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- 会社で意味不明なくだらないルールがある!
- みんな黙って従ってるけど…
- こんなの無駄なんじゃないの?
そういった悩みをお持ちの、会社で意味不明なくだらないルールがあって困っている方のためのページです。
日本企業は生産性が低いため、意味不明なくだらないルールがある会社は多いでしょう。
特に旧態依然とした老害が支配するような会社ですと、そういった傾向にあるかもしれません。
「昔からこのやり方でやってるんだから変えるな!」みたいな。
そういった会社は、時代からどんどん取り残されていってしまう傾向にありますね…。
この記事では、会社に意味不明なくだらないルールがある時の対処法を解説します。
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会社の意味不明なくだらないルールに悩まされている人は少なくない
最近はあなたのように、会社の意味不明なくだらないルールに悩まされている人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
以前、この謎ルールが原因で佐賀駅のねーちゃんが客に罵倒されてるのを見た。こういうトラブルの原因にしかならず、意味不明な誰の得にもならないルールは即刻撤廃すべき。会社は従業員の安全に配慮する義務があると思うで。 pic.twitter.com/JDntTGAase
— imadegawa075 (@imadegawa075) March 10, 2022
ついにうちの会社、飲み会が解禁🍺
4人までで1時間半までっていう意味不明なルール付きでなw— ゆういち (@YBYTjet_250109) October 25, 2021
わいの会社、ぴーしあーる受けたら5日間出勤停止とか意味不明なルールなんなん、、、、
— もんぺ (@monnpe2007) July 27, 2021
友達が働いてる会社、給与が支払われた翌日に全社員が社長に電話で「お給料ありがとうございます」って絶対伝えなきゃ行けないってルールあるんだけど。やばすぎて、即やめなよって言っちゃった😕
給与は労働に対する対価なのになぜ感謝?
意味不明すぎて可哀想— あいうたみー🧶 (@dngfv_miya) November 26, 2020
訪問先が銀行とか官庁系だと、ジャケット、ネクタイ必要みたいな暗黙のルールがあります。事前にクールビズで来てくださいと言われてるにも関わらず…まったくもって意味不明。就活生のリクルートスーツも無意味。IT系の会社に行った時の身軽さの衝撃!うらやましい…
— RAI®︎☺︎1y5m(9/1)←41w4d (@rarararai0913) June 15, 2020
こんな意見が散見されますね。
ムダなギシキにムダな時間を費やしている非生産的な企業が多いため、日本企業の生産性が低いのは当然の結果でしょう。
無駄な部分に労力を使い、日本の労働生産性は低い!
残念ですが、我が国の労働生産性は低いです。
日本は他の先進国に比べ、長らく生産性が最低レベルで推移しています。
日本の企業は、増やしてはいないけど投資を高い水準で続けていて、その蓄積となる固定資産も相対的に高い水準が続いています。
それだけ生産性を高めやすい環境が続いたことになるわけなのですが、日本の労働生産性はそこまで高まらずに、近年では既に主要先進国では最低レベルです。 pic.twitter.com/dqhbO5yEZ0
— 小川製作所 (@OgawaSeisakusho) July 19, 2023
特にホワイトカラーの生産性が低く、ダラダラ無駄な残業や利益にならない仕事が多いと言われています。
しかし製造業は世界的に見ても結構高いみたいです。
トヨタ方式などを真似して、労働生産性を上げている会社が多いのかも知れませんが。
ですがそういった無駄な、意味不明なルールを削らずに旧態依然と行っている会社は、労働生産性はかなり低いのではないかと…。
何かしら利益率の高いビジネスをしていたり、手離れのいい収益源がある会社ならいいですが…。
普通は給料払ってる社員にそんな無駄なルールを押しつけてたら、本当に無駄ですよ。
まぁ大抵は、勤続年数の長いお局的な社員とか、老害的な社員が無意味な慣行を続けさせてたりしますが…。
社長はそんな無駄なとこにお金かけてほしくないですからね。
会社に意味不明なくだらないルールがある時の対処法!これでもっと生産性を上げよう
私も色々な会社を経験してきましたが、本当に意味不明なくだらないルールを惰性で続けている企業が多いです。
日本人は権利意識が希薄で、お上には逆らえない小役人体質なため、「ルールだから」と無理やり納得させて文句ひとつ言わず、そのせいで全く改善されません。
会社に意味不明なくだらないルールがある時の対処法を解説します。
必要なルールなら良いが大抵はムダ!

