればフリーターでも社会保険くらいは当然入れましたし、正社員より額は下がりますが賞与や退職金積立があった会社もありました。
フリーターだと時給分はキッチリ貰える会社が多いので、サービス残業が多い正社員よりも稼いでたりしますけどね…。
フリーターの何が悪いのか?よく言われがちな点を解説します。
給料が正社員に比べて低め
フリーターの何が悪いのか?という点では、給料が正社員に比べて低めということが挙げられます。
確かに統計を見ると非正規の方のほうが平均年収は低い傾向にあります。
しかし非正規の方が扶養の範囲内で働く主婦がカウントされることで、労働時間が短い傾向にある点に留意する必要がありますが。
しかし最近はバイトや派遣の時給も人手不足で上がっているため、正直会社による、人によるというのが正直なところです。
私の知り合いの工場派遣をしている方は特にスキルや資格もありませんが、交代勤務で手当てが付くので月30~40万円くらいは稼いでますし。
やっぱり工場派遣の仕事に戻りたい。時給2000円で月40万稼いだ経験あるからなぁ。それに黙々と黙って仕事する方が向いてる。サービス業は嫌いだし向いてない。技術も取得したいと思えないくらい作業嫌い
— だんご@社会復帰 (@sanshokudango7) May 19, 2023
社会保険がない
フリーターの悪い点として、社会保険がないということもよく言われます。
「フリーターは厚生年金入れないから老後は野垂れ死にだな!」なんてフレーズは昔よく言われていましたね。
まぁそれも昔の話ですが。
しかし法改正でいまどき雇用期間2か月以上の短期バイトすら社会保険くらいは入れる
しかし近年は法律が改正されたことで、フリーターでも社会保険くらいは強制加入させる流れです。
2016年に法律が改正され、従業員数501人以上の事業所で、雇用期間一年以上で週20時間以上、月給88000円以上稼いでいる学生以外の方は、社会保険加入義務ができました。
更に2022年10月からは従業員数101人以上で雇用期間二ヶ月以上の短期労働者にも拡大され、2024年10月からは更に従業員数51人以上の事業所にも拡大されていきます。
2025年からは従業員数制限を撤廃して零細企業にも加入させようという話が出ており、今後は働いていれば誰でも加入できるようになっていくでしょう。
ボーナスや退職金がない
フリーターの悪い点として、ボーナスや退職金がないこともよく言われますね。
まぁ中小零細企業だと正社員でもボーナスや退職金は少なかったり、最悪なかったりしますが…。
ふと思ったんですけど正社員なのにボーナスなし退職金なしが当たり前の美容業ってやばくないですか?
都合のいいところで職人だからですか?
わからないので教えてください。
— とある美容師の日常。 (@yutori_hair02) February 9, 2023
ブラック企業は「正社員」を餌に求人を出しますが中身はこんな感じです。
・月給:額面20万(残業代込)
・賞与:なし
・昇給:ほぼなし
・退職金:なし
・福利厚生:社保のみ
・パワハラ:あり正社員なので解雇されにくいとはいえ、自分から辞める羽目になるので関係ありません。
— 社畜シンド (@officeworker0) September 13, 2022
正社員って日本に3500万人くらいいるんで、「正社員は給料高い!」ってのは主語がデカすぎます。
人によるとしか言えませんね。
しかし人手不足の影響で、バイトにも寸志や退職金積立をするケースも増加
最近は人手不足の影響で、バイトやパートさんにも寸志程度のボーナスや退職金積立をするケースも増えてきています。
今は同一労働同一賃金の流れですから、当たり前の話ですね。
バイトってボーナス出るの!?😳
— あき✋🤚 (@aki_akiiii__) December 9, 2021
お給料手取り15万円貰ったお。わ、ワイはパートだけど、退職金もあるし、厚生年金加入だお・・・(震え声)
— アヒルのスパーク (@sachiusuo35) October 23, 2020
派遣なのにボーナス貰ってしまった
それも現ナマで
税控除とかどうなってんだろ(まいっか pic.twitter.com/X746PZOAru— Roots (@Roots_HUEHUE) July 7, 2023
