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- 人手不足って言ってたのに不採用にされた!
- 世の中人手不足って言ってるのに嘘なの!?
- 私活躍できないじゃねーか!日本〇ね!
とお悩みの、世の中では人手不足と叫ばれているにも関わらず、全く採用されない方のためのページです。
最近は盛んに人手不足と言われており、人手不足が原因で倒産する会社も増えてきています。
帝国データバンクの2022年4月の調査によると、45.9%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、前年同月から8.7%の大幅増加となっています。
あまりに人が足りない企業も多く、外国人労働者を増やす企業も増えてきています。
しかしそんな中、あなたのように不採用が続いてしまう方も珍しくありません。
人手不足と言っている割に、未だに「就職難」と言う人もいますからね…。
矛盾していますよね。
ですが確かに人手不足に陥っている会社は多いですし、「募集をかけても誰も来ない!」という会社も多いです。
もしかしたら、受からないことには何らかの原因があるのかもしれません。
人手不足と言われているのに全く受からず、活躍できない時の対処法についてまとめてみました。
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大手企業ばかり受けているなら、中小企業も狙う
あなたのように「人手不足って言われてるのに、不採用!」と悩んでいる方は珍しくありません。
ネットやSNSなどを見てみても、「人手不足とかウソだろ!俺落ちたぞ!」みたいな意見は多いですからね…。
しかしもしかしたら、大手企業や、有名企業ばかり狙って受けていませんか?
新卒の就職活動や、若者の就職活動でありがちなのですが。
そんな小学生でも知っているような会社を受けたら、みんな受けるので倍率がものすごいことになります。
いくら有効求人倍率が上がって来ているといっても、そんな有名企業ばかり狙っていては落ちてしまうのも当然です。
中には
- 「中小企業に未来はない」
- 「中小企業に入るのは親不孝」
- 「無名な会社に入るなんて恥ずかしい」
なんて考えて、大企業ばかり狙う人がいます。
ですが、ちょっとプライドが高すぎるのではないでしょうか?
日本企業の99.7%以上は中小企業
有名企業に入れる人は、当然ながら数が限られています。
そもそも、世の中の会社の99.7%以上は中小企業ですし。
中小企業で働いている人のほうが圧倒的に多いんです。
大手や有名企業ばかりになっているのであれば、中小企業にも目を向けてみたほうがいいかもしれません。
人手不足とは言っても、有名大企業は依然として買い手市場、ってのはよく言われていますし。
ただまあ、確かに中小企業だと同族経営のブラック企業率は飛躍的に上がるんですけどね…。
ですがそんなこと言ってたら仕事なんて見つかりませんので、中小企業も受けていった方が良いと思います。
→同族経営はブラックだから辞めたい!?経験者がその実態を教えます
人手不足は、業種や職種による
或いは、人手不足かどうかは業種や職種にもよります。
有効求人倍率の全国平均は1.6倍ですが、事務職などは0.22倍ですからね…(2018年6月DODAレポートより)。
事務職はみんな人気なので、不採用になる確率も上がってしまいます。
ですが、あまり人気がない業種や職種については、猛烈な人手不足です。
マジで誰も来ないので、有効求人倍率が数倍~10倍近くある仕事もザラです。
例えば、
- 介護士
- 看護師
- 運送業
- タクシー業
- 飲食業
- 土木、建築
- エンジニア
- 警備員
などの仕事は、本当に人が来ないので誰でもウェルカム状態になってる会社も多いです。
介護とか飲食なんかは、私の周りの40代までフリーターしてたような方でも正社員採用されてますからね…。
事務など人気職種は狭き門!不人気な仕事なら受かりやすい
半面、上で述べたような事務職などはみんなやりたがるので、採用される確率はかなり低いです。
若い女性から優先的に採用されていき、男性ですと絶望的ですね…。
いまどき事務職なんて志望していたら、 狭き門なのは確実です。
事務職なんて、直接利益を生み出す部門ではありませんからね…。
