
congerdesign / Pixabay
- 今の職場が合わないかも…
- でも他の会社が向いてるかもわからないし…
- 職場が合わないか判断するためのポイントが知りたい!
そういった悩みをお持ちの方も、今は多いかもしれません。
合わない職場で働き続けるのは、やはり厳しいですからね。
最近は労働環境の悪い会社も増えていますし。
ただ転職経験や社会人経験が乏しいと、職場が合わないかどうか?なんてどうにも判断しにくい傾向にありますからね…。
この記事では、職場が合わないかどうか見極めるための判断材料を解説します。
人間関係が悪い、合わないと感じる
職場が合わないと判断するためのポイントとしては、人間関係の悪さが一番に挙げられると思います。
退職理由として一番多いのが、人間関係であることが多いからです。
実際、給料が多少低かったり仕事がきつくても、人間関係が良ければ長続きするケースが多いですからね。
仕事が合わなくても、人間関係が合えば毎日頑張って出社するためのモチベーションにもなりやすいです。
人間関係が悪いと、
- つらいことがあっても、その会社に留まる理由が乏しい
- 相談できる同僚などもできにくい
- 好きな仕事でも、人間関係が悪いと仕事まで嫌になってくる
というデメリットがあります。
仕事は一人ではできませんので、どうしても同僚や上司などと協力して仕事をしていくことになりますからね…。
そこで人間関係も悪いと、なかなか合わずに辞めてしまいがちなのです。
仕事をしていてもつまらない、合わないと感じる
職場が合わないと判断するポイントとしては、これも大きいです。
仕事となると人生において長い時間を費やしていくことになるため、つまらないと感じる仕事ですと致命的です。
特にわが国は世界的に見てもトップクラスに労働時間が長いですから、仕事が人生に占めるウェイトはかなり大きいのです。
そんな中仕事がつまらなければ、人生までつまらないものになってしまうでしょう。
わが国では、仕事=人生になってしまっている方が多いですからね…。
つまらない仕事でも、そこそこ仕事がこなせているのであれば良いですが…。
仕事が合わないと、ミスも多く周りに迷惑をかけてしまう可能性もありますからね。
というかつまらないと感じていると仕事に興味もなく、パフォーマンスも低下し必然的に職場内でも仕事ができない部類になりがちです…。
今の職場の仕事にあまり興味が無い、つまらないと感じているのであれば、その職場はあなたに合わない可能性が高いかもしれませんね…。
職場の先輩を見てもこうはなりたくない、と感じる
職場が合わないと判断するには、今だけを見てもダメかもしれません。
今は良くても、将来的に合わなくなる可能性もありますし。
できれば、「こういう風に歳をとりたい」みたいなモデルケースとなる先輩たちがいる会社の方が良いでしょう。
その人たちは既にその会社で長く働いてきた人たちが多いですから、「この会社で働き続けたらどうなるか?」が見えてくると思います。
合うか合わないかは、そういった面からも見たほうが良いでしょうね。
歳をとるごとに、合わない職場になっていくことも考えられますし。
- 「ああはなりたくない」
- 「このままここで働いていたら、あんな人になる」
なんていう危機感を感じるようであれば、あなたにはあまり合わない職場かもしれません…。
そういった人間の直感というのは、かなり当たりますからね。
今は良くても、そのまま働いていたらそんな感じの人間になっていく可能性は、きわめて高いでしょう。
そもそも中高年がほとんどおらず、「ある程度の年齢になったらリストラされる可能性が高い」なんていう会社もありますし。
そういう会社ですと、合う合わない以前に、長く勤められる会社ではありませんからね…。
自分の望むライフスタイルは、今の給料では厳しいと感じる
その職場が合うかどうかは、あなたの希望や理想から逆算していったほうが良いかもしれません。
そのまま働き続けても、その理想の生活から遠ざかるようであれば、合わない職場だと言えると思います。
まぁ一般的な人の目標を言えば、
- 結婚して家族を養いたい
- マイホームは欲しい
- 将来的にやりたい仕事をしたい
- 頑張って長くその仕事で活躍したい
- 老後の資金も頑張って貯めたい
こんな感じだと思います。
あなたの望む人生やライフスタイルも、ここから大きく外れるものでもないでしょう。
ですがこれらを実現するには、当然ある程度以上にお金がかかります。
特に最近はワーキングプアの給料しか稼げない会社も増えていますし。
あまり給料の良くない会社であれば、あなたにはあまり合わない会社と言えるかもしれませんね…。
やはりお金は重要ですので、そういった面からも合うか合わないか?を判断していったほうが良いでしょう。
この仕事は死ぬまでやっていけない気がしている
職場が合うか合わないかというか、雇用の安定性や継続性で見ていくのも良いと思います。
例えば、
- 今の職場の仕事は、歳をとったら厳しいと感じる
- とても定年までは働けないと感じる
