
loilamtan / Pixabay
- やることないのに残業させられる!
- 他の同僚が残業してるから帰れない!
- 「他の人間が残業してるのに帰るな」と言われる…
とお悩みの、やることがないのに残業させられている方のためのページです。
日本企業は同調圧力が強くムダが多いと言われているため、あなたのような状況の方は珍しくないと思います。
「みんな残業してるんだから、先に帰るなんて許せない!」みたいな嫉妬が根底にあるのかもしれません。
「お前も一緒に不幸になれ!」という道連れ根性が感じられます。
そういった陰湿な会社は、雰囲気も悪くピリピリしていることが多いため、離職率も高い傾向にあります。
ですがそんな状況ですと、無駄な残業をさせられて体も心もすり減っていってしまいます。
この記事では、仕事がないのに無駄な残業をさせられている時の対処法についてまとめてみましたので、参考にしてください。
Contents
定時で帰る=やる気がない と考える人は未だに多い
仕事がないのに無駄な残業をさせられるというのは、社内で 定時で帰る=やる気がない なんて考えている人が多いからかもしれません。
残念ですが、未だにこういった風潮がある傾向にあります。
- 「定時で帰る奴はやる気がない」
- 「残業たくさんしている奴がえらい」
- 「仕事が早く終わったら他の人間を手伝うべき」
- 「早く終わっても他の人が終わるまで帰るべきではない」
などなど。
そういった職場ですと、仕事が早い有能な人ほど、馬鹿らしくなって辞めていってしまいます。
それはそうですよね。
仕事ができない人の方が、残業をたくさんして評価されるんですから。
そしてその分残業代も稼げて、むしろ仕事ができない人のほうが給料が高いかもしれません。
無駄な残業はしないほうが会社のため

geralt / Pixabay
そもそも、無駄な残業なんてしない方が会社のためです。
さっさと仕事終わらせれば、
- 会社は無駄な残業代を支払わなくて済む
- 無駄な光熱費もかからない
- 社員もしっかり休めるため、 仕事の効率がいい
などなど。
会社にとっても、我々労働者にとっても、いいことづくめなんです。
日本は労働生産性が低いと言われていますが、ダラダラ仕事をして会社に残っている人間がいるからだと言われています。
特に、ホワイトカラー系の仕事ほど、ダラダラ仕事している人が多いといわれています。
「早く仕事終わらせて、家に帰ろう!」 みたいに考えている人が、どれほどいるのでしょうか?
そういった人は滅多にいませんから、あなたのように「何もすることがないのに付き合いで残業」こんな馬鹿なことをさせられるようになってしまうのです。
正直、残業代なんていらないから、さっさと帰りたいのが本音ですよね。
⇒残業代いらないから早く帰りたい!極力早く帰るための6ポイント
無視して定時で帰る
そんなアホな会社には、付き合わないほうがいいと思います。
仕事が終わったら、無視して定時で帰ったほうがいいと思います。
仕事が終わってないんだったらダメですが、終わっているのであれば文句を言われる筋合いもありません。
あなたはこんなページを見ている時点で優秀な社員なんでしょうから、ちゃんと毎日自分の分の仕事はこなしているはずです。
でしたら、定時で帰っても何も文句を言われる筋合いなどありません。
しっかり休めばパフォーマンスも上がる!翌日も仕事を早くこなせて好循環に
だいたい、しっかり休むからこそ、クオリティの高い仕事ができるわけです。
無駄に長時間残業しても、体も脳も疲れていますからミスも増えますし、パフォーマンスも低いです。
ここでやることもないのに無駄に残業させられていたら、
- 休む時間もなくなってしまう
- キャリアアップのために勉強する時間もなくなる
- 家族と過ごす時間もなくなる
こういったデメリットがあります。
あまりに残業が多くて不満が溜まってくると、人間はさっさとそんな環境から逃げ出してしまいます。
無駄な残業が多いことが原因であなたが辞めてしまったら、会社はまた求人を出して、面倒な面接をし、一から新入社員教育を施さなくてはいけません。
最近の若者ほどブラック企業に敏感なので、新人が入ってきてもすぐに辞めてしまうかもしれません。
そう考えると、その会社のためにもあなたのためにも、さっさと帰ったほうがいいんです。
もっとマシな会社に転職する
というか、そういう無駄に残業させる会社って、あなたのような有能な社員ほどさっさと転職していってしまう傾向にあります。
上で述べた通り、仕事ができずにダラダラ残業している社員の方が評価されますし、給料も残業代分高かったりしますからね…。
仕事が早く有能な社員ほど、報われずに「やってられねー!」みたいになってしまうんです。
幸い最近は転職も一般的になってきているため、もっとマシな会社にも移りやすくなってきています。
一日でも若い方が転職には有利なので、早めに動いておくといいかもしれません。
とりあえず転職サイトにでも登録して、求人を眺めてみるといいと思います。
私もそうですが、大抵の人は「会社を辞めたい」と考えたら、求人を眺めるところから始めますからね。
いい会社に行けるか?は求人がでるタイミング次第なので、登録だけはしておくべきです。
こちらの転職サイトは、自分の転職市場価値を診断してくれたり、リモートワークに特化していたりするので、「今の働き方でいいのかな…?」と考えたら気楽に登録してみるといいかもしれません。
⇒リモートワーク求人多数!新しい働き方を提案する転職サイト【LIBZ】
上司に「定時で仕事終わらせて下さい!」と煽る
そういった無駄に残業をさせる会社って、上司も無能なことが多いです。
そもそも、やることもないのに無駄に部下を残業させている時点で無能というほかありません。
なので、上司をちょっと挑発してみたらどうでしょうか?
- 「ちゃんと定時で仕事終わらせてくださいよ!」
- 「このぐらい定時で終わるでしょ!」
- 「ちょっと仕事が遅いんじゃないですか!」
- 「生産性を上げていかないと倒産しますよ!」
などなど。
あるいは、さらに上の上司に文句を言ってもいいですね。
- 「 残業代を稼ぐためにダラダラ仕事してる人がいます!」
- 「 やることないのに、残業代のために残れと言われます」
- 「 会社としては早く帰した方が、残業代払わなくていいんじゃないですか?」
などなど。
誰かがそうやって嫌われ役にならないと、会社なんて変わらないと思いますからね…。
要領よく少しだけ残る

PublicDomainPictures / Pixabay
或いは、そんなに会社に喧嘩売るのもあまり良くないかもしれません。
あなたも、その会社が結構気に入っているのかもしれませんし。
でしたら、要領よく少しだけ残るというのも手段の一つです。
まぁ、特にやることもないかもしれませんが…。
ですが仕事なんて、やることなんていくらでもありますからね。
- 資料の整理
- 自分のデスクの掃除
- 明日の仕事の準備
などなど。
仕事をやっている時間中は、見えない部分もそういった余裕がある時間であれば見直すことができます。
「やることないのに残業させられる」みたいに腐らずに、そういった有意義に時間を使うのも手段の1つです 。
まとめ
やることもないのに無駄に残業させられる会社というのは、働きにくい可能性が高いです。
仕事が遅くて無能な社員に、無理矢理合わせることを強制されるということですからね…。
結果的にあなたのような有能な社員にしわ寄せが行き、馬鹿らしくなって辞めて行ってしまう傾向にあります。
残業ばかりしていたら自分の時間がなかなか取れませんし、何のために働いているのか分からなくなってしまいます。
転職がしやすい若いうちに、他の会社に移ってしまうというのも手段の1つです。