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- 多汗症で仕事できない!
- 以前汗が止まらなくなったのがトラウマになってる…
- 恥ずかしいし、本気で死にそうなほど悩んでる…!
とお悩みの、多汗症で仕事ができない!と考えている方のためのページです。
実は私も、以前多汗症気味だったのであなたの気持ちは分かります。
変なところで汗かくし、恥かくし、馬鹿にされるしでキツイですよね…。
「汗をかいて恥をかきたくない」と考えると、対人関係にもなかなか積極的になれないですし。
過去に人前で汗をかいて、トラウマになっている方も多いのではないでしょうか?
ですがいつまでもそんなままでは、社会で働いていくことができません。
何とかするための方法解説します。
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多汗症でも問題なく勤まる仕事に変える
多汗症ですと、汗をかきまくるので仕事できない!と考えてしまう気持ちもわかりますが…。
多汗症の人に向いている仕事というのがあると思います。
今の仕事は残念ながら、あまり多汗症の人には向いている仕事ではないのかもしれません。
多汗症の人に向いている仕事というのは、「汗をかいていても不自然ではない仕事」です。
例えば、
- 外で働く土方
- 忙しい配送業者
- ジムのトレーナー
- 農家
などなど。
汗をかくのが当たり前の仕事であれば、恥ずかしい思いをしなくても済みます。
私は学生の時に引っ越しのバイトしていましたが、汗かいてて当たり前なので多汗症でも気にせず働けました。
オフィスワークは向いてないかも?
逆に、オフィスワークは向いてないと思いますね。
空調が効いていると思いますが、多汗症の人は快適な温度でも緊張して、汗をかいたりしますからね。
そうすると、非常に変な目で見られます。
「なんでこの人こんな快適な温度なのに汗かいてるの?」と思われてしまいます。
暑かったり体を動かすのが普通の仕事であれば、みんな汗をかくのが足り前なので目立ちませんが、快適な温度の環境で働けるのに汗をかいていたら目立って恥ずかしい思いをしてしまいます。
まぁそれも会社によりますね。
人間関係の良い職場であれば、汗をかいていても別に何も思われないでしょうし。
最近は転職も一般的になってきていますし、今のうちに良い会社を探しておくのもいいでしょう。
汗っかきなら、「汗止め」を塗る手も
多汗症の方でしたら、変なところでたくさん汗が出て困っている方が多いと思います。
世の中には、塗ると汗を抑えることができる薬みたいなのが売ってます。
私も以前、多汗症で悩んでた時使ってましたね。
これです。
「これを塗ったところは、汗をかきにくくなる」みたいな製品です。
ただ最初のうちは良かったんですが、途中から別の部分に異常に汗をかくようになってしまいました。
なので、途中で使うのやめてしまいましたね…。
人によって合う合わないがあるのかもしれません。
ネットのレビューでは結構高評価だったんですけどね…。
一度試してみるのもいいかもしれません。
汗をかかないため、出かける前ギリギリまで寝ておく

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多汗症の人は、やはり極力リラックスして、汗をかかないようにするのが一番です。
なので、出かける前はギリギリまで寝ておくという手段もあります。
汗をかくのは、緊張を司る交感神経が優位になっているからです。
リラックスを司る副交感神経が優位になっている状況では、汗をかきにくいです。
寝たり、起きてすぐの時は、体が目覚めきっていないので副交感神経が優位です。
つまり、寝ぼけているくらいのほうが、多汗症の人にとっては活動しやすいんです。
寝ぼけているときは、まだ交感神経が働いていない状態ですから。
頭は働かないですが、汗はかかずにすみます。
汗をかかずに済むんだったら、私はそのほうがいいですけどね…。
私の体感では、起きてから3時間ぐらいは寝ぼけた状態が続く気がします。
つまり、起きて3時間ぐらいは大量に汗をかかなくて済むということです。
ただ、眠りが浅かったり、疲れがとれていない状態だと、逆に結構汗をかいてしまうんですけどね。
そこは睡眠時間をコントロールして何とかするしかないと思います。
汗が目立つ服は着ない方が良い
多汗症や汗っかきの人は、何気にこれかなり重要です。
灰色とか、色つきの制服とかシャツを着ていると、汗が物凄く目立ちます。
逆に黒だと目立たないですね。
