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- 部下が心を開いてくれない!
- 心を開かない部下への対処法が知りたい!
そんな悩みをお持ちの方は、今の御時世珍しくないと思います。
特に最近の若者ほど、仕事とプライベートを明確に分ける傾向にあります。
なのでなかなか心を開いてくれない、自分のことをあまり話してくれない場合も多いです。
まぁ若者に限らず、仕事とプライベートを分けている人ほどそういった傾向にあるかもしれませんが…。
特に最近は労働者を搾取しようと考えるブラック企業が多いですから、会社の人間を信用していない人も多いですからね。
しかしそんなに心を閉ざしてしまっていては、仕事にも悪影響を及ぼしかねません。
上の人間としては、なんとか対策を取っていきたいところですね。
この記事では心を開かない部下への対処法について解説しますので、参考にしてみてください。
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心を開かない部下に悩まされる人は少なくない
最近はあなたのように、心を開かない部下に悩まされる人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
ねむけ、後輩ちゃんが後輩ちゃんの同期に「ねむけが全然心を開いてくれない。冷たい」などと相談していたらしいと人づてに聞く。2000マス戻る。
— ねむけ (@nemuket) January 17, 2023
家族もそうだし仕事も友達もそうよね。部下なんて、より心を開いてくれないからなんでも言っていい訳なんてない
— まんだ (@hackapell_manda) September 9, 2017
@takegiri1000 うん、だから従面腹背?っていうのかしら?部下が心を開いてくれないwww
— アレックス( ˘ω˘ ) スヤァ… (@suidoukan1230) March 27, 2014
部下の質問をしました。
アドバイス、ありがとうございます。
仕事している、背中を見せていきます✨パーソナルな話とかをしてくれなくて、心を開いてくれない感じがある子なんですよね。
— 風@’15/3/22神と対話した (@kxa_kaze_) April 3, 2022
こんな意見が散見されますね。
心を開いて本音を話したところで、「甘えるな!」なんて一蹴されたりしますからね…。
それで何か言えば「言い訳するな!」なんて言ってきたりとか…。
そもそも「日本人は世界一勤め先の会社を信用していない」なんて統計結果もありますので、大部分の日本人会社員に当てはまるかもしれません。
心を開かない部下への対処法!
心を開かない部下に悩む人は珍しくありません。
最近はコミュ障な方も増えてきていますし、職場のコミュニケーションをどう円滑化するかで悩んでいる会社は少なくありません。
そうではなくてもブラック企業が増えていることもあり、会社を信用していない、会社の人間を信用していないという方も珍しくありませんからね。
しかし上司としては部下に心を開いて貰って、スムーズに仕事を進めていく責任がありますので、なんとか心を開かせたいのが本音かもしれません。
心を開かない部下への対処法について解説しますので、参考にしてみてください。
積極的にこちらから話をする
心を開かない部下というのは、単純に口下手なケースも多いです。
別にあなたや同僚を嫌っているわけではなく、口下手で話すのが苦手というパターンです。
最近はコミュ障な方も増えてきていますし、あまり積極的に人間関係を築いていくことが得意ではない方も多いです。
このパターンの部下の場合は積極的にこちらから話をしていく必要があります。
コミュ障タイプの心を開かない部下でも、「話すのは苦手だが人の話を聞くのは好き」というタイプも多いです。
世の中には自分の話をしたがるタイプの方が多いので、聞き上手のタイプですとむしろこちらの悩みや自慢話を聞いてくれて都合が良いかもしれません。
こういったタイプの人ですと、心を開いていないように見えるかもしれませんが、案外口に出さないだけで心を開いてくれる可能性もあります。
趣味を特定して話を合わせる
あとは心を開かせるには、プライベートな話をしてもらうのが一番ですね。
仲良くなるには自己開示が必要!というのはよく言われることです。
それにはやはり、その人が興味のある趣味の話をするのが一番です。
その人と話してみて趣味を特定して、話を合わせると心を開いてくれるかもしれません。
まぁ若い人であれば、大抵ネットが好きだったり、映画やアニメなどは趣味として抑えていることが多いと思います。
そういった共通の話題を定期的にしていけば、心を開いてもらいやすいと思いますね。
まぁ全くなんの趣味もないような人ですとかなり厳しいかもしれませんが、誰しも何かしら趣味はあると思います。
休みの日に遊びに誘ってみる
あとは心を開いてもらうために、一緒に遊びに行くというのも良いかもしれません。
休みの日や週末仕事が終わった後などに、遊びに誘ってみるというのも良いかもしれません。
まぁプライベートで飲み会に誘ってみたりするのが良いかもしれません。
まあこれが異性の部下ですと、セクハラだとか何とか言って社内で問題になったりする可能性もありますので、やめておいた方が良いかもしれませんが…。
特に結婚して子供がいる人ですと、こんな時間はなかったりしますからね。
まぁ可能であれば、ちょっと誘ってみるのも良いかもしれませんよ。
結局人間関係で仲良くなっていくためには、接触する時間を増やしていく必要があるということは最近の研究でも明らかになってきていますからね。
飲み会に出席させる
あとはそういった心を開かない部下ですと、飲み会が嫌いなケースも珍しくありません。
そもそも酒を飲めないというケースも珍しくありませんからね。
ですが一応お酒が飲めなくてもいいので、飲み会に出席させるという手もあります。
酒が飲めるタイプの部下であれば、それで親睦が深まったりもしますし。
「飲みニケーションはウザい」という人も多いですが、むしろ最近は30代程度の人よりも20代程度の若者の方が飲みニケーションに寛容という意外なアンケート結果もあったりします。
まぁ酒が飲めなくても同じ場を共有して時間を過ごすというだけで、親睦が深まる傾向にあります。
お前感じ悪いよ!?と忠告する
あとはそんなに心が開かない部下ですと、周りと馴染んで行けず孤立している状況も多いのではないでしょうか?
