- 働いたら負けって真実だよね…?
- あのニートが言っていたことは正しかったのか…
そんな考えを持ちの方は今のご時世珍しくないと思います。
最近は本当にブラック企業も増えてきており、働く事の大変さもきつくなってきていると思います。
給料も上がらず、仕事だけは人手不足できつくなり、「働いたら負けは真実なのではないだろうか?」と痛感している人も多いのではないでしょうか?
まぁ働かないとお金が稼げないので生活していくことができないということはありますが、お金があれば働きたくないと考えている人は多いと思いますね。
働いている人が過労で消耗している一方で、働かない人が給付金を貰ったり、むしろ生活保護を貰っていたりもしますからね…。
この記事では働いたら負けは真実な理由と、極力働かないためにできることについて解説しました。
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働いたら負けは真実だと考える人は少なくない
最近はあなたのように、働いたら負けは真実だと考える人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
サラリーマンやってて思うのが、やばいのは消費税よりも年々しれっと値上げされていく社会保険料だと思うんですよね。
会社負担分も含めるとかなりの額を天引きされてるので、最早働いたら負けは真実になりつつある。
「働いたら負け」って2022年においては真実だと思う。
一生懸命働くと、
「税金」という名の罰金を取られ、給付金の対象からも除外される。
……やっぱり、「働いたら負け」は真実だったのね。
日本は失業率低くて働いている人が他国に比べて多いのに不幸そう。
他国は失業率高くて働いている人が日本に比べて少ないのに幸せそう。
やっぱ働いたら負けって真実なのか?
そうだよ(便乗)
働けば働くほど貧乏になるってマルクスも言ってるからね…
こんな意見が散見されますね。
最近は本当に労働環境が劣悪なブラック企業が多すぎますから、働いたら死んでしまう可能性すらありますからね…。
働いたら負けは真実な理由!
昔はどうだったかは分かりませんが、今は働いたら負けという言葉は真実味を帯びてきてしまっているかもしれません。
そもそもこの言葉はあるテレビ番組で出てきたニートの方が言っていたセリフですが…。
その後彼はお金がなくなり、再就職のために活動をしていたようですが、お金があればニートを続けていたことでしょう。
働いたら負けは真実な理由について解説しますので、参考にしてみてください。
税金、社会保険料の値上げで手取りは年々減少!
働いたら負けというのが真実な理由としては、税金と社会保険料が年々値上げされてきているということです。
頑張って働いて給料を稼いでも、以前よりも多い税金と社会保険料を国や自治体に召し上げられてしまうのです。
一般的な会社員ですと、年収の2割から3割程度は税金と社会保険料で強制徴収させられているケースが多いですね。
この上少子高齢化によって、年金の支給開始年齢が更に後倒しになるなんてことも言われています。
年金制度はなくなりませんが、今よりも長生きしないとそもそももらえなくなってしまうかもしれませんね…。
日本は長時間労働!最悪過労で死ぬ恐れも!
働いたら負けは真実な理由としては、日本は世界的にもかなりの長時間労働ということが挙げられます。
最近は日本人の労働時間は減ってきたとは言われていますが、それは非正規雇用で働く人が増えたというだけの話です。
労働人口は一応過去最高更新していますが、増えたのは兼業主婦が働き出したり団塊世代の定年を迎えた高齢者が嘱託で働き始めたというだけです。
相変わらず正社員に関しては長時間労働です。
OECDの調査によると、日本人男性正社員の労働時間はフランス人男性の約2倍で世界一というデータもあるようですね…。
これは2014年のデータですが、働き方改革なんていうのがあっても、正社員に限ると最近も労働時間は減っていないようなので、あまり変わっていないと思います。
その上我が国は過労死も多く、「年間1万件以上の過労死があるのではないか?」とも言われています。
労災認定されている過労死は年間約100件程度しかありませんが、認定されていないものを含めるとそのくらいいくのではないか?と言われています。
働いたら死ぬ可能性があることを考える、と本当に働いたら負けというか、働いたら死ぬのかもしれません。
精神疾患の労災件数は右肩上がりで急増!
働いたら負けが真実な理由としては、精神疾患の労災件数は右肩上がりで急増してきていることも挙げられます。
厚生労働省が発表した2021年労災補償状況によると、仕事のストレスによる精神障害の労災認定件数は629件と過去最多になっています。
最近はストレス社会と言われていますし、ブラック企業も急増してきていますからね。
人手不足で1人あたりの業務量が増えている会社も多く、精神的に病んでしまう人が多いのかもしれません。
最近は中高年のひきこもりも問題になってきていますが、以前は正社員でバリバリ働いていた人が多いようです。
リストラされたりして仕事が見つからず精、神を病みひきこもってしまったような方も多いようです。
1度精神を病んでしまうと、長期間働けなくなってしまったり最悪自ら死を選んでしまうケースもあります。
これもまさしく働いたら負けと言えるのかもしれません。
ブラック企業は急増!労働基準法を守る企業はごく一部!
