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- 社員が次々に辞めていく!
- 人が辞めていく会社の特徴が知りたい!
そういった悩みをお持ちの方も今のご時世珍しくないと思います。
最近は特に転職がしやすいご時世ですから、ブラックな会社や人を大切にしない会社からはどんどん人が辞めていってしまう傾向にあります。
最近は正社員も人手不足に陥ってきているため、転職もしやすくなってきていますからね。
帝国データバンクの2023年7月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報サービス業では74%と深刻な人手不足が続いています。
そんなダメな会社にしがみつかなくても、今は仕事はたくさんある傾向にありますからね…。
ただそこで残された社員に負担が集中してしまうので、たまったものではないと思いますが…。
この記事では人が辞めていく会社の特徴を解説しますので、参考にしてみてください。
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人が辞めていく会社に勤めている人は少なくない
最近はあなたのように、人が辞めていく会社に勤めている人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
バイト先どんどん人が辞めていく
仲良くなるとみんな仕事変えたいって言ってるし
常人でも辞める劣悪環境で生き残ってるのすごいのかもと言い聞かせてる
うざいババアもやめたしわたし的には嬉しい😇— やくちゅーあいちゃん (@otamatan00) May 20, 2023
四半期ごとに人が辞めていく…
その気持ちわからんではない!— はっとり波平™®︎㌠ (@Bald_Investor) May 19, 2023
四半期ごとに人が辞めていく…
その気持ちわからんではない!— はっとり波平™®︎㌠ (@Bald_Investor) May 19, 2023
久しぶりの7連勤きつすぎたから後半はこれで乗り切ってた😇 どんどん人が辞めていくよー😇 pic.twitter.com/GMsK1sVj1d
— 桃子 (@mokyuj_1217) May 18, 2023
どんどん人が辞めていく。
— 悲劇のヒロイン気取り (@San07Chi) May 18, 2023
こんな意見が散見されますね。
最近は他にも良い会社はたくさんありますから、イヤならさっさと辞めていく傾向にあります。
人がどんどん辞めていく会社の特徴は?
人がどんどん辞めていってしまう会社というのは、一定の特徴があると思います。
一言で言えば社員を大切にしないということですが…。
改善の参考になるかもしれませんので、特徴をまとめておきます。
優秀な人ほどさっさと辞めていく
人が辞めていく会社というのは、まず優秀な人から辞めていく傾向にあります。
そういったダメなブラックな会社というのは、特定の人に負担が集中してしまう傾向にありますからね。
特に優秀な人となると、仕事も速くクオリティも高い傾向にあります。
仕事を投げてもすぐに質の高い成果が返ってくるため、どんどん仕事が集中してしまいます。
ですが他の人の二倍三倍働いていても給料がそれに応じて上がるわけでもないため、本気で割に合いません。
結果的に精神的肉体的に潰されたり、割に合わないので優秀な人から辞めていく傾向にあります。
労働環境が悪すぎる
人が辞めていく会社というのは、基本的な労働環境が悪すぎることが挙げられます。
- 労働時間が長すぎる
- 人間関係が悪い
- 労働基準法を守っていない
などなど。
特に今は他にも仕事はあるため、あまりにきつい会社からは人はどんどん辞めていきます。
というかあまりに労働環境が悪いと過労死したり人生そのものが破壊されかねません。
あくまで自衛の手段として、辞めていってしまうのです。
ベテランも辞め新人しかいない
人が辞めていく会社は、勤続年数の長いベテラン社員も辞めていってしまいます。
必然的に残るのは入社間もない新人だけ…という状況に陥りがちです。
私も何回か転職していますが、ブラックな会社はこういった状況に陥っているケースは多いですね…。
必然的に社内でわからないことが多すぎたり、クレームも増大していく傾向にあります。
会社上層部も見て見ぬ振りで、ミスやクレームがあっても現場に責任を投げるだけで何もしません。
入社間もない新人も「この会社はやばい」と絶望し、三年ももたずにさっさと会社を去っていきます。
残った社員に更にしわ寄せがくる
人が辞めていくのは仕方ないですが、その後代わりの人材がくるかどうかが問題です。
大抵人が辞めていく会社というのは、退職者の補充も満足になされない傾向にあります。
必然的に、残された社員にしわ寄せが来てしまうケースが多いです。
そうなると残っても負担が増え、それに耐えかねた社員が更に辞め…という悪循環に陥ってしまいます。
抜本的に労働環境改善に動き出したりしないとどうにもならないのですが、アホな会社上層部は何もしない傾向にあります。
社員は使い捨てと考えている
人が辞めていく会社というのは、
- 社員は使い捨て
- 代わりはいくらでもいる
- 募集をかければいくらでもくる
なんて考えている傾向にあります。
団塊世代が現役だった頃などは、人が多かったのでその考えでも成り立ちましたが…。
今は少子高齢化による生産年齢人口の減少で、そんなこと言っている余裕はありません。
最近は中国や東南アジアも経済発展で人手不足に陥ってきており、言われているほど大量の移民も期待できないでしょう。
人材市場の状況を会社上層部がよく把握していないため、未だに使い捨てと考えているのです。
優しいいい人ほど耐えられない
人が辞めていく会社はほぼほぼブラック企業ですが、そんな環境では優しいいい人ほど耐えられない傾向にあります。
残るのは他人に仕事を押しつけサボるのが上手いような、要領だけいい奴です。
人が辞めていく会社というのはろくな人材が残っておらず、新人が来てもいじめられて定着しません。
退職者の補充すらない
人が辞めていっても退職者の補充すらされないのがブラック企業の特徴です。
特に最近は利益を増やすために人件費削減することしか考えていない、悪魔のような会社が多いです。
人が辞めていっても「人件費が減ってラッキー」くらいに考えている会社が多いです。
結果残された社員にしわ寄せが行き、やがては誰も働く社員がいなくなります。
給料も休みも少ない
人がやめていく会社は、給料も休みも少ない傾向にあります。
我々が何のために働くかと言えば、お金のため生活のためです。
頑張って働いてもその生活の糧が少なければ、馬鹿らしくなって辞めていきます。
休みが少なくてもそれ相応のお金が貰えるならいいですが、そうでないなら本気でアホらしいので早々に辞めていきます。
人が辞めていく会社からは早めの転職を
人が辞めていく会社に勤めていると、頼りになる仲間たちはどんどん辞めていきます。
せっかく入ってきた新人も、「こんな会社では長く働けない」と考え、さっさと辞めていきます。
会社上層部が重い腰を上げて労働環境改善に取り組まない以上、状況が悪化することはあっても良くなる可能性は低いでしょう。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
そのまま人が辞めていく会社で頑張って働いても割に合わない可能性が高いので、今のうちに転職を検討してしまうのが良いかもしれません。