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- 12時間労働の工場を辞めたい!
- 1日の半分を単純労働なんて嫌すぎる!
こういった悩みをお持ちの方は今のご時世珍しくないかもしれません。
私も以前、12時間労働で2交替制の工場で働いていたことがありますので、気持ちはわかります。
12時間となると1日の半分ですし、出勤時間なども考えれば1日の半分以上は会社に拘束されているとも言えます。
出勤してからの準備と仕事終わりの片付けなどで30分~1時間、通勤だけでも30分~1時間以上かかっている人もいますし、自分の時間など確保できません。
しかも日勤や夜勤が入れ替わったりすると、生活リズムを切り替えるのも疲れます。
夜勤ですと、自律神経が狂ってきたりしますからね…。
辞めたいと考える気持ちもわかりますし、私も長続きせずに転職してしまいましたからね。
しかしそんな状態で長期間働いていると、身心を壊しかねません。
この記事では、12時間労働の工場を辞めたい時の対処法について解説しますので、参考にしてください。
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工場で12時間労働させられており辞めたいと考える人は少なくない
最近はあなたのように、工場で12時間労働をさせられており辞めたいと考える人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
少し視点をかえると、わしのいた工場で人的ミスをすると「なぜなぜ5階層」みたいな反省を12時間労働後に3時間x数日やることになっていました。
これは、なぜを掘り下げることで間接的原因から本質を見抜くというとても生産性の高い反省会です。
同時に精神的にキツイ儀式ゆえ強い反省が根付きます。— まるとて (@marunacci) June 6, 2023
前に働いていた工場、友達に頼まれて行ってた夜職と同じぐらいの時給だった。
けど、ほぼ12時間労働、片道40キロ(1時間半)今は片道7キロ、一つの製品500万以上、2交代だった…給料は今より10万以上いいけど精神的ストレスは段違い…たまにどっちがよかったんだろうって悩む…
— し (@sigure080400) May 30, 2023
工場夜勤隊(12時間労働)おわり……
エンカした人達に応援してもらったおかげで頑張れました…… pic.twitter.com/UbCN2mUYIQ— とわ🎖@あかせ㌠ (@ztmy_towa) May 25, 2023
本日怒りの工場ワンオペ12時間労働。お馬さん予想済ませたので出社する pic.twitter.com/zFSTgpzhfD
— まっぴー☆☆★⚽️🏀⚾️ (@mappy_0404) May 20, 2023
そうそう、不幸自慢ってことでこの話ちょっと補足しておく。昔勤務してた工場の話だったんだけど、当時の勤務体系は12時間労働の二交替で24時間稼働だった
社長はどうにも、24時間365日工場回したかったらしい…。労基入って社長死ぬほど機嫌悪くなったあたりで辞めたからその後どうしたか知らない https://t.co/OOqL5eCF9W
— ゼンラーマン@ラジコンマン (@miturugi_kenji) May 16, 2023
こんな意見が散見されますね。
最近は製造業もかなりの人手不足に陥ってきていますから、なおさら長時間労働から抜け出せないかもしれません。
工場の12時間労働は、ひたすら単調な仕事で一日の半分が過ぎていくことに…
あなたのように、工場の12時間労働をやめたいと考えてしまう気持ちは分かります。
私もまさにそれをやっていましたが、結局辞めて転職してしまいました。
まだ営業職などで社外に出たり気分転換しやすい仕事であればいいとは思うんですが、工場の12時間労働だとひたすら単調な仕事をしていく羽目になります。
それを1日の半分もやっていくとなると本当に気が滅入ってきます。
まぁ工場と一言で言っても、ほぼ自動化されていて人がほとんどいない工場もあれば、町工場のような半自動くらいの工場もあったり、工場によりますが。