あとは最近は労働基準法すら守らないブラック企業が急増してきていると言われています。
そもそも労働基準法を遵守している、法令違反のない事業というのは、ほんのごく一部と言われていますね。
厚生労働省の調査によれば、約8割の企業は何らかの労働基準法違反があるとも言われています。
そもそも勘違いしてる人が多いですが、1日8時間、週40時間以上の労働は労働基準法で禁止されていますからね。
それ以上労働させる場合は、労使合意の上で36協定というものを結び労働基準監督署に届け出なければいけません。
ですが厚生労働省の調査によると、半数以上の中小企業は36協定の締結すらしておらず、違法に従業員を長時間残業させています。
そもそも法律を守っていないようなブラック企業でこき使われているのですから、まさしく働いたら負けというほかありません。
働かないと税金社会保険料が免除か激安に!
働いたら負けと言える理由として、働かないと税金と社会保険料が免除されたり激安になるということが挙げられます。
全く働かなかったり稼ぎが低すぎると、
- 国民年金の支払いが全額免除になる(国庫負担で老後半分年金は貰える)
- 国民健康保険の保険料が7割減免される
- 住民税が非課税になる
- 所得税が非課税になる
などのメリットがあります。
国民健康保険料は高いと言われていますが、稼ぎが低かったりほぼゼロですと、7割減免され自治体によっては年間2万円程度になります。
国民年金は老後貰える金額が少ないとは言われていますが、それは単に納める金額が少ないというだけで、しかもずっと免除していた場合でも一応半分は貰えるんです。
障害者になった場合は一定期間以上国民年金を支払っている必要がありますが、その期間にも免除期間は算入されますので、障害者になった時も安心です。
働かないとむしろ生活保護が貰える可能性も!
働いたら負けが真実と言える理由としては、働かないとむしろ生活保護が貰える可能性があることも挙げられます。
自治体や世帯構成によって基準の金額が変わってきますが、全く働かない状態で資産もないような場合は、条件を満たせば生活保護が受給できる可能性があります。
まぁあなたが役所に行ったところで、追い返されるのがオチですが…。
条件を満たしていて受給できる資格がある場合は、貧困問題に取り組むNPO団体に相談したり、弁護士に相談したりして申請に同行してもらえば、かなり受給しやすいようです。
役所の水際作戦のせいで貰えない人が多いと言われていますが、そもそもこんなのは条件を満たして紙を一枚出せば、本来貰えるものですからね。
国民年金だけでは満額受給できても生活保護以下の生活水準とも言われていますので、まさしく働いたら負けなのかもしれません。
⇒あなたも使える生活保護パンフレット – 日本弁護士連合会(PDF)
菅首相「最終的に生活保護がある」や田村厚労相「生活保護はためらわず利用を」と言ってるが
財源豊富な東京でさえ弁護士や支援団体のスタッフなどが同席しなければ申請させない水際作戦をされてしまう
覚えておいて欲しいが、弁護士やもやいのスタッフは無料で同行してくれるよ
そういう制度がある pic.twitter.com/CtULPttKb0
— 相談に乗っている桜井🌺 (@sakurai7715) April 28, 2021
刑務所の囚人の方がマシな生活をしているという説も
よく言われることとして、「日本の会社員よりも刑務所の囚人の方がマシな生活をしている」という話もありますね…。
日本で会社員をしていたら、ほぼ残業や休日出勤がセットになってくることが多いですが…。
刑務所ですと刑務作業という名の労役を課されますが、1日8時間厳守ですし、休日出勤や残業なんてありません。
刑務所は週休二日制なので土日祝日などは免業日とされ、昼寝もできるようです(将棋をしたりもOK)。
ちゃんと三食提供されますし、寝床も提供されます。
最近は受刑者も高齢化しているため、刑期を全うさせるために刑務所内に介護福祉士や作業療法士を配置し、リハビリしたりしているようです。
シャバでも施設に入れない人も多いのに…。
ナゼ刑務所でリハビリが…115年ぶりの法改正 「懲役刑」と「禁錮刑」が廃止に 変わる刑務所の現場を取材 | TBS NEWS DIG
上で述べたような生活保護は水際作戦で貰えない可能性もありますが、刑務所であれば罪を犯して刑期が確定すれば誰でも入ることができますからね。
刑務所は最後のセーフティーネットとも言われていますので、働いたら負けと考えて働きたくない方は、最終手段として刑務所のお世話になるという手もありますね…。
まぁ刑務所に入ると囚人一人あたり年間300万円ぐらい税金でかかるようなので、生活保護を受けた方が安上がりという話もあるようですが…。
頑張って働いても、会社に利益を吸い上げられるだけで還元されない
働いたら負けが真実と言える理由として、頑張って働いたところで、会社に利益を吸い上げられるだけで労働者に還元されない可能性が高いということが挙げられます。
労働環境の良い会社で正社員で働いていれば、ボーナスがたくさん出たりちゃんと昇給していったりして良い待遇で働けるかもしれませんが…。
大抵の企業はそんなに還元してくれませんし、大企業や一部上場企業でもピンキリです。
全然給料が上がらないなんていうケースも珍しくありません。
最近はむしろ儲かっても、株主に還元する方向でお金を回す会社も多いですね。
会社としては都合よく首の切れる非正規雇用で、最低限労働力だけ提供してもらい、ハシタ金だけ払いたいと考えています。
働いたら負けな世の中でコスパ高く生きるには?
