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- ニートだけど働きたくない!
- ブラック企業多すぎ!死んでも働きたくない!
- でもお金ないし、働くしかないのか…
そういった悩みをお持ちのニートの方は、今時珍しくないかもしれません。
最近はニートの方が急増しているため、あなたのような悩みをお持ちの方は少なくありません。
総務省が2020年に発表した「労働力調査」によりますと、15~44歳の無業者(ニート)人口は108万人となっており、2010年の99万人から大幅に増加しています。
労働環境の良いホワイト企業であれば、ニートの方でも働く気になる可能性はありますが…。
残念ですがわが国は基本的に労働環境が悪い傾向にあり、あなたのように「働きたくない」と考える方も多いです。
未だに過労死や精神疾患の労災件数は右肩上がりで増えていますし、一向に労働環境が改善される見込みがありませんからね…。
この記事では、ニートだけど働きたくない時の対処法を解説します。
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ニートで働きたくないと考える人は多い!
最近はあなたのように、ニートで働きたくないと考える人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
働きたくないニートがいい
— 牧野 (@omakichan_) August 1, 2023
まじで今から内定辞退したい、働きたくない、ニートでいたい
— さくらちゃん🌸🌙 (@s_akuur_a) May 5, 2021
働きたくないなあこのままニートでいたいなあ
— りぼんちゃん@TOU5期 (@24H_hataraku) September 30, 2022
一生ニートでいたい〜働きたくない〜
— ていら (@x___ooxoo___x) May 2, 2022
一生ニートでいたい
働きたくない— Hina (@Hina03071118) July 28, 2023
ニートがいいニート最高ニートでいたい
働きたくない— Ciel (@Cieliys) November 14, 2020
こんな意見が散見されますね。
日本はあまりにもブラック企業が多すぎますから、働きたくないと考えてしまうのも当たり前です。
日本は世界トップクラスで外国人が働きたくない国に!karoshiの知名度は伊達じゃない!?
誠に残念なニュースですが、ブラック企業や過労死の影響か、わが国は「世界トップレベルで外国人が働きたくない国」に輝いてしまいました。
外国人が働きたい国ランキングで日本が最下位から2番目だったことが話題になっている。
簡単に言ってしまうと、日本の賃金が大幅に下がっており、外国人にとって魅力がなくなったという話だが、もう少し掘り下げてみると、このランキングは、日本人の働き方について多くの示唆を与えてくれる。
「外国人が働きたい国」で日本が33カ国中32位――この国の“真に深刻な問題”とは「外国人が働きたい国」で日本が33カ国中32位に。賃金やワークライフバランスで高評価な国が上位となった。一方、全項目で評価の低い日本の本質的な問題とは?
ニートの方が「働きたくない」というのは、世界標準でも正しいかもしれません。
「karoshi」は世界でも有名な日本語ですしね…。
日本人だって日本で働きたくないのに、外国人が働きたいと思うはずがありません。
日本人だって日本で働きたくないのに、外国人も日本で働きたくないよね…
って思う今日この頃。
— Tio (@shihanio5) November 30, 2018
日本人だって日本で働きたくないよなー https://t.co/rp4fkPQWQg
— の_(:3」∠)_あ (@nmnm_rose) October 15, 2019
「人手不足でも移民を入れればいい!」みたいに安易な考えをしている人たちが多いですが、こんな国にどれほど移民が来てくれるのか?甚だ疑問です。
最近は猛烈な円安と諸外国の人件費上昇により、外国人労働者にもソッポを向かれつつあります。




以前は働いていたが、挫折してひきこもりになる人が多い


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ニートというと、
- 全然働いたことが無い奴
- 労働が嫌いな怠け者
- もともとニートの素質があった奴
みたいな見方をされますが…。
全く働いたことがないニートは少数派で、ひきこもりになる人は元は正社員でバリバリ働いていた人がほとんどのようです。
最近はひきこもりも多様化してきており、既婚者のひきこもりも増えてきているようです。