雇用の安定性が低い
フリーターの悪い点として、雇用の不安定さが指摘されることが多いですね。
リーマンショックの頃やコロナショックあたりでは、飲食観光業あたりのバイトやパートさんが首を切られたりしていましたね…。
まぁしかし近年は少子高齢化で深刻な人手不足に陥っているため、その後すぐもっと良い仕事が見つかった人が多いようです。
コロナショック後はみんなもっとマシな仕事に転職してしまったため、人が集まらず苦労しているようですね(笑)。
コロナを理由に、従業員を解雇した結果ですから、呼び戻そうとしても戻っては来ないでしょう。「次の感染症対策」だなんて政府が言うぐらいですからね。
— insight (@insight02369718) April 5, 2023
これから更に少子化で人手不足が加速!フリーターが仕事に困ることは考えられない
今後は更に少子化で人手不足が進んでいくため、フリーターでも仕事に困る可能性はないでしょう。
そもそも先進国全体で人手不足ですし、どこの国も高学歴化で単純作業をやりたがる人が圧倒的に人手不足で、人材の取り合いになってきています。
これ、移民が解決策と言われてるけど東アジア東南アジアの少子化で体力仕事できる人材の人手不足は加速的に進んでいくんですよね https://t.co/lDWELmDoKW
— コジコデ (@asansan1128) August 26, 2023
むしろそれまで勉強をしてきた大卒ホワイトカラーのほうが、生成AIに仕事を奪われるスピードが速いと思います。
フリーターは職歴にならない
あとはフリーターは職歴にならないからダメという人もいますね。
「バイトは職歴にならない!」なんてことを言う人もいます。
履歴書に馬鹿正直に雇用形態まで書く必要はない
まぁこれについては別に履歴書には「〇〇株式会社 入社」とだけ書き、面接で聞かれたら答えればいいです。
私はフリーター歴もありますが、馬鹿正直に書いたことはありませんし、雇用形態を聞かれたことはほとんどありませんね。
職務経歴書をしっかり書いていれば、それを評価するかは企業側が判断することです。
フリーターの何が悪い!フリーターでも世間体良く生きるには?
フリーターが悪いと言われがちな点を解説してきました。
正直今はフリーターでもかなり稼ぎやすくなってきていますので、むしろ底辺正社員のほうが給料が上がらず苦しんでいると思いますが…。
フリーターでも世間体良く生きるための対処法を解説しますので、参考にしてください。
フリーターで行くならせめて社会保険ありの職場で働く
このままフリーターで行くのであれば、せめて社会保険ありの職場で働きましょう。
2016年に法律が改正され、従業員数501人以上の事業所で、雇用期間一年以上で週20時間以上、月給88000円以上稼いでいる学生以外の方は、社会保険加入義務ができました。
更に2022年10月からは従業員数101人以上で雇用期間二ヶ月以上の短期労働者にも拡大され、2024年10月からは更に従業員数51人以上の事業所にも拡大されていきます。
2025年からは従業員数制限を撤廃して零細企業にも加入させようという話が出ており、今後は働いていれば誰でも加入できるようになっていくでしょう。
フリーターでも社会保険に入れば、正社員と同等の保障が受けられる
つまりは、フリーターでも条件を満たせば厚生年金や健康保険(国保より手厚い)に加入できるということです。
社会保険に入れれば、
- 老後手厚い厚生年金に入れる
- 障がい者になっても手厚い障害厚生年金が貰える可能性がある
- 怪我や病気で働けなくなっても最長1年6か月の傷病手当金が貰える
- 失業しても失業手当が出る
- 仕事中の怪我は労災保険から補償が出る
- 保険料は会社が折半で半分払ってくれる
などのメリットがあり、フリーターでも正社員と同等の福利厚生が受けられます。
これからもフリーターで行く方は、せめて社会保険ありの職場でフリーターしましょう。
「正社員は福利厚生が手厚い」とか言われるのは、ほぼこれです。
中小零細企業の正社員の福利厚生なんて、ほぼ社会保険くらいしかなかったりしますし。
未だに正社員なのに社会保険すら入れないケースも!
