
geralt / Pixabay
- 労働時間が求人票と違う!
- 残業少ないって聞いてたのに残業の嵐!
- 体力ないのにやっていけそうにない!
そういった悩みをお持ちの方は、今時珍しくないかもしれません。
最近はブラック企業が急増していますし、求人票にウソを書く悪質な会社も多いです。
今は人手不足が深刻な会社が多いですから、嘘をついてでも多くの求職者を集めたいのでしょう。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
私もハローワークで仕事を探していた時に求人票虚偽記載の会社に騙されて酷い目にあった経験がありますので、説得力のある話ができると思います。
この記事では、求人票の労働時間が違い過ぎた時の対処法を解説します。
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求人票の労働時間があまりに違い過ぎて騙されてしまう人は少なくない
最近はあなたのように、求人票に書かれている労働時間が実際とあまりに違い過ぎて、入社してから騙されたことに気付く人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
手取り15万…。
ブラック会社に勤めていた時の話。労働時間(求人票:9時〜18時)
毎日9:00〜27:00(休憩12:00〜の1時間のみ)
休日(求人票:週休二日、GW、夏季、年末年始休暇あり)
1月1日〜3日のみ
基本給14万円+技能手当1万円の計15万円(求人票と同じ)
実は残業手当なし←
当時36協定未締結— つぐみん@だっちゃん🐶❄/🌞️/🏴☠️/🔔 (@Tsugumi_m_2006) September 24, 2019
きちんとした給料体制や労働時間の説明もなく、
美容師免許のコピーを提出して
「はい、OK!いついつから出勤してください」くらいだったような…🤔入社してみたら、求人票とまったく違う賃金だし労働時間も違うし、昼休憩もほぼなし。
よくあんなブラック会社に12年も勤めたな、、って思う(´-`)
— ハル️🌼夏🏖Ver. (@haru_together) May 22, 2023
相変わらず会社の口コミは元社員達が
書いたであろう低評価の嵐
相変わらず求人票と全く違う給与とサビ残と労働時間
ホームページ通り
社員を大切にしアットホームな会社
やったわ()— ぺんぺんたまたま (@8666sora8666) June 27, 2023
完全週休2日でゴールデンウィーク年末年始はお休みの企業を選んだんですけど求人票と労働時間すら違うって何事ですかゲラゲラゲラゲラ社会厳しい
— れいな (@reinaaaa1211) May 5, 2021
求人票の条件と労働時間も年間休日も違うし売りにしていたはずのフルフレックスはほぼバイトのシフトみたいな感じだし詐欺でしかナイ🥲
— 時を駆ける新卒 (@timereaper_) June 30, 2023
こんな意見が散見されますね。
私も何度も騙されましたが、世の中にはカスみたいな会社が多すぎますね。
求人票の労働時間が違った時の対処法!これで逆襲してやろう
私も色々な会社を経験してきましたが、労働時間が違うなんてのは当たり前のようにあります。
むしろ給料や仕事内容が違い過ぎる方が致命的なので、労働時間くらいは許容範囲くらいに考えておかないとだめかもしれません。
求人票の労働時間が違った時の対処法を解説しますので、参考にしてください。
条件が最初と違っても企業側に罰則はほぼない!
残念ですが、労働時間が求人票と違っても、企業側に罰則はほぼありません。
懲役6か月若しくは罰金30万円程度であり、現状やり得になっています。
嘘の求人広告をした人は、6ヶ月以下の懲役か30万円以下の罰金(職安法65)です。
— レインボーユニオン労働相談センター@新潟 (@SUNiigata) March 6, 2023
求人票を出した時と状況が変わったと言われたら裏を取る術がない!立証が難しい
そもそも求人を出した時とその後で状況が変わるなんてのはよくあることなので立証も難しいです。
実際に事業の状況が変わっていなくても、
- 「繁忙期だから」
- 「従業員が辞めたから」
- 「取引先から要望がきたから」
こんな適当なことを言えば、こちらには裏を取る術はありません。
「入社させてしまえばこっちのもの」くらいに思ってる会社も多いかもしれませんね…。
政府は企業側の味方ですから、なかなか法規制は難しいかもしれません。
ただでさえ人手不足で採用難の会社が多いです。
最初の条件が違った場合、労働者側は即時に労働契約を解除することができる!即刻辞めよう
しかし労働契約法では、最初の条件と違った場合は労働者側は即時に労働契約の解除ができるとされています。
労働時間があまりに違った場合は条件の相違に該当しますから、即刻辞めて構いません。
なお、明示された労働条件が事実と異なっていた場合には、労働者は、労働基準法第15条第2項の規定により、即時に労働契約を解除することができるとされています。
〉事前に明示された労働条件と 働き始めた後の労働条件が違ってれば
そんな会社ばっかりですよ ブラック日本は…( ̄▽ ̄;)
— ParadiseTown (@ParadiseTown2) October 29, 2019
短期職歴は履歴書に書かなくていい
あくまで自己責任ですが、短期職歴の場合は履歴書に書かなくても問題ありません。
「社会保険履歴が残るからバレる!」なんて言う人もいますが、いまどき社会保険ごとき2か月以上の短期バイトでも入れますから「短期バイトしてたけど就職決まったので辞めた」という体にしておけば問題ありません。
8社も経験してるのすごすぎます🤣
— ノージョブ社不みじんこ@転職できる気がしない (@mijinko_work) May 21, 2023
1回2回の短期離職なんてどうにでもなるんだよ
もう1ヶ月以内の所は書いてない社不です— 短期離職アラサー限界マン (@k76srk) March 2, 2023
