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- もう会社員はイヤだ!脱サラして起業だ!
- 理不尽な生活をするのは耐えられない、独立しよう!
- 元々独立するつもりで今の会社に入ったんだ!今こそその時!
と考える脱サラサラリーマンの方は毎年かなりいます。
ですが、失敗している方のほうが圧倒的に多いですね…。
なんとか失敗する確立を下げることはできないのでしょうか?
失敗しないためのポイントを解説します。
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参入分野を間違うとその時点で終わる
起業して成功するかどうか?は、最初の段階できまってしまいます。
つまり、「何の分野で起業するか?」が一番重要なのです。
ここを間違うと、頑張る前に既に失敗です。
「脱サラして飲食店でもやろう!」なんて考えるのは、一番失敗するパターンです。
飲食店などの店舗型のビジネスの場合、初期投資だけで数百万~一千万円以上かかります。
毎月の家賃や光熱費などの固定費もかかります。
特に飲食店なんてのは、大手でも苦戦しています。
全体的に開店~撤退までのサイクルが非常に早い分野です。
個人が始めるなら、元手がかからないビジネスをはじめるべきです。
逆にそれ以外の、元手が数百万~1000万以上かかるビジネスをはじめると、失敗したら借金を負ってしまいます。
「起業する!」とかいうと、「失敗したら借金を負うから辞めろ!」なんてことを言ってくる人がまだまだ多いですが。
そんなリスクの高いビジネスを選ばなければよいのです。
元手がいらず、副業からできるビジネスを選ぶべき

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飲食店のようなレッドオーシャンのビジネスを選んでしまうと、高確率で失敗してしまいます。
それは開店するまでにお金がかかりすぎて、毎月出て行くお金も多いからです。
資金力のある企業がやるのであればまだしも、脱サラした素人がやってもまず成功しません。
個人は、元手のかからない、固定費のかからない商売を選ぶべきです。
それでいて、副業レベルでもはじめられ、稼げるようになってはじめて脱サラが検討できるビジネスを選ぶべきです。
日本の廃業率は高いといわれていますが、いきなり開業してしまった人がかなり多く、そういう人が廃業率を押し上げていると思います。
果たして、十分な準備と勝算をもって独立している人がどれだけいるのでしょうか?
たいていの人は、今の仕事がイヤだから『逃げ』で脱サラしているような気がしてなりません。
しかし、最初から副業でもある程度以上に稼いでおり、それから開業する人というのは成功しやすいです。
成功しやすいというか、最初に成功しておいて副業から開業するだけなのですから、当然成功確率が高く、寿命が長くなるのです。
副業でサラリーマン以上に稼げるようになれば、あとは会社を辞めるだけです。
最初の苦しい部分は副業時代に乗り越えているわけです。
軌道に乗ってから会社を辞めるパターンです。
ちゃんとサラリーマン時代にどんなビジネスをするか考え、副業ではじめて、それから開業する人こそが高確率で成功するのです。
本来そこまでやらなければ、危ない橋など渡れません。
このパターンのいいところは、脱サラ後しばらくして万一サラリーマンに戻りたくなったとしても、また副業に戻れることです。
もともと副業でやってたんですから、再就職できればまた副業として続けられます。
独立してみると、「いかにサラリーマンが恵まれていたか?」痛感する人も多いです。
仕事なんてカネを稼げればいいのですから、本業とか副業とかあまり気にせず、自分の都合のいいようにやればいいと思います。
独立すると孤独になっちゃうし、稼げててもサラリーマンに戻る人も結構いるみたいですからね。
元手なし、個人で副業からできるビジネスとは

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大雑把なくくりでいえば、
- ネットビジネス
- 個人でできるサービス業
です。
この2つ以外は、失敗する確率のほうが高いのでやらないほうがいいと思います。
なぜなら、この二つ以外はたいてい初期投資金額がかかってくるし、毎月の固定費も発生するから。
初期投資金額もある程度必要で、毎月の固定費がかかる商売は、軌道に乗る前に潰れる可能性が高いです。
初期費用はなんとかできても、毎月高額の固定費がかかると1日たりとも休めなくなるし、無理はすぐに破綻します。
ネットビジネスは、パソコンを使えばできるビジネスのことです。
ネットショップやアフィリエイト、情報販売などがこれに当たります。
稼ぐにはコツと作業量が必要ですが、失敗しても元手ゼロです。
失敗しても借金を負うこともなく、収入がゼロ円になるだけです。
リスクなんてありません。
個人でできるサービス業は、マッサージや清掃、占いや代行業なんかもサービス業にあたります。
これらは客さえとれればビジネスとして成り立つため、個人でもはじめられ、元手や固定費もほぼ必要ありません。
ネットで集客できるものであれば、ネット上のサイトなどから集客できます。
広告を打つ必要もなく、自動で集客できます。
リアルビジネスではこうはいきません。
ネットでサービス提供できるものであれば、集客~サービス提供、入金まで全部ネットで完結します。
一度システムを組んでしまえば、あなたは何もしなくても自動集金装置を作り上げることも不可能ではありません。
ネットで完結するビジネスは、仕組み化で不労所得にできる

