
Ashish_Choudhary / Pixabay
最近はパワハラが社会問題になってきています。
特に最近は労働環境も人間関係も悪いブラック企業が増えてきていますからね。
あまりにブラック企業と騒がれすぎたからか、ちょっとした言動なのにすぐパワハラ扱いされてしまいかねない時代です。
まあ本人がパワハラだと思ったらパワハラ認定されてしまうようですが…。
パワハラ認定なんてされていたら会社に居づらくなりますし、最悪リストラされてしまう可能性もあります。
この記事では、パワハラになる言葉一覧をご紹介します。
⇒リモートワーク求人多数!新しい働き方を提案する転職サイト【LIBZ】
パワハラに悩む人は多い!
最近は本当にパワハラに悩む人は多いです。
私も何社か転職していますが、パワハラのようなことは普通にありました。
ネットで有名なホワイト企業にもバイトでなら勤めたことがありますが、やはり部署や上司によっても全然変わってきます。
どこでもパワハラに悩む人というのは多いです。
実際ネットやSNSなどを見てみても、
今の上司にパワハラ受けてるぽい。
バカとかアホとか間抜けとか平気で言われてる。
毎日会社に行くのが憂鬱だよ、本当きつい
パワハラって労働基準法違反にはならないみたい。
その個人同士の問題にされることが多いみたい
いろいろそれで騒ぐことはできるけど、泣き寝入りしている人も多いみたい
どうしたらいいんだろう
最近転職したんだけど、なかなか仕事を覚えられないから上司に無能扱いされてる
いつになったら仕事を覚えるんだ!とか言われまくってるんだけど
これってパワハラじゃないの?
もっと優しく教えてくれればいいじゃん!
こんな意見が散見されますからね。
最近は本当にパワハラやブラック企業にうるさい時代ですからね。
実際それで死んでしまう人も多いことが原因ですが…。
最近の若者はひ弱だなんて、老害たちがコメントしていたりしますね。
まぁ本人にとってはパワハラは死活問題なので、何とか言葉には気を付けていきたいところですね。
「バカかお前は!」「アホか」
パワハラになる言葉としてはこれが一番だと思います。
- 馬鹿
- あほ
- 間抜け
- ドジ
など罵倒する小学生でも使ってるような言葉です。
特に仕事でミスをした時などに言われることが多いですね。
まあミスをした時だったら、反射的に言ってしまう気持ちもわかるのですが…。
こういうのは、特にミスをしていない時でも言いがかり的に言ってきたりします。
そうなるとパワハラ度合いが強まると思います。
ミスをしたのであればこちらにも落ち度がありますから、言われるのもわかるのですが…。
特にそういったこともないのにバカだの間抜けだの言われたらこれはただのいじめですからね。
こういった直接的な表現は避けた方が良いでしょう。
「こんなこともできないのか!?」
まだその職場に入ったばかりの新人の時に言われがちなパワハラの言葉です。
- こんなこともできないのか
- 小学生でもできるぞ
- 俺はこのぐらいすぐに覚えたぞ
などなど。
やはり個人の能力には個人差がありますからね。
そういったところをあげつらって本人の無能さを罵倒するのもパワハラになる可能性があります。
上司たるものそういったなかなか仕事覚えるのが遅い社員に対してもちゃんと指導していかなければいけません。
それも管理職の仕事ですからね。
ただ罵倒をするだけだったら小学生でも出来ますし。
本当に仕事を早く覚えてもらいたいのであれば、
- うーんこれは難しいからできないのもわかるよ
- じゃあこうしてみたらどうだろう
という風にちゃんと優しく教えてあげればいいじゃないですか。
頭ごなしに「こんなこともできないのか!」何て言ったって、仕事を覚えられるわけがありませんよ。
「こんなに仕事ができないとクビになるぞ!」
これもパワハラの言動になるセリフのひとつです。
- こんなに仕事ができないとクビになるぞ
- 会社はお前のこといらないと思ってるぞ
- この調子じゃ遠からずリストラされるな
などなど。
クビやリストラをチラつかせて脅したり恫喝する言動です。
これは恫喝や脅迫しているのに近いので、わかりやすいパワハラの言動のひとつですね。
実際会社員にとっては、クビや懲戒解雇になってしまうと割と致命的だったりしますからね。
まあ別に懲戒解雇になったからといって仕事が見つからないわけではないのですが、不利になるのは確かですし。
そうやって会社側が権力を振りかざして1従業員に対して「クビになるぞ」なんて言って脅してくるのは、これは明らかにパワハラです。
こういった言動には気をつけた方がいいでしょう。
あまりに仕事ができない社員に対しては言いたくなる気持ちはわかりますが…。
「この給料泥棒が!」
これも仕事ができない社員に対してよく言われがちなパワハラの言動のひとつです。
- この給料泥棒が!
