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- 毎日終電まで仕事してる…
- 家には寝るために帰るだけ!
- 毎日クタクタ。もう疲れた
とお悩みの、毎日終電まで働かされる会社に勤めている方のためのページです。
特に最近は深刻な人手不足が深刻な会社が多いため、あなたのような方は珍しくありません。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
日本の労働時間は減ってきているなんて言われていますが、正社員に関しては横ばいでほとんど変わっていません。
むしろ持ち帰り残業やサービス残業が増えて、統計に表れなくなっている説もありますね…。
この記事では、毎日終電まで仕事をさせられている時の対処法を解説します。
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毎日終電まで仕事をさせられている人は少なくない
最近はあなたのように、毎日終電まで仕事をさせられている人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
仕事ヤバすぎて今週は毎日終電になりそ〜〜
— QUON (@baamoocoo) August 28, 2023
2週間ほぼ毎日終電まで仕事してたのに、2週間ぶりの休みにまさか遅延で終電より遅くなるとは
— はし (@hashi011) August 29, 2023
毎日終電まで仕事よゲームしたいって
— かあちゃん (@Abyss_Kachan) August 24, 2023
社畜の鏡なので、毎日終電だったり帰ってからも仕事したりで、平日の睡眠時間4時間前後ってのがずっと続いてる…
— マグナムぺんき (@pennnki717) August 24, 2023
なんで10人も一緒に仕事してる人いるのに俺だけ毎日終電で帰るか朝まで仕事しなきゃいけないのか意味不明過ぎるんだけど
— 大上良太 (@o_r1123) August 23, 2023
こんな意見が散見されますね。
想像以上にたくさんいるので、本当に働き方改革なんてのが進んでいるのが大いに疑問ですね…。
日本人の労働時間は減っているって?正社員に限れば横ばいで変わっていない(サービス残業含まず)
最近は働き方改革の影響で「日本人の労働時間は減ってきている!」なんて言われていますが、それも疑わしい話です。
定年後の高齢者や主婦が扶養範囲内で働き始めたことが原因で平均を押し下げていますが、正社員に関しては全く変わっていませんし、サービス残業や持ち帰り残業は統計には出てきません。
1995年以降正社員の労働時間は減ってない(グラフにサビ残は入ってない)。
「「日本企業は世界で何が起きているかをしらず動きがのろい」…「世界のどの国の人も使えるデジタル技術を日本人は使えない」…「ビジネス効率性」において日本は世界第51位…アフリカのやモンゴルの企業とほぼ同列」 https://t.co/Bxrqp8yKF5 pic.twitter.com/JYsKrb3Sr0
— akupiyocco (@akupiyocco) October 15, 2022
過労死は認定基準が厳しく、表に出てきているのは氷山の一角と言われています。
過労死と認定された公立校の教職員が過去10年間で63人に上ることが、地方公務員災害補償基金への取材で明らかになった。
認定申請すらできずに泣き寝入りしている遺族も多く、認定されたのは氷山の一角。政府は早急に実態を把握し改善すべきだ。
— 合法先生 (@barbeejill3) January 25, 2019
毎日終電まで仕事をさせられている時の対処法!これで過労死から生き残れ!
私も色々な会社を経験してきましたが、ブラック企業で働かされていた時は毎日終電近くになっていたこともあります。
先輩や同僚も倒れたり辞めていったりしたので、私もほどなくして辞めましたが…。
統計に出てくる労働時間って違法なものはなかなか出せないですし会社側も本当のことを言わないため、平均労働時間なんてあてになりません。
毎日終電まで仕事をさせられている時の対処法を解説しますので、参考にしてください。
会社で快適な仮眠環境を整えるのも手段の一つ
毎日終電まで働かされていると、終電を逃してしまう機会も出てくると思います。
というか、毎日終電ギリギリの時間で、乗り過ごす機会も多々あるのでは?