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占いや人生相談のようなビジネスは、メールやスカイプ、電話でもサービス提供できます。
そのため、ネットだけで完結するビジネスです。
実際やっている業者も多いですね。
このようなネットで完結するサービス業の場合、ネット経由で外注や従業員の雇用をすることもできます。
クラウドソーシングサイトなどを使えば、格安で人材を使えます。
人が必要な部分には人を配置し、あとは仕組みを作ってしまえば、あなたは何もしなくても自動的にビジネスが回ります。
最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが、円滑にビジネスが回るように試行錯誤するんです。
そうすれば、ほぼメンテナンスフリーで、あなただけの集金装置(ビジネス)ができあがります。
たいてい審査がありますが、ペイパルという決済サービスなら審査不要です。
貴方でも今すぐクレジットカード決済の支払い手段を用意することができます。
入金の手段は心配ありません。
あとは『どんなサービスを、誰に、いかに提供するか?』に注力するだけです。
こちらはネットの検索エンジン経由(SEO)で集客すればほぼ費用もかかりません。
仕事は全部外注に丸投げすることも可能です(マニュアルは必要ですが)。
副業で結果を出してから、脱サラを考えればいい

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ネットビジネスは元手がゼロです。
稼げなくなっても収入0円になるだけでマイナスになることはありません。
そして、得られる収入には天井がありません。
まずは副業で収入を得る仕組みを構築して、「これでやっていけそうだな」と判断してから、仕事をやめればよいのです。
あまりうまく行かなければ、そのまま会社員を続ければよいのです。
十分な実績と勝算を手にしてから、独立という形に移行することができます。
そう、既に副業で成功しているので、形を変えるだけなのです。
今の時代は、とても不安定だと言われています。
正直なところ、副業とか本業とかあんまり考えず、単に収入の柱の一つと考えたほうが安定すると思います。
脱サラしたいというのもわかりますが、収入の柱が一つなくなることは覚悟しておくべきです。
独立しようがサラリーマンだろうが、収入が一箇所からしか無いのはリスクが高すぎます。
だからリストラや倒産があったら人生詰むのです。
ネットを使ったビジネスは、『やるか、やらないか』
ネットを使ったビジネスですと元手がかかりませんので、あとは『やるか、やらないか』です。
正直、金も人脈もない個人が成り上がるには、ネットビジネス以外にないと思います。
リアルで起業すると原則近場の人たちしかビジネス対象になりません。
しかしネットビジネスであれば全国、全世界を相手にビジネスを行うことが可能です。
つまりターゲットの数が膨大ということであり、その分ビジネスチャンスが増えます。
貴方一人が食べていくぶんを稼ぐくらいであれば、そこまで難しくありません。
やるか?やらないか?で今の理不尽な環境を脱出できるかどうかが決まる!…となれば、これはもうやるしかないと思います。
リスクがないのですから、やらない理由はありません。
最初は勉強が必要だと思いますが、リアルビジネスで起業する苦労を考えればなんともないと思います。
というかその程度で苦労なんて言ったら、リアルビジネスで起業してる人に笑われます。
エンジニアなら、フリーで独立はハードルが低い

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そうはいっても、「やっぱり脱サラって不安!」っていう人が多いと思います。
ネットビジネスはリスクが少ないとはいえ、確かに一人でやっていくというのは怖いですからね。
でしたら、一旦ネット系の会社に転職してから、修行を積むというのも手段の一つです。
正直最近はネット系のエンジニアが人手不足ですので、30代未経験でも結構雇ってもらえたりします。
しかも、エンジニア系の技能を見につけておけば、仕事がたくさんあるので食いはぐれる可能性は比較的低いです。
しかもエンジニアは人手不足のため、有効求人倍率が6倍以上になってきていますし。
エンジニアなら、フリーで独立するのはそれほどハードルが高くありません。
フリーで会社と契約して、常駐仕事などをすれば月収数十万~100万以上の人は本当にたくさんいますし。
時間単価が高いので、週3日程度の出勤でも月収数十万程度なら稼ぐことは可能です。
未経験からでもエンジニアを目指すなら、エージェントを使ったり、転職サイトを見て幅広く受け入れてくれる会社を探すことですね。
幸い今は仕事は多いので、本人次第ですぐ見つかる可能性は高いです。
エージェントなら時間がない人でも、交渉次第で平日夜とか土曜に面接を入れてくれたりもするので、転職したいなら積極的に活用しましょう。
エージェント以外にも転職サイトなどもありますので、独立を目指すなら使えるものはなんでも使っていった方が良いでしょうね。
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まとめ
- リアルビジネスは、素人がやっても無理
- 元手なしのネットビジネス、サービス業以外やるべきでない
- ネットだけで完結するビジネスは、不労所得化できる
- ネットビジネスは『やるか、やらないか』
- エンジニアなら独立もしやすく、修行にもなる
今は、いい時代になったと思います。
個人でも気軽にビジネスを立ち上げることができ、お金を得て不労所得化することもできますから。
はじめは面倒だと思いますが、これから何十年も理不尽なサラリーマン生活を続けていくことを考えれば、やらない理由などないでしょう。
まぁ「すぐに脱サラは無理だな…」と考えている賢明な方の場合は、まず修業期間を設けたほうが良いかもしれません。
ネットで独立するなら、WEB系のエンジニアなどになって修行してからでも良いですし。
幸い今はエンジニアは人手不足で有効求人倍率6倍以上とかになってますし、30代未経験とかでも割と採用されやすくなってきていますし。
エンジニアならフリーで独立!なんてのは、本人次第でかなり容易ですからね。
そういった独立に繋がりやすい仕事に転職するのも良いと思います。