なので、汗をかいても極力目立たない服装を心がけましょう。
作業着やスーツなどの決まった服装がある人は、下着につけても目立たない服を選びましょう。
汗をかいたことが目立ってしまう服を着てしまうと、恥ずかしいです。
恥ずかしさを感じてしまうと、更に汗をかいてしまいます。
多汗症の人は動揺するとすぐに汗をかいてしまいますので、動揺のタネは消しておいたほうがよいのです。
多汗症の人は、何が引き金になって動揺して汗をかいてしまうかわかりませんからね。
灰色のTシャツとかですと、遠目で見ても汗をかきまくっていることが分かってしまいますからね…。
知り合いなどにみられると「お前汗かきすぎだろw」と言われ、精神的に傷ついてしまう可能性があります。
多汗症の人はメンタルが弱い傾向にあるので、嫌な思いをする可能性がある要因は排除すべきです。
多汗症の人は、野菜中心の食生活に変える手も

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あるいは、食生活も大いに関係あると思います。
熱いものとか、辛いものとか、体を温めるような食べ物は、極力食べないほうがいいかもしれません。
本来そういったものは体にいいのですが、あなたにとっては十分すぎるほどなのかもしれません。
できれば野菜中心の食生活に変えましょう。
以前これやってたとき、あまり多汗症が気にならないぐらいになりました。
精神も安定してきますし。
というか、多汗症というのは栄養バランスの乱れ食生活の乱れなども大きいと思います。
体を冷やす野菜を食べれば、 汗をかきにくくなるかもしれませんし。
ナスやキュウリなど。
野菜中心にすると落ち着いてきて活動量も減るような気もしますが、その方が汗っかきな人には都合が良いと思います。
やはり我々人間も食べたもので構成されていますから、食べ物には気を使った方が良いでしょう。
会食の場ではあまり食べないほうがいいかも…?
多汗症の人は、同時に会食恐怖症も併発しているケースが多いです。
みんな食事を楽しんでいる時に動揺してしまい、汗をかいて恥をかいた経験を持つ人ほど、こういった傾向にあります。
特に熱いものを食べたり、よく咀嚼する人ほど、熱が発生して汗をかきやすい傾向にあります。
「みんなで食事をしたほうが楽しい」という価値観が世間では普通なため理解されませんが、会食恐怖症の人はかなり多いようです。
多汗症の人は、会食の場ではあまり食べない方がいいかもしれませんね…。
私も誰かとラーメンとか熱いものを食べに行くのは苦手ですね。
ただ、逆に激辛料理とかを出す店であれば、汗をかくのが普通なので気になりませんが…。
汗っかきなら、動揺するようなことは避ける
多汗症で汗っかきの人は、動揺するようなことは極力避けましょう。
多汗症の人というのは、メンタルが弱いといいますか、ちょっと緊張するだけで汗が吹き出してきます。
なので、極力動揺するような事態は避けましょう。
極力、いつも通りの仕事をいつも通りにこなしていけば、問題なく給料がもらえるような仕事をするべきです。
毎日変化があって、臨機応変に対応していかなければいけないような仕事は、動揺しやすいですからね。
テンパらずに、焦らなくて済む仕事を選んだほうがよいです。
でないとトラウマが増えて、外に出るのも嫌になってしまう可能性がありますからね…。
結構多汗症や汗っかきなことがきっかけで、ひきこもりになったり社会不安障害などになってしまう人もいるようです。
多汗症でない人には全く理解されない悩みなので「ただの甘えだ」と切り捨てられる傾向にありますが、本人は深刻に悩んでいるのです。
常に気を抜いてリラックスする

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多汗症の人は、常に肩の力を抜いてリラックスすることを心がけましょう。
多汗症の人って、気合を入れてしまうとすぐに汗をかきます。
なので、気を抜いておいたほうがよいのです。
一日の初めに「頑張るぞ!」とか気合を入れるだけで、汗かきやすくなるような気がしますし。
常に冷めていないと、変なところで汗をかいてしまいます。
人前に出ている仕事中などは、常に心と体を弛緩させておきましょう。
そうやって常に一定のエネルギーを発揮できるようにしておいたほうが良いかもしれません。
できれば体調が悪くてだるいくらいの方が、汗をかきにくいので都合が良いかもしれません。
周りに汗っかきアピールをしておく
多汗症や汗っかきの人は、これは絶対にやっておいたほうがいいと思います。
多汗症の人って、変な場面で緊張して、変な場面で、変な汗をかくんですよ。