それでいて、システム化やコンピューターのプログラミングで、自動化もしやすい分野ですし。
そういった人手不足の職種はブラックなことが多いですが、転職はマジでしやすいので、やり方次第でアリな選択肢です。
中高年でもすぐ転職できたりしますし。
採用されやすい人手不足の職種を狙えば、採用される確率はかなり上がるでしょう。
人手不足で採用されやすいかは、会社にもよる
普通は人手不足であれば、人員確保のために採用のハードルを下げる会社が多いのですが…。
人手不足なのにも関わらず、担当者が選り好みして落とすような会社もあります。
現場では「早く誰でもいいから入れてくれ!」と思っていたりもします。
ですが、担当者が選り好みしてしまい、落としてしまって人が入ってこないのです。
なので人手不足でも、会社によっては採用されにくかったりもするのです。
買い手市場の感覚が抜けていない会社は、人手不足でも選り好みする傾向に
特に、リーマンショック後や就職氷河期の買い手市場を経験していると、なかなか感覚を切り替えることができません。
あの時はバイトすら結構人が殺到していて、仕事を探すのが大変でしたからね。
会社側としては、スペックの高い人でも選び放題でした。
今はそんな殿様商売みたいな感じでやっていたら、人が集まらないんですけどね。
景気なんて常に変動しているんですから、 去年の感覚が今年も通用するとは限りません。
まぁこういった会社は、これから人員が確保できず淘汰されていくでしょう。
これからは更に労働人口も減っていき、人手不足は更に加速していきますからね…。
こういった会社は受けるだけ無駄なことが多いので、落ちても気にしないようにしましょう。
正社員狙いだと、人手不足でも少し大変かも
あなたが正社員を探しているのか、非正規の仕事を探しているのかはわかりませんが。
正社員狙いだと少し大変かもしれません。
帝国データバンクの2022年4月の調査によると、45.9%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、前年同月から8.7%の大幅増加となっています。
しかし逆に言えば、余りまくっているというほどでもありません。
特に上で述べたような人手不足業種が引き上げている面もありますからね。
ブラック企業が多いことも考えると、まともな求人はもっと少ないかもしれません。
今なら以前に比べて数倍仕事が多いのは事実!早めに仕事を探そう
…とはいえ、リーマンショック後なんて有効求人倍率0.4倍とかでしたから、かなり採用されやすくなってきているのは事実ですけどね。
仕事が見つかりやすいのは事実ですから、今のうちに仕事探しをしておいたほうが良いと思います。
今は千載一遇のチャンスですからね。
仕事が多い今のうちに、動いておいた方が良いでしょう。
とりあえず転職サイトにでも登録して、求人を眺めてみるといいと思います。
私もそうですが、大抵の人は「会社を辞めたい」と考えたら、求人を眺めるところから始めますからね。
いい会社に行けるか?は求人がでるタイミング次第なので、登録だけはしておくべきです。
こちらの転職サイトは、自分の転職市場価値を診断してくれたり、リモートワークに特化していたりするので、「今の働き方でいいのかな…?」と考えたら気楽に登録してみるといいかもしれません。
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人手不足で採用されやすいかは、都道府県にもよる
人手不足なのに不採用!なんてことになっている方ですと、地方であまり仕事がない都道府県の方も多いかもしれません。
仕事がない都道府県ですと、正社員の有効求人倍率は0.5とか0.6とかもザラです。
仕事のない沖縄に限っては、正社員有効求人倍率0.44倍です(2022年3月厚生労働省発表資料より)。
ちなみに一番高いのは福井の1.72倍と、一番低い沖縄の4倍も開きがあります。
やはり地域差はありますよ。
過疎化が進んでいる地域では、大企業の誘致も期待できませんからね…。
人が減っていくのですから、お金を使う人も労働力も減っていっているわけです。
都市部に人が流れてしまうので、東京の人口だけは増え続けているのです。
景気がいいですからね。
→【地方】ド田舎過ぎて仕事がない!薄給でろくな求人がない時の解決策
仕事の多い東京に引っ越して仕事を探すのもアリ
まぁそれでも非正規も含めた有効求人倍率は、全国平均で1倍を超えています(2022/05/26現在)。
