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- 仕事はそこそこでいい!
- 仕事はそこそこでプライベートを充実させたい!
- 仕事だけの人生なんてまっぴらごめんだ!
そういった願望持っている方は今のご時世多いかもしれません。
特に最近は労働時間が長すぎるブラック企業が急増しているため、あなたのような方は珍しくないと思います。
仕事だけに人生を捧げ、定年したら何をしたらいいのか?わからなくなってしまう人も多いですし…。
特に我々現役世代は死ぬまで働くことになる可能性も高いですし、仕事とプライベートを両立しながら働いていくことも求められています。
ワークライフバランスが実現されなかったら、本当に死ぬまで仕事だけ…みたいになってしまう可能性もありますからね。
ですが仕事をそこそこに、ワークライフバランスを実現するなんて果たして可能なんでしょうか?
仕事はそこそこでいいと考えている時の対処法について解説します。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
仕事はそこそこに、ワークライフバランスを切望する人は多い!
今はあなたのように、仕事はそこそこでワークライフバランスを切望する人は多いです。
人生100年時代なんて恐ろしいことも言われており、今は死ぬまで働くことになる可能性が高い時代ですからね…。
仕事だけしているわけにはいきませんし、プライベートや私生活との両立がポイントになってきているのです。
実際ツイッターなどのSNSを見てみても、
「ワークライフバランス重視で転職してアフターファイブを充実させるか、趣味の時間を犠牲にしてやりがいを仕事に求めるか…。
僕ならこの2つの選択肢以外はないな。
前者を望む場合は、転職サイトから担当者をつけておくと案外見つかるよ。
ただ両方満たす仕事となるとなかなかないんだよねぇ。」
「ワークライフバランスってやつですね。
自分も異動前の職場の時は子供の寝顔しか見られなかったです。
でも異動してから残業もかなり減ったので、ワークライフバランスが実現されました!
もう異動はしたくないす…。
仕事はそこそこでいいのに、大抵どの会社もたくさん働かされますよね…」
「ワークライフバランスなんてハイカラなことは言わない。
単に夕方から夜までの時間帯を、子供のために使わせて欲しいだけなんだ。
俺は子供との時間を大事にしたいだけなのに、なんで有給休暇すら取らせてくれないんだ。
仕事がそこそこでいいなんて甘えだぁ?ふざけるな馬鹿野郎。」
「大企業であればあるほどそう。
中小企業はワークライフバランスは実現できない!といわれるが、そうでもないよ。
中小企業なら社長の一存で何とかなったりもするが、大企業だと組織を円滑に回す方が優先されるからね。
一個人の意見は無視されてしまうんだ。
過労死とかも大企業多いから。」
こんな感じの意見が散見されますからね…。
確かに大企業の方が仕事もそこそこに、ワークライフバランスを実現されやすい傾向にあるイメージがありますが…。
これも会社によるでしょうね。
最近の有名な過労死事件を見ても、大企業が多いですし。
中小企業もブラック企業は多いですが、やはり会社によるような…。
知り合いの大企業勤務の人は、週6日夜遅くまで働いてますし。
入社前に見抜くのも限界がありますので、結局入ってからじゃないとわからないというのが実情かもしれません…。
やはりワークライフバランスが実現されないと、仕事だけの人生に…
ですがそうは言いましても、やはり仕事はそこそこにワークライフバランスが実現されないと仕事だけの人生になってしまいます。
- 毎日毎晩残業させられる
- 休日出勤も頻繁にさせられる
- 大型連休も仕事が入ってしまう
- 激務で疲れて、休日は寝ていることが多い
こんな状態になってしまって、本当に仕事だけの人生になってしまいます…。
しかも上でも述べたように、死ぬまで働く可能性がある時代ですからね。
そんな感じで仕事だけに邁進していて、一体いつ趣味や私生活の時間を確保するんだ?となってしまいますし。
年金の支給開始年齢も後ろ倒しにするとか言われていますし、これまで通り「定年を迎えたら自由な人生を送ろう」なんていう考えは通用しなくなってきているんです。
これはもう、自分の全人生をかけてでも、仕事はそこそこにワークライフバランスを実現するように頑張っていくしかないと思いますね…。
