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- 介護職が人手不足っていうけど嘘だろ!
- 介護職を受けたけど落ちたぞ!
そういった悩みをお持ちの方は今のご時世珍しくないかもしれません。
一般的に介護職のような不人気な仕事は今人手不足と言われています。
実際有効求人倍率も高い傾向にありますからね。
ですがこの人手不足のご時世でも、介護職を受けて落ちてしまう方もいらっしゃいます。
「人手不足だったら誰でも受け入れろよ」と考えてしまいがちですが、やはり長続きしなさそうな人やブランクがある方は落ちることもありますね。
ですがさすがに介護職の人手不足が嘘ということはないと思います。
私も実際に介護職をしていたことがありますし。
介護職の知り合いは何人もいますが、「募集をかけても全然人が来ない!」という施設が多いようですね…。
「誰かいい人いない!?」とか聞かれたりしますし…。
この記事では介護の人手不足は嘘ではない理由と、介護職すら受からない時の対処法についてまとめてみました。
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Contents
- 1 介護職すら落とされ「人手不足って嘘だろ!?」と考えてしまう方も珍しくないが…
- 2 介護職が人手不足なのは嘘ではない!人手不足の介護施設は6割以上!
- 3 介護職の有効求人倍率は高い!東京都は7倍以上の人手不足に!
- 4 ただ明らかにやる気がなさそうだったり、長続きしなさそうだと普通に介護でも落とされる!
- 5 この人手不足で介護すら落とされるのはマズい!他人の客観的意見を貰うべき
- 6 介護は向き不向きがあるので、適性が無さそうだと落とされることも
- 7 あまり待遇の良い施設を狙うと普通に落とされることも
- 8 未経験から介護やるなら、職業訓練を受けたり資格を取ると良いかも
- 9 介護ボランティアから始めて自己アピールに使うのも手
- 10 流石にこの人手不足のご時世で、介護すら受からないのは本人に問題がある可能性が高いので…
- 11 まとめ
介護職すら落とされ「人手不足って嘘だろ!?」と考えてしまう方も珍しくないが…
最近はあなたのように介護職すら落とされてしまい、「介護職が人手不足って嘘だろ!?」なんて考えてしまう人も珍しくありません。
この人手不足のご時世でもやはり落ちる人は落ちますからね。
特に介護職なんて向き不向きがある仕事ですから、そこを見抜かれてしまうと落ちてしまうというのも珍しくありません。
実際にネットやSNSなどを見てみても、
介護職って人手不足じゃなかったの?
俺ニートだけど、この前受けたら普通に落とされたんだけど!?
人手不足なら誰でもウェルカムなんじゃないの!?
ニートは嫌だとか選り好みしてるから人手不足になってるんじゃないっすかねぇ!?(怒)
介護は誰でも受かるとか言われてるけど、俺普通に落ちたんだが…。
本当に誰でも受かるの?
人手不足とか言って本当は選り好みしてるんでしょ?
外国人労働者入れる前に、人手不足業界は人材の選り好みをやめろ。
ニートの友人が介護職を落とされたみたいなんだけど…。
ブランクが何年かあるから仕方ないとは思うけど、人手不足だったら誰でもいいんじゃないの?
給料安くてきついのにこれじゃあ、誰もやらないでしょ。
ワガママ言ってるから人手不足になるんじゃないの?
こんな意見が散見されますからね…。
この人手不足のご時世でも落ちる方はいらっしゃるようです。
まぁ私の周りで介護職すら落ちたなんて言う人は、あんまり聞いたことがありませんが…。
やはりブランクがあったり、「長続きしなさそう」と思われてしまったケースが多いのではないでしょうか?
業界経験豊富な方でも、転職先の施設が合わないとすぐ辞めたりしますからね…。
介護職が人手不足なのは嘘ではない!人手不足の介護施設は6割以上!
介護職を受けて落ちてしまうと、介護の人手不足って嘘だろ!?なんて言いたくなる気持ちはわかりますが…。
介護職が人手不足なのは嘘ではありませんよ。
私も何年か前に介護の仕事をしていたことがありますし。
私の周りに介護職員の方は何人もいますが、募集をかけても全然人が来ないという話を聞きます。
私は1年ぐらいで向いてないのでやめてしまいましたが、未だに前の職場の人から「またやらない?」という連絡が来たりしますし…。
そしてその数字を裏付けるように、2018年8月に介護労働安定センターが公表した「平成29年度介護労働実態調査」によりますと、66%の介護施設で人手不足が問題になっているというアンケート結果が出されました。
同調査内「介護サービスに従事する従業員の過不足状況」の内訳を見ると、介護職員が「大いに不足」と回答した事業所は全体の9.6%、「不足」が24.4%、「やや不足」が32.6%となっています。
その中でも特に人材不足が起きているのが「訪問介護員」で、調査した介護施設のうち82.4%が不足を感じていました。
⇒平成29年度 介護労働実態調査結果について | 介護労働安定センター
あるいは現場の人間は「誰でもいいから入れて欲しい」と考えていても、面接をしている施設長などが選り好みして落としている可能性はありますね…。
介護職の現場とトップの意識の剥離は結構凄かったりしますし。
介護職の有効求人倍率は高い!東京都は7倍以上の人手不足に!
