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- 粘り強さには自信があると思う!
- でもこれ、仕事に役立つようで微妙な気も…
- 粘り強さを仕事に活かすにはどうしたら?
今のご時世、そういった悩みをお持ちの方は多いかもしれません。
粘り強さとなると、一見かなりスゴいメリットに見えますが…。
「私は粘り強さがあります!」なんて言っても、なかなか面接でも伝わりにくいような気もします。
それよりはコミュニケーション能力とかのほうがわかりやすく、面接でも伝わりやすい傾向にあります。
まぁあまりにコミュニケーション能力だけを重視したことが、日本企業凋落の原因ともいわれていますが…。
この記事では、粘り強い人の特徴と、粘り強さを仕事に活かす方法についてまとめてみました。
粘り強さを仕事に活かしたい人は珍しくない
あなたのように、粘り強さには自信がある人というのは結構いると思います。
ですが仕事に活かすとなると、なかなか難しい方も多いのかもしれません。
ネットやSNSなどを見てみても、
「粘り強さには自信あるけど、これ就活とかでアピールしづらいな。
なんか実績あればいいけど。
粘り強さとか根性なんて、実際一緒に働いてみなわからんし。
目立った実績やスキルあるほうがアピールしやすい」
「マラソンとか始めると根性とか粘り強さアピールできてお勧め。
社会人としてはそういうのは必須だけど、アピールはしづらいからね。
何かそういう根性を発揮したエピソードがあるといい」
「一つのバイトとか部活を長く続けたりはしてたから、粘り強さはあるかもしれないけど。
これどうなんだろうな、仕事に使えるのかな。
たまたま長く続いただけな気もするし」
こんな意見が散見されますね。
粘り強さって結構地味なスキルですからね…。
もちろん社会人で働いていく以上は必須ですが、なんともアピールはしづらいです。
これなら目立ったスキルや経歴があったほうが、目に付きやすいような気もします。
粘り強い人は、一つのことを長く続けられる
粘り強い人というのは、一つのことを長く続けることに向いていますよね。
実際粘り強さに自信があるということは、そういった方なんでしょうし。
- 仕事はなかなか辞めない
- 部活や趣味もなかなか辞めない
- 始めたことはできるだけ続ける
こういった傾向にあります。
粘り強い人は一つの仕事ずっと続けてしまう!裏を返せばデメリットに
粘り強いというのはメリットに見えますが、裏を返せばデメリットになりやすいと思います。
ブラック企業でも無理して続けてしまうため、さっさと転職すればいいものを無理に長続きさせてしまうからです。
なので粘り強さを仕事に活かしたいのであれば、どんな仕事をやるかはよく考えた方が良いでしょうね。
なまじ粘り強いので、始めた仕事はなかなか辞めない傾向にありますし、一生その仕事をやっていく…ということにもなりかねないのです。
仕事に活かすなら、長く続けることで知識やスキルなどが身につきやすい仕事がいいかもしれませんね。
あまりスキルが身につかないような単純な仕事だと、粘り強さがもったいないかもしれません。
粘り強い人は、=根性がある傾向に
粘り強い人は、根性がありますよね。
これはそのまま転職や就職などの面接でアピールできます。
粘り強さや根性がある人は、会社にとっては貴重ですからね。
ただ、具体的に「こういうことをやった」などの実績もセットでアピールすべきですが。
そのほうが説得力も違ってきます。
- こんな大変な仕事をしていた
- 趣味でフルマラソンを完走した
- こんなことがあったが、諦めず続けた
などなど。
そういった実績もセットでアピールできれば、かなり説得力もでてきます。
根性があることを伝えることもできるでしょう。
粘り強いからこそ、ダメな会社でも途中で辞められないことも
ですが粘り強い人というのは、デメリットもあります。
それは、なまじ粘り強さや根性があるため、一度始めたことはなかなか辞められない傾向にあります。
というか本人が「一度始めたことは続けるべき!途中で諦めてはいけない」と考えているため、なかなか辞められないのです。
粘り強い人はブラック企業にとっては良いカモに!
