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- リストラされたくない!
- リストラされやすい人の特徴が知りたい!
そんな悩みをお持ちの方は今のご時世珍しくないと思います。
最近は企業は儲かっていて黒字なのにリストラを行うという信じられない状況の会社も増えてきています。
特に人件費が上がってしまった45歳以上の中高年社員の早期退職募集などが話題になっていますね…。
今は儲かっていても、この変化の早い時代に対応していくためにリストラを行わざるを得ないという企業も増えてきているんです。
この記事ではリストラされやすい人の特徴と、リストラを回避して安定するための方法について解説します。
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リストラされやすい人は少なくない
最近は企業もグローバル競争にさらされているため、リストラされやすい人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
webやプログラミングなど専門スキルはルーティンワークとは正反対ですが、身につければexcelよりもスキルになります。「長く仕事を続けたい」と考えるならそっちの方がいいかと。ルーティンワークというのは、世の中では一番リストラされやすい仕事です。
人員削減でリストラされやすい職種ではありましたね。
実際、1回経験してます。
“事務系は1番リストラされやすいんだよ”なんて父親(故人)が言ってたけど, 事業部の技術系が切られている一方で事務系は全然そんなことはなかった. 嘘つき親父め
これからは人件費だけ高い中高年社員はかなりリストラターゲットにされやすくなってくと思うな。
時代の変化が速すぎて、いつでも首を切れる非正規や外国人技能実習生を使いたいのが企業の本音。
正社員になるべきってのは働く側の都合であって、企業にとってはクビにできず人件費も高い正社員なんて雇いたくないもんね。
こんな意見が散見されますね。
特にこれからはグローバル競争も熾烈を極めていくため、大企業も生き残りをかけてリストラをしていくしかありません。
リストラされやすい人の特徴は?
リストラされやすい人というのは、一定の特徴があると思います。
多くの人がリストラされている一方で何の問題もなくそのまま働けている人も多いですし。
何とかリストラされやすい人の特徴を知って対策をとっていきたいのが本音だと思います。
リストラされやすい人の特徴を解説しますので、自分の状況と照らし合わせて参考にしてみてください。
年功序列で給料が上がってしまった中高年社員
リストラされやすい人というのは、人件費が高くコスパの悪い社員です。
一番は年功序列で給料が上がってしまった中高年社員ですね。
最近は45歳以上の中高年社員の希望退職を募集している大企業がニュースを賑わせていますが、比較的人件費の安い若者に対して希望退職を行ったなんていうケースは少ないです。
若い社員の方があまり昇給もしていないので給料も低いですし、頭も柔軟で体力もあり素直で使いやすいんです。
ですが中高年社員となると子供を養っていたりしますので、高い給料がないと生活できないため、年功序列で給料が上がっていってしまっています。
その分会社に貢献していればいいですが、頭も固くなり体力も落ちてきた無駄飯食らいの中高年社員というのは、企業にとってはいらないんです。
特にこれからは更に時代の変化のスピードも早くなっていくでしょうから、どんどん企業の新陳代謝を早めていかないといけませんからね。
コミュニケーション能力が低い
あとはコミュニケーション能力が低い人ほどリストラされやすい傾向にあります。
コミュニケーション能力が高く他の部署にも顔が利く顔の広い人であれば、リストラするほうとしても心苦しいので温情をかけてもらいやすい傾向にあります。
他の同僚や他の部署の人間などにも好かれていれば庇ってもらいやすいですからね。
ただこれがコミュニケーション能力が低く社内でもあまりよく思われていない人間ですと、リストラの話が出た時にじゃあいつをリストラするかという風に槍玉にあげられやすいんです。
一つの仕事しかできない
あとは一つの仕事、一つの部署の仕事しかできない人というのも、リストラされやすい傾向にあります。
この変化の早い現代、今儲かっている事業でも来年再来年はどうなるか分かりません。
それまでやっていた事業では儲からなくなってきた場合、他の儲かる事業に人材を移動させていく必要があります。
ただそこで異動についてこれない社員ですと、当然ながら企業にとっても必要ありません。
最近は本当に時代の変化が激しいので、今収益が上がってる事業でも本当にこれから先はどうなるか分かりませんからね。
一つの仕事しかできないような人は、正直派遣などの非正規雇用で十分ですし、その方がすぐにクビにできて都合がいいんです。
一つの部署の仕事しかできないのに、年功序列で給料が上がってしまった中高年社員なんてのは会社にとって一番いらない存在ですね。
仕事はできるが人件費が高い
こういったリストラの話になると
- 仕事ができる社員ならリストラなんてされない!
- リストラされるのは仕事ができない無能社員!
- 真面目に働いている有能な社員ならリストラなんてされずに働けると思いますよw
こんな風に対岸の火事のように語っている世間知らずの方々が多いですが…。
少々仕事が出来たところで、人件費が高くなってしまった中高年社員は企業にとってはいらないですよ。
実際今は45歳以上で希望退職を募っていて、仕事ができない人も仕事ができる人も関係なく辞めていっていますし。
特に人件費が高い人というのは、年功序列で給料が上がっている中高年社員ですからね。
少々仕事が出来てもコスパが悪いんです。
だったらその中高年社員1人クビにすれば、派遣などの非正規雇用を2人~3人雇うことができたり、新卒の正社員を2人雇うことができたりします。
どちらがコスパがいいかは明らかです。
上の人間に嫌われている
あと当然ながら上の人間に嫌われている人ほどリストラされやすい傾向にあります。
リストラの話が出た時に、リストラをする側の管理職だとの上の人間は頭を痛めるものですが…。
個人的に嫌っている部下に対しては、そうだあいつをリストラしようと真っ先に思いつく傾向にありますからね。
上の人間に嫌われていると、同情してもらえることもなく秒速でリストラされてしまうでしょう。
リストラされないためにできることは?
