
Gellinger / Pixabay
- もう働きたくない疲れた!
- なんでこんなに死ぬほど働かなきゃいけないの…
- もう限界です…誰か助けて…
そういった悩みを抱えながら働いている会社員の方はたくさんいらっしゃるかもしれません。
特に最近は労働時間の長いブラック企業が増えているため、働くことに嫌気がさしてしまう人は多いです。
最近は生産年齢人口の減少による人手不足で、一人当たりの仕事量が増えている傾向にあります。
近年は最低賃金や社会保険料負担も上がっているため、以前よりも遥かに少ない人員で業務を回さざるを得ず、労働負荷が高くなってきているのです。
そんな会社で死ぬほど働かされていては、「もう働きたくない!疲れた…」なんて言う状態になってしまうのも当たり前です。
しかしやはり働かないとお金を稼ぐことができませんので、生活していくことができません…。
この記事では、「もう働きたくない疲れた!」という状態になってしまっている時の対処法について解説します。
もう働きたくない疲れた!と絶望している人は少なくない
最近はあなたのように、もう働きたくない疲れた!と絶望している人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
めっちゃ疲れた…。
もう働きたくない…。— 働きたくない無気力な人 (@aibi0123) January 20, 2023
疲れた😵💫もう働きたくない_(┐「ε¦)_
寝てるのに疲れが取れんのぅ— ジャンボ☽ (@Ff14Nj) July 19, 2023
ゴールデンウイーク明けから心底疲れた
もう働きたくない
— 無能なボンブ@収入0 (@itengr_matome) May 8, 2023
ばおわ、疲れた、、、もう働きたくない、、誰か綺麗な年上の年収安定してるお姉さん養って((
— ☔💤わかめ💤☔ (@wakameeee_dao) April 9, 2023
もう働きたくない、疲れた😵💫
— 並吉 (@namiikichi) March 1, 2023
月曜日なのに、めっっっちゃ疲れた😭
もう働きたくないよぉ😭 pic.twitter.com/CxYeyhL8TQ— もり (@ponpoco0304) April 10, 2023
こんな意見が散見されますね。
日本は長時間労働のブラック企業が多いため、疲労困憊になるまで働かされてしまう人が多いのです。
日本の労働環境は悪い!労働時間も先進国最長!
あなたがもう働きたくない!と考えて疲れてしまうのも当然かもしれません。
それと言いますのも、我が国は基本的に労働環境が悪い傾向にあるからです。
- 日本人男性は世界一長時間労働(フランス人男性の2倍)
- 過労死の推定件数は年間1万件以上
- 労働人口減少による人手不足で、一人当たり業務量は増加
- 一方で給料は上げたがらず、企業の内部留保は過去最高額を更新
といった要因があるからです。
国連からも「日本は経営者にとって都合がよすぎる」と苦言を呈されていますからね…。
OECD調査によると、日本人男性正社員の労働時間は世界一長い!という統計結果もあります。
特に最近は非正規の最低賃金も上がってきており、社会保険加入範囲も拡大され企業負担が増えているため、そのぶん正社員にサービス残業させて穴埋めするケースも増えているようです。
サービス残業は統計に出てきませんからね…。
正社員の労働時間は減っていない
最近は日本人の労働時間は減ってきていると言われていますが、それは非正規雇用が増えただけの話です。
最近は定年後の高齢者が、年金だけでは生活できないのでバイトしたり、主婦が共働きするのは当たり前になってきていますからね。
正社員の労働時間は横ばいか、むしろ増えているのではないか?という説もあるようです。
1995年以降正社員の労働時間は減ってない(グラフにサビ残は入ってない)。
「「日本企業は世界で何が起きているかをしらず動きがのろい」…「世界のどの国の人も使えるデジタル技術を日本人は使えない」…「ビジネス効率性」において日本は世界第51位…アフリカのやモンゴルの企業とほぼ同列」 https://t.co/Bxrqp8yKF5 pic.twitter.com/JYsKrb3Sr0
— akupiyocco (@akupiyocco) October 15, 2022
そんな環境で働いていて、あなたのようにもう働きたくない!疲れた!という状況になってしまうのも当たり前です。
おそらく大多数の会社員がそう感じていて、生活のために嫌々働いている人が多いと思います。
もう働きたくない疲れた時の対処法!これでさっさと休もう
私も色々な会社を経験してきましたが、本当にこの国はブラック企業が多いです。
低賃金で過重労働をさせるというもはや事業が破綻しているゾンビ企業が多いため、死ぬまで働かされてしまうのです。
もう働きたくない疲れた時の対処法を解説しますので、参考にしてください。
一旦退職して失業保険で暮らしてみる手も
労働環境が悪い会社で長く働いていては疲れてしまいますし、もう働きたくない!と考えてしまうのも当たり前です。
でしたら、本当にいったん働くことをやめてみるというのも手段の1つです。
幸い雇用保険をかけていれば、我が国では失業保険が貰えますからね。
もらえる金額は今のお給料のざっくり5割から6割くらいですが…。