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まぁ確かに、なんでも無駄と切り捨ててしまうのはちょっと違うとは思います。
中には必要なルールもあるでしょうし、ベテランばかりでそれで慣れているなら、そっちのほうがいいのかもしれません。
特に最近は少子高齢化の影響で社員も高齢化している会社が増えていますし、そういった会社ですとなかなか新しいルールには対応できないかもしれません。
それでビジネスが回っているのであれば、まぁいいんですが。
大抵はそうではないですよね…。
大抵は、
- 「ずっとこれでやってたから」
- 「これまではこれで上手く回っていたから」
- 「だって入ったときにはこう教わったから」
こんな感じで、無意味なホコリをかぶったルールが未だに行われているケースはザラです。
そういった無駄なルールであれば、変えるべく動いていった方がいいかもしれません。
部署異動を活発にさせるよう提言する手も
そういった無駄な意味不明なルールが残っているのは、社員の異動が少ないからではないですか?
異動や転勤が活発に行われている会社ですと、新しい人が来るたびに「これは何でこんなルールでやってるんですか?」みたいに、ルールの見直しをする機会があります。
幸か不幸か、離職率が高く人の入れ替わりの激しい会社もそういう傾向にあります。
なので、もっと活発に部署異動や転勤が起こるよう会社に提言してみるのも手段の一つです。
頻繁に異動があると引継が大変になるので、必然的に無駄なルールは消えます。
教えてる暇がもったいないし、新しい人は「これ意味ないじゃん」と、合理的に無駄ルールを消す力が働くから。
まぁ面倒くさいから、なかなかこんなのいやがる人が多いですけどね…。
ですが人間の異動がなくなると組織は腐っていきますし、無駄なルールも消えません。
今の会社を変えていきたいなら、やってみるのもいいかもしれません。
将来が見えないなら転職も検討

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或いはそんな旧態依然とした無駄なルールが残っている会社は、これから先生き残っていくのは難しいでしょう。
今はITの普及や新技術のイノベーションによって、既存の産業がどんどんオワコン化してきています。
これまでは世の中に必要とされてきたビジネスでも、いつ不要になるかわからないんですね。
今はまだなんとか生き残っているかも知れませんが、これから先どうなるかは本当にわかりません。
これから先も社会人として食っていきたいのであれば、もっと合理的でまともな感覚を持った会社に転職してしまうのも手段の一つです。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
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業務効率化を会議で提言する
或いはこういうのは、一人で考えていてもどうなるものでもありません。
あなたが役職者で権限があればいいですが、そうでない人が多いでしょうし。
でしたらとりあえず会議で提言して、無駄な意味不明なルールはなくすように提案することですね。
- 「このルールはもういらないんじゃないですか?」
- 「この無駄な決まりがあるせいで、こんなデメリットがあります」
- 「そのぶんを他のことに使えれば、生産性が○%アップします」
こんな感じで理詰めで事細かに説明すれば、もしかしたら聞いてもらえるかも知れません。
ただこういうの、変われる企業と変われない企業もあります。
結局は会社も人の集合体なんですが、保守的な人ばかりの、特に大企業とか老舗企業ほど、無駄なこだわりを手放せず変わらない傾向にあります。
そういう会社の場合は、これから先も勤め続けるかどうかはちょっと考えた方がいいですね…。
実行力がありそうな役職者に相談する
或いは実行力がありそうな、パワーのある役職者がいるのであれば、その人に相談してみるのも手段の一つです。
まぁイエスマンばかりだったり、保守的な人しかいない会社だと無理ですが…。
一人くらいはいませんかね? 会社を変えるべく動いてくれそうな人が。
いないんだったらマジで転職を考えた方がいいかもしれませんが…。
イエスマンや減点方式で評価された人間しか出世できないってことですし。
いるようだったら相談したり協力して、会議で取り上げてもらいましょう。
平のあなたが言うよりは、そういった力がある人に発言してもらったほうが聞いてもらえます。
小さい会社なら、社長と距離が近いなら社長に言ってみるのもいいと思います。
まぁそこで聞いてもらえないなら、その会社は長くはないと思いますね…。
もっと時代に対応している会社を探す

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やはりそんな旧態依然とした意味不明なルールが未だに残っている会社というのは、やばいです。
上でも述べたように今はIT企業や新技術を取り入れた企業が、世の中をもっと便利にするべくゼロベースでビジネスを考えています。
無駄は速攻排除し、世の中のためになるビジネスを作り儲けようと目を血走らせている時代なんですよ。
そんな中無駄なルールが残っている会社は、やはり長くはないでしょう。
これからは更に自動化や人工知能の普及により、仕事がなくなるかもしれないと言われていますし。
そういった古い会社は、産業構造の転換に対応できず、消えていく運命にあるのです。
なのでもっと時代に対応していけるような会社に転職してしまったほうがいいかもしれません。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
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まとめ
そういった意味不明なルールがある会社は、残念ですがかなり多いと思います。
私も何回か転職を経験していますが、そういう変なルールがある会社は多かったですね…。
で、聞いても「決まりだから」みたいに、変えようとしない人が多いんですよ。
社長や役員に言うと割と柔軟に対応してくれるのですが、むしろ勤続年数の長い社員のほうが、保守的な傾向にあると思いますね…。
ですがそういった古い体質にこだわる会社というのは、これから先更に厳しくなっていくと思います。
今は本当に世の中の変化スピードが早いので、柔軟にルールを変えて無駄を省いていかないと、なかなか対応していけません。
まぁ幸い、今は少子高齢化で労働人口も減ってきており、仕事は見つかりやすくなってきています。
転職しやすい今のうちに、もっとまともな感覚を持った会社に転職してしまうのも手段の一つです。