涼しいのに動揺して汗をかいたり、突然汗をかきだしたり。
そうなってしまうと恥ずかしい思いをします。
「こんな場面で自分だけ汗をかいたら、みんなに変な目で見られてるんだろうな…」と考えてしまうと、余計に汗をかいてしまいます。
なので、周りに理解者を作っておきましょう。
そうすれば変なところで汗をかいても、安心して汗をかくことができます。
理解者を作っておけば、むしろ「ウソをつけない人」というプラスの評価を得られるかもしれません。
実際、多汗症の人ってウソつきにくいと思いますし…。
汗の臭い対策は万全にしておく

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これも絶対にやっておきましょう。
多汗症の人は、いつどこで汗をかくかわかりません。
変なところで汗をかいてしまうと、臭いが気になってしまいます。
臭いが気になってしまうと、さらに緊張してしまうでしょう。
「臭ってないかなぁ…?」みたいに気にしてしまうと、それだけで動揺します。
そうなると、更に緊張して更に汗が出てきてしまいます。
その上、ニオイ対策をしておかないと「あの人汗臭くない!?」とか言われてしまう可能性がありますよね。
そんなこと言われたら、あなたのガラスのハートは砕け散ってトラウマになってしまうでしょう。
トラウマになってる人は、今この文章を見ただけで「ドキッ!」としたんじゃないでしょうか?
そもそも日本人は匂いに敏感すぎて、多汗症ではなくても自己臭恐怖症に陥っている人が多いと言われています。
そうすると、事あるごとにそのトラウマを思い出してしまいます。
そうすると更に汗をかくようになり、多汗症はさらに悪化します。
対策としては、
- 制汗剤を何本もストックしておく
- 香水をつける
- 着替えを何着も常に用意しておく
- お風呂でよく体を洗う
など。
臭い対策を万全にしておけば「対策はしてあるから、いつ汗をかいても大丈夫!」と安心できます。
多汗症の人にとっては、そういった安心やリラックスこそが重要なのです。
汗をかくので、苦手な人とは付き合わない
多汗症の人が 汗をかかないようにするコツは、「いかにリラックスして日々を過ごすか?」です。
なので、気の置ける人たちとしか付き合わないようにしましょう。
そうすれば動揺する機会が減りますし、いざ汗をかいたとしても「この人たちの前だったら別に汗かいても大丈夫だな」と思ってリラックスできます。
付き合いの長い間であれば「また汗かいたのか」みたいに理解してもらえますから、気楽です。
世間では「コンフォートゾーンから出ないヘタレ」とか「プライドが高い」なんて馬鹿にされる傾向にありますが、そういう人たちは多汗症じゃないからそういうことが言えるんでしょうね…。
私も学生時代の時、ちょっと苦手な友達とつるんで食事に行って、変なところで汗をかいてトラウマになりました。
苦手な人だと、多汗症であることを馬鹿にしてきたり、いじってきたりするんですよ。
もう10年以上も前の話ですが、今でもありありとをその時の嫌な気持ちを想像できます。
つまりはトラウマになってますね…。
苦手な人とは、極力表面上だけの付き合いにしておいたほうが良いかもしれません。
あなたの精神衛生のためです。
多汗症で汗っかきなら、在宅ワークに変える

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やはり、多汗症の人にとって職業選びはものすごい重要だと思います。
私もネットなどで多汗症克服のために色々調べましたが、多汗症が原因でニートになっている人かなり多いです。
ニートだけならいいんですが、社会不安障害を併発して引きこもりになってしまって外に出られない人も多いです。
「多汗症のせいにするな!」ってのはわかりますけど、多汗症じゃない奴にあれこれ言われたくないですね……そのくらい本人は深刻に悩んでます。
私も一時期、汗腺の手術でも受けようかと本気で悩んだことがありますし。
でしたら、最初から在宅ワークなどの在宅勤務ができる会社にしたほうがいいかもしれません。
最近は自分でネットで稼げる手段も増えてきていますから、独立することも可能です。
在宅勤務を奨励している会社も増えてきています。
家で働けるのであれば調子も整えやすいですし、人前で汗をかいて恥をかかずに済むと思います。
最近はネットで独立することも難しくなくなってきているので、そっちの道に進むのもいいかもしれません。
多汗症で嫌な思いをしなくても済むなら、頑張れると思うんですけどどうでしょうか?
