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- 会社を休む頻度はどの位なら許されるの?
- 有給を消化したいけど休みすぎだと思われないか不安!
そういった悩みをお持ちの方は今のご時世珍しくないかもしれません。
特に最近は人手不足のブラック企業が多いため、あまり休もうとすると社内で居心地が悪くなってしまう可能性が高いです。
日本では「休む=悪いこと」みたいな風潮がありますし、ブラック企業となるとその傾向は顕著です。
特に有給休暇を取得するのは労働者の権利なのですが、有給すら取得させないような悪質な会社も多いです。
会社を休む頻度が多いほど「不真面目な怠け者」だと扱われてしまう傾向にあります。
私も色々な会社を経験してきましたが、しょっちゅう有給を使って全消化してきましたので、説得力のある話ができると思います。
まぁ取りやすさは会社によって変わってきますが、1人が有給を取ると他の人も休みやすくなるので、もっと積極的に有給をとっていくべきだと思いますね。
しかし有給休暇が貯まっている場合などは、頻繁に休んで消化していきたいところです。
この記事では有給で会社を休む頻度はどのぐらいならば許されるのか?ということについて解説します。
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有給で休む頻度を気にしている人は多い
最近はあなたのように、有給で会社を休む頻度を気にしてなかなか休めない人も多いです。
実際ネットやSNSなどを見てみても、
上司:休職明けだから仕方ないし、有給休暇を使って仕事に支障は出してないけど・・・ちょっと午後から電話で話そうか💧
…
「痛いから休む」も頻度が高すぎるよなぁ💧
ああ…今後が心配(‘ω’)💧— マスガメ@単冠湾提督手芸部 (@masugame0328) April 10, 2024
面接の為に有給取る頻度上がってしまうから、会社から疑われるかもしれん…まだ退職申し出てないし、でも仕方ないよな!笑
— しおん (@Mstr_4A) April 6, 2024
会社の先輩の有給の取り方がうまくて自分のリフレッシュタイムを良い頻度で確保してるのを見るたび、ああいう生き方良いなって思う
ああいう風になりたいなぁ— サトハナ (@satohananomusic) April 4, 2024
有給まだ出てないのに病欠とか家庭の事情とかどうしようもないことではなく、私事都合で休むのって普通なの?しかも月1回の頻度…。
— みぞれ (@chedder30) April 2, 2024
自分も有給考えたんですけど、2ヶ月に1回の頻度で有給取り続けるのは本当に体調不良とかで有給取りたいときに困ることになるなと思って止めました。
残り期間1ヶ月半で次シーズンなので補充タイミングもっと増やして、というか通常のカードと同じように店舗からの発注は難しいんですかね~🤔
— タカ16 (@V2AB_secondV) March 15, 2024
こんな意見が散見されますね。
何か言われることを懸念している人もいれば、あまり使いすぎるといざという時に使えなくなることを気にしている人もいるようです。
有給で会社を休む頻度はどのくらいなら許されるのか?適度に休んでいくにはどうしたら?
私も色々な会社を経験してきましたが、有給の取りやすさは会社によってまちまちです。
人手不足で激務なブラック企業だと「うちには有給休暇はない!」なんて違法なことを言い出すケースもありますが…。
有給で会社を休む頻度はどのくらいなら許されるのか?適度に休んでいくための対処法を解説sます。
週1回休むのはさすがに多すぎるかも?
あなたのように会社を休む頻度はどのぐらいがいいのか?ということを悩んでしまう人が多いです。
ですが休む頻度としては週1回となるとさすがに多すぎますね。
世の中にはそのぐらい休んでしまう人も結構いるようですが…。
私が以前勤めていた会社では、ほぼ毎週のように月曜日は休む社員がいましたね。
まぁ休み明けの月曜日は出社が憂鬱ですから、気持ちはわかりますが…。
さすがに同僚に色々言われてましたし、上司に呼び出されて怒られてましたね。
それでも人手不足でクビにならなかったんだから凄いですが…。
会社を休む頻度を気にしているのであれば、週1回休むのはさすがに多すぎます。
2週間に1回とかも多いのでやめた方がいいでしょう。
まぁ最近は本当に人手不足の会社が多く募集をかけても人が来ない会社が多いので、その位頻繁に休んでいてもなかなかはクビになんてできない傾向にありますけどね…。
月1回休むぐらいなら許容範囲!毎月休もう
あなたのように会社を休む頻度を気に掛けてなかなか休めない人も多いですが…。
まあ月に1回ぐらいなら許容範囲かもしれません。
有給休暇も毎年付与されていきます。
月に1回ぐらいのペースで取得していけばほぼ消化できていけるかもしれませんし。
大体このぐらいのペースで有給を消化していかないと有給がどんどん溜まっていきますからね。
最近は人手不足でなかなか休めないブラック企業も多いですし。
有給を取ろうとしても「今忙しいから」と言われ、時季変更権を行使されて指定された日に有給休暇を取得できないことも多いですし。
だったら月に1回有給を申請するぐらいの休む頻度であれば、ちょうど良くなるかもしれません。
まあ月に1回ぐらいだと、ギリギリ同僚もこの前休んだことも忘れると思うんですが…。
週1回とか休んでしまうと、「は?先週も休んだじゃん!」ってことになってしまい色々言われる可能性が高いですからね。
休むのが1ヶ月後とかなら「先月も休んだじゃん」とはなかなか言われにくいですからね。
2ヶ月に1回ぐらいなら余裕!2ヵ月前のことなんてみんな忘れる
会社を休む頻度として一番無難に行きたいのであれば、2ヶ月に1回位にとどめておくことですね。