恐ろしいことに、未だに正社員なのに社会保険にすら入れてもらえない悪質な事業所というのも存在します。
なんとわが国には80万社も違法に社会保険加入逃れしている会社があり、そういった質の低い会社で働く正社員の方々は社会保険すらありません。
我が国の企業数は約400万社ですから、5社に1社は正社員でも社会保険入ってないってことです。
⇒厚生年金、加入逃れ阻止 政府、納税情報で特定 中小など80万社指導へ |日本経済新聞
いまどきフリーターすら社会保険入れる会社が増えてきているのに…。
漠然と「正社員は全員社会保険入れる」と思ってる人が多いですが、国がちゃんと取り締まってこなかったので入ってない人も結構多いのです。
国民年金では、満額納めても月6万円ちょっとしか貰えませんからね。
大丈夫なんですかね彼らは…。
フリーターが一番やるべきは世間体対策


geralt / Pixabay
フリーターの何が問題かというと、私は一番は「世間体の悪さ」だと思います。
今どき非正規の仕事なんて定年後の高齢者でも見つかりますし、お金がなければ掛け持ちすれば年収300万~400万程度なら稼ぐことは可能です。
どうせ、正社員でもサービス残業とかで死ぬほど働かされてるのに、その程度しか稼げない人が多いんだから。
ちなみに国税庁の「民間給与実態統計調査」によりますと、正社員が8割と言われている男性だけのデータでも、年収300万円台の会社員が最多という驚くべきデータがあります。
いまどき派遣でもそれ以上稼いでる人はザラにいるのに、正社員でその程度では…。
ですが、世間体の悪さはどうしようもありません。
仮にフリーターで時給高くて休みなしで年収400万くらい稼いでいても、同程度稼いでいる正社員よりも確実に半人前扱いされます。
同程度稼いでいる自営業よりも、フリーターのほうが半人前扱いされるほどです(自営業のほうが遥かに不安定なのに…)。
フリーターなら時給分はちゃんと貰えますので、サービス残業とかは基本的にありません。
たいていのことは、自信とやる気、健康さえあれば解決できるとは思います。
ですが、自信がなくなると行動すらできなくなるのです!
フリーターしてるなんて言ったら世間の人に色々言われる
フリーターですと
- 「早く定職につけ!」
- 「何怠けてんだ!」
などと社会に殴られ続けます。
当然ながら自信がなくなってきて、新たな挑戦をする気力もなくなり守りに入ってコソコソ生きるようになってしまいます。
一昔前に「希望格差社会」とか言われましたが、今は「自信格差社会」だと思いますね。
お金あっても自信がなくて女性にガンガン行けない男性は、ずっと独身で結婚できてないし…。
なので、「フリーター」と見られるのではなく、もっとマシな肩書きで見られるようにしたほうがいいと思います。
今のフリーターのイメージって誰が作り出したんですかね?