- 給料ぶんぐらいは働け
- お前を雇っていると赤字だよ!
などなど。
だいたいそんなすぐに仕事ができるようになる即戦力的な社員なんて、なかなかいませんからね。
雇ってしまった以上、会社はどんな人でも使いこなしていかないといけません。
特にこれからは少子高齢化による労働人口の減少によって、労働者もさらに集まらなくなってきますし。
こんなふうに「給料泥棒が!」何て言ったところで、
- パワハラにはなるし
- 従業員にはやめられてしまうし
- 悪評が広まって人も集まらなくなるし
いいことはないのです。
こんな給料泥棒扱いされていたら、うつ病などにもなりかねませんからね。
それで労働組合や労働問題専門の弁護士などに駆け込まれたら会社側はかなり不利ですからね。
赤字社員についてはこういったふうに言いたくなる気持ちも分かるのですが、パワハラになるのでやめた方が良いでしょう。
「やる気がないなら帰れ!」
これも横暴なパワハラ上司が部下によく言う言葉です。
真面目な会社員なので帰れないのをいいことに、上から目線で言ってきます。
まぁ最近はこう言われて、本当に帰ってしまう人も結構いるようですが…。
私も会社ではないですが、学生時代の部活の顧問に言われて本当に帰ったことはあります…。
まだまだその会社で長く働くつもりの人は、こんなこと言われても「帰りません!真面目にやります!」と言う他ありません。
そうやって頭を下げてくるのを待っているようなセリフなのです。
「嫌なら辞めろ!」
これもパワハラとしてよくあるフレーズです。
こちらが明らかにやる気がないそぶりを見せていたのであれば自業自得ですが、ちゃんと働いてるのに上司の機嫌が悪いというだけで言ってくることもあります。
会社員はその会社で働かないと生活ができませんので、辞めたくても辞められない人が多いです。
そういったことを分かったうえで、足元を見てくるのがこのセリフです。
会社と言う権力をバックに脅してくるようなものですので、まさしくパワハラと言えます。
まぁこれについても、本当に辞めてしまう人も結構いらっしゃるようですが…。
まぁ今は他にも仕事はたくさんありますからね。
ここまで言われて無理に働こうとしてもパワハラ上司に足元を見られるだけですので、こんなこと言われたら本当に辞めて転職することを考えたほうが良いかと思われます。
パワハラは証拠が重要!録音すべき
上記のように様々な言動がパワハラになる可能性があります。
ですがパワハラというのはやはり証拠が重要になってきます。
殴ったり蹴ったりでしたらまだアザなどが残る可能性があるので証拠も残りやすいのですが…。
パワハラは特に言葉でもなりますので、証拠残しておかないと、言った言わないの水掛け論になりがちです。
なのでもしあなたの会社でパワハラが横行しているようであれば、ちゃんと録音しておいた方が良いでしょう。
録音さえしておけば、これ以上ないパワハラの証拠になりますし。
こういった録音が証拠になって労災認定が通った!何て言うのもよくあるパターンですし。
後で会社から賠償金などを踏んだくれる可能性もあります。
会社やパワハラ上司に対して戦う一番有利な武器になりますので、録音は絶対にしておきましょう。
スマホでも録音アプリはありますし、IC レコーダーなども最近は数千円ぐらいで買えます。
最近はポケットに入れておいても割とクリアに録音できますので、是非パワハラの証拠を取るために録音して行った方が良いでしょう。
労働基準監督署よりは、外部の労働組合の方が力になるかも
