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- 上司に著しく責任感がない…
- 部下が苦しくても何もしてくれない…
- 上司のミスは部下の責任、部下の手柄は上司の手柄!
とお悩みの、責任感のない上司の下で働いていて、消耗している方のためのページです。
最近は給料もあがらないから、出世したくない人も増えてきてますね…。
だからこそ、無責任な上司も増えてきているのでしょう。
というか、本人もあまり出世したくなかったのかもしれませんが…。
ですが、そんな人の下で働いていては、嫌になってきてしまいますよ。
なんとかするための方法をまとめてみました。
Contents
何かにつけてお伺いを立てる
そういった無責任な上司の場合、何かあるたびに強くお伺いを立てた方がいいと思います。
そういう上司は、「基本、部下に対して何も言わない」ということで、責任を免れているケースが多いからです。
何も言わないからといって、「この程度なら大丈夫だろう」と見切り発車で仕事をこなしてしまうと、まずいことになります。
- 「そんなことは言っていない」
- 「何勝手なことをやっているんだ」
と言ってくるかもしれません。
仕事が滞りなく進めば何も言ってきませんが、何かミスがあった場合確実にあなただけが責められます。
たちの悪いことに、そういう無責任な上司は、何も言ってこないんですよ。
気づいていても。
なので、その仕事をやる前に強くお伺いを立てて、言質を取っておいた方がいいでしょう。
そうすれば何かあっても、上司の責任に持っていけます。
部下のミスは上司の責任ですからね。
会話を録音しておく
そういう上司の場合、自分のミスで仕事上のミスが発生したとしても、言い逃れをする傾向にあります。
- 「俺はそんなことは言っていないぞ」
- 「勝手にお前が妄想でそう解釈したんじゃないか?」
- 「お前のミスなんだから、俺の責任じゃない」
などと言う傾向にあります。
なので、会話を録音しておくといいかもしれません。
スマホでも録音できますし、ICレコーダーを買ってもいいかもしれません。
「そこまでやるのかよ!?」と思われるかもしれませんが、このくらいはやっておいたほうがいいかもしれません。
一度やれば、上司も録音を警戒して下手なことを言ってこなくなりますので…。
特に部下の人間が上司の指示の結果ミスした場合、言った言わないの水掛け論になりがちです。
そういう無責任な上司の場合、社内政治だけは上手かったりしますので、なし崩し的にあなたの責任にされる可能性が高いです。
今の会社でまだまだ勤め続けていきたいのであれば、このくらいはやってしまったほうがいいかもしれません。
これも自衛のためです。
同僚と協力する
あるいは、あなた一人ではなかなか厳しいかもしれません。
でしたら、同僚と協力して上司の責任にもっていくというのも手段のひとつです。
- 上司の指示の証人になってもらう
- 上司に責任をなすりつけられたら庇ってもらう
- 同僚からも上司に何か言って貰う
などなど。
あなた一人の力は非力ですが、同僚と協力すれば上司としてもやりにくくなります。
一対一ではフェアですが、一対多数になればこちらが有利です。
同僚も、上司の無責任さにはほとほと愛想が尽きているかもしれませんし。
上司をなんとかすることで職場がよりよくなるのであれば、同僚としても協力しない理由はありません。
更に上の上司に相談する

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そういう無責任な上司というのは、どこの会社にもいるものです。
でしたら、その更に上の上司に相談するというのも手段の一つです。
下の人間がいくら言ったところで、その上司は聞く耳を持たないかもしれません。
恐らくあなたを含むその上司の部下は、ナメられていると思いますしね…。
むしろ下っ端に過ぎないあなたが下手なことを言うと、上司に逆ギレされるかもしれません。
- 「大人しく上司の俺の言うことを聞いてりゃいいんだ!」
- 「上司の俺の言うことが聞けないのか!?」
- 「上司の言うことには従うこと、って学校で習わなかったのか!」
などなど。
とにかくまあ理不尽なことを言われる可能性もあります。
これはもう、更に上の人間に言うか、中小零細企業の場合は社長にでも言うしかないかもしれません。
さすがに社長が言えば、なんとかなるとは思うんですけど。
上司の社内政治力が高いと、無意味に終わる可能性も
ただ上でも述べました通り、そういった無責任な上司というのは社内政治だけは上手だったり、上の人間からの覚えだけはよかったりします。
- 「あの上司君がそんなことを言うわけがない」
- 「彼はかなりの実力者だと聞いているぞ」
- 「君の言っていることがおかしいんじゃないか?」
などと言われる可能性もあります。
特に全然現場を見に来ない幹部社員に言っても、そうなるかもしれませんね…。
現場はボロボロでも、そういうクソ上司は上にだけは「何の問題もありません!全て順調です!」とか言ってたりしますから。
そういう組織は、もう本当にどうしようもないですね…。
あなたが頑張って出世する

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或いは、上司に不満があるのであれば、あなたが頑張って出世すればいいのではないでしょうか?
その上司も、多分昔はそんな人間ではなかったと思いますし。
最初は「会社を変えてやる!」と息巻いていたが、組織の不条理に呑まれてダークサイドに落ちてしまった可能性もあります。
でしたら、そんな不甲斐ない上司に成り代わって、あなたが出世して上司になってしまえばよいのです。
最近の企業は、とにかく人材が足りません。
「誰でもいい」んなら集まるかもしれませんが、立派な上司の資質がある人間なんてほぼいませんよ。
給料がいいんなら別ですけど、大した給料もくれないのに頑張ろうとは普通思いませんもん。
その上司ももしかしたら、もう管理職であることに嫌気がさしているかもしれません。
最近は本当に出世しても責任が増えるだけで旨みがない会社も多いですし、ろくなことにはなりません。
であれば、あなたが出世して上司に成り代わってくれれば、上司も肩の荷が下りて喜ぶかもしれませんし。
日本人はとにかくリーダーではなくフォロワーになりたがる人間が大多数なのです。
上に立てない人間に、上司を批判する資格はありません。
まとめ
そういう会社ですと、全社員が仕事へのモチベーションがかなり低いのではないでしょうか?
だって恐らく管理職である上司もモチベーション低いでしょうし、そんな人間の下で働いているあなたたちも、やる気がでるはずがありません。
そういう組織に染まっていると、人間はどんどん腐ってきます。
このまま勤め続けたところで、あまりいいことはないかもしれませんね…。
あなたが30代程度と比較的若いのであれば、いっそのこと転職してしまうというのも手段の一つです。
最近は人手不足の会社も多いですから、選ばなければ転職先は結構いくらでも見つかりますよ。
年収300万~400万くらいの会社であれば、結構いくらでも見つかります。