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- 老後は死ぬまで働かないといけないの?
- 老後の生活が不安!
そういった不安をお持ちの方は、今は珍しくもないかもしれません。
人生百年時代なんて恐ろしいことも言われていますし。
年金支給開始が更に遅れる!なんてことも言われています。
それどころか、AIのせいで仕事が無くなる!なんてことも言われていますね…。
しかしそんな不安な中、老後は死ぬまで働かないといけないのか?不安ですよね。
なんとするための対応策についてまとめてみました。
Contents
年金支給開始年齢の遅れも!財源もやばい!
あなたが老後は死ぬまで働かなくてはいけないのか?と考えるのも頷けます。
老後の生活を支える年金ですが、今はその支給開始年齢を遅らせる、なんてことも言われていますからね…。
なんと68歳から支給開始にする!なんて案が既にでているのです。
それどころか、今の時点でも「いやいや、70歳からにしないと財源やばいんだよ!」みたいな意見もでているようです。
というのも、やはり高齢化で財源がやばいからです。
厚生年金も、このままですと2038年には財源が枯渇する…なんてことも囁かれていますし。
毎年確かに厚生年金の保険料も上がってきていますよね…。
現役世代は払い損、なんてことも言われています。
今の時点でこの体たらくでは、数十年後なんてどうなるかわかりません。
死ぬまで働くくらいの覚悟でいたほうが良いかもしれませんね…。
AIの台頭!仕事がなくなるリスクも!
ですが、死ぬまで働けるのであればまだ恵まれているかもしれません。
それといいますのも、今はAI、つまり人工知能が急速に普及してきているからです。
なんとあと20年もすれば既存の仕事は機械にとってかわられ、仕事がなくなる可能性がある!なんて試算を出している研究者もいます。
というか、既に色々人工知能関連のニュースはありますよね。
- メガバンクが人工知能導入で大型リストラ
- ゴールドマンサックスが人工知能導入で大型リストラ
- 人工知能が、医者でも見つけられないような病気を見つけた
- 無人レジの普及
- 自動運転技術の進展
などなど…。
まぁすぐには我々の仕事はなくならないとは思いますが…。
老後死ぬまで働けるか?となると分かりません。
10年20年は大丈夫かもしれませんが、20年前なんてまだスマホやネットなどもほぼありませんでしたからね…。
ある程度、転職前提で考えておいた方が良いかも…
そんな事情がありますので、老後死ぬまで働くといってもなかなか難しいものがあります。
これまで通りの、前の世代がやってたような「一つの仕事でずっと働く!」なんてのは結構厳しいかもしれません。
なので、ある程度転職前提で考えておいた方が良いかもしれません。
一つの会社で長く働きたくても、今は本当にどうなるかわかりません。
会社は大丈夫でもリストラは普通にあるでしょうし、その前に労働環境がブラック化して潰されるリスクもあります。
個人としてできることは、
- 生活レベルを下げて貯金しておく
- 誰とでもやっていける対人スキルを身につけておく
- 体力をつけておく
- 死ぬまで働けるように健康を保っておく
- 最新のニュースや技術は常にチェックしておく
- 死ぬまで勉強をするくらいの気持ちでいる
このくらいはやっておいたほうがいいでしょう。
でないと、死ぬまで働くつもりでも多分厳しいと思いますね…。
こぼれ落ちてしまえば、生活保護にでも頼るしかなくなります。
生活レベルを下げて、少ないお金で生活できるようにしておく
老後死ぬまで働きたくないのであれば、生活レベルを下げることです。
そして少ないお金で生活できるようにしておき、今稼いでいる分のお金は貯金することです。
毎月たくさんのお金が出て行ってしまうから、その分働く必要が出てきてしまうわけですからね。
一番は、高額なローンなどは組まないことですね…。
何千万もする住宅ローンなんてくむと、今の時代本気でリストラされるリスクがあります。
会社ごと傾くリスクもありますし。
2040年には約半数の自治体が、少子高齢化で消滅の危機に陥るという試算もあります。
これまで通りの経済基盤が維持できるとは思わない方が良いでしょう。
まぁお金を貯めても、ハイパーインフレなどが来たら円が紙屑になってしまうリスクもありますが…。
