
geralt / Pixabay
- もう二度と働きたくない!
- 正社員はもう二度となりたくない!
- 社畜になればお金は稼げるけど、割に合わない!
そういった風に考えて、もう二度と働きたくない!と、労働に嫌気が差してしまう方も珍しくはありません。
特に日本は、他の先進国に比べて労働環境が悪い傾向にありますからね…。
労働者の権利も弱いですし、ブラック企業が野放しになっている傾向にあります。
もう二度と働きたくない!なんて考えて、ドロップアウトしてしまう人も珍しくはないのです。
ニートや引きこもりなどの人も、昔は正社員でバリバリ働いていた方が多いようです。
私も色々な会社を経験してきましたしニート経験もありますので、説得力のある話ができると思います。
ですがそうは言いましも、働いてお金を稼がないと生活していくことができません。
この記事では、もう二度と働きたくない時の対処法について解説します。
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もう二度と働きたくないと考える人は少なくない
最近はあなたのように、もう二度と働きたくないと考える人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
休職から無職6ヶ月目に入ったが無職に飽きる気配がない。不労所得さえあれば二度と働きたくない。
— ウェイ (@way18948091) June 4, 2025
もう疲れたわ 二度と、働きたくないからね
— (@gachimask) May 30, 2025
昔…今の仕事を辞めたい。次はどんな仕事を探そうか。やりがい、給料を求める。
今…今の仕事を辞めたい。そして二度と働きたくない…
— トルネード@オナ禁 (@tr_onakin) January 27, 2024
もう二度と正社員で働きたくないと思い始めてしまっているのだ
— ムテモン (@muteiken_damon) August 17, 2023
明日も休みなのが素晴らしい。もう二度と働きたくない
— ヒロ (@MSAII) July 8, 2023
もう二度と働きたくない疲れた暑いし最悪
— かやち (@kayachikawaii) June 29, 2023
無職になったと思うと身体が軽い気がする もう二度と働きたくない
— うつこちゃんぱんCEO (@hellokyomu) June 23, 2023
こんな意見が散見されますね。
日本の労働環境は悪い傾向にあるため、二度と働きたくないと考える人は多いのです。
中高年引きこもりも以前は正社員で働いていた人がほとんど
最近は中高年の引きこもりも社会問題になってきていますが、原因は「退職」が最多で、以前は正社員でバリバリ働いていた人がほとんどのようです。
中高年になると再就職も難しくなりますし、「もう二度と働きたくない!」と嫌気がさしてしまったのかもしれません。
7割以上に正社員歴アリ「特別なこと」ではない中高年引きこもりの実態。中高年が「ひきこもり」になるきっかけとして多いのは「退職」だそう。「人間関係」も多く、仕事上でのストレスなどが原因になることも。ある調査では、回答者の7割以上に正社員の経験があった・・だから?
— ゆうと (@AKA54496056) February 6, 2022
ちなみに中高年引きこもりは意外にも既婚者が多く、配偶者や子供と同居している人が多いようです。
中高年の引きこもりというと短絡的に未婚者が父母にパラサイトするような生活をイメージしがちで、そんな偏見から「子ども部屋おじさん」などという揶揄言葉が出てくるのですが、この報告書を見る限り、中年引きこもりの半数は既婚者であることが推計できます。 https://t.co/f9gt1CEbRx
— 荒川和久/独身研究家/コラムニスト (@wildriverpeace) June 8, 2022
もう二度と働きたくないと考えるのは独身者のほうが多そうですが、案外そうとも言えないかもしれません。
もう二度と働きたくない時の対処法!これで働かず生きよう
私も色々な会社を経験してきましたが、もう二度と働きたくないと考えたことは何度もあります。
本当に世の中にはブラック企業が多すぎますからね…。
もう二度と働きたくない時の対処法を解説しますので、参考にしてください。
日本の労働環境は劣悪!仕事で死ぬ人もいるので働きたくないのは当たり前
残念ですがあなたのように、もう二度と働きたくない!と考え、労働に嫌気が差してしまう方というのは珍しくありません。
それと言いますのも、日本の労働環境はかなり悪いからです。
- Karoshiという言葉を生み出した国
- 過労死は年間推定一万件
- 日本人男性正社員は世界一長時間労働
- 非正規労働者の賃金は先進国中最低