確実にこの世間体の悪さで自殺者が何人も出てると思うし、「フリーターになるくらいなら」って自殺してる人たくさんいると思うんですけど…。
自営業になるのも手段の一つ
とにかく、フリーターの仕事だけでは世間体が悪すぎます。
なので、仕事を増やして自分で何かビジネスをはじめて、「自営業」と名乗れるようにしたらいいと思います。
正社員になるには就活しないといけませんし、おいそれと辞められませんが、自営業なら税務署に開業届け一枚出すだけでなれますし。
「稼げてるかどうか?」で事業の実態が判断されますので、年齢も何も関係ありません。
完全に実力主義の世界です。
フリーターは辞めずに自営業の肩書を増やせばいい!どちらを名乗るかは本人の勝手
まあ、今のところフリーターで生計が立ってるんですから、そんなに儲からなくても副業レベルでできればいいと思いますけど。
別にどっちが本業なのか?なんて外から見てもわかりませんので、あなたが「こっちが本業でフリーターは副業!」って言い張るならそれで構わないのです。
一般的に大多数の人間は「独立って難しそう」「起業ってすごい」とか思ってますので、自営業の肩書きを持てば周りの人にも一目置いてもらえます。
実際は、フリーターよりも更に不安定なんですけどね……世間のイメージなんて、何も考えないバカがなんとなく決めてるんですよ。
ネットビジネスなら、元手ほぼ0円で始められて、「なんか凄そう」とか思ってもらえます。






「自営業は国民年金だから老後きつい」とか言われますが、今の職場で社会保険に入れてもらえるなら、引き続き厚生年金入れますし。
今の制度だと、一箇所の給料だけで保険料が計算されるので、自営業でいくら儲かろうが厚生年金の掛け金は変わらないのです。
もし今の職場で社会保険に入ってないなら、社会保険に入れる職場に移ることを強く勧めます。
せめて契約社員など「社員」と付く雇用形態を目指すのも手段の一つ
フリーターの何が悪い!?と言いたくなる気持ちも分かりますが…。
フリーターなどの非正規雇用で行くのも良いですが、正社員ではないにしても雇用形態にはもっとこだわったほうが良いと思います。
フリーターは別に悪くないですが、世間体は悪いので…。
やはり、
- アルバイト
- パート
こういった雇用形態ですともろにフリーターって感じですし、世間体も悪いです。
同じ非正規雇用でも他にも雇用形態はあるわけですから、もっとマシな肩書を手に入れたいところです。
いい歳して「バイトです!」なんてなったら、「学生かよ」って感じですし…。
なので、せめて契約社員くらいは目指してみるのも手段の一つです。
それなら正社員と同じような仕事をさせられてるイメージがありますし、待遇もそこそこマシな傾向にあります。
会社によっては「準社員」とか意味不明な肩書だったりしますが、まぁバイトとかよりはマシじゃないでしょうか。
あとは派遣社員とかでも良いとは思いますが、こちらは派遣切りリスクがあるのが怖いですね。
まぁこれから人口動態的に更に人手不足が加速していくことは確定していますので、派遣切りされてもすぐに次の派遣先なんて見つかるとは思いますが。
ぶっちゃけバイトだろうが契約社員だろうが正社員だろうが、今は人手不足で応募がない会社も多いので、入社は以前よりかなり簡単になってきてます。
やはりいい歳してバイトとかだと世間体が悪いので、せめて契約社員くらいにはなっておいたほうが良いかもしれません。
何故か女性フリーターはさほど問題にされないが…
ですが、女性フリーターの場合はさほど問題にされません。
フリーター問題となると、大抵男性の問題っていう前提で語られることが多いですね。
男性はフリーターで収入低いと既婚率は絶望的に低いですが、女性は若ければフリーターでも結婚できますからね。
女性はまだまだ約半数は非正規です。
最近は女性の社会進出で正社員比率が上がってきていますが、まだまだ「女性は非正規でもいい」みたいな感じですよね。
男性のフリーターだけこんなに差別されるのは男性差別以外の何物でもないと思いますし、バカにする女性達にも、バカにする稼いでる正社員男性たちにも、憤りを覚えますが…。
女性フリーターの場合はさっさと結婚すれば解決する
まぁ女性の場合は、正社員を目指すよりは派遣でもやって結婚相手を探したほうが期待値が高いのでは…。
あんまり稼ぎ過ぎても、女性は所得が高くなるほど明らかに独身率が上がるというデータがあるので、不利だと思います。
まぁ再就職しやすいような資格職でも狙っていけばいいんじゃないでしょうか?