特に最近は製造業も人手不足ですし、休日出勤なども頻繁にさせられている方が多いでしょう。
私も毎週のように休日出勤させられて、月300時間近く働かされてましたからね…。
日勤ならまだいいですが夜勤は本当に眠いですし、体にもガタがくるので厳しいです。
まぁ工場って残業代や手当はしっかり出るケースが多いので、そのぶん稼げはするんですが。
ストレスで無駄遣いも増えてしまいますし、寿命も縮む可能性を考えると、そこまで割に合うわけでもありません。
二交代で日勤と夜勤が入れ替わる場合厳しいかも…(経験済み)
あなたのように、工場で12時間労働という方も多いと思いますが…。
そういった方ですと、夜勤ありの二交代制の方も多いかもしれません。
日勤であればまだいいとは思いますが、夜勤ですと生活リズムが乱れてしまいます。
自律神経が狂ってきたりするんですよね。
やはり人間は太陽が出ている時間に活動して、暗くなったら寝る、という生活リズムで出来ていますからね。
工場で12時間労働で2交代制ですと、1週間ごととか一定間隔で日勤と夜勤が入れ替わったりします。
まぁこれについては会社次第だと思いますが…。
私の場合はほぼ1週間~2週間で日勤と夜勤が入れ替わっていたのできつかったですね…。
土曜休日出勤させられて、日曜しか休みがないのに月曜からまた勤務が切り替わる…なんて場合はかなりきつかったですね。
まぁその分確かに稼げはしましたが、健康診断で数値が明らかに悪くなっていったので失っているものは大きかったですね…。
日勤のみの仕事に転職したら、みるみると数値が改善したのが印象的でした。
当時は寝られないのでよくお酒を飲んでいたのも悪かったと思いますが、転職してからはストレスが減って禁酒にも成功できました。
12時間労働の工場がきついなら早めに転職も検討
12時間労働の工場を辞めたいと考えるあなたのような方は多いと思います。
私が働いていた12時間労働の工場も離職率が高かったですし、結構すぐ辞めていった人も多かったです。
年をとって体がもたずに辞めていった方も珍しくありませんでした。
12時間労働の工場がきついのであれば、できるだけ若いうちに転職を検討した方がいいでしょう。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて働く会社も移りやすくなってきています。
「毎日休まず12時間労働の工場で働いていました!」っていうと世間的には「体力と根性のあるヤツ」と思ってもらえるので、体力アピールもしやすい傾向にあります。
ただ残業代や深夜手当が出てるなら工場は案外稼げるケースも多い
12時間労働の工場はやはりきついので辞めたいと考える方も多いですが…。
そうは言いましても交代制で夜勤などをやったり残業していると、結構稼げるケースも多いんですよね。
特に高卒や中卒の方でたくさん稼ぎたいとなったら、工場で働くのは一番手っ取り早い方法です。
というか地方ですと、まともに稼げる職業が公務員か工場勤務ぐらいしかありません。
地方ですと後は介護職とか看護師とかしかなかったりしますし、本当のド田舎は工場すらないのでまだあなたはマシかもしれません。
他の仕事があっても、地方は同業他社が少ないので同業転職ができなかったり、ブラックで全然稼げない!というケースもザラです。
地方在住で12時間労働の工場であれば、相対的に他の人よりは結構稼げているケースも多いですね。
というか地方となると、転職したくてもマシな仕事が他にありません。
まぁある程度景気の良い都道府県であれば、他にも色々と仕事はあると思いますので、早く転職した方がいいと思いますが…。
あまりに田舎過ぎる道府県ですと、転職したくてもそもそも他にマシな会社がない!というろくでもない状況に陥ってしまうことも考えられます。
そういった方の場合はよく考えた方が良いかもしれません。
製造業以外への転職が不安なら、職業訓練でも受けてみる手も
12時間労働の工場はやはりきついので、辞めたいと考える気持ちは分かりますが…。
そういった方はもう製造業にコリゴリしている方も多いのではないでしょうか?
