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- 前の会社は上司と喧嘩別れして退職した!
- 正直、円満退職とはほど遠い…
- でも、あんな辞め方してこれから次の仕事見つかるのかな?
とお悩みの、前の会社を喧嘩別れして転職してしまった方のためのページです。
特に最近は労働環境の悪いブラック企業が多いこともあり、喧嘩別れして退職…というケースは珍しくもないかもしれません。
私自身は喧嘩別れしたことはありませんが、私の周りでは何人かいますね…。
私の家族も喧嘩別れして会社辞めてたことがありましたし、身近で見ていたのでよくわかります。
最近は労働者をゴミ扱いするブラック企業が増えてきていますから、あなたのような辞め方をしてしまう人も珍しいものではないかもしれません。
ですが普通に考えれば、そんな変な辞め方をしてしまうと、その後の社会人生活をうまくやっていけるのでしょうか?
その後の転職活動や社会人生活を不利にしないためのポイントを解説します。
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転職活動の際、退職理由は適当に通りのいい理由を言っておく
あなたはもしかしたら、その会社を喧嘩別れして辞めて、今は無職なのかもしれません。
その場合、これから転職活動して新たな仕事を探すことになると思いますし、もう次の仕事を探し始めているかもしれません。
ですが、その喧嘩別れした会社の退職理由については、適当に通りのいい理由を言っておいた方がいいかもしれません。
「前の会社は、上司と揉めた末に退職しました」なんて言えないですからね…。
別に言っても構いませんが、そんなことを面接の場で行ってしまったら、100%の確率で落とされてしまうでしょう。
会社としては、「喧嘩別れして辞める人間なんて、トラブルの元だ!」ぐらいに考えていますからね。
そんな面倒な人間と働きたがる人間なんてほとんどいません。
なので、退職理由については何か通りのいい理由を適当に言っておけばよいでしょう。
例えば、
- 「やりたい仕事ではなかった」
- 「サービス残業が多く、給料が見合ったものではなかった」
- 「勤めていた部署が閉鎖されてしまい、リストラされてしまった」
等々。
全くの嘘を言うのも問題ですが、何か嘘ではない理由を挙げておけばよいでしょう。
100%今の職場に満足して働いている会社員なんてほぼいないと思いますし、何かしら不満に思っていたことを言っておけば問題ありません。
「嘘はダメだ!」なんて考えて馬鹿正直に言ってしまう人もいますが、企業は本音と建て前をしっかり使い分けられる無難な人材が欲しいわけです。
社会人として生きていくためには建て前も重要ですので、ここは大人になっておきましょう。
営業職などの社外に出る機会が多い仕事は避ける

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そんな喧嘩別れしてしまった会社となると 、今後その会社の社員と再会する機会があるとマズイかもしれません。
喧嘩別れで辞めてしまった場合、会社に迷惑をかけて辞めた人も珍しくないでしょうから、何をされるか分かったものではありませんからね…。
営業職などは社外の人々と会う機会が多いですから、前の会社の関係者に会ってしまうこともあるでしょう。
なので、極力会社の中で働ける内勤の仕事に就いた方が良いかもしれません。
人に会う機会が多いほど、前の会社のことをぽろっと言ってしまったときに、あなたと結び付けられてしまう可能性が高くなるのです。
例えば営業で取引先と飲みに行って、つい前職の情報漏らしてしまった場合、
「あの会社、喧嘩別れした凄い社員がいたって聞いたけど、もしかしてあなたなの!?」みたいに、感づかれてしまう可能性もあります。
カンが鋭い人間というのは、猛烈に鋭かったりしますからね…。
世間は案外狭いので、そういった人に会わないとは限りません。
なんとか再就職できたとしても、そんな感じでばれてしまってはクビになってしまう可能性が高まるでしょう。
極力、前の会社の人間に近しい人と出会う機会がある仕事は避けるべきです。
前職調査されたらばれる可能性も…
これ、個人情報保護法が施行されてから本人の同意なしには違法になってしまったんですが…。
未だに、「この転職者の前の会社に電話して、どんな人だったか聞いてみよう!」みたいに、前職調査を行う会社もあります。
公務員や金融関係など、信用が重視される堅い仕事の場合は、本人の同意のもとに調査することが多いようです。
まあそんなことをする会社に当たってしまった時点で、入社してからも面倒ですから諦めたほうがいいかもしれません。
まだ転職活動を始めていない場合、すぐに始める
もう次の仕事で働きはじめているのであれば構いませんが…。
前の会社を喧嘩別れして辞めてからまだ無職なのであれば、すぐに転職活動始めたほうがいいと思います。
空白期間が空いてしまうと、次の転職活動で不利になってしまいますからね。
とりあえず転職サイトにでも登録して、求人を眺めてみるといいと思います。