そういう場合はもう、大人しく会社に泊まってしまったほうがいいかもしれません。
どうせまた明日朝出勤してくるんでしょうし、いっそのこと会社で寝てしまったほうが睡眠時間を確保できます。
なので、疲れを最大限取り除くためにも、会社内で快適に睡眠が取れる環境を整備しましょう。
具体的には、
- 寝袋を持ってくる
- 安眠枕を持ってくる
- 耳栓とアイマスクを持ってくる
などなど。
そういった寝具があるだけで、全然寝心地が変わってきます。
可能ならば、着替えも常備しておくとよいでしょう。
最低でも下着は替えておきたいところです。

無理をしてでも電車の席に座れるようにする


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毎日終電ギリギリまで働かされていると、睡眠時間を確保することが難しくなってきます。
家に帰ってもすぐに寝て、朝また会社に来るような感じでしょうし。
となると、行きと帰りの電車で座る時間も、貴重な睡眠時間として利用しましょう。
帰りの電車は座れないかもしれませんが、行きの電車は多少早く駅に着いてでも、座席に座れるようにしたほうがいいと思います。
そうすれば寝られますし、それだけでも大分体力的に違ってくると思います。
シルバーシートだろうが、関係なく座ってしまいましょう。
こちらは終電ギリギリまで働かされて疲れているのです。
そんな過労死しかねない環境で働いているのですから、誰に文句を言われる筋合いもありません。
周辺の宿泊施設をチェックしておく
終電を逃してしまった時のために、周辺の宿泊施設は事前にちゃんとチェックしておきましょう。
今日終電に間に合わなくなるかもしれないし、明日間に合わないかもしれない。
選択肢は多いほうがいいので、周辺の泊まれそうな場所はあらかたピックアップしておきましょう。
ビジネスホテルやカプセルホテルは毎回使ってると高いので、ネットカフェや24時間営業のスーパー銭湯などもあれば検討したいですね。
寝心地がよくリーズナブルな場所を確保しておけば、終電に間に合わなかったとしてもうろたえずに済みます。
終電まで働いてると心身ともにフラフラでしょうから、余裕のあるうちに準備しておきたいですね。
近所のスポーツクラブに入会しシャワーを確保する
最近は24時間営業のスポーツクラブも増えてきています。
スポーツクラブならシャワーがついてますので、終電を逃した時も安心です。
最近はサウナや温泉があるスポーツクラブも増えていますが、夜はスタッフがいないか少ないので、やってないところが多いですね。
ただ、朝までの居場所にはなりますし、リフレッシュすることが可能です。
寝る場所として使われたら迷惑だと思いますが、シャワーだけ使ってあとは24時間のファミレスあたりで夜を明かすことも可能です。
ちょっと運動すればストレス発散にもなります。
まぁそんな元気はないかもしれませんが…。
昼休みは貴重な睡眠時間として利用
昼休みも貴重な睡眠時間です。
昼飯は適当にすぐ食べられるもので済ませ、あとは寝ましょう。
こういったところで睡眠時間をしっかり確保していかないと、睡眠不足で死んでしまいます。
できれば、社内の薄暗い倉庫のような場所を確保できるといいですね。
暗い場所のほうが寝やすいですし、リフレッシュ度合いが違います。
昼寝をするとかなりリフレッシュするということが研究の結果でもわかっているようです。
毎日終電まで働かされているのであれば、こういったところで睡眠を確保していきましょう。
でないと病んできますし、最悪死にかねません。
多少金がかかってもタクシーで帰る
終電を逃した場合、近くで泊まるのもいいのですが。
できれば多少お金を払ってでも、タクシーで自宅まで帰ったほうがいいと思います。
そのほうが単純にリラックスできますし、着替えもしっかりできます。
やはり家にも帰れない生活というのはストレスが溜まりますし、病んでくると思いますよ。
ネットカフェやビジネスホテルなら比較的安価に泊まれるかもしれませんが、所詮仮の宿です。
心から寛ぐというのは難しいでしょう。
ネットカフェだと周りが煩かったり、気を使ってしまったりもするでしょうし。
できるだけ、家には帰るようにしましょう。
毎日終電では転職活動は不可能!一旦会社を辞めて失業保険で生活してみるのも手段の一つ
あなたも毎日終電生活なんてしたくないと思いますが、そんなに働かされていたら在職中に転職活動するなんて不可能です。
「俺は忙しくても転職活動くらいできたぞ!」みたいに言ってくる人もいますが、焦って転職活動してもブラック企業に入ってしまうリスクが高いです。
そんなこと言ってる人たちも、もっと余裕をもって転職活動していれば今よりもマシな会社に行けたと思いますね(笑)
幸い会社を辞めても失業保険が貰えますので、すぐに無収入になるわけではありません。
毎日終電まで残業していた場合は、勤怠記録などを証明できれば会社都合退職にでき、すぐに失業保険が貰える可能性があります。
知らない人が多いけど、辞める前の半年間で残業時間が下記いずれかの条件を満たすと会社都合の退職になります。
・3ヶ月連続45時間以上
・2〜6ヶ月の平均80時間以上
・1ヶ月100時間以上知らずに自己都合で退職すると失業保険の条件が不利になってしまったりします。
— 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) January 23, 2023
お金を貰いながら職業訓練を受けるのも手段の一つ
あとは職業訓練を受けることでも自己都合退職の待機期間を外せますし、条件を満たせば訓練期間中は失業保険を延長してもらえます。
雇用保険をかけていなかった方でも条件を満たせば月10万円の職業訓練受講給付金が貰えます。
職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
今は仕事多い!もっとマシな会社を探そう
今は深刻な人手不足に陥っている会社が多いため、毎日終電まで働かされる会社にしがみつく必要はありません。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
流石に今よりももっと労働環境がマシな会社はたくさんありますね…。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
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まとめ
終電まで働かされているというのは、相当な労働時間の長さだと思います。
体は大丈夫でしょうか?
正直、心も病んでくると思います。
ぶっちゃけ「やってられねー!」って思ってきてるのでは?
体ももたないと思いますし、恐らく早死にすることは確かでしょうね…。
激務な広告代理店社員とかは、平均寿命が短いって聞いたことありますし。
他人より少しばかり高い給料をもらったところで、命と引き換えにしているのなら意味がありません。
体を壊す前に、ちょっとこれからの仕事との付き合い方を考え直したほうがいいような気がします。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。