ひきこもりになる原因は「退職」が最多で、引きこもる前は正社員で働いていた人がほとんどのようです。
中高年ひきこもり61万人
・期間は「3~5年」が最多
・開始の齢は「60~64歳」が最多
・きっかけも「退職」が最多と聞くと「単なる定年後の隠居では?」と思ってしまう旧世代のひきこもり経験者としては新世代の台頭に震える
還暦後もひきこもりが許されない新時代の到来にも#どうでもいい新聞情報 pic.twitter.com/NAwDpvw6Jn— 諸隈元シュタイン (@moroQma) March 31, 2019
まぁそうは言ってもお金は必要ですので、
- 比較的楽そうな仕事を探したり
- 少し働けば生活できるようにしたり
自分に向いた方法で、社会と向き合っていくことを考えたほうがいいかもしれません。
或いは、「ここなら働いてもいいかな」と思えるような、労働環境の良い会社を探すことですね。
ニートで働きたくない時の対処法!これであまり働かずに生きていこう
私もたびたび会社を辞めてニート生活を経験していますが、働くのは基本的にしんどいです。
お金があれば働かずに済むのですが、そうもいきませんからね…。
ニートで働きたくない時の対処法を解説しますので、参考にしてください。
最低限の費用で生活できるようにする
ニートで「働きたくない」とは言っても、全く働かないというわけにはいきません。
働かないとお金が稼げませんからね。
最近は生活保護の審査も厳しいですし、保護が決定しても若い人だと、「早く仕事探せ」とせっつかれます。
なので、「できるだけ最低限の労働で生活できるようにすること」を考えた方が賢明です。
お金を無駄遣いしてしまうと、その分後で働かなくてはいけなくなってしまいます。
というか、最低限のお金で生活することができれば、少ない収入でも貯金も保険も確保できます。
くれぐれも生活レベルを上げずに、少ないお金で生活できるようにしましょう。
仮に月7万円で生活できるなら、月10万円も稼げば差額の3万円は貯金したり、将来のために保険をかけたりもできますからね。
「7万円なんて無理!」と思うでしょうが、稼ぎが低いと税金や社会保険料も格安になったり免除されたりします。
一番高い住居費などの生活費さえ抑えられれば、少ない出費で生活することは可能です。
そのくらいなら、そこそこの時給でフリーターやれば、週2~3日くらい働ければ稼げますよね。
まぁ結婚は諦める必要がありますが…。
節約ガチ勢だと家賃込み月3~5万円程度で暮らしている人も
しかしネットやSNSを見てみると、節約ガチ勢で家賃込み月3~5万円くらいで暮らしている人はゴロゴロいます。
この方は150万円で中古の一軒家を買って、月3万円くらいで暮らしているようです。
田舎の中古物件なら固定資産税なんて年間2~3万円くらいだったりしますから安く暮らしたいなら全然アリですね。
基本的にボロくても持ち家だったり、激安物件に住んでいる人は生活費が低いですねw
今月分の家賃光熱費・各種税金を支払ってもまだ支出が1万円なので、今月の月3万円生活は達成されると思われる( ˘ω˘ )
— たるかり (@tarkari123) July 4, 2020
長野で月3万円生活
家賃、光熱費等生活費込み込みで
サバイバルをやってた経験が今生きてるなとは感じてる。— metal (@AMARANTHEKEE) September 25, 2022
自分も月3万円くらいの支出で生活していますが、支出が食費2万、固定費(光熱費等)1万で、遊んだり物を買ったりはほとんどありません。
余裕がないので、しばらくこのままでしょうけど、余裕できた時に使いたいのはモノじゃなくてサービスかもしれません。
旅行とかマッサージとか、マッサージとか— GG (@GG22969926) May 20, 2023
まぁ月3万円生活は住居費をいかに下げるかにかかっていますが、月5~6万円生活なら月2万円台くらいの激安物件を探せば割と達成できます(経験済み)。
最近は最低賃金もかなりのペースで上がってきているため、フリーター程度で働けば十分生活費を賄いつつ貯金も確保していくことができます。
仕事が楽な正社員の仕事を探すのも手段の一つ