製造業は比較的安定していたり稼ぎやすいので、合う人なら普通に定年まで文句を言わずに働けますが、やはり仕事には合う合わないがあります。
これからは未経験の仕事に転職したいと考えている方も多いかもしれません。
ただそういった方ですと、何のスキルもないのに採用されるのかな?という悩みを持っている方も多いかもしれません。
そういった方の場合は職業訓練でも受けてみるというのも手段の一つです。
幸い国が職業訓練校というものを設けてくれていますし。
自己都合退職ですと3ヶ月経たないと失業保険が出ませんが(追記:2020年10月からは原則二か月に短縮された)、
職業訓練に通うことですぐに失業保険が出ます。
入学金や授業料はほぼタダで新たな資格やスキルが身につく可能性があります。
雇用保険をかけていない方でも月10万円の職業訓練受講金がもらえる可能性があります。
しかも条件を満たせば、訓練期間中は失業保険が延長してもらえますからね。
とりあえず学びながらお金をもらうこともできるんです。
こういった手段も使ってみると良いかもしれません。
職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
まぁ12時間も工場で働かされていたら在職中に転職活動するのは結構きついですからね…。
こうやって辞めてから仕事を探す方向で考えるのもいいと思います。
中小の工場なら希望すれば営業などに回れるケースもあるが…
12時間労働の工場はやっぱりきついですよね。
やめたくなる気持ちもわかりますが、そこで製造業から外れた仕事をしたくても、一体何の仕事したらいいのか?考えたこともない方も多いかもしれません。
工場であれば、希望すれば営業などに回れるケースもあります。
特に中小の工場であれば、割と社長や経営陣などとも距離が近いので、結構希望すれば希望を叶えてくれる傾向にあります。
私がいた工場も、そういった風に営業に行った人はいましたね。
ただ中小の工場となると、営業になると社長と距離が近くなったりして、ワンマン社長ですと結構大変かもしれませんが…。
まあそこで営業などに行ければ取引先などとコネなどもできたり、そこからさらに他の業種の人脈なども広がったりしますし。
営業職の方ですと、そんな感じでコネで転職するというのは、よくあるパターンですね。
確実な転職をしたいのであれば、そういった風な手段を使うと言うのも良いかもしれません。
工場で12時間労働してると時間が経つのがあっという間なので、転職するなら早いうちに
私も工場で12時間労働はしていましたが、本当に人生が過ぎ去るのがあっという間ですね。
数年勤めましたが、当時は本当にひたすら単調な作業を繰り返していた記憶しかありませんね…。
あとは日勤と夜勤の入れ替えの時に体調を整えるのに精一杯で、他に特に楽しいことがあったか?と言われると別にないですね…。
まぁ特に製造業となると未経験の職に転職する場合、スキルもなく評価されにくいですし。
辞めたいと考えているのであれば、出来るだけ若い方がいいと思います。
一日でも若く他に行けるうちに、早めに転職しておいた方がいいと思います。
まとめ
やはり工場の12時間労働というのは、きつい傾向にあります。
私も経験しましたが、単調な作業で長時間働くのは結構厳しいです。
日勤ならまだいいですが、夜勤でそれをやるとなると本当に眠いですし、体にも結構ガタがくるんですよね。
これが夜勤専属であれば、リズムが一定になるので体への負担も減ると思いますが…。
交代制になって入れ替わる感じですと、本当にきついと思います。
手当などでは稼げますが、結構失っているものは多いと思いますね。
ネットなどを見ても「夜勤はやめとけ!」と言う意見も多いですからね。
まぁ最近は一つの会社でずっと働く時代でもなくなってきていますので、若くて他に行けるうちに転職しておいたほうが良いかもしれません。
12時間労働の工場は稼ぎやすくはありますが、時間が過ぎるスピードがあっという間なので、「気付けば人生終わっていた!」なんてことになりかねませんので…。
長時間働かされていると、お金を使う余裕も、使っても楽しむ余裕すらありませんので、早めに動いておいたほうが良いでしょう。