ブラック企業などに就職してしまった場合が厄介ですね。
そんな労働環境の悪い会社の場合は、さっさと辞めて他に行ってしまったほうが良いのですが…。
粘り強い人と言うのは、あれこれ言い訳してそのまま働き続ける傾向にありますよね…。
さっさと試用期間中に辞めておけば、職歴にもせずに済むんですが…。
粘り強い人材と言うのは、ブラック企業にとっては絶好のカモです。
世の中には粘り強さで続けた方がいいことも多いですが、さっさと見切りをつけて損切りしたほうが良いことも多いです。
というか今の世の中は機械化や自動化が著しいので、さっさと辞めてもっと効率的に楽をしたほうが良いケースが多いです。
無能な働き者は、組織で一番使えないと言われていますからね…。
粘り強さの発揮しどころは、よく考えたほうが良いかもしれません。
粘り強さがあれば、どんな仕事でも適正はあると思うが…
粘り強さがあれば、どんな仕事でも適正はあると思います。
そもそも社会人として働く以上、粘り強さや根性などは必ず必要になってきますからね。
どんな会社も、粘り強い社員を求めているのです。
大抵の仕事は、才能や適正などはそこまで必要ありません。
大抵の仕事は、ある程度やればそこそこ以上のレベルにはなれますので。
習得の早さなどの違いはありますが、大抵のことは長く続けていれば身につきますからね…。
「どんな人でも、一万時間一つのことをやればプロレベルになれる」なんてのはよく聞く話です。
そういったところに、粘り強さがあれば必然的に長続きするのです。
積極的に粘り強さを発揮して、仕事のプロを目指しましょう。
粘り強さを活かして、新たなスキル取得や勉強をはじめる
粘り強さを活かすには、時間を味方につけることです。
ほとんどの人はなかなか才能などもありませんので、粘り強く一つのことに取り組んだりしていく必要があります。
時間さえかければ、大抵の人は会る程度の成果は出せます。
なので粘り強さを活かしたければ、早めにスキル習得などのために勉強を始めることです。
一日30分とかでもいいから、粘り強さを発揮して勉強などをするといいかもしれません。
そうすればやがてプロレベルになれるかもしれませんし。
一日30分で語学を勉強しはじめて、やがてプロの通訳になった!なんて人もいますし。
一つのことを続ける粘り強さがあれば、そういったことも可能になってくるんです。
大抵のことは、初めてしまえば習慣にできますからね。
やらなければ気持ち悪い!ってくらいになれます。
粘り強さを仕事に活かしたいのであれば、早めに始めてしまった方が良いのです。
わかりやすいエピソードは必要!スポーツを始めるのも手
粘り強さを仕事に活かすには、やはり誰かに粘り強さや根性があることをわかってもらったほうが都合がいいです。
特に転職や就職活動となると、いくら「粘り強さがあります!」などと言ったところで、伝わりませんからね。
口だけで言っても、誰も信用することはないでしょう。
なので、粘り強さをアピールできるわかりやすいエピソードなどは必要でしょう。
一番アピールしやすいのは、スポーツなどをはじめることですね。
- フルマラソンを完走した
- 登山であそこの山に登った
などをアピールできれば、粘り強さをアピールしやすいです。
まぁ社会人になると、そういったスポーツなどをする余裕もなく、以前はやっていてもやらなくなる人も多いです。
せっかく粘り強さがあっても、磨かなければ錆び付いていきますからね。
粘り強さを維持するためにも、そういったスポーツなどはやっておいたほうが良いかもしれません。
粘り強いと一つの会社で長く働く傾向にあるので…
粘り強い人というのは、一つの会社で長く働く傾向にあります。
やはりそういったメリットを活かせるよう、長く働くことで新しい知識や経験などが身につきやすい仕事を選んだ方が活かせるでしょうね。
そのほうが、粘り強さを発揮して長く続けた分、人材としての価値も上がりやすいですし。
これからの時代となると、エンジニアなどの新しい知識がどんどん身につきやすい仕事のほうがいいかもしれません。
まぁ今の仕事に不満があるのであれば、転職するなら今のうちです。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて仕事も多い傾向にあります。
粘り強いあなたを高く評価してくれる会社はたくさんありますので、今のうちに動いておいたほうが良いでしょう。
とりあえず転職サイトにでも登録して、求人を眺めてみるといいと思います。
私もそうですが、大抵の人は「会社を辞めたい」と考えたら、求人を眺めるところから始めますからね。
いい会社に行けるか?は求人がでるタイミング次第なので、登録だけはしておくべきです。
こちらの転職サイトは、自分の転職市場価値を診断してくれたり、リモートワークに特化していたりするので、「今の働き方でいいのかな…?」と考えたら気楽に登録してみるといいかもしれません。
⇒リモートワーク求人多数!新しい働き方を提案する転職サイト【LIBZ】
まとめ
粘り強さを仕事に活かしたい!という人は多いですが…。
やはりこういうのは口で言うだけでは、伝わらないですからね。
就職試験や面接などの際は、具体的な実績やエピソードなどもセットで伝えることは必要でしょう。
そして仕事に活かしたいのであれば、長く続けることで知識や経験などが増えやすい仕事を選んだ方がいいでしょう。
あまりルーチン的な仕事を選んでしまうと、粘り強く続けても得られる物は少ないでしょうし。
まぁ今は昔に比べて転職も一般的になってきていますから、粘り強さを活かせる仕事も見つかりやすくなってきていると思います。
新しい仕事を見つけたいと思っているのであれば、一日でも若いうちに動いておきましょう。