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- 給料があがらない!
- やる気も出ない…
- どうやれば給料上がるんだ…
そういった悩みをお持ちの方は、今は珍しくもないかもしれません。
特に最近は深刻な人手不足に陥っている会社が多いため、昔よりも仕事と責任が集中しているケースが多いでしょう。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
そんななか給料が上がらないと、やる気を出せというのも難しい話です。
何のために働いているかと言われたら、お金のためですからね。
いくら頑張っても給料が増えないようでは、やる気も出るわけがありません。
この記事では、給料が上がらないからやる気が出ない時の対処法を解説します。
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給料が上がらずやる気が出ない人は多い!
最近はあなたのように、給料が上がらずやる気が出ない人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
介護はどれだけ成果を出しても給料上がらない
年一の面談査定で目標書いて適当にクリアするしか給料上がらない
だからやる気出ない— 2年目の限界介護くん (@DIGpVwks018wpbx) July 13, 2023
どれだけ頑張って目標達成しても会社全体が悪ければ給料上がらないから、やる気出ないよね
との先輩の一言が刺さる刺さる— 大きな烏 (@big_crow) July 1, 2016
そうね、どんなに残業して仕事をこなしても給料上がらないもん。
やる気出ないわ
— ノベンバ🫘 (@jIpUVzzr7pzYa0j) February 19, 2023
給料上がらない→やる気出ない→仕事遅くなる→給料上げてくれない→やる気出ない→仕事遅くなる→給料上げてくれない…………
の繰り返しですよ。
まったく……— りくし (@Rikushi1025) March 20, 2014
あーめんどくせぇ 言いたいことあるなら言えば良いのに。給料上がらないから仕事やる気出ないとか まじで何したいんだかわかんねぇ
— ちびちゅば.com (@tsubakon0709) June 3, 2015
こんな意見が散見されますね。
最近はワーキングプアの名ばかり正社員も増えているため、もともとの給料も低すぎるケースが多いです。
日本は30年間給料が上がっていない!熱意ある社員も僅か6%と世界最低レベル!
給料が上がらずやる気が出ないあなたは正常です。
日本は30年間給料が上がっておらず、OECD加盟国の中でも給料は相当下位になっているからです。
米大手ギャラップ社の調査によると、熱意あふれる日本人会社員はわずか5%と世界最低レベルだったようです。

人材サービス会社ランスタッドの調査でも、日本人の仕事満足度は42%と世界最低レベルだったようです。




給料が上がらないのにやる気が出るわけがありませんね。
給料が上がらないからやる気が出ない時の対処法!これでやる気を出そう
私も色々な会社を経験していますが、給料が上がらない会社はいくら頑張っても絶対に上がりません。
むしろ最近は最低賃金が毎年かなりのペースで上がってきているため、「時給換算するとバイトで働いた方が遥かに稼げる」なんていう信じられないケースも少なくありません。
最近は年収で時給換算しても、最低賃金近辺の時間単価にしかならない名ばかり正社員が急増していますからね…。
給料が上がらないからやる気が出ない時の対処法を解説しますので、参考にしてください。
既存社員の給料は上げたがらない会社も…辞めるしかないかも
ですが最近はどこの会社も人手不足で、なかなか募集をかけても人が集まらない会社も増えています。
なので、給料を釣り上げて募集をかけている会社も増えてきています。
そうしないと、なかなか人材が集まらなくなってきているんですね。
ですが、既存社員の給料は上げたがらない傾向にあるんですよ。
全体の人件費が上がってしまいますからね。
当然ながら、そうなると今働いている社員はやる気なんて出ません。
やる気もなくなり、他に行ける若手からさっさと辞めてしまうケースが多いですね…。
まぁ社員の給料を上げない、経営陣の自業自得ですが…。
新人のほうが給料が高いケースも増加!
恐ろしいことに、最近は「勤続10年の社員よりも新人のほうが給料が高い」なんていう信じられないケースも増えているようです。