私もそうですが、大抵の人は「会社を辞めたい」と考えたら、求人を眺めるところから始めますからね。
いい会社に行けるか?は求人がでるタイミング次第なので、登録だけはしておくべきです。
こちらの転職サイトは、自分の転職市場価値を診断してくれたり、リモートワークに特化していたりするので、「今の働き方でいいのかな…?」と考えたら気楽に登録してみるといいかもしれません。
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離職票源泉徴収票がもらえない可能性も…
もう既に退職の手続きが住んでいる方は読み飛ばして構いませんが。
まだ喧嘩別れしたばかりの方の場合、まだ退職の正式な手続きや、退職後社会保険の手続きなどが済んでいないかもしれません。
そういった方の場合、喧嘩別れした場合だとスムーズにいかない場合が多いです。
具体的には、
- 離職票がもらえない
- 源泉徴収票がもらえない
- 退職金がもらえない
- 社会保険の喪失手続きをしてもらえない
等々。
特に社会保険の喪失手続きは早くしてもらわないと、いつまでたっても社会保険料が発生し続けます。
給料はゼロ円なのに、社会保険料だけあなたに請求がくる可能性があるのです。
もうやってるんだったら別に構いませんけど…。
離職票がもらえないと失業保険の手続きができませんし、退職の証明書がないということになります。
失業してしまうと国民年金の支払いが免除になったり、国民健康保険の金額を安くできる可能性もあります。
ですがそういった場合にも、離職票が必要になるんですね。
まあ、会社側が嫌がらせで発行してくれないのであれば、ハローワークがしぶしぶ発行してくれますが…。
源泉徴収票をもらえないと、確定申告や年末調整ができませんので、税金の還付が受けられません。
会社側に発行する義務がありますので、しつこく催促するしかないでしょう。
まぁ税務署に何か言われたら、会社側も脱税の疑いありということで、税務署のガサ入れが入るかもしれませんけどね。
まあ一番大きいのは離職票ですね。
これから会社を辞めて無職になって次の仕事探す場合、失業給付がもらえないのは致命的です。
何が何でも離職票だけは手に入れるようにしましょう 。
二度と喧嘩別れしないよう、反省すべきところは反省する
有能なあなたが喧嘩別れして辞めざるを得なかったなんて、前の会社は相当ひどい会社だったのでしょう。
ですが、あなた側の過失も0パーセントではないでしょう。
もしあなたが側に、喧嘩別れすることになった原因が少しでもあるのであれば、その原因を今のうちに潰しておいたほうがいいかもしれません。
そうでないと、また次の会社でも喧嘩別れせざるをえなくなる可能性もありますから。
原因が取り除かれなければ、何度でもそういった事態が起こりうる可能性があるのです。
あなたももう、喧嘩別れなんてしたくないでしょう。
徹底的に過去を省みて、「自分に悪いところはなかったか?」考えてみましょう。
原因を追求して再発防止策を立てたら、後は忘れることです。
酒でも飲んで全部忘れてしまいましょう。
人間関係がいいホワイトな職場を探す
正直、そんな喧嘩別れして退職せざるを得ないような状況になるなんて、かなり人間関係が悪い会社だったのではないでしょうか?
人間関係が悪かったり、労働時間が異常に長かったり。
そんな悪質な会社に勤めていては、喧嘩別れせざるを得ない状況になってしまうのも当然の成り行きです。
でしたら、もっと人間関係がよく労働環境もいい会社に転職したほうがいいと思います。
多少給料が下がってしまっても、朗らかに働くことができる会社のほうがいいに決まってますからね。
ただ、会社など入ってみなければわからないため、「最初の話と全然違う!」ってことがよく起こりがちです。
あなたも前の会社が、そんなにきつい会社だとは思っていなかったはずです。会社なんて、入社前は良いことしか言いませんからね。
極力望む条件の仕事を見つけたいなら、転職エージェントを活用するといいかもしれません。
エージェントを使えば、望む条件の仕事を探してくれます。
エージェントは転職者を転職成功させることで企業からお金を貰う成功報酬型のビジネスですが、転職後すぐに辞められてしまうと返金規定があったりして儲からないので、最大限希望を叶えてくれます。
時間がない人でも、交渉次第で平日夜とか土曜に面接を入れてくれたりもするので、転職したいなら積極的に活用していきましょう。
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まとめ
喧嘩別れしてしまったのは仕方ありません。
再発防止策をたてたら、後は忘れてしまうことです。
ただ、前の会社の人間に会ってしまったら何を言われるか分かったのではありませんので、極力ほとぼりが冷めるまで大人しくしておいた方が良いでしょう。
特に次の仕事が人にたくさん会う仕事ですと、どこからばれるか分かったものではありません。
喧嘩別れしたことは隠して、そんな喧嘩別れしなくても済むような労働環境の良い会社を探しましょう。