とり合えず無収入になるというわけではありません。
ただ自己都合退職ですと3カ月間の待機期間がありますので、その間は貯金で生活なくてはいけません。(追記:2020年10月からは原則2か月に短縮されたようです。)
職業訓練を使って有利に失業保険を貰う手も
ですがこれには裏技があって、職業訓練校に通い出せば失業給付がすぐにもらえるんですよ。
ちなみに条件を満たせば、訓練期間中は失業保険が延長してもらうことができます。
晴れて、ニートから職業訓練生になりました。ひとまず、あぁ~よかった。
— yusuke hikita (@h1k1pedia) June 1, 2011
長い職業訓練ですと半年とか1年ぐらいのものもありますので、まぁ1年くらいは失業保険の期間を伸ばすことができると思います。
ちなみに雇用保険をかけていない方でも、条件を満たせば月10万円の職業訓練受講金をもらうことができます。
職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
今のブラック労働に疲れてしまい、もう働きたくない!と考えているのであれば、こういった所に1時避難してみるのもいいかもしれません。
まあ一応資格やスキルを身に付けて再就職を目指すための機関ですので、もう働きたくない!なんて言ったら落ちると思いますが…。
職業訓練校なんて夕方4時ぐらいには終わりますので、そういった生活をしていればまた働きたくなるかもしれません。
とりあえずまた学生気分を味わってみるのもいいと思います。
精神疾患なら傷病手当金が貰える可能性が
ブラック労働に疲れ果て、もう働きたくない!なんて考えている人ですと、精神をちょっと病んでいる方も多いかもしれません。
というか心療内科などに行って、
- 「もう働くことに疲れたんです…」
- 「正直、もう働きたくありません…」
- 「というかもう人生にも疲れました…」
- 「なんで働いてまで生きなければならないのでしょうか…?」
こんなことを医者に言ったら、高い確率でうつ病の診断をされると思いますが…。
うつ病などの精神疾患と診断されれば、健康保険から傷病手当金がもらえる可能性があります。
これも失業保険と同じで、今の給料ほどはもらえるわけではありませんが…。
こちらは最長1年6ヶ月ほどもらえますので、しばらくは収入を確保することができます。
「ニートなんて暫くしたら飽きて働きたくなるよ」なんて言うけどさ、ならねーんだよこれが
1年半傷病手当でニートしてた私が断言する
労働は悪— 神流404 (@Canna0217) July 28, 2021
私は傷病手当金1年半と失業手当300日のコンボで2年以上ニートしていた過去があるのでよくその辺のお金のもらい方について聞かれるんだけど、この前聞かれたのが「勤続1年未満だと何ももらえないよね?!」というもの。実は鬱の診断書もらえば半年勤務でも失業手当もらえるんよ!ぜひ覚えといて〜🥲
— 人生無理だねひるねちゃん🍕 (@poyashimiland) August 5, 2022
会社を休職している間ももらえますし、会社を辞めてからももらうことができます。
今のブラック労働に疲れ果ててもう働きたくない!というほどまで精神が消耗しているのであれば、こういった制度を使っていくといいかもしれません。
生活レベルを落とし、少ないお金で生活できるようにする
働くことに疲れてしまい、もう働きたくない!と考えてしまう気持ちは分かるのですが…。
やはり働かないとお金を稼ぐことはできませんし、生活していくことはできません。
もう働きたくない!と考えていたとしても、貯金がなくなればまた働かざるを得なくなってしまいます。
ですが、もう一切働かない!というのは難しいですが、極力労働と距離を取ることはできるかもしれません。
それには、生活レベルを極限まで落として、少ない金額で生活できるようになることです。
毎月何十万円も生活やローンのために出て行ってしまうから、その分もう働きたくない!なんて言いたくなるほど働かなくてはいけなくなってしまうわけで。
正直独身で生活費を切り詰めれば月10万円未満で暮らしている人は普通にいますし、そのぐらいであればバイトでも稼げます。
頑張って幸福度下げてまで節約してるんやなくて頑張って働きたくないから節約してる
— べべ山 フェルミ漫画大学の切り抜きチャンネルで収益化してます (@bebeyama6) July 4, 2022
さほど稼がなくても生活できるようになるため、労働から距離を置くことができるのです。
「もう働かない!」というのは無理ですが、適度に働いて生活していくことも可能になる可能性があるのです。
結婚して家族を養うなければならない身分の方ですと無理ですが…。
そういった生活も可能な環境にいる方であれば、いっそ今の生活を見直してみるのもいいかもしれません。
これからは更に税・社会保険料負担が増えていくため、節約は必須
あなたも実感していると思いますが、これから更に消費税は増税され、社会保険料負担も増えていくことが予想されています。
会社員の給料は上がっていないにも関わらず、税金と社会保険料負担だけはどんどん増えているため、日本人の可処分所得がどんどん減っています。
これからは更に負担が増えることが予想されているため、働いて稼ぐことのコスパがどんどん悪くなっていきます。
増税・増税、また増税!