あくまで上司や大人の立場として「お前感じ悪いよ?」と忠告するというのも手段の一つです。
実際そんなに心を開かないと、他の同僚とも馴染んでいけていない可能性が高いですし。
結局孤立すると辞めていってしまう可能性が高いですからね。
やはり言わないとわからないこともありますし、こう言えば少しは改善のために行動してくれるかもしれません。
最近の若者は注意するとすぐ辞めてしまう!とは言われていますが、同時に最近の若者は以前に比べて真面目な人が多いため、欠点が分かればちゃんと改善するために努力する傾向にあります。
あまり強く言うと辞めてしまうリスクがありますが、やんわりと言うのであれば大丈夫だと思います。
他の部署に異動させる
あとはそんなに心を開いてくれない部下であれば、他の部署に異動させるというのも手段の一つです。
もしかしたら今の部署の人間関係に馴染めないだけで、他の部署では馴染んで行ける可能性もあります。
やはり人間関係というのは、化学反応のようなものですので、別の環境に行って他の人達と接するようになれば、「見違えるように人が変わった!」なんていうケースは珍しくありませんからね。
まぁあまり仕事ができないとかであれば、こうやってもしかしたら辞めていく可能性もありますし。
これまであらかた手は尽くしたが一向に心を開いてくれない、というのであれば、こうやって突き放すしかありませんね。
他の部下に仲良くなってもらう
あとはそもそもあなたはその人の上司ですから、その部下も萎縮してしまっている可能性もあります。
特に日本人は権威に弱い傾向にありますので、上司という時点で本音を話せない、心を開けないという状況に陥っているのかもしれません。
下手なこと言ったら更に上の上司にチクられたり、会議で問題にされたりして面倒なことになるのではないか?と警戒している可能性もありますからね。
その場合は他の部下に話して仲良くなってもらうのも良いかもしれません。
年齢や立場が近い方が仲良くなりやすいでしょうし。
やはり歳が離れている上に上下関係があると、馴染んでいくのはそう簡単なことではないと思います。
ギャグを言って笑わせる
心を開いてもらうためには、ギャグを言って笑わせるということも有効です。
というか笑ってくれれば心を開いてくれたと言えるかもしれません。
ユーモアの力で心をほぐしてもらうのが良いかもしれません。
まあつまらないオヤジギャグでも言ってあげたらどうでしょうか?
結構笑ってくれたりしますよ。
もしかしたらただ単にこういったギャグすら言えないようなピリピリした職場の雰囲気だから、心を開いてくれないのかもしれませんし。
上司が率先して笑わせた方がいいのではないでしょうか?
単に労働環境が悪いことが原因のことも…
あとはそもそも労働環境が悪いことが原因で、心を開いてくれないというケースもありますよね。
労働時間が長すぎると「この会社ブラックだな…」と考えて、心を開いてくれない傾向にありますし。
もしかしたら環境が悪い場合はすでに転職活動をしているかもしれません。
最近は転職も一般的になってきていますし、転職を全く考えたことすらない人の方が少数派でしょう。
まぁ環境が悪い場合は、あなたも転職を検討した方がいいと思いますが…。
その人が心を開いてくれないだけではなく、他の人もそうなったり問題を抱えている会社が多いかもしれませんし。
環境に問題がある場合は、あなたも環境を変えることを考えた方が良いかもしれません。