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- 零細企業勤務だから給料が安い!
- ボーナスも大して出ない!
- 同年代の友達と比べても待遇が悪すぎる!
とお悩みの、零細企業に勤めていて給料が安くて悩んでいる方のためのページです。
最近は企業間の格差も拡大してきていますので、あなたのような方も珍しくはないと思います。
最近は人手不足が深刻ですが、零細企業となると給料も安いので優秀な人材も来ず、なかなか業績も上向かない傾向にあります。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
ですがそんな安い給料では、満足に生活していくことができないかもしれません。
この記事では、零細企業で給料が安い時の対処法を解説します。
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零細企業で安い給料で働かされている人は少なくない
最近はあなたのように、零細企業で安い給料で働かされている人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
車で15分弱
地方の零細だから給料安いけどね— うまぬえ🧌2+2=4 (@nrYhBTAnfQzij0Z) March 5, 2022
ていうかあれか、今の会社が零細だから給料的にキツイだけなのかな。そこそこの中小レベルの会社なら、そこそこ基本給あってそれなりに生活できるのかな。具体的には手取り18万とか20万とか貰えるのかな。うーん。やっぱ派遣やるかー。
— はろわ (@nvp_web) November 20, 2015
うちの会社も吹けば飛びますw
文系脳と理系脳の違いかも?w— SEA SLUG (@iruka_spin) June 30, 2020
「今そこそこの条件の所に勤めてんだから文句言わずに働けボンクラ」的なこと親に言われてふざけんなって思ったんだけど、マジで今より条件良いとこ無さすぎて泣く、今だって零細だし給料安いけど、声かけてくれるのはそれよりひどい所ばっかり
— かみゅ (@kamyu6419) August 17, 2016
うちの会社は零細だし給料クソ安いけど残業ないし有給も楽に取れる
— 星ぶどう (@hoshib) December 1, 2017
こんな意見が散見されますね。
しかし零細企業のほうが馴染めればいい待遇で働けるケースもありますし、居心地が良くて多少給料が安くても働き続ける人も多いです。
「零細企業はやめとけ!」という人も多いですが、自分で仕事を回してる感は確実にあるので、人によるでしょうね。
零細企業で給料が安い時の対処法!これをやれば問題なし
私も零細企業で勤務していた経験がありますが、給料は会社によりますね。
自分で仕事をとってきてうまく回せれば、大企業よりは給料に反映されやすいです。
そもそも人がいないため、辞められたら困る状況を作りやすいので交渉もしやすいです。
零細企業で給料が安い時の対処法を解説しますので、参考にしてください。
零細企業は明確に給料が安い傾向あり!もう少し規模の大きい会社に転職するのもいいかも…
残念ですが、従業員数の少ない零細企業ほど、従業員の待遇は悪い傾向にあります。
まぁ考えてみれば当たり前の話ですけどね。
従業員を増やせるほど儲かっている会社であれば、それ相応に従業員の待遇を良くしますから。
国税庁の平成27年の民間給与実態統計調査結果によると、10人以下の企業の平均給与は約420万円で、
10人以上だと460万円、30人以上だと550万円となっています。
平均となると一部の給料高い会社が平均を押し上げるので、実際はもっと低いでしょうね…。
今は仕事も多いので、給料に不満があるのであればもう少し従業員数の多い会社に転職することをお勧めします。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
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零細企業は社会保険すらないケースも!

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零細企業勤務でも、給料が安いだけであればいいのですが…。
そういった規模の小さい会社ですと、社会保険にすら加入していないケースもザラにあります。
株式会社などの法人格を取得している会社であれば、社会保険に加入するのは義務なんですけどね…。
2014年の調査では約80万社が違法に社会保険加入逃れをしていましたが、今は国の指導により減少傾向のようです。
社会保険未加入の会社80万社を3年で調査、指導し強制加入させる予定。 pic.twitter.com/bDLpnkDXpf
— 名古屋社会保険労務士法人 (@furukawasyouzou) April 18, 2015
社会保険に加入できないと、老後貰える年金にも影響してきます。
社会保険がないと、フリーターや自営業が加入する国民年金しかありませんから、老後それだけでは生活できなくなってしまいますからね…。
いまどき2か月以上の短期バイトすら社会保険くらいは入れる
最近は法律が改正されましたので、いまどき雇用期間2か月以上の短期バイトすら社会保険くらいは入れるようになってきています。
2016年に法律が改正され、従業員数501人以上の事業所で、雇用期間一年以上で週20時間以上、月給88000円以上稼いでいる学生以外の方は、社会保険加入義務ができました。
更に2022年10月からは従業員数101人以上で雇用期間二ヶ月以上の短期労働者にも拡大され、2024年10月からは更に従業員数51人以上の事業所にも拡大されていきます。
2025年からは従業員数制限を撤廃して零細企業にも加入させようという話が出ており、今後は働いていれば誰でも加入できるようになっていくでしょう。
正社員でも零細企業で社会保険なしの場合は、大手でバイトしたほうがマシかもしれませんね…。
最近はダメな会社で底辺正社員をするよりも、大企業バイトのほうが福利厚生も充実していて稼げるなんていう逆転現象が起きつつあります。
零細企業は退職金もないケースが多い
あなたの勤めているような小さな会社ですと、残念ですが退職金もないケースが多いです。
会社側には、退職金を支給する義務などありませんからね。
退職金を支給するかどうかは、会社の勝手です。
まぁ大抵の中小企業には多かれ少なかれ退職金制度はありますが、従業員10名以下の零細企業ですと、
余裕がないのでそんなものを用意している余裕もありません。
当然ですが、老後の資金計画も狂ってきます。
幸い、最近はそこそこ待遇がいい会社でも人手不足で人が集まらなくなってきています。
今のうちに転職してしまったほうがいいかもしれません。
今のうちに転職するのも手段の一つ

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上でも述べましたように、最近は仕事がかなり見つかりやすくなってきています。
有効求人倍率も高止まりしていますし、正社員だけの有効求人倍率も1倍を超えました。
今勤めているような、待遇の悪い会社で勤め続ける意味が、薄れてきているんですね。
「今の会社では、長く勤められそうにない…」と考えているのであれば、今のうちに転職を考えたほうがいいかもしれません。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
生活が苦しいなら今のうちに対策すべき
最近は、あなたのような生活が苦しい方も増えてきてはいるのですが…。
- 「零細企業で生活がきつい!」
- 「給料が安くて生活できない!」
こんなふうに嘆いていたところで、だれも助けてくれるわけではありません。
国も何もしてくれませんからね…。
あくまでも、自力で何とかしていく必要があります。
幸い最近は転職がかなりしやすいので、今のうちに転職してしまったほうがいいかもしれません。
このチャンスを逃すと、今後どうなるかわかりませんからね…。
あるいは、副業でもやるとか。
最近はネットで副業できる時代ですから、本人次第で収入の上積みが可能です。

とにかくなんらかの対策をとっておかないと、後で貯金もなく年金も乏しく、後悔する未来しか待っていないでしょう。
まぁ今は仕事はたくさんあるので、今のうちにもう少しマシな仕事に移っておいた方が良いでしょう。
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まとめ
一般的に、あなたの勤めているような従業員数の少ない零細企業は、やはり待遇が悪いです。
なので、転職や就職の際は、かなり慎重になるべきなのですが…。
就職氷河期の時期に仕事を探したような人ですと、そういう会社にしか内定をもらえなかった人も多いです、
ですが、老後明確に金銭的な差が出てきてしまいます。
それが嫌なのであれば、今のうちにもっとマシな会社に転職しておいたほうがいいかもしれません。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。