などの要因があるからです。
日本は”Karoshi”という最低な言葉を世界に広めた。1995年には英辞書にKaroshiが掲載されており、先生が説明しても生徒は理解できず「日本の会社には銃を持ったガードマンがいて、帰さないで死ぬまで働かせるの?」と質問したと言う。更に「カローシは寿司屋で注文OK?hahaha」ってジョークにされてる。
— choco ₿ (@chocochoco0202) May 29, 2018
認定されている件数は年間数百件程度に過ぎませんが、年間の過労死の推定認定件数は約1万件もありますからね…。
こういったことは遺族が告発しないと発覚しませんので、実際はもっとあるのではないか?とも言われていますね…。
最近は日本人の労働時間は減ってきていると言われていますが、それは定年後の高齢者や主婦パートが働き始めて非正規雇用が増えたと言うだけの話で、正社員に限って言えば相変わらずの長時間労働で、労働時間はほとんど変わっていません。
1995年以降正社員の労働時間は減ってない(グラフにサビ残は入ってない)。
「「日本企業は世界で何が起きているかをしらず動きがのろい」…「世界のどの国の人も使えるデジタル技術を日本人は使えない」…「ビジネス効率性」において日本は世界第51位…アフリカのやモンゴルの企業とほぼ同列」 https://t.co/Bxrqp8yKF5 pic.twitter.com/JYsKrb3Sr0
— akupiyocco (@akupiyocco) October 15, 2022
こういった要因がありますので、あなたがもう二度と働きたくない!と嫌気が差してしまうのも頷けます。
しかし働かないと生活できないのも事実!極力働かない生活を目指そう
しかし、もう二度と働きたくない!とは申しましても、働かないと生活していくことができません。
働かないと、お金を稼ぐことができませんからね。
生活費が稼げなくなってしまっては、やがてはまた働かなくてはいけなくなってしまうでしょう。
最近は国の財源もきつくなってきましたので、生活保護もそう簡単には受けられませんからね…。
ですが、今の二度と働きたくないような労働から、距離をとっていくことはできるかもしれません。
これまでは仕事に全力で全人生をかけてコミットしていかなくてはいけないような感じだったかもしれませんが…。
- 極力働けそうな仕事を探す
- 最小限の労力で稼ぐ
- さほど働かなくても生きていけるようにする
- とにかくできるだけ労働と距離をとる
こういったことは工夫次第で可能かもしれません。
実際最近は、そういったライフスタイルを模索する人たちも増えてきていますからね。
極力働かず済ますには、生活費を極限まで下げること
あなたのように労働に嫌気がさし、もう二度と働きたくない!と考えてしまう人というのも珍しくはありません。
ですがやはり働かないとお金が稼げませんので、ある程度働く必要が出てくると思います。
しかし毎月必要な生活費なんて個人差が大きいですし、最近は独身の人も増えているため、それほどあくせく働かなくても生きて生きやすくなってきています。
極力働かずに済ますには、生活費を極限まで下げることですね。
毎月出ていくお金が多いから、その分二度と働きたくないような過酷な労働しなくてはならなくなってしまうわけです。
仮に月10万円もあれば生活していくことができるのであれば、それほど働かなくても生きていけます。
お金使いすぎたからまた稼げばいいやってなるの羨ましい
私は1日でも働きたくないから節約するし貯金してる— ㄘゃ (@popotya19) November 3, 2022
頑張って幸福度下げてまで節約してるんやなくて頑張って働きたくないから節約してる
— べべ山 フェルミ漫画大学の切り抜きチャンネルで収益化してます (@bebeyama6) July 4, 2022
まぁ結婚を諦める必要が出てくるとは思いますが、独身であれば月10万円以下で暮らしている方というのは普通にいます。
- セミリタイア
- ダウンシフト
- ミニマリスト
- bライフ
こういったキーワードで検索してみれば、最低限の労働で暮らしている人たちのブログはたくさんヒットします。
なかには月5万円位で暮らしている方もいらっしゃいますね…。
というか住居費さえなんとか安くできれば、衣食やネット、公共料金などは工夫次第で大幅削減可能なので、さほどお金はかかりません。
節約ガチ勢は月3万円生活も!二度と働きたくないならこのレベルを目指してみるのも手
節約については上には上がいまして、節約ガチ勢ですと月3万円で一人暮らししているような方もいらっしゃいます。
月3万円生活ができている理由ですが、
・中古一戸建てを500万以下で一括購入
・各種の欲が少ない
・他者と比較しない