特に東京は仕事の絶対数が多く、給料も高いです。
採用されやすいかどうか?なんて、個人の能力よりはどこで仕事探すか?とか、いつ仕事探すか?で決まってきます。
東京なら特に仕事が多く、最低賃金も千円近いので、いっそのこと仕事が多い東京に引っ越して仕事を探すのも手段の一つです。
まぁ家族がいる方ですと難しいかもしれませんが、東京でも郊外であれば単身用物件が二万円代からありますので、家賃もそれほど高いわけでもありません。
シェアハウスに抵抗がない方であれば、月5万円くらいから都内に住むことも可能です。
⇒3万円以下で探す多摩市の賃貸住宅[賃貸マンション・アパート]情報
⇒東京都内に家賃月3万円から住める!保証人不要の【シェアドアパートメント】
むしろ田舎に比べて車が必要ないので、安く生活することも可能です。
「東京は物価が高い」なんて言われますがそれは家賃が高い傾向にあるというだけで、客が多いので大量仕入れできるため、スーパーなどの値段は安い傾向にあります。
今ほど仕事多い時期はないので、多少不採用になってもめげずに仕事を探していくようにしましょう。
嘘でもいいから、「御社が第一志望です!」と言うべき
あとは、面接でのやりとりにも原因があるケースもあります。
今は確かに人手不足で採用はされやすいのですが、あまりにすぐ辞めそうな人材は敬遠されます。
すぐ辞められてしまったら、また新たに人を雇わなくてはいけませんからね。
多少能力が劣っていても、長く働いてくれそうな方の方が安心して採用できますし。
なので、とにかく面接で「いかにその会社に入りたいか?」を伝えたほうがいいです。
ウソでもいいからとにかく
- 「御社が第一志望です!」
- 「私は絶対に、この会社に入らなきゃいけないんです!」
- 「落ちても、もう一度受けさせてください!」
ってくらい、多少こじつけでもいいから強い志望理由を用意して、一点集中で行くことですね。
他の会社を受けてくのは当然ですが、受ける時はそのくらい一途になっていきましょう。
ダメ人材だった場合でも、面接官も言い訳がしやすい
そこまで言えば、面接官も「えっ?まぁそこまで言うなら…」と、押されやすいですし。
本人がそこまで言えば、仮に入社後何かあったりダメ人材だったとしても「凄い強引に押してきたので…」と、面接官も言い訳がしやすいので、安パイなんです。
私は新卒の就職活動の時からこれやってますが、あんまり落ちたことはないですね…。
すぐ辞めたり仕事ができない人を採用してしまった場合、「あいつを採用したのは誰だ」みたいに言われかねませんからね。
本気で採用してもらいたいなら、このくらいでかい口を叩いてみるのも良いかもしれません。
戦略を持って仕事探せばどこかしら受かる!今のうちに動こう
…まぁこんな感じで、受かりやすい仕事を狙って熱意をアピールしていけば、どこかしら受かると思います。
まぁ最悪、上で述べたようなガチで人手不足の職種を狙えば、人手不足なのでかなり正社員採用されやすいと思うんですが。
そういった仕事なら、今は長年フリーターやってたような人でも正社員採用されてたりしますからね…。
40までひきこもってたような人でも、非正規の仕事くらいは見つかってたりしますし。
人手不足で仕事が多いのは本当なので、多少不採用になったからといって腐らずに、仕事を探していった方が良いでしょう。
今無理なら、本当に一生無理!ってくらいには、本当にチャンスですので。
⇒リモートワーク求人多数!新しい働き方を提案する転職サイト【LIBZ】
まとめ
人手不足なのに不採用!なんてことになってしまうのは、やはり何かしら原因があると思います。
大企業ばかり狙ってたり、人気の職種ばかり狙ってたら採用されにくいですし。
あとはやる気のない感じで受けたら、当然採用されにくいです。
そういったことに心当たりがあるのであれば、改善して仕事探しに臨むと良いでしょう。
今は本当に人手不足の会社が多いので、転職するならば今がチャンスなのは本当です。
ネットでは「人手不足じゃなくて奴隷不足!」なんて言われてますが、中小企業は本当に募集かけても応募ない会社多いですよ…。
大企業はきついですが、中小企業で労働環境が良い会社探せば良いだけだと思います。
一日でも若いほうが良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。