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- 体を壊して退職してしまった…
- 仕事に対して若干トラウマがある…
- 再就職できるのかな…?
とお悩みの、体を壊して退職してしまった方のためのページです。
最近は労働者を使い潰すブラック企業が増えていますので、あなたのような方も珍しくないと思います。
当サイトには「会社に殺される」なんていう物騒なキーワードで検索してくる人も結構いますからね…。
働くことで死ぬ可能性があるから、ニートなどが増えているのかもしれません。
体を壊したり死ぬリスクがあるなら、働かないほうがマシですからね…。
しかし、体を壊してしまったら次働くのも怖いでしょうし、かといって働かないわけにもいきません。
体を壊して退職してしまった方が、これから先生き残るための方法についてまとめてみました。
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Contents
体を壊して退職してしまう人は珍しくない
最近はあなたのように、体を壊して退職してしまう人は珍しくありません。
ネットやSNSなどを見てみても、
前職は激務過ぎて体ぶっこわして辞めた。
疲労が重なると酒に逃げたり暴飲暴食に走ったりしてやばい。
激務だと常に頭がぼーっとしてるから正常な判断もできん。
介護職は腰やられるからオススメしないよ。
自分も腰やられたのをきっかけにリタイア生活してる。
金使わずに蓄財投資しといて良かったわ。
ついにニート生活三年目。
そろそろ働かなきゃとも思うけど前職で身心ともにぶっ壊されたからトラウマ。
進路として有望なのはナマポか刑務所かな。
ブラック正社員だと給料安いわ体壊すわで最悪だよ。
というか最悪死ぬリスク、精神ぶっこわれて働けなくなるリスクもある。
人間の人生なんて環境と運で決まるから、やばい会社は早く辞めたほうがいい。
こんな意見が散見されますね。
最近は本当に酷いブラック企業が増えているため、他人事ではありません。
とりあえず療養することを最優先に
まず、まだ治っていないのであれば、療養することを最優先に考えた方がいいかもしれません。
体が資本ですので、まず使い物になるレベルまで治す必要があるのです。
病院に行き、可能ならば医師の指導のもと、近所の銭湯や温泉などにも通いましょう。
湯治すれば、体にいいですし、神経も整うのでうつ病などの精神疾患にも有効です。
特に療養中は、「このままで大丈夫なのか…?」と不安になりがちなので。
気分良く過ごした方が、免疫力も上がって回復も速まります。
とにかく治るまでは、再就職のことはあまり考えないほうがいいかもしれません。
「家にいると気が滅入る」という人は、毎日図書館などに通うのもいいかもしれません。
気が紛れると思います。
⇒【居場所ない】エア出勤に最適の場所は!?時間を潰せる10スポット
傷病手当金を貰う

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もう貰ってるかもしれませんが、会社の健康保険に加入していたのであれば、傷病手当金を貰うことができます。
もう退職してると思いますが、健康保険に加入している間に発症して通院したのであれば、その日から起算して手当を貰える可能性があります。
最大で1年6ヶ月貰えますね。
時効は2年ですので、まだ貰ってなくても申請できるはずです。
ただ、貰えるかどうかには条件がありますが…。
とりあえず、以前加入していた健康保険協会に問い合わせてみるといいでしょう。
保険証を国保に切り替えず任意継続しているようなら、その保険証にかかれてる健康保険協会です。
在職中は高い健康保険料を払っていたのですから、貰えるものは貰いましょう。
傷害認定されれば、障害年金が貰える
或いは、あなたは何かしら精神や体に障害が残る、重症なのかもしれません。
その場合は、障害者認定されれば障害年金が貰えます。
会社に所属して社会保険に加入していた場合は、傷害基礎年金にプラスして、傷害厚生年金も受給できます。
傷害二級で、結婚していて子供が二人いる場合、月額18万円近く貰えますね。
これはかなりでかいと思います。
まあ、あなたが体を壊したのがどの程度なのかわかりませんが…。
貰えるものなら、ずっと貰えるので貰った方が絶対いいですね。
これで人生変わってきますし、金銭的に不安もなくなると思いますし。
生活保護を貰うのも手
或いは、もう生活がすぐに立ち行かなくなるようであれば、生活保護を貰うというのも手段の一つです。
というか、上記の手当なども貰えず、ろくな貯金もない場合、生活保護にでも頼らないと生活できないと思います。
すぐには働けないと思いますし、失業給付が貰えても期間が短いですからね。
かなり困窮した状態であれば、条件を満たせば貰える可能性はあります。
弁護士や貧困問題に取り組むNPO団体に相談すると通りやすい
ただ、いきなり役所の窓口に行っても、追い返されるのがオチだと思います。
最近は社会保障費の財源もかなりきついので、窓口で追い返す水際作戦が問題になっていますからね。
こういうのは、弁護士などの専門家に頼んだ方が通りやすいです。
役所の人間はこちらの無知をいいことに、適当なことを言って体よく追い返そうとしてきますからね。
⇒あなたも使える生活保護パンフレット – 日本弁護士連合会(PDF)
あとは貧困問題に取り組んでいるNPO団体なども世の中には存在します。
生活を立て直すための相談に乗ってくれたりもしますし、生活保護の相談などにも乗ってくれます。
まぁ生活保護なんて本来条件を満たしていれば、紙一枚突き付ければ誰でも貰えるものです。
そもそも生活保護は「生活困窮した人を一時的に助け、生活を立て直してもらう」ための制度ですので、体を壊した人でも社会復帰の意欲がある人については役所にも支援してもらいやすいです。
恥ずかしがらずに検討してみるのもいいかもしれません。
職業訓練校に通って、失業給付を延長するのも手
或いは、もしかしたらあなたは今失業給付で生活しているのかもしれません。
その場合は、職業訓練校に通いだすことで、失業給付を延長して貰うことができます。
まあ、訓練開始までに残りの給付日数が一ヶ月以上ないとダメだったり、条件がありますが…。
⇒【自己都合】失業給付の期間は?会社都合にすれば延ばせるのか?