- 遠からず自動化されて、リストラされそうに感じる
- 老後の資金も貯められなさそうに感じる
こういった場合は、たとえ職場が合っていたとしても、あまり長くは働けない可能性もあります…。
こういった職場では、長く働いていくことは難しいでしょう。
まぁこれからは人工知能の普及や自動化が更に進んでいくので、先を読んでいくのも難しいのですが…。
まぁすぐに無くなるような仕事と言うのもそこまで多くはないと思いますので、「定年まで働けそうか?」くらいの感覚で見ていくと良いかもしれません。
今は仕事多いので、今のうちに転職もアリ
合わない会社だと判断したら、やはり早めに転職をしてしまったほうが良いかもしれません。
幸い今は有効求人倍率も高く、仕事はかなり見つかりやすくなってきていますし。
失業率も低く求職者自体が減っているため、仕事がかなり見つかりやすくなってきているのです。
これからは死ぬまで働く時代!なんてことも言われており、仕事をする時間も長くなっていくと思いますし。
軌道修正するなら早い方が絶対有利ですので、今のうちに動いておいた方が良いかもしれません。
とりあえず転職サイトにでも登録して、求人を眺めてみるといいと思います。
私もそうですが、大抵の人は「会社を辞めたい」と考えたら、求人を眺めるところから始めますからね。
いい会社に行けるか?は求人がでるタイミング次第なので、登録だけはしておくべきです。
こちらの転職サイトは、自分の転職市場価値を診断してくれたり、リモートワークに特化していたりするので、「今の働き方でいいのかな…?」と考えたら気楽に登録してみるといいかもしれません。
⇒リモートワーク求人多数!新しい働き方を提案する転職サイト【LIBZ】
一旦会社を辞めて、職業訓練でも受ける手も
仕事が合わないと感じても、なかなか辞められない方も多いかもしれません。
仕事が激務ですと、転職活動しようにもなかなか時間が捻出できないケースが多いですからね…。
一旦会社を辞めてから転職活動しようにも、まとまった貯金がないとなかなか退職に踏み切れません。
そうやって、合わない仕事でも我慢して働き続け、転職が絶望的な年齢になってしまう方も多いですからね…。
ですが、社会保険をかけている方であれば、雇用保険から失業給付がでます。
会社を辞めてしばらく失業保険で暮らすというのも手段の一つです。
合わない仕事だといっても、あまり焦って転職活動するとろくなことがありませんからね。
特に職業訓練校に通いだせば、すぐに失業給付の支給対象になります。
しかも職業訓練期間中は失業給付が延長して貰えますし、お得なのです。
長い訓練ですと半年~一年くらいのものもありますし、しばらくは失業給付が貰えると思います。
雇用保険をかけていない方でも、条件を満たせば月10万円の「職業訓練受講金」が貰えます。
まぁこれからは更に人口が減っていき、人手不足も加速していくと予想されます。
あまりに合わない仕事であれば、とりあえずこういった手段で会社を辞めてからの生活費を確保してから、転職活動するのも良いかもしれません。
スキルや資格が身に付いて、新たな分野の仕事にも就きやすくなる可能性がありますし。
職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
まだ何十年も働く必要があるので…
仕事が合わない!と判断したのであれば、早めに動いた方が良いかもしれません。
幸い今は有効求人倍率も高いですし、仕事はたくさんありますので。
今なら比較的歳を食っている方でも、かなり採用されやすくなってきていますからね。
恐ろしいのは、これからは死ぬまで働く時代!なんてことが言われていることです。
我々現役世代は年金も貰えるか怪しいですからね…。
既に年金が68歳からにしよう!みたいなろくでもない案が出てますので、我々がそのくらいの歳になる頃には、更に引き上げられているのでは…。
そうなると働く期間を長くせざるを得ませんが、合わない仕事だときついですね…。
仕事と付き合っていく時間が長くなってきていますので、合わない仕事だと判断したなら、早めに動いておいた方が良いかもしれません。
わが国は特に労働時間も長いですし、仕事=人生になっている人も多いですからね…。
人生で長い時間を割く必要のある仕事選びは、慎重にしたほうが良いでしょう。
まとめ
やはり仕事に合う合わないはあります。
仕事自体は好きでも、人間関係が合わないケースもありますし。
まぁすべて満たす会社は無いとは思いますが、あまり合わない会社ですと長続きしませんからね。
本人が長続きさせるつもりでも、やがては嫌気がさしてきて続かない傾向にあるのです…。
まぁ幸い今なら有効求人倍率も高いですし、仕事はたくさんあります。
あまりに合わない仕事だと思うのであれば、早めに転職を検討するのも良いと思います。
合わない仕事を我慢して続けていくというのも、かなり苦痛ですからね…。
比較的若いうちであれば環境を変えて適応していくこともやりやすいので、今のうちに動いておいた方が良いでしょう。