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- 辞めて欲しくない人が辞めてしまった!
- かなり仕事ができる人だったのに…
- やっぱり優秀な人から辞めてしまうのか…
そういった悩みをお持ちの方も珍しくはないかもしれません。
特に最近は仕事がたくさんあることもあり、優秀な人ほど先に辞めてしまいます。
辞めて欲しくない方というのは大抵優秀な人ですから、そういった人は今は他の会社も欲しがりますからね…。
結果的に、仕事ができない人ばかりが残ってしまう…というのはよくあるパターンです。
ですが辞めて欲しくない人が辞めてしまうと、職場の戦力ダウンは避けられません。
そんな時の対処法をまとめてみました。
Contents
できる優秀な人ほど辞めてしまう傾向に!
残念ですが、そういった優秀で辞めて欲しくない人ほど、真っ先に辞めていってしまう傾向にあります…。
そういった辞めて欲しくない人というのは、職場のエース的な感じだった人の場合が多いのではないでしょうか?
最近は有効求人倍率も1.5倍以上で高止まりしており、転職はかなりしやすくなってきているのです。
正社員の有効求人倍率すら、1倍を越えていますからね。
ましてや辞めて欲しくない優秀な人であれば、他社も欲しがるに決まっています。
特に最近は若者の人口が減っており、優秀な若手人材ほど貴重になってきています。
辞めて欲しくない人というのは、割と職場で上手くやっていける、素直な若手のことも多いですからね…。
そういった人は、一つの会社にしがみつかなくても仕事は割とすぐ見つかる傾向にあるのです…。
募集をかけてないなら、早めにかけてもらう
辞めて欲しくない人が辞めてしまったのであれば、すぐに募集をかけるべきです。
その人がいなくなった穴を埋めなければいけませんからね。
ですが中には、
- 「人は増やさないからな!」
- 「今いる社員だけで頑張ってくれ!」
- 「人件費削減のために、人を減らしていく!」
こんなことを言って、募集をかけない会社もありますが…。
ですが辞めて欲しくない人が辞めた穴は、かなり大きいと思います。
ここで新たな人材を入れてカバーしないと、一人、また一人と辞めていく可能性がありますね…。
特に辞めて欲しくない人望のある人が辞めると、「俺も辞めようかな…」みたいになりがちです。
退職ラッシュが起こってしまう可能性もあるんですね。
なんとか強引に言ってでも、早めに募集をかけてもらったほうが良いでしょう。
優秀な人の代わりは期待できないので、会社が育てる方向で
あと、募集をかけてもらって、辞めて欲しくない人の後任を入れることも必要なのですが。
ついその辞めて欲しくなかった人と同等のレベルを期待してしまいがちなんですよね…。
- 「○○さんは、このくらい一人でやってたよ」
- 「○○さんは、もっと早く仕事をこなしてたよ」
- 「○○さんはそんなこと言わなかったよ」
こんな風に、求めるハードルを上げてしまうのです。
ですがこんなの新人で言われたら、辞めちゃいますよ。
そんな辞めて欲しくない優秀な人材の代わりなど、なかなか来るわけがありません。
なので、元から優秀な人が来るのを期待するのではなく、社内で育てていく方向で考えていった方が無難です。
特に最近は仕事が多い割に求職者が少ないので、募集をかけてもなかなか人なんて来ません。
辞めて欲しくないような優秀な人間は、もっと給料高い良い会社に行くでしょうし。
入ってくる人の能力にはあまり期待せず、教育してなんとかしていく方向で考えた方が無難です。
でないと辞めて欲しくない人の後任が来ても、すぐ辞めてしまうかもしれません…。
労働環境改善を上に働きかけて貰うのも手
そんな辞めて欲しくない人が辞めてしまうのは、職場の労働環境が悪いからではないでしょうか?
