
Prawny / Pixabay
- 会社で倒れてしまった…
- ストレスと労働時間がヤバすぎる…
- でも翌日には会社に復帰させられた…
とお悩みの、長時間労働やストレスで、会社で倒れてしまった方のためのページです。
今は本当にブラック企業が増えていますから、あなたのような方も珍しくはないと思います。
今は人手不足の会社が多いみたいですから、社員1人の負担がかなり高くなってきていますからね。
私が以前勤めていた会社でも、休みなく働いて過労死してしまった人がいましたし…。
しかし、そんな危険な働き方をしてしまったら本当に死んでしまうかもしれません。
そんな人が知っておくべきポイントを解説します。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
⇒家で働きたいあなたに!リモートワークで自由に働ける転職サイト【LIBZ】
1日11時間以上働くと、うつ病のリスクが2倍以上
言うまでもないと思いますが、長時間労働するとうつ病になるリスクが上がってしまいます。
フィンランド労働衛生研究所が行った研究調査によりますと、1日の労働時間が11時間以上だった人が重いうつ病発症する確率は、
労働時間が7時間から8時間の人に比べ、うつ病発症する確率が2.3倍から2.5倍だったそうです。
8時間労働でも、人によっては「長過ぎる」と感じる人も多いのに。
1日のうち半分とか、それ以上働かされていたら、嫌な気分になるのも納得です。
「一体何のために働いているんだろう?」みたいに気分が落ち込んできますからね…。
私も以前毎日12時間労働してたとき、生きるのが嫌になってきましたし…。
倒れるほど働いているあなたであれば、もっとひどい状態になっていると思います。
ほかの肉体的な病気であれば診療それはそこまでありませんが、うつ病になると自ら死を選んでしまうリスクが上がります。
それほど怖い病気なんです。
長時間労働は心疾患、脳血管疾患のリスクを上げる

elianemey / Pixabay
また、倒れるほどの長時間労働してしまうと、心疾患や、脳血管疾患のリスクを上げてしまいます。
心筋梗塞や脳溢血などですね。
これも研究結果がありまして、1週間に55時間以上働いていた人たちは、週平均45時間働いていた人々に比べ、16パーセントもリスクが高かったようです。
ちなみに、1週間平均60時間働いていた人たちは、35パーセントもリスクが高かったようです。
私も毎日12時間働かされる会社に勤めていたときは、変な頭痛もするし、不整脈もあるし、かなり不健康でした。
健康診断でも引っかかりましたし…。
あの時は休日出勤もしていましたので、1週間に72時間ぐらい働いてましたね…。
無理に長時間働きすぎると、若くても突然死もありうるようなで、かなり気をつけるべきです。
過労死する人は毎年推計で一万人くらいいるらしいですし、私の周りでも過労死した人いますからね…。
⇒労働時間が長すぎて過労死しそう!?生き残るための9つのポイント
仕事は選ばなければ見つかるので、辞めるのも手
倒れるまで働いてしまう人というのは、今の会社を辞めるという選択肢が頭にないと思います。
「せっかく正社員になれたのに、今の会社を辞めたらもう正社員になれないかもしれない」という強迫観念のある方も多いと思います。
ですが、今は求人倍率が回復してきていて、選ばなければ見つかると思います。
2016年年末のデータですと、有効求人倍率は1.4倍です。
そのうち、正社員の有効求人倍率に絞っても、一倍はありませんが0.95倍と高止まりしています。
リーマンショックの後くらいは、0.5倍くらいしかなかったんですけどね…。
今ならチャンスですので、今のうちに転職してしまうのも手段の1つです。
※2017年11月追記
2017年9月の有効求人倍率は、全国平均1.52倍、正社員有効求人倍率も1.02倍と、かなり回復してきています。
大体、倒れるまで働かされるのもおかしいですし。
健康より大切なものなんて、普通ないですよ。
とりあえず失業給付で暮らすのも手段の1つ

geralt / Pixabay
正社員に限らずフルタイムで働いているのであれば、雇用保険が給料から引かれているはずです。
雇用保険を収めている人であれば、失業給付をもらうことができます。
最低でも三カ月、大体半年近く、今の給料の半分ちょっとのお金がもらえます。
⇒【自己都合】失業給付の期間は?会社都合にすれば延ばせるのか?
特に、倒れるほど働いているあなたであれば、特定受給資格者扱いになる可能性があります。
自己都合退職ですと、やめてから3カ月間の待機期間があり、すぐには失業給付がもらえません。
ですが、特定受給資格者扱いですとすぐにもらえますし、失業給付をもらえる期間も自己都合退職に比べて長めです。
退職の直前3ヶ月、連続して月に45時間を超える残業時間があった場合、特定受給資格者扱いになります。
倒れるほど働いているあなたであれば、確実にこれ以上働いているでしょう。
一度ハローワークに相談してみるといいかもしれません。
あるいは、職業訓練校に通うのも手段の1つです。
職業訓練を受けても3ヶ月の待機期間がなくなります。
しかも訓練受講中は失業給付が延長されますので、しばらく生活することができるはずです。
今がチャンスなので転職活動をしよう
上述したとおり、今は求人倍率が高止まりしています。
転職するのであれば今がチャンスかもしれません。
そもそも、今倒れるほどで働かされているのであれば、もう長くは働けないと思いますし…。
あなたは長く働きたいと思っていても、会社側が長く働いてほしいと思っていても、あなたの体がもたないでしょう。
倒れてしまうっていうのは、そういうことですよ。
少しばかり高い給料もらっていたとしても、健康を損ねてしまっては全く意味がありません。
その後医療費もかかってくるでしょうし。
一度体を壊してしまうと、またガタがきやすくなってしまうのです。
とりあえず転職サイトにでも登録して、求人を眺めてみるといいと思います。
私もそうですが、大抵の人は「会社を辞めたい」と考えたら、求人を眺めるところから始めますからね。
いい会社に行けるか?は求人がでるタイミング次第なので、登録だけはしておくべきです。
こちらの転職サイトなら、転職決定数No.1で質の高い企業の求人が多い傾向にありますので、「ホワイト企業に転職したい!」と考えたら登録してみるといいかもしれません。。
条件の良い会社からのスカウトを待つ姿勢でも転職活動を始められるので、気楽な一歩を踏み出してみるといいと思います。
まとめ
そもそも、会社で倒れるって尋常じゃないですよ。
いったいどれほど、高いストレスにさらされる環境で働かされていたのでしょうか?
日本では、労災認定されていない過労死を含めると、推定で年間1万人の過労死が発生していると言われています。
労働者の権利が弱い国ですので、自分で身を守らないと死んでしまう可能性があるのです。
若いうちならばいい会社にもいける可能性がありますので、転職活動を始めることをおすすめします。