最近はそういったパワハラの言動が社会問題になっているのですが…。
労働基準監督署となるとなかなか動いてくれないケースも多いようです。
特に最近はあまりに労働環境の悪いブラック企業が増えたからか、人員が足りなくて困っているようですからね。
労働基準法違反のタレコミが多すぎて、とてもではないですが取締切れていないのが現状のようです。
なのでパワハラの相談に入ったところでなかなか動いてもらえないケースも多いようですね。
パワハラですとその上司や同僚との個人間の問題になりがちで会社側の労働基準法違反で立件していくのがなかなか難しかったりするようです。
なのでこういった問題は、会社の外部の労働組合などに相談した方が力になってくれる可能性も高いようです。
会社にももしかしたら労働組合があるかもしれませんが、最近の労働組合なんて会社の御用組合と化していることが多いようですからね。
それよりは会社の外部にある、個人でも入れるユニオン系の労働組合の方が力になってくれる可能性が高いです。
弁護士相談などにもつなげられて未払い残業代などがあれば請求できる可能性もありますのでそういったところに相談した方が良いかもしれません。
パワハラは泣き寝入り多い!早めに転職も手
最近はそういったパワハラになる言動が社会問題になってきているのですが…。
やはりパワハラとなると泣き寝入りになってしまうことが多いです。
明らかに会社が指示してパワハラしているのであれば別ですが、パワハラ上司とあなたとの個人間での問題にされがちで泣き寝入りになってしまうケースも多いですし。
実際それで諦めてしまう人も多いですね…。
そういった環境に問題がある場合は、早めに転職を検討した方がいいかもしれません。
幸い今は有効求人倍率も高く転職はかなりしやすくなってきていますし。
パワハラなんてしてくる職場にしがみついたところで、年々働きにくくなるに決まっていますからね。
そんな職場では離職率も高いでしょうし。
仕事が多い今のうちに動いておいた方が良いかもしれません。
とりあえず転職サイトにでも登録して、求人を眺めてみるといいと思います。
私もそうですが、大抵の人は「会社を辞めたい」と考えたら、求人を眺めるところから始めますからね。
いい会社に行けるか?は求人がでるタイミング次第なので、登録だけはしておくべきです。
こちらの転職サイトは、自分の転職市場価値を診断してくれたり、リモートワークに特化していたりするので、「今の働き方でいいのかな…?」と考えたら気楽に登録してみるといいかもしれません。
⇒リモートワーク求人多数!新しい働き方を提案する転職サイト【LIBZ】
まとめ
最近は本当にパワハラが社会問題になってきています。
というか、未だに会社の社長が経営陣などに労働基準法の知識すらないケースも多いですからね。
どういった言動がパワハラになるのかすら全く把握していない方も多いです。
基本的には本人がパワハラだと思ったらパワハラ認定されてしまうため、言動には最大限の注意を払うべきなんですけどね。
まあそんなパワハラが横行しているような会社というのはなかなか改善していくことは難しいでしょう。
結局そういった会社は人が集まらなくなり離職率も高く人手不足で倒産していく運命なのかもしれません。
そんなパワハラが横行している会社に勤めているのであれば、早めに転職を検討した方がいいかもしれません。
今は本当に仕事が多いので、そんなパワハラなんてしてくる会社にしがみつかなくても仕事はたくさんあるんです。
仕事が多い今のうちに動いておいた方が良いかもしれません。