上で述べたようんに、働いたら負けが真実と言える理由は色々とあると思いますが…。
そうは言いましても働かないとお金を稼ぐことができませんからね。
生活していくためにある程度お金は必要になってきます。
なんとか働いたら負けな世の中で、コスパ高く生きるための方法について解説しますので、参考にしてみてください。
生活水準を限界まで下げ最小限の労働で生きられるようにする
働いたら負けというのは真実ではありますが、全く働かないとお金が稼げずに生活していくことができません。
ただやはり働いたら負けですので、労働は最小限にしていく必要があると思います。
そのためには生活水準を限界まで下げましょう。
働いたら負けなんて割とマジで思っている方ですと、独身で養う家族もいないような方が多いでしょうし。
1人であれば、かなり無理な節約も可能になってきますからね。
節約ガチ勢ですと、1人暮らしで家賃も含めて月5万円以下で暮らしているような方も結構いらっしゃいます。
家賃を抜かせば、月1万円とか2万円で暮らしてる方はいらっしゃいますね。
その位の低い生活水準で暮らせるのであれば、月に数日だけ働くだけでも暮らせるかもしれません。
働いたら負けと考えてるのであれば、こういった風に最小限の労働で生きられるようにしていくのも良いかもしれません。
年収93~98万以下の範囲で稼いで生活する
税金や社会保険料を極力払わず、コスパ高く生きたい場合は、年収93万円から98万円ぐらいを上限に稼いでいくといいと思います。
自治体によって金額は変わってきますが、このぐらいの年収までに収めれば、単身世帯であれば住民税の均等割非課税ラインになる可能性が高いです。
上で述べたような税金と社会保険料の免除や減免を受けられる上限がこの辺りの年収です。
このぐらいの年収ですと、控除を含めれば所得が貧困層扱いされますので、税金や社会保険料が免除になるんです。
これで上で述べたように生活水準を下げれば、貯金も余裕でしていくことができると思います。
いざとなったら生活保護か刑務所のお世話になる
働いたら負けなんて言っていると、本当にお金がなくなり生活出来なくなることも考えられます。
いざとなったら生活保護か刑務所のお世話になるようなことも想定しておいた方が良いかもしれません。
生活保護は条件を満たせば本来もらえるものですし。
まぁこれから更に社会保障費が増大してどうなっていくか分かりませんが…。
最悪の場合は刑務所のお世話になることも考えた方が良いかもしれませんね…。
実際に最近は年金だけで暮らせず、生活が苦しい高齢者が犯罪を犯して刑務所のお世話になる…なんていうケースが増えているようです。
犯罪を犯した罪人というだけで、半ば特別扱いされるようなものですからね。
ただ人間関係が大変だったりはあると思いますので、最終手段的な感じで考えておいた方が良いかもしれませんが…。
人並みに生きたいなら労働環境の良い会社を探す
働いたら負けは真実かもしれません。
ただそうは言いつつも、色々なものを捨てることになってしまいますからね。
世間体や人生の楽しみなども、働いてお金を稼がないことには得ることができませんし。
そこまで覚悟を持って働いたら負けと言っている人も少ないでしょう。
もし人並みに生きたいと考えているのであれば、働いたら負けなんて言わずに、労働環境の良い会社を探す方向で考えた方が良いかもしれません。
そんなにブラックな会社ばかりでもありませんし。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
比較的マシな会社に入ることができれば、給料もそこそこで残業や休日出勤も少なくそこそこコスパ高く働けると思います。
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ブラック企業ばかりというわけでもないので…
働いたら負けは個人的には真実だとは思いますが…。
じゃあ働かなかったら何をするんだということになってきますし。
計画的にお金を貯めてリタイア生活などを送っている人もいますが、代わりに節約のために労力をかけたり、自営業的な働き方を模索したりとかして結局は何かしら働いている人が多いです。
まぁそういった才能がある人であればいいですが、大抵の人はそんな才能はありませんし。
働いたら負けなんて言っていたらお金がなく生活していくことができませんからね。
まぁ今ならば比較的マシな会社にも行きやすくなってきていますので、今のうちにマシな会社を探す方向で動いていった方がいいのではないでしょうか?
働いたら負けとか言っていたニートの人も、お金がなくなって就職活動をしていたみたいですし…。