残念ですが男と女では、いくら男女平等と言ったところで生存の戦略も変わってきます。
男性の場合は、フリーターはまだしも年収を上げないと、結婚は絶望的です。
政府の調査によると、年収300万円未満の20代~30代男性ですと、既婚率が僅か9%という絶望的なデータがあります。
年収300万円台になると途端に25%に上がり、年収上がるほど右肩上がりで既婚率も上がるので、明らかに男性の場合は年収が低いと不利です。
まぁフリーターでも年収さえ上げればなんとかなる可能性はありますので、頑張って稼ぐしかないでしょうね…。
この問題については、普段「男女平等!」なんてイキってる連中も、「でもお金は大切だよね」みたいなスタンスになり、弱者フリーター男性は平気で切り捨ててますからね…。
これからは中高年フリーターでも別に仕事に困らない
フリーターは別に悪くないのですが、やはり世間の人たちに色々言われる傾向にあります。
一番よく言われるのは、
- 「フリーターなんて、中高年になったら仕事ないぞ!」
- 「フリーターは、バイトの席がいつまでもあるとでも?」
- 「バイトも若いフリーターに取られ、末路はホームレスやで!」
- 「外国人労働者に仕事を取られて、フリーターは死ぬ」
こんなことを言われる傾向にありますが…。
ただ、これから先少子高齢化によって人口動態的に更に人手不足は加速していくため、別にフリーターでも仕事に困らない可能性は高いと思います。
今ですら、定年後の高齢者でもフルタイムパートくらいは見つかってますし、体力的にきつくて辞めようとしても辞めさせないトラブルが増えていますからね…。
今はなんとか主婦や定年後の高齢者を活用して労働人口自体は増えていますが、人数の多い高齢者もあと10年もすればいなくなりますからね…。
そもそも今はアジア全体で少子化に陥っており、日本の出生率はまだマシなほうです。
最近は中国や東南アジアも経済発展により給料も上がり、人手不足に陥ってきていますからね。
「移民が大量に来てフリーターは仕事取られる!」なんて人もいますが、恐らくそこまで大量には来てくれないと思います。
これだけ「外国人労働者が過去最多!」なんて言われていても、まだせいぜい130万人くらいしかいません。
今議論してる外国人労働者受け入れも、数年で数十万人程度ですからね…。
今は正社員なんて簡単になれる!フリーターにこだわることもない
上でも述べたように、別にフリーターで悪いというわけではないのですが…。
しかしそうは言いましても、今は正社員になるのはそれほど難しいわけでもありません。
未だに大学新卒でも正社員になれない人もいるみたいですが、大企業ばっかり受けてるか、面接が致命的に下手すぎるだけだと思います。
ハローワークに出てるような求人でいいなら、40代とかでも採用されますよ…。
帝国データバンクの2023年7月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報サービス業では74%と深刻な人手不足が続いています。
まぁあんまりフリーターにこだわっても仕方ないですし、仕事のきつさや責任も会社によります。
私も色々な会社を経験してきましたが、正社員でもバイト並みに気楽で責任も特にない会社も多いです。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
まとめ
フリーターが悪いと言われがちな理由と対処法を解説してきました。
最近は人手不足で時給がかなり上がっていますし、今後も少子化で人手不足が加速していくため、フリーターでも仕事に困ることはないでしょう。
その割に正社員の給料は大して上がっていませんからね…。
特に独身男性の場合は、結婚を諦めるのであれば正社員になる意味もあまりありませんし…。
しかし今は正社員にもかなりなりやすくなってきていますし、正社員だからきつくて責任があるとも限りません。
最近はバイトの方がきつかったりしますし…。
あまりフリーターにこだわらずに、良い会社を探していった方が良いでしょう。