人の噂も75日と言いますが、2ヶ月だったら60日ぐらいでまぁ約75日に近いぐらいです。
さすがに2ヶ月も空けば「二か月前も休んだじゃん!」とは言われにくいと思います。
2ヵ月も前のことをすぐに思い出せる人は、そう多くはありません。
会社を休む頻度としては二カ月に1回を一つの目安に考えていくといいかもしれません。
それで有給がたまっていくようであれば、ちょこちょこ追加で休むとかしていくとちょうどいいと思います。
まぁ2ヶ月に1度だけ有休を2日3日使うとかだったら、ちょうどいいペースで仕事にも張りが出てくると思うんですが…。
連休を自分で作っていけるのであれば、楽しみを思って働く出ていくことができますからね。
特に我が国には労働環境のいい西洋の国みたいなバカンスみたいなハイカラなものはありませんからね。
2ヶ月に1回ぐらいは2日3日ぐらい休んで、プチバカンスを満喫するのもいいかもしれません。
日本の有給消化率は低い!堂々と有給休暇を申請しよう
特に日本は先進国の中でも一番有給休暇の取得率が低いです。
実際取得している人でも消化率は一番低いですし、有給休暇を1日も使わなかった人の割合もトップレベルで高いです。
海住Akiの遠吠え:日本の有給消化率
ビックリするニュースではないけれど、日本の有給休暇消化率は世界中で最低レベル。
悪の根源は、休暇を取得しなければ2年で失効してしまうこと・・・いつの間にか消えて行って最大40日以上残らない仕組み。https://t.co/iKOwJXVB2t— 海住Aki (@Lovely_Aki_SYD) January 5, 2019
特に我が国は世界的に見ても企業側の立場が強すぎると言われていて、労働者の権利が蔑ろにされている傾向にあるんですが…。
本当はもっと高い頻度で休んで行っていいんですよ。
ワークライフバランスを実現していかないと、なんのために生きているのかわからなくなりますし。
大企業で働いていて待遇のいい人でも、全く休みがないなんていうケースもザラですからね。
もっと高い頻度で休んでいかないと、なんのために働いているのかわからなくなってきてしまいます。
もっと堂々と有給休暇を取得していきましょう。
休む頻度多くして文句を言われたくないなら、普段から真面目に仕事を頑張る
あなたのように会社を休む頻度を気にしてしまう人も多いとは思いますが…。
やはり頻繁に休んでしまうと、同僚に色々と言われてしまう可能性が高いです。
ですがワークライフバランスを実現していくためには休みもしっかりとっていく必要がありますからね。
そうやって休みをしっかり取っても同僚に文句を言われないようにするためには、普段から仕事は真面目に頑張って優秀な社員になっておくことですね。
優秀な社員になれば少々多く休んだところで、文句言われる可能性は低いですからね。
普段から、
- 率先して残業してみる
- 他の社員を手伝ってみる
- 上司が困っていたら助けてあげる
- 使える知識を同僚にシェアしてあげる
などなど。
そうやって仕事が出来る有能な社員になっておけば少々休んだところで、お目こぼしをしてもらえます。
つまりは結構高い頻度で休んでも会社にとって不可欠な人材なので、なかなか文句を言われにくいんですね。
特に最近は人手不足の会社が多く募集をかけてもなかなか人が来ない会社が多いです。
そういった優秀な社員であれば、辞められたら困るので少々のことは大目に見てもらえると思います。
あまりに休めない会社なら転職も検討すべき
最近は人手不足で休めない会社が多いので、もっと積極的に有給休暇をとって休んで行きたいと考える人は多いです。
やはり、あまりに休めない会社だと長続きしませんからね。
そんなに休まず働かされていたら仕事だけの人生になってしまい、何のために働いているのかわからなくなってきます。
特にOECDの調査によりますと、日本の男性正社員の労働時間はフランス人男性の約2倍で世界一という統計結果も出ています。
「日本の労働時間は減ってきている!」なんてことも言われていますが、正社員に限れば横ばいかむしろ増えているのではないか?ともいわれています。
日本は統計に出てこないサービス残業が大量にありますから、実態はもっと酷いでしょうね。
あまりに休めない会社に勤めている場合は、早めに転職も検討しておいた方がいいかもしれません。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて仕事も多い傾向にあります。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
もっと高い頻度で休んで行ってワークライフバランスを実現していきたいのであれば、勤め先の会社自体を変えてしまった方が手っ取り早いのです。
一日でも若いほうが良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておいた方がいいでしょう。
まとめ
やはり日本企業だと、休むことに罪悪感を感じている人が多かったり悪いことだと考えている風潮があったりします。
なので頻繁に休んだら悪いかなぁと考えて、なかなか休めない人も多いのですが…。
日本は祝日が多いなんて言われていますが、祝日返上で働かされたり休日出勤をさせられる人もたくさんいますからね。
そういった人ですと、そもそもの休日が少ない傾向にあります。
まぁもっと高い頻度で休んで行って人生を充実させたいとお望みであれば、そもそも勤め先の会社を変えた方がいいかもしれません。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて転職もしやすい傾向にあります。
あまりに休めないと仕事だけの人生で終わってしまいますから、一日でも若いうちに動いておいたほうが良いでしょう。