岸田政権内には消費税15%の増税を掲げてる。#岸田やめろ pic.twitter.com/S3lCpB205n— Eastern.kasumi (@naokik94530416) July 13, 2023
しかし一万円稼ぐのは大変ですが、一万円使わないことは結構簡単です。
固定費を削減したり、ムダな出費を削減すれば案外簡単に達成できます。
これからの大増税社会では、金を稼いでも使ってもたくさん税金を取られるため、必要以上に稼がない、必要なもの以外は買わない、という生活を心がけたほうが良いでしょう。
必要以上に稼がない消費しない
ただ波乗りしてローコスト生活
そんな生活に憧れる— BeachBumMan🏖️🌴 (@takatoga1977) July 22, 2021
そうすれば生活費も大幅に削減でき、税金と社会保険料負担も最小限で済むため、もう働きたくない状態で仮にニートになってしまっても、生き残りやすくなります。
まぁみんながそれをやり出したら日本経済にはマイナスですが、そんなのは国が心配することですから、個人の生存戦略としては節約が一番の最適解です。
もっと労働環境が良い会社に転職も手段の一つ
働くことに疲れてしまっいい、もう働きたくない!と考えてしまう人は多いです。
ですがそういった方というのは、労働環境の悪いブラック企業に勤めている方が多いのではないでしょうか?
- 残業はほとんどない
- 残業してもきっちり割増分の残業代もでる
- 人間関係もいい
- 有給休暇も自由に使える
こんな労働環境の良い会社であれば、疲れた!もう働きたくない!こんな状態にはなることは無いのです。
実際、残業が少ない労働環境のいい会社に勤めている方ですと、ワークライフバランスが実現されてうまく人生を楽しんでいる方が多いですからね…。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
なので、そんな疲れてもう働きたくない!とあなたに言わせてしまうようなブラック企業はさっさとやめてしまい、転職を検討するというのも手段の1つです。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
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お金は使わずサイレントテロを心がける
ですが今の時代、働くことだけで死ぬほど疲れてしまい、もう働きたくない!なんて言いたくなるような会社は多いです。
そんな死ぬ思いをしてやっと稼げるお金なのですから、極力使わずにお金をため込んだほうがいいと思います。
最近はそういった「サイレントテロ」が流行って来ているのです。
流行ってきているとゆうか、若者の給料も減ってきていますので、そうしないと生きていけないというのが正直なところですが…。
- とにかく生きていける最低限の出費しかしない
- 外食なんてもってのほか
- 結婚や出産は極力やらない
- 住居は実家か安い賃貸で
- 車は極力買わない
- 趣味は無料のネットですます
などなど、とにかくお金を使わないように生きていく方法です。
確定申告の度に、稼がない・使わないが最強だと、改めて強く認識する。税金高すぎ。
それがセミリタイア、サイレントテロ的思考なわけだが。
働きたくない!もっと支出を切り詰めたい衝動に駆られる。— ちあ🍎株買いNO (@chaosmood) March 9, 2023
働くことだけで本当に疲れてしまい、もう働きたくない!なんて考えているのであれば、このくらいやってもいいと思いますが…。
そんな死ぬ思いをして稼いだお金は、使いたくないでしょうし。
日本のGDPは下がるかもしれませんが、そんなもう働きたくない!なんてあなたに言わせてしまうような経済は、もっとどん底に落ちたほうがいいような気がします。
人の犠牲の上に成り立つような経済なんて必要ありません。
これくらいやってみてもいいかもしれません。
とりあえずちょっと休んでみては?
あまりに長時間残業していると、やはり疲れてしまいます。
働くことに嫌気が差し、「もう働きたくない!」なんて言葉の1つも言いたくなってくるものです。
ですが何度もいいますがやはり働かないとお金を稼ぐことができず、生活していくことができません。
とりあえずは、ちょっと疲れてしまっただけではないでしょうか?
一旦休んでみるのもいいかもしれません。
- 「風邪をひいた」と言って2、3日休む
- 休職申請してみる
- 強引に有給休暇を取得してみる
などなど。

あなたおそらく真面目なかたでしょうから、根詰めすぎてちょっと疲れてしまっただけかもしれません。
ちょっと休んでみて、それでも「もう働きたくない!」という気持ちが消えないようであれば、転職や退職なども考えたほうがいいかもしれませんね。
おそらく結構ブラックな会社なんでしょうから、ちょっと休もうとしてもなかなか難しいかもしれませんが…。
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まとめ
やはり今の時代、労働環境の悪い会社は多いです。
そういったブラックな会社に勤めていると働いているだけで疲れてしまい、もう働きたくない!なんて考えになってしまうのです。
本来領土というのは、適度にやれば生き甲斐になるようなものだったはずなんですが…。
最近は本当にひどい会社が多いので、あなたのように働くことに嫌気が差してしまう人も多いのです…。
まあ幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べてもっと良い会社にも行きやすくなってきています。
一日でも若いほうが転職には有利ですから、早めにもっと労働環境の良い会社を探すのもいいかもしれません。
やはり働くことからは逃れられませんし、お金を稼がないと生活していくことができませんからね…。
極力働きやすい会社を探していく方向で考えた方がいいかもしれません。