- 残業が多すぎる
- 給料が安い
- 人間関係が悪すぎる
- 有給休暇が使えない
などなど…。
そんな辞めて欲しくない優秀な人が辞めるくらいですから、結構大変な会社なのかもしれません。
そんな会社ですと、新しい人が入ってきてもまた辞めてしまう可能性が高いですね…。
なので、労働環境改善を上に働きかけてみるのも良いかもしれません。
効率化で残業抑制に取り組む 給料アップ交渉をする ローテーションで有給を取得する などなど。
ブラックな会社ですと、たまたま優秀な人が来てくれたとしてもすぐ辞めてしまうでしょうし…。
そのくらいやらないと、次に辞めて欲しくない人も辞めていくと思います。
結局残ったのは、さっさと辞めて欲しい無能社員だけ…なんてのはよくあるパターンです。
何もしてくれないようであれば、あなたも早めに見切りをつけて辞めてしまう覚悟も必要になってくるかもしれません…。
職場の先行きが暗そうなら、転職も手段の一つ

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やはりそういった辞めて欲しくない人が辞めるというのは、結構厳しいと思います。
エース的な優秀な社員が辞めると、穴埋めも大変ですし。
大抵そういう人は、普通の社員の二人分三人分くらいの働きをしてたりしますからね…。
しかもそういった人望がある人が辞めると、「俺も辞めようかな…」みたいに退職ラッシュが起こるケースも多いんですよ。
辞めて欲しくない人間が辞めはじめた時点で、その職場が崩壊していく前兆…なんてのもよくあるパターンです。
既に職場は沈みゆく船状態で、残っても仕事量が増えるばかりで給料が増えない…みたいなジリ貧な感じになることも考えられます。
幸い今は有効求人倍率も高く仕事はかなり見つかりやすいので、いっそ今のうちに転職してしまうというのも手段の一つです。
今はそもそも労働人口や求職者自体が減ってきていますから、転職もかなりしやすくなってきているのです。
そのまま残ってもジリ貧になりそうなら、いっそ今の職場には見切りをつけてしまうのも手段の一つですね。
とりあえず転職サイトにでも登録して、求人を眺めてみるといいと思います。
私もそうですが、大抵の人は「会社を辞めたい」と考えたら、求人を眺めるところから始めますからね。
いい会社に行けるか?は求人がでるタイミング次第なので、登録だけはしておくべきです。
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条件の良い会社からのスカウトを待つ姿勢でも転職活動を始められるので、気楽な一歩を踏み出してみるといいと思います。
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人間関係の悪化を招く可能性も!
そういった辞めて欲しくない人というのは、人間関係を円滑にする効果もあった可能性もあります。
- 人当たりがいい
- 嫌な社員とも仲が良い
- リーダーシップがある
- 面白くてムードメーカー
こんな人はどこの会社でも重宝されますし、辞めて欲しくないですからね。
ですがそんな人がいなくなったら…。
確実に人間関係は悪化しますよ。
特にそんな辞めて欲しくない性格のいい社員がいたからこそ、職場の人間関係が保たれている…なんてのはよくあるパターンですし。
そういった社員がいなくなると、一気にピリピリギスギスした職場になってしまうことも考えられます。
これまで通りの職場ではなくなってしまう可能性があるので、ちょっと注意したほうが良いかもしれません。
労働環境はいつ悪化するか分からないので…
そういった辞めて欲しくない優秀な社員が辞めてしまうと、労働環境が悪化してしまう可能性が高いです。
- 仕事が終わらなくなり残業が増える
- 人間関係が悪化する
- 一人当たりの業務量が増える
- フォローしてくれる人がいなくなる
などなど。
正直、そういった辞めて欲しくない人がいたからこそ、労働環境が一定の水準で保たれていた可能性もあります。
一人のエース社員がいなくなっただけで、一気に労働環境が悪化する…なんてのもよくあるパターンです。
職場の雰囲気は人が作りますから、一番良い辞めて欲しくない人が消えれば、そうなるのは当然です。
状況が変わるのはある日突然なので、今後の身の振り方はよく考えた方が良いかもしれません。
まとめ
そういった優秀な辞めて欲しくない人が辞めてしまうのは、よくあることです。
今は仕事がたくさんあるので、待遇の悪い会社にはあまりしがみつく理由もありませんからね…。
ブラックな会社は優秀な社員に早々に見切りをつけられ、淘汰される運命にあるのです…。
辞めて欲しくない人が辞めた後は、これまで通りの働きやすい職場ではなくなってしまうかもしれません。
今後の身の振り方は、よく考えた方が良いと思います。
幸い今は仕事も多いので、転職を考えてみるのも手段の一つだと思います。