・クリエイティブな事が趣味・存在証明
というところが大きいです。そんな人生で楽しいの?と言われそうですが、クリエイティブな事で十分楽しんでいます♪
— とみ@月3万円生活中(あと5万円無駄遣いしなきゃ) (@KnowingCntntmnt) August 3, 2023
無職になって感じたこと
・家賃はなくせる
・税金はほぼなくせる
・年金はなくせる
・国民保険は激安
・生活費は2万まで落とせる
・月3万円生活も別に我慢してない
・外食は自炊10食分(笑)
・会社がないって最高すぎる☺️#家賃#無料#シェアハウス— 5軒の家賃無料シェアハウスやってます (@B9fXg0y8cyhGrHk) September 27, 2023
今月分の家賃光熱費・各種税金を支払ってもまだ支出が1万円なので、今月の月3万円生活は達成されると思われる( ˘ω˘ )
— たるかり (@tarkari123) July 4, 2020
この程度で暮らせるなら、たまにバイトでもすれば余裕で生活できますね。
もう二度と働きたくない!と考えているのであれば、そういった生活を目指すのもいいかもしれません。
月に10万円ぐらいであればバイトでも稼げますし、時給が高ければフルタイムで働く必要もないかもしれません。
そのぐらいの適度な労働であれば、むしろ人生に潤いをもたらすものになると思います。
毎日毎晩残業して働かされるから、もう二度と働きたくない!なんてことになってしまうわけで。
治験のバイトでもやる
もう二度と働きたくない!なんて考えている人ですと、バイトすらやりたくないかもしれません。
最近はバイトなどの非正規雇用の仕事も責任が重くなってきていますからね…。
ただ単に企業が人を安く使いたいが為だけに、肩書きだけバイトなどにしているケースが多いですから。
昔の単純作業を行なっていった正社員たちに比べれば、今のアルバイトの人のほうがよほど働いていると思いますよ。
しかしもう二度と働きたくない!とは言いましても、お金を稼がなければ生活していくことはできません。
でしたら、治験のバイトでもしたらどうでしょうか?
要は、新薬の実験台になるバイトなんですけど。
ついに治験バイトに参加できることになりそうだ。
ニートに向けての進歩。— える (@L_death_8857) February 18, 2021
これで都市伝説から何かだと思っている人も多いんですが、実際ありますよ。
私も大学生の時に参加して、生活費を稼いでいたことがありますし。
これは本当に、寝てるだけでお金が稼げるバイトです。
入院して薬を飲んで、採血をされてデータを取られるんですけど。
入院日数一日につき1万円とか2万円とかの負担軽減費が支給されます。
その間の人生を拘束しているわけですから、それに対しての謝礼が支払われるのです。
一度治験に参加すると3ヶ月とか4ヶ月程度の待機期間があり、その間は治験には参加できないのですが…。
入院日数の長いものであれば、1ヵ月とか2ヶ月の入院で数十万ぐらい稼げます。
これだけで生活しているニート?の方もいるみたいですし。
私も2週間程度の入院で、30万円ぐらい稼いだことがありますし。
もう二度と働きたくない!と思っているのであれば、こういったものでお金を稼いでいくといいかもしれません。
まあ、ほとんどは男性のみの試験なので、女性の方ですと難しいですが…。
職業訓練に通ってお金をもらうのもアリ
もう二度と働きたくない!と考えている方は、職業訓練校にでも通ってみたらどうでしょうか?
職業訓練を受けている間は、条件を満たせば失業保険が延長してもらえます。
失業保険がもらえない方でも、条件を満たせば月10万円ほどの職業訓練受講金がもらえます。
職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
今日から職業訓練校へ!
半年のニート生活さようなら(ToT)/~~~— peten4 (@peten4_) December 1, 2020
まぁ再就職を目指す人向けの制度なので、もう二度と働きたくない!と考えている方は本来対象にはなりませんが…。
あんまりでかい声では言えないですが、こういったお金目的で通っている人も結構いますので…。
まあ「もう二度と働きたくない!」なんて考えて、だらだら無職生活をしているよりはいいと思います。
- 資格やスキルが身に付く可能性がある
- クラスメイトがいるので孤独にはならない
- お金がもらえる
- 入学金や授業料はほぼかからない
- 学生の肩書も手に入る
など、メリットは多いです。
こういったところに通ってみるのも良いかもしれません。
もっと労働環境の良い会社を探す
あるいは、「もう二度と働きたくない!」なんて考えてしまうのは、単純にこれまで働いてきた会社がブラック企業だったからではないでしょうか?