というか仕事はそこそこになんて言うと「甘えだ」とか言われますが、日本人なんてただでさえ労働時間長いわけですし。
本来一日8時間、週40時間が法定労働時間ですからね。
そんなに高望みしてるわけじゃないのに、労働基準法すら守らない会社が多すぎます。
正社員をやめてみるのも手段の一つ
仕事もそこそこに、ワークライフバランスを実現させるために一番手っ取り早いのは、正社員を辞めることかもしれません…。
大抵激務で過労死するのは正社員ですからね。
正社員ですとボーナスもありますし稼げるのは確かですが、その分仕事に邁進する羽目になります…。
大手転職サイトエン・ジャパンの調査によりますと、正社員で今の働き方に満足している人はわずか22%しかいなかったようです。
他の派遣社員や契約社員にワークライフバランスの満足度尋ねたところ、派遣社員は47%と最多でした。
まぁこの調査結果は「派遣をよく見せたいだけだ」などと批判されてはいましたが…。
ですが実際非正規雇用の方が残業も少なく帰りやすいですし、嫌なら転職も割と気楽にできますからね。
正社員はそんなこと出来ませんので、会社側の言うことに唯々諾々と従って、長時間労働させられる傾向にあります。
なかなか辞めにくいですし…。
⇒【ピンキリ】正社員はそんなにいいか?底辺正社員にメリットない8の理由
非正規は給料安い!生活費を削減できる人ならアリ
しかし、だからといって非正規雇用がいいか?となるとそうでもないんですけど…。
給料も安いですし、世間体も悪いですからね。
生活レベルを落としたり、他の収入源を構築したりして、工夫していく必要などもあるかもしれません。
⇒会社をやめても、派遣やバイトで食っていくためのポイント6つ
⇒フリーターの何が悪い!馬鹿にされがちなフリーターでも世間体良く生きるには?
独身で結婚願望もないような人の場合は、別に非正規でもいいと思います。
というか結婚しないと子供にもお金がかからなくなりますし、新築の家も必要ないため、浪費癖がなければお金を使うところってあまりないです。
私もフリーターだった時期があるのでわかりますが、フリーターでもフルタイムで働けば月15万~20万くらいは稼げますし、最近はバイトすら社会保険に加入していく流れです。
これからは生産年齢人口減少や、世界的な低出生率により、労働者が更に貴重になっていくとも言われていますので、非正規なら仕事探しにもあまり苦労しない気がします。
ホワイト企業に転職する
ワークライフバランスを実現したいのであれば、ホワイト企業に転職するのが手っ取り早いと思います。
残業が少ない会社に転職することができれば、仕事もそこそこに私生活を充実させることができますからね。
探せば案外、残業が少ない仕事というのはあります。
まぁ残業代が稼げなくなってしまうので、給料はその分下がってしまう可能性もありますが…。
しかし幸い最近は転職も一般的になってきていますし、転職はかなりしやすくなってきています。
比較的労働環境の良い会社でも、人手不足で採用難に陥っている会社も多いです。
なので今のうちにホワイト企業に転職してしまうというのも手段の1つですね。
生活レベルを落として、少ないお金で生活できるようにする
あと仕事はそこそこにワークライフバランスを実現するには、生活レベルを落とすことは不可欠かもしれません。
そこそこ待遇の良いホワイト企業に行けたとしても、残業が少なく仕事もそこそこでは、残業代も稼げません。
社内での査定も低くなるでしょうから、給料やボーナスも上がりにくいかもしれませんし。
そんな中、生活レベルを落として毎月の出費を減らせば、少ないお金で生活できるようになります。
結婚して家族がいる人ですとなかなか難しいですが、独身者であれば月10万円以下で生活している人というのも結構いますからね。
Twitterの節約クラスタを観察していると、家賃込み月3万円前後の生活費で一人暮らししているような猛者もいらっしゃいますので、毎月の生活費については人によるとしか言えません。
そのくらいの生活レベルであれば、正社員を辞めて非正規雇用になったとしても、十分生活した上で貯金や保険もかけることができますからね。
仕事もそこそこに、ワークライフバランスが実現できる可能性が高まるのです。
まぁ年収1,000万稼いでいたとしても、同じくらい使ってたらお金なんて残りませんからね。