自己暗示をかけて乗り切るという手も
多汗症の人は、変なところで緊張してしまう傾向にあります。
要は、自意識過剰なんだと思います。
その原因となっているのは、ネガティブな思い込みだと思います。
なので、自己暗示を使えばそのネガティブな思い込みは消せるかもしれません。
自己暗示の方法は色々ありますが、なりたい自分を想像して、それを文字に起こして音読するだけでも、自己暗示の効果があるということが最近わかってきています 。
例えば、
「私は、 人前でも冷静にリラックスして対応することができる。」
みたいな。
これを折に触れて何度も音読するんです。
実際読むときは、リラックスさせるための誘導文などが必要なのですが、 これだけでも読んでイメージするだけで効果があります。
要は、潜在意識にそれを染み込ませればいいわけですから。
この本が、効果があってわかりやすいです。
しかも手軽です。
まあ、気長にやってみるといいでしょう。
医者に行っても抗不安薬などを処方されるだけでしょうから、結局自助努力で内面を変えていくしかない気がします。
多汗症なら、自律訓練法を使うという手も

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多汗症の人は、自律神経が乱れている人が多いです。
自律神経の乱れをトレーニングして直すことができるのが、自立訓練法です。
これをやることで、自律神経の乱れをリセットすることができます。
これも自己暗示みたいなものです。
最も一般的な自律訓練法は、次の背景公式(基礎公式ともいう)と第1公式〜第6公式の合計7つの公式からなる。
- 背景公式
- 気持ちがとても落ち着いている。
- 第1公式
- 手足が重い。-「右腕が重たい」「左腕が重たい」「右脚が重たい」「左脚が重たい」/「両腕が重たい」「両脚が重たい」/「両手両脚が重たい」
- 第2公式
- 手足が温かい。-「右腕が温かい」「左腕が温かい」「右脚が温かい」「左脚が温かい」/「両腕が温かい」「両脚が温かい」/「両手両脚が温かい」
- 第3公式
- 心臓が静かに打っている。
- 第4公式
- 呼吸が楽になっている。
- 第5公式
- お腹が暖かい。
- 第6公式
- 額が涼しい。
これらの公式を順に心の中で繰り返し唱え、自己催眠状態になっていく。
疲労回復やストレスの緩和効果もあります。
ドイツの精神科医が開発した手法です。
すっかり忘れてましたが、私これで多汗症克服したんでした。
私、これ毎日寝る前にやってます。
あまりに自然にやりすぎてて、今まで忘れてましたけど。
自己暗示をする前にこれを行うことで、自己暗示の効果を引き上げることもできます。
これを使えば、どこでもリラックスすることができるようになりますよ。
うるさい場所でもリラックスして寝やすくなります。
まとめ
私も多汗症だったのでわかりますが、これほんとに死にたくなるくらいの悩みなんですよ。
周りの人にはわかってもらえませんし、恥をかいてトラウマになったりもしますし…。
- 「また汗をかくんじゃないか?」
- 「恥をかくんじゃないか?」
- 「変なところで汗をかいたらどうしよう…」
みたいに思い込んでしまって、 当然ながら異性にもなかなか積極的になれません。
異性だけならいいんですが、友達と会うのも億劫になってきます。
まぁ加齢と共に落ち着いてくると思うので、時間経過と共に自然に治る人も多いようですが。
私もこの記事書くまで、昔多汗症だったことなんて忘れてましたし。
まぁあとは、仕事を変えることで克服しやすくなるとは思います。
今は昔に比べて仕事はたくさんある傾向にありますし、多汗症の人でも向いている仕事はありますし。
仕事が多い今のうちに、もっとリラックスして取り組める仕事に変えてしまうのも良いと思います。