そこまで言ってたら、多分なにもできませんし分散投資なんてしてても、日本に住んでる時点でかなりヤバい生活になることは想像に難くありません。
もっと成長できそうな会社に転職しておく
老後死ぬまで働くためには、現状維持では難しいかもしれません。
今は時代の変化スピードが早いので、これまで通りの仕事をしているとすぐに陳腐化していきます。
もっと成長できるような会社に転職しておいたほうが良いかもしれません。
- 対人スキルが身につく仕事
- プログラムを扱う仕事
- スピード感がある会社
こういった会社に行ってみるのもいいかもしれません。
特にこれからはプログラム的な知識があるかどうか?は必須スキルになる可能性が高いですし。
そのくらい、テクノロジーが身近にある生活が当たり前になっていくでしょうし。
あと対人スキルは人間の世の中である以上、身につけておいて損はありません。
とりあえず転職サイトにでも登録して、求人を眺めてみるといいと思います。
私もそうですが、大抵の人は「会社を辞めたい」と考えたら、求人を眺めるところから始めますからね。
いい会社に行けるか?は求人がでるタイミング次第なので、登録だけはしておくべきです。
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条件の良い会社からのスカウトを待つ姿勢でも転職活動を始められるので、気楽な一歩を踏み出してみるといいと思います。
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細く長く生きることを考えた方が良いのでは…
そんな感じで、老後死ぬまで働くのもなかなか骨が折れると思います。
というか老後死ぬまで働くのが前提になるのであれば、もう細く長く生きていくことを考えた方が良いかもしれません。
そうなると
- 「定年まで我慢しよう」
- 「社会人はプライベートなんてない」
- 「老後の楽しみにとっておこう」
こんな考えはもはや時代遅れです。
どうせ老後も死ぬまで働くことになるのであれば、長いスパンで働いていくことを考えた方が無難です。
働いたり働かなかったりする時期もあるような感じで。
転職しやすい仕事に就いたり、潰しの利くスキルなどを身につけておけばそういったことも可能です。
あとはこれからは正社員と非正規の格差も縮小していくでしょうから、あんまり一つの会社にしがみつかないほうがいいかもしれませんね…。
生活レベルを下げておけば、非正規並の給料でも暮らせますよ。
死ぬまで働くつもりであれば、そういった細く長く生きるつもりで人生設計を立てて行った方が良いでしょう。
一旦会社を辞めて、職業訓練でも受けてみるのも手
死ぬまで働くことになるのであれば、これからキャリアを変えていく機会も頻繁に訪れるかもしれません。
ですがそのまま働いていると、なかなかそんなことを考える時間もありませんよね…。
とりあえず、一旦会社を辞めてみて、職業訓練でも受けてみるという手もあります。
職業訓練に通えば、失業給付も延長して貰えますし。
新たな資格やスキルも身につけられる可能性があります。
まぁ就職に役立ちそうなのは、
- 介護
- 工業
- 事務
- 建築、土木
- 溶接
- IT
このくらいだと思いますが。
他の先進国では職業訓練が充実していて、キャリアの変更も柔軟だったりするんですけどね…。
その点まだまだ日本は遅れているかもしれません。
まぁとりあえず今後を考える猶予はできると思うので、死ぬまで働くのが不安であればやってみるのもいいかもしれません。
まとめ
このままいくと、老後は死ぬまで働くことになる可能性が高いですね…。
年金もどのくらいの人が貰えるのかわからないですし、厚生年金の財源もあと20年くらいしたらどうなるかわからないですし。
かといって死ぬまで働くのも、そもそも仕事にありつけるかどうか?の問題になってきます。
あまり「年収○○○万円以上の仕事!」みたいに上を目指さず、低く細く長く行く方向で考えた方が生き残れるかもしれません。
幸い今は仕事はたくさんあるので、キャリアチェンジもしやすいとは思います。
若者が減ってますので、未経験でも以前より採用されやすくなってきましたし。
老後死ぬまで働くことになるのが不安であれば、今のうちに動いておくのも手段の一つです。