リストラされやすい人の特徴は色々とあると思いますが…。
せっかく入社した会社で勤続年数も上がってきて給料が上がってきたのにリストラされてしまうと、人生設計まで狂ってしまう傾向にあります。
特に我が国では
- 大企業勤務だから結婚した
- 年収が高いから結婚した
なんて言う人も多いですし。
金の切れ目は縁の切れ目です。
リストラ=離婚、一家離散なんていうことになってしまうケースも珍しくありません。
リストラされないためにできることを解説しますので、参考にしてみてください。
異動して他の部署の仕事もできるようになっておく
リストラされないためにできることとしては、使い勝手の良い社員になっておくことです。
手軽にやりやすいこととしては、大変ですが異動願いを出して他の部署の仕事もできるようになっておくと良いかもしれません。
それで他の部署の人間とも仲良くなっておいたりして、変化に対応しやすくなっておくと会社としても使いやすいです。
リストラされる可能性は下がるかもしれません。
これから更に社会の変化のスピードは速くなっていきますから、それに対応するために企業も人材を収益部門に移動させたりしていく必要があります。
そこで変化に対応できる人材であれば、会社側もこの人なら残した方が期待値が高いということで残りやすくなります。
逆に一つの部署の仕事しか出来ないような人は本当にお荷物社員ですし、企業にとっては使い物になりません。
社内で顔を広くしておく
あとは社内で顔を広くしておき、社内人脈を広げておけばリストラされにくくなる可能性があります。
そして出来れば管理職など上の人間の覚えを良くしておけばリストラ候補にも名前が上りにくくなるでしょう。
こういったコミュニケーション能力が高く顔が広い人であれば、社内にいるだけでムードメーカーになったり色々と使い勝手が良い傾向にあります。
少々要領が悪くてもコミュニケーション能力が高く顔が広い人であれば、別の部署に異動することになっても通用する傾向にありますからね。
可能なら昇進や昇給をあえて断る
可能ならですが、昇進や昇給の話があったらあえて断るという手もあります。
なぜリストラされてしまうかといえば、年功序列で徐々に給料が上がっていってしまい、その割に年をとって体力が落ちたり柔軟性を失い企業としてコスパが悪くなってしまうからです。
逆に言えば、そこそこ給料が安いのに仕事が出来るコストパフォーマンスの高い社員であれば、企業もリストラする理由はあまりないのです。
なので、新卒並みとは言いませんが、ある程度のところで昇給をストップさせて働くことが出来れば、もしかしたらリストラされにくくなる可能性もあります。
芸能人でも、売れっ子なのにギャラを上げずに抑えている人ほど仕事が絶えない傾向にありますし。
給料が上がるというのは一見良いことですが、その分働きぶりを見られてしまうため、コスト意識の高い企業ほどリストラされやすくなってしまう傾向にあります。
まぁいつまでも給料据え置きではなかなか難しいでしょうし。
こんなの希望をしようとしまいと一律で勝手に上がっていく企業が多いのでなかなか難しいかもしれませんが…。
できるのであれば、リストラされる可能性を下げられる可能性はあります。
リストラされた時のために貯金をしておく
あとはどんなに対策をとったところで、リストラされる時はされてしまうと思います。
特にリーマンショック級の不況などが来ると、仕事ができる社員だろうが人件費のあまりかからない若い社員だろうが関係なくリストラされたりしますからね。
会社員としてやっていく以上、ある程度リストラされる可能性があることを前提にして生きていく必要があると思います。
リストラされても生きていくためにはお金があれば、安心です。
リストラされた時のために貯金をしておくと良いでしょう。
もし今現在ろくに貯金ができていないのであれば、明日もしリストラ言い渡されたら即路頭に迷うことになってしまいます。
お金がないことほど恐ろしいことはありませんので、比較的余裕のある今のうちに貯金もしておきましょう。
リストラされる時はされるので常に水面下で転職活動をしておく
やはりリストラされてしまう時はされてしまうと思います。
俺は仕事ができるから大丈夫!なんてタカをくくっていると、ある日突然リストラを言い渡されてしまうかもしれません。
本人は有能なつもりでも実は無能だったり、仕事ができるけど年功序列で給料が上がってしまってコスパが悪い社員ですと、会社としてはいらないですからね。
なので、常に求人をチェックしたり水面下で転職活動をしておくくらいのしたたかさは必要かもしれません。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
リストラされそうな人の場合は、今のうちに動いておくのも良いでしょう。
リストラ不安があるなら若いうちに転職を検討
こんなページを見ているということは、あなたはリストラされる恐怖に怯えているのだと思います。
実際に社内の先輩達がリストラの憂き目に遭っているところを見ているのかもしれません。
もしそうであれば、人間の直感というのは結構当たりますので、リストラされる可能性は結構あるかもしれませんね。
もしリストラされる不安があるような会社であれば、若いうちに転職を検討しておくというのも手段の一つです。
今ならば仕事も多い傾向にありますし、できれば若いほどいい会社にも行きやすい傾向にあります。
中高年になってからリストラなんてされたら、もう派遣などの非正規雇用の仕事しか見つからなかったりしますからね…。
今のうちに動いておくのも良いかもしれません。