こちらで詳しく解説していますので参考にしてください。

ハローワーク求人の場合、ホットラインに告発しておく
最近はあまりにウソ求人が多すぎるため、国も告発するホットラインを設けています。
ハローワーク求人の場合は、あまりにクレームが多い会社は求人を出せなくなります。
求人票と違う!と思ったら「ハローワーク求人ホットライン」にお申し出ください!|ハローワークインターネットサービス(mhlw.go.jp)
まぁこれも担当者次第で、結局は管轄のハローワークに言った方が早かったりするようですが…。
何もしないよりはマシかもしれません。
転職口コミサイトに注意喚起しておく
あとは最近は転職口コミサイトが普及していますので、こういったところに実態を暴露しておきましょう。
「この会社は求人票と労働時間が違い過ぎます!絶対に入社すべきではありません!」と書いておけば、第二第三の被害者を減らすことができます。
【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト (jobtalk.jp)
OpenWork 「社員による会社評価」 就職・転職クチコミ
企業口コミサイト見てると
「面接で聞いた内容と全然違う」
「求人票に書いてある事は全部嘘。騙されないで」
「正社員採用のはずなのに契約社員にされてた」
「残業代は一切出ません」とか闇が深すぎて吐き気がしてくる
(3_ヽ)_— ena🍛 (@ena_touhok) June 16, 2022
それにしても本当にこういう会社多すぎますね…。
それも一社や二社じゃなく、中途採用の募集出てる会社の大半がこんななんだぜ…地獄かな
😇😇😇
— ena🍛 (@ena_touhok) June 16, 2022
国は取り締まる気がないようですから、自分の身は自分で守っていくしかありません。
求人票だけでは労働時間の実態を見抜くのは困難!結局は入ってみないと分からない
求人票だけ見て、適正な労働時間が守られているいい会社かどうか見極められればいいのですが…。
残念ですが、なかなか求人だけ見てもわからないですね…。
普通に求人に嘘の内容を書く悪質な企業も多いです。
「求人にはこう書いてあったから大丈夫だな」と思って入社すると、後に嘘が発覚したりします。
私も何社か転職してますが、「求人票に書かれてたことがウソだった!」なんてことは結構ありましたよ。
特に労働時間や残業時間なんて面接で聞くと落ちますから、実際入社してみないとわからない面はあります。
残念ですが、我が国は企業のやりたい放題で、きちんと取り締まってこなかったのです。
会社なんてあまり信用しないほうがいいかもしれません。
「次の仕事が決まった」と言い辞めるのが一番無難
ただ辞めるとなっても、次の仕事が決まってないと引き止められる可能性が高いんですよね…。
私も求人票にウソ書いてある会社に入社したことがありますが(正社員じゃなくバイトだった)、すぐ辞めようとしたら引留められたことありますからね。ウソついた癖に…。
当面生活できる貯金はあったので、即刻辞めてすぐ転職活動して次の会社を見つけましたが…。
なので面倒な引止めにあいたくないのであれば、ウソでも「転職先が決まったので辞めます」というのが一番無難だと思います。
これであれば、「次の仕事はどうするの?」とかうるさいこと言われなくて済みます。
入社後それほど経っていないのであれば、「入社前に受けていた会社から、遅い内定通知が届いた」みたいなことにすれば不自然さもありません。
出来るだけ早く辞めたいなら、退職理由を捏造してでも早く辞めたほうがいいです。
留まっても時間の無駄ですし、労働時間が想定より長すぎると、体力が続かず長続きしない可能性が高いです。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
確実に適正な労働時間の転職先に行くには、転職ガチャを引きまくりリセマラするしかない
或いは、ほぼ確実に納得の転職先に行く方法もあります。
それは、入社しても合わない会社は速攻辞め、当たりを引くまで受け続けるという戦略です。
最初に見つかった転職先の条件が合っていればそれでよし、求人票にウソ書いてあったりしてダメならすぐ辞めて、納得できる転職先を探し続ける方法です。
「転職ガチャをリセマラしまくる」みたいに言われたりしますねw
転職ガチャ7回目で当たりの会社引いた私も同意見でございます。入ってみてヤバかったらリセマラした方がいい。鬱になったらリセマラすらできなくなるから。生きるために働くのに働くために生きちゃあかんです。 https://t.co/V0uIs6opPj
— あやめ@2023年管業&ビル管理士 (@schnee0322) November 5, 2018
3月からずっと転職ガチャのリセマラしてたんですけど、とりあえず一つ当たったので乗り換えるか面接待ちしてる別の一つを待ってから色々動かすか悩ましい今日でした。
— まやま (@mayama210) June 17, 2020
会社次第で人生が決まってしまいますので、このくらいやったほうがいいと思います。
私もリセマラ4回目にしてやっとマトモな会社に当たったので、そこで長く働いていますw
マジでカスみたいな会社が多すぎますよこの国は…。
どうせ短期離職は履歴書に書かなくていい!気にせず辞めて探しまくろう
どうせすぐ辞めた会社は履歴書に書かなくてもバレませんので、総当たりでこうでもやっていくしかありません。



まとめ
最近は人手不足の影響で、企業も人材採用に苦戦しています。
求人票と労働時間が全然違う!ってのも起こりがちな悩みです。
残業なんて月単位、週単位でも全然違ってきますし、一番「話が違う!」ってことが起きやすいと思います。
会社なんて、最初は良いことしか言いませんからね…。
まあ幸い最近は仕事なんてたくさんありますから、今のうちにいい会社の仕事を探せば問題ありません。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。