最近は本当にそういった労働環境の悪いブラック企業が増えてきていますからね。
労働者を人間とも思わないような悪質な会社で働いていたら、「もう二度と働きたくない!」なんて考えてしまうのも当たり前です。
実際ブラック企業に使い潰され、働くことがトラウマになってしまう人というのは枚挙にいとまがありませんからね…。
ですが最近は労働人口が減少してきており、有効求人倍率も高止まりしています。
仕事はたくさんありますので、比較的労働環境の良い会社というのも見つけやすくなってきているんですね。
それほど残業がない仕事だったり、ちゃんと残業代などが出て年収も高い仕事であれば、もう二度と働きたくない!なんて思うこともないと思うんですがどうでしょうか?
やはり働かないと生活していくことはできませんから、極力条件の良い会社で働いた方がいいと思います。
フリーターなどになってしまうと世間体なども悪いですし、ニートになると空白期間も開いてしまいますからね。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
稼ぎが減れば税負担も減ることを知っておこう
「二度と働きたくない!」と考えている人ですと、もうあまり正社員の仕事はしたくない人も多いかもしれません。
そういった方ですと上で述べたように、最低限の稼ぎで生活していくことを模索するのがいいかもしれません。
税金や社会保険料の心配をしている人も多いと思いますが、稼ぎが減れば税金や社会保険料の負担も減るんですよ。
自治体や世帯構成にもよりますが、扶養親族のいない単身世帯では概ね年収100万円未満になると住民税非課税世帯になり、
- 国民年金の支払いは全額免除(国庫負担で老後半分は貰える)
- 国民健康保険料は7割減免
- 住民税が非課税になる
- 所得税が非課税になる
- 公営住宅の家賃が大幅に下がる
- 高額医療制度の自己負担額が最低額になる
- 介護サービス関連費用の大幅な減免が受けられる
- 選挙前のバラマキで給付金が貰える可能性がある
- むしろ生活保護が貰える可能性がある
などのメリットがあります。
確定申告終了!
令和5年度の所得は0!
住民税非課税世帯確定。健康保険7割減免確定きもちぇえええええええええええ! pic.twitter.com/VZebwzQZlo
— 黒うさぎ (@7T0UGPQBFUG9sxw) January 17, 2024
底辺セミリタイアのためにしている事
⭐️障害年金受給(月約14万円)
⭐️都営住宅に住む(70m2で賃料4万円)
⭐️住民税非課税世帯
⭐️国民年金免除
⭐️国民健康保険7割減免(年15,000円)
⭐️積立NISA満額投資
⭐️障害手帳フル活用
⭐️移動は都営交通(乗車無料)
⭐️娯楽は美術館や博物館(入場料無料)— 就職氷河期世代の負け組FIRE=障害年金×都営住宅×積立NISA×在宅複業×障害者手帳 (@YutoriSedai84) August 7, 2022
つまりは、少ない金額で生活できるのであれば、何とか生きていけるんです。
税金や社会保険料は何とかなりますから。
国民年金に至っては、所得が低すぎると全額免除になるばかりか、国庫負担分で老後半分は年金がもらえますからね。
「もう二度と働きたくない!」と考えているのであれば、とにかく少ないお金で生活できるようになるといいかもしれません。
この不安定な時代、少ないお金で生きられる人間が一番強いと思います。
まぁ個人的には、今は仕事もたくさんあるので、労働環境の良い会社を探したほうがいい生活ができると思いますけどね…。
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まとめ
あなたのように「もう二度と働きたくない!」と考えてドロップアウトしてしまう人が結構多いです。
別に我が儘で言っているわけではなく、本当に労働に嫌気がさしてしまったんだと思います。
- 残業が多過ぎたり
- サービス残業たくさんさせられたり
- 人間関係が悪すぎたり
- いざとなったら簡単に首を切られたり
こういった悪質な会社は残念ですが結構多いです。
こんなひどい仕打ちを受けてしまったのであれば、「もう二度と働きたくない!」なんて考えてしまうのも当たり前です。
ですがやはり、働いてお金を稼げないことには生活していくことができません…。
とりあえずはこれまでの貯金で当面は生活はできるかもしれませんが、それも遠からず底付いてしまうと思います。
そうなると結局は働かなくてはいけなくなってしまいます…。
だったら仕事が比較的多い今のうちに、比較的労働環境がいい会社を探しておいたほうがいいかもしれません。
最近は以前に比べて比較的仕事も見つかりやすくなってきています。
最近はブラック企業も多いですが、そんなにひどい会社ばかりでもありませんので…。