失業保険がない人でも、条件を満たせば月10万円貰える
或いは、既に失業給付が終わってしまった人や雇用保険をかけていなかった人でも、給付を受けられる制度があります。
条件を満たせば、職業訓練を受けながら月10万円の「職業訓練受講給付金」が可能性があります。
世帯年収や資産が一定以下などの条件はありますが、私も以前この制度を利用してお金を貰いながら訓練を受けていたことがあります。
職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
これだけで生活はきついかもしれませんが、貯金の目減りを抑えることもできるでしょう。
家にずっといても気が滅入るでしょうから、学校に通っていたほうがまだマシかもしれません。
半年以上の長いコースもありますし、空白期間の説明にも使いやすいです。
労働基準法を遵守している会社を探すべき
体を壊して退職したということは、労働基準法を遵守していないブラック企業だったんでしょう。
最近のブラック企業は、本当に底が知れませんからね。
- 残業代が出ない
- 労働時間が異常に長い
- パワハラ、恫喝当たり前
などなど。
残業代が出ないのは論外として、残業が多すぎて労働時間が長いっていうのも、本来はいけないんですよ。
勘違いしてる人が多いですが、労働基準法では、週40時間以上の労働は禁止されてますからね。
労働基準法第32条
使用者は、労働者に、休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、労働させてはならない。
また、「労働安全衛生法」第71条2項では、会社側は労働者側が働きやすい環境を整備する努力義務も定められていますからね。
労働者のことを考えないクソ企業に入ってしまうと、体を壊してしまうのは当たり前です。
もっとマシな会社を探しましょう。
良い会社を探すなら転職エージェントを活用すべき
ただ、会社など入ってみなければわからないため、「最初の話と全然違う!」ってことがよく起こりがちです。
あなたも前の会社に入社する時、そんなにきつい会社だとは思っていなかったはずです。会社なんて、入社前は良いことしか言いませんからね。
誰しも体を壊すほど働かされる会社になんて、入りたくありません。
極力望む条件の仕事を見つけたいなら、転職エージェントを活用するといいかもしれません。
エージェントを使えば、望む条件の仕事を探してくれます。
一般的なルートで仕事を探すよりも、採用にお金をかけている資金力のある良い会社が多い傾向にあります。
エージェントは転職者を転職成功させることで企業からお金を貰う成功報酬型のビジネスですが、転職後すぐに辞められてしまうと返金規定があったりして儲からないので、最大限希望を叶えてくれます。
時間がない人でも、交渉次第で平日夜とか土曜に面接を入れてくれたりもするので、転職したいなら積極的に活用していきましょう。
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再就職の際、退職理由を正直に「体を壊した」とは言わないほうが良いかも

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これから、再就職することになる方も多いでしょう。
ですが、その際正直に「体を壊して退職しました」とは言わないほうがいいと思います。
企業は、「丈夫で健康な、従順でよく働く労働者」を求めています。
一度体を壊したとなると、「また体を壊すんじゃないか?」と不安なのです。
それならば、「世界一周旅行に行くために退職した」とか言った方がまだマシです。
実際に行ってなくても、ポジティブな理由のほうがいいのです。
まぁ「キャリアアップのため」とか、何かしらウソではない理由を言っておけばいいと思います。
ただ空白期間は空いてしまうでしょうから、その間の言い訳は必要ですけど。
まあ適当に「バイトしつつ仕事探してた」とか言えばいけると思うんですが。
あとは上で述べたような職業訓練などを受けたりすれば、空白期間の説明には使いやすいですね。
とりあえず転職活動ははじめておく
今すぐには次の仕事をするつもりはないかもしれませんが、転職活動自体ははじめておいたほうがいいかもしれません。
いい会社の求人が出てるかどうかって、運とタイミング次第です。
アンテナは常に張り巡らしておくに越したことはありません。
特に良い会社に行きたいなら猶更です。
とりあえず転職サイトにでも登録して、求人を眺めてみるといいと思います。
私もそうですが、大抵の人は「会社を辞めたい」と考えたら、求人を眺めるところから始めますからね。
いい会社に行けるか?は求人がでるタイミング次第なので、登録だけはしておくべきです。
こちらの転職サイトは、自分の転職市場価値を診断してくれたり、リモートワークに特化していたりするので、「今の働き方でいいのかな…?」と考えたら気楽に登録してみるといいかもしれません。
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まとめ
体を壊したとなると、再発しやすくなるのがネックですね…。
一度壊すとまた再発しやすいですし、うつ病などの精神疾患についても同様です。
まあ、とりあえずは療養に専念したほうがいいと思います。
治さないことには、どうにも身動きが取れないと思いますので。
あとはもうそろそろ社会復帰しようとしている方であれば、できれば早めに動いておいた方がいいかもしれません。
一日でも若い方が転職に有利ですし、労働環境のいい会社に行きたいなら、早めに動いておいた方がいいかもしれません。