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あなたが「働きたくない」と考えているのは、
- 日本企業はブラックしかない
- 正社員は死ぬほど働かされる
- フリーターは世間体が悪すぎるし先がない
- 無様な姿さらしてまで働きたくない
と考えているからではないでしょうか?
ですが、正社員でも結構ゆったり働ける職場というのは探せばあります。
というか、フリーターよりヌルい正社員の仕事ってのも探せばあります。
まぁ楽な仕事で正社員になれるなら、「働くのもまぁ悪くないかな」くらいに思えるかもしれませんし、世間体も満たされます。
人生賭けるつもりで、楽な正社員の仕事を探してみるのも手段の一つです。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
外に働きに出れないなら在宅ワークを検討
外で働くことに不安があるのであれば、在宅ワークで働くという手もあります。
最近は、在宅ワークが探せるクラウドソーシングサービスが普及してきています。
ネット環境さえあれば、在宅ワークを始められる環境が整っているのです。
多少やりにくいですが、スマホでも仕事をこなしていくことができます。
特に外に働きに出れない、
- ニートの方
- ひきこもりの方
- 精神を病んでいる方
- 子育て中の主婦の方
などは、このクラウドソーシングのおかげで稼ぐ手段ができ、助かっている方も多いです。
とりあえず未経験でも記事作成の仕事でもやれば、月数万円くらいなら稼げますからね。
最初は思うように稼げないかもしれませんが、最初からうまくできる人なんていません。
気長にやっていくといいかもしれません。
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ブラックで消耗したくないなら海外就職を目指すのも手!出稼ぎに行く若者も増加


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最近はあなたのようなニートの方以外にも、日本の労働環境に著しい疑問を抱いている方が増えてきています。
日本人はクソ真面目で死ぬほど働く人が多いですから、ついていけませんからね…。
あなたが「働きたくない」と考えるのも当然かもしれません。
なのでいっそのこと、海外就職を目指すというのも手段の一つです。
最近は海外に出稼ぎに行く若者も増えているようです。
しかし病気になった場合などは、なんだかんだで日本の医療制度は優秀なので帰国してくるケースが多いようです。
若いうちに海外で稼いで日本でリタイア生活に入るのが一番賢いかもしれません。
治験のバイトなら寝ながらお金が貰える
或いは、とりあえずお金を稼ぎたいなら、治験のバイトをするのも手段のひとつです。
ニートで働きたくないというのであれば、労働ではないバイトをすれば良いのです。
治験のバイト、言ってみれば新薬の実験台のバイトをすれば、寝ながらお金を貰うことができます。
私も学生の時に参加したことがありますが、2週間×2回の治験で30万くらい稼ぐことができました。
本当に寝てるだけでお金が貰えますので、ニートで家でダラダラしてるよりはこちらのほうがお金が貰えて良いと思います。
社会復帰の第一歩くらいにはなると思います。
治験ニートを5年ほどやっていたわけだが、最高に夕雅で良い意味でアンニュイだった。東京に住む20代は皆やったほうがいいと思う。
— ケッチャ (@ketcha303) February 9, 2011
同じく参加してる人たちは、時間がある学生か、同じくニートの方くらいしかいません。
治験は一度参加すると数ヶ月参加できないので最大でも一年に2~3回しか参加できません。
ですが期間が長い治験だと年間100万円くらい稼いでいる人もいるようなので、ニートで「働きたくない」ならとりあえずこういった手段で稼ぐのもいいかもしれません。
働いても良いと思える、労働環境の良いホワイト企業を探すべき


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あなたがこれまで勤めてきた会社は、よほどのブラック企業だったんでしょう。
最近は本当にブラック企業が多いですからね…。
そういった会社に勤めた経験があると、「働きたくない」なんて考えが出てきてしまうのも当たり前です。
なので、もっと労働環境が良いホワイト企業の求人を探すようにしましょう。
多少給料が低めだったとしても、労働環境が良く世間体の良い社員で働けた方が長続きします。
給料が多少低くてもいいなら、正社員でもホワイトな労働環境の会社はあります。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
まとめ
ニートの方が「働きたくない」というのは、よくあるパターンです。
私も一時期ニートだった期間がありますが、一度平穏なニート生活をしてしまうと、ブラックな労働に戻りたいとは思いませんからね…。
もっと労働環境が良い会社ばかりなら、働きたい気持ちも出てくるかもしれませんが…。
ですが働かないとお金が稼げず生活できません。
遅かれ早かれ働くことになるのであれば、今仕事を探したほうが労働環境の良い会社にいける可能性があります。
一日でも若いほうが転職には有利ですから、早めに動いておくと良いかもしれません。