一生仕事に埋め尽くされてしまうのです。
無駄なものを買ったりローンを組まずに、お金を貯めて生活レベルを落とすようにしましょう。
少ないお金で生活できるようになれば、仕事もそこそこに、さほど働くなくても生きていけるようになります。
脱サラして、独立を目指す
後は、サラリーマンで正社員をしているとなかなかワークライフバランスというのは実現できない傾向にあります。
特にわが国にはバカンスなんてハイカラなものもありませんからね。
一部のホワイト企業に勤めている人であれば別ですが、99.7パーセント以上占める中小企業では、休日出勤させられたり残業たくさんさせられたりしますし。
なかなかワークライフバランスを実現しようと思っても、厳しいかもしれません。
なので、人生かけて脱サラして独立を目指すというのも手段の1つです。
店舗を構えてやる仕事ですと難しいですが、最近はネットで稼げる手段も増えてきていますからね。
そういった自由に働けるワークスタイルの仕事で独立すれば、ワークライフバランスは実現しやすいと思います。
特にネットビジネスであれば、割とどこでも働けますから旅行中に仕事をすることも可能ですし。
こちらで脱サラについては述べていますので、参考にしてください。
もっと労働環境の良い国で仕事を探す
わが国の労働環境は比較的悪い傾向にあります。
OECDの調査によりますと、日本人男性は世界一長時間労働!なんていう統計も出ていますからね。
その時間は、なんとフランス人男性の2倍です。
我が国で働いている以上、仕事もそこそこにワークライフバランスを両立する…なんていうのはかなり難易度が高いのかもしれません。
なのでいっそのこと、もっと労働環境の良い国で仕事を探すというのも手段の1つです。
まぁ仕事選んでいかないとなかなか難しいと思いますけどね…。
特にITエンジニアなどは、他の国でも割と転職しやすい仕事ではあるみたいですが。
わが国ではIT土方なんて言って馬鹿にされていますが、ほかの先進国では高度な知的労働者として扱われますから。
休日も増えてワークライフバランスを実現した上で給料も上がる…なんていうケースもざらにあるようです。
まぁ海外転職を目指すのであれば、海外の求人も豊富に扱っている大手の転職エージェントなどを活用した方が良いでしょうね。
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給料下がってもいいなら、残業少ない会社は比較的多い
仕事もそこそこにワークライフバランスを両立したいのであれば、やはり残業が少ない会社を狙っていくことになると思います。
ですが残業が少ない会社となると、当然残業代が稼げなくなってしまいます。
給料が下がってもいいというのであれば、残業が少ない会社というのは結構ありますよ。
そういった会社でいいのであれば、ハローワークなどでも結構あったりしますが。
いずれにしても、そういったワークライフバランスを両立できる会社を探したいのであれば今はチャンスだと思います。
最近は転職も一般的になってきていますし、もっと良い環境にも移りやすくなってきています。
特に身軽な独身者ほど、給料が下がっても生活しやすいので実現はしやすいと思います。
まあ結婚しても、共働きして行くのであれば可能だと思います。
いずれにしても仕事が多い今がチャンスなので、今のうちに動いておいた方が良いかもしれません。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
まとめ
仕事もそこそこに、ワークライフバランスを両立したい!という願望を持っている人は多いと思います。
そんなふうに考えてしまうほど、残業漬けの人が多いのですが…。
我が国で正社員で働いてたら、大抵残業はかなりさせられる傾向にありますからね。
休日出勤なども、割と頻繁にあるケースも多いです。
特に最近はギリギリの人員で回している会社が多いですし、なかなか人が少なくてワークライフバランスからは遠い働き方をしている人も多いのではないでしょうか?
まぁ仕事もそこそこに、ワークライフバランスを実現させたいのであれば、今のうちに動いておいた方がいいかもしれません。
今ならば仕事も比較的多く、良い会社も探しやすくなってきていますからね。
人生の満足度にも大いに関わってくる部分ですので、人生賭けるつもりで実現に向けて動いてみたほうが良いかもしれません。