最近は給料を上げないと人も来ず、既存社員にもそっぽを向かれて退職されてしまうケースが多いのです。
そのせいか、人手不足が原因の倒産件数は年々右肩上がりで増えてきていますね…。
最初から給料が高めの会社に転職が一番手っ取り早いかも…
給料が上がらないからやる気が出ない!という悩みは実際多いです。
- 給料が上がらない(安い)
- 休みが少ない
- 人間関係が悪い
この3つの理由は、退職理由で一番多い悩みです。
独身ならばまだいいですが、結婚して家族がいると給料が上がらないのは死活問題ですからね…。
最近は家族を養えない給料しか稼げない会社が多いですし…。
やはりこういうのは、給料が高めの会社に転職してしまうのが一番手っ取り早いかもしれません。
高い給料を払うためには、その分儲けが出ていないといけないのです。
ですが最近は企業間の勝ち負けも明確になってきたこともあって、負け組企業ですとなかなか難しいんです。
利益があまり出ていない会社でいくら頑張っても、給料も上がらずやる気も出ません。
なので、いっそのこと転職をして、もっと儲かっている企業に転職した方が良いかもしれません。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
一応、ダメ元で給料アップ交渉してみるのも手
なかなか、給料を上げて貰おうと思っても難しいのですが…。
まだやっていないのでしたら、一応ダメ元で給料アップ交渉をしてみるのも手段の一つです。
もしかしたら、給料を上げてくれるかもしれませんし。
ただし、条件がつく可能性が高いです。
- 出世できるのであれば
- 残業をもっと増やしてもいいのであれば
- これ以上人を増やさないのであれば
などなど。
大抵、全体の人件費は既に決まっているパターンが多いですからね…。
あなたが他の社員の代わりにもっと働いたり、その分働いてくれるのであれば、給料を上げてくれる可能性はあります。
平社員のまま、何のリスクも取らずに給料を上げて貰おうなんて虫のいい話はありません。
結局この世は等価交換になっているのです。
ただその分大変になったら、多少給料は上がってもやる気は下がるかもしれませんが…。
コッソリ副業するのも手段の一つ
あとは、給料が上がらないのであれば副業をするというのも手段の一つですね。
本業の仕事で給料が上がらないのであれば、副業をするしかありません。
でも実際、政府も所得が伸び悩んでいることを憂慮してか、副業を解禁する方向で動いていますよね。
まだ実現には至らないようですが…。
幸い今はネットで手軽に副業を行える時代なので、コッソリ副業をしてみるのも手段の一つです。
まぁ大抵は副業で住民税が上がってしまうことでバレますから、少額だとバレにくいです。
まぁバレたとしても、投資などの資産運用は副業には当たりませんから、「株でちょっと儲かった」とか言っておけばお咎めはないことが多いです。
こちらで色々紹介していますので、参考にしてください。



極力残業を増やして、残業代を稼ぐのも手
あとは給料が上がらないのであれば、残業を増やすという手もあります。
残業をすれば、残業代を稼ぐことができますからね。
その分給料は増えます。
いわゆる「生活残業」ってやつです。
…ただ、最近はなかなか残業にも厳しい世の中になってきましたが…。
残業しようと思っても、正当な理由がないとできない会社も増えてきました。
電通過労死事件あたりから、厳しくなった企業が多いと思います。
…まぁ副業禁止を忠実に守るとなると、残業代くらいしか給料を上げる手段がないんですよね…。
できる会社であれば、やってみるのも良いかもしれません。
ちょっと残業して給料が上がるのであれば、多少はやる気が出るかもしれません。
ダメな会社はいくら努力しても絶対に上がらない!早めの転職を
いくら給料が上がらずやる気が出ないとは言いましても、やはり利益が増えないことには、給料アップはなかなか難しいです。
大企業などは内部留保も増えていますが、中小企業はギリギリのところで踏みとどまっている会社も多いですからね。
そういった会社ですと利益が増えるどころかむしろジリ貧のところも多く、給料を上げるのはなかなか難しいでしょう。
まぁそういった会社は、今は人材確保できず淘汰される方向ですが…。
「給料上がらないのは努力不足!」なんて言う人が多いですが、ダメな会社で死ぬほどの努力をしても絶対に給料が上がることはありませんので、転職するしかありません。
そもそも儲かっていない会社でいくら努力しても、ない袖は振れないのです。
努力が足りないのではなく、努力する場所が間違っているのです。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
まとめ
給料が上がらないと、やはりやる気も出ません。
我々が何のために働いているかというと、お金のためですからね。
いくら頑張っても給料が上がらないのであれば、やる気も低下してしまうのは当たり前の話です。
そういった会社は、今は社員にそっぽを向かれて、淘汰される方向ですね…。
まぁ幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
今のうちにもっと給料が上がる会社を探して転職するというのも手段の一つだと思います。
最近は税金や社会保険料も値上がりしていますので、給料が上がらないと年々手取りは減っていってしまいますからね…。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。