介護職の人手不足が嘘ではない理由として、実際に有効求人倍率が高いことも挙げられます。
厚生労働省の発表した「職業別一般職業紹介状況」平成30年11月分によりますと、介護サービス職の有効求人倍率は4.28倍となっています。
パートを除いたデータでも3.55倍ですから、「非正規の仕事が多いだけ」というわけでもありません。
⇒一般職業紹介状況(平成30年11月分)について|厚生労働省
ちなみに仕事の多い東京に限りますと、介護サービスの有効求人倍率は平成30年11月の時点で7.58倍にもなっています(一般常用)。
東京でしたら、介護の仕事なんてやらなくても他にいくらでも仕事がありますからね…。
わざわざ給料安い介護職なんて選ぶ人は少ないんです。
⇒【東京】職種別有効求人・求職状況(平成29年度~)|東京ハローワーク
ちなみに介護派遣では、東京は明らかに派遣の時給が高騰していますね…。
介護福祉士なら派遣時給1700円以上とか出す施設も出てきていますし。
夜勤1回で2万円から3万円近い金額を出す施設も出てきているようです。
その位人が集まらなくなってきてるんだと思いますが…。
ただ明らかにやる気がなさそうだったり、長続きしなさそうだと普通に介護でも落とされる!
上でも述べたようにデータから見ても明らかに介護職が人手不足なのは確かです。
介護職なんて外国人労働者を積極的に活用しないといけなくなってきていますからね。
私の知り合いの働いている介護施設でも、フィリピン人やベトナム人の労働者を受け入れ始めてきています。
ただそこまで人手不足とは言いましても、やはり介護職となると向き不向きがある仕事ですからね。
向いていない人はさっさと辞めていってしまいますし。
私が介護職員をしていた時でも、1日で来なくなったり1週間で来なくなったり、突然何の連絡もなくバックレた人とかいらっしゃいましたし。
そういったことがきっかけで退職ラッシュに繋がったりもしますし。
明らかに長続きしなさそうな人はこの人手不足のご時世でもさすがに落とされると思います。
まぁ多少ブランクがあっても、やる気さえ見せれば受かるのがこの業界の懐の深いところではありますが…。
こういったやる気とかの面に関してはなかなか自分では気付けなかったりしますからね。
無意識に普段の癖で、面接で無礼な振る舞いをして落とされてしまうような方もいらっしゃいますし。
こういった要因で介護職すら落とされているような方は、キャリアコンサルタントに相談してみたり他人の客観的なアドバイスをもらった方がいいと思いますね。
この人手不足で介護すら落とされるのはマズい!他人の客観的意見を貰うべき
介護職の人手不足は嘘だろ!なんて言いたくなる方というのは、やはり介護職を落とされてしまった方が多いと思います。
ですが介護の仕事が人手不足なのは明らかですし。
恐らくツイッターなどのSNSで「介護の仕事やりたいんですが落とされてしまいました!」なんて相談したら、「じゃあうちの施設に来てよ!人手不足なんだよ!」なんて言ってくれる人はたくさんいると思いますよ。
まぁそこまで拡散されるかどうかという話ですけど…。
そんな介護職すら落とされるというのは、やはりあなたに致命的な欠点というか落とされる要因があるんだと思います。
例えば
- 身だしなみがなっていない
- 無意識にタメ口を使っている
- 言葉遣いが悪い
- 履歴書の見栄えが悪い
などなど。
そういったことはなかなか自分では気付けなかったりしますので、他人の客観的な意見をもらった方が良いかもしれません。
幸い国があなたのような無職者のために就職の相談機関を設けてくれています。
ジョブカフェや若者サポートステーションがそれです。
ハローワークなどですと仕事を探すのがメインですので、なかなか長時間は相談に乗ってくれなかったりしますからね。
こういった所に相談に行ってみるのも良いかもしれません。
介護は向き不向きがあるので、適性が無さそうだと落とされることも
あとは介護職となるとやはり向き不向きがありますね。
コミュ障の方でも人と話すのは意外に好きなタイプというのもいますので、そういった方ですと介護の仕事をすることでそれまで見えなかった一面が見えて、才能が開花するような方もいらっしゃいますが…。
明らかに人と話すのに難があったり、他の職員とやっていけなさそうな人は普通に落とされる可能性は高いですね。
まあこれについては介護の仕事に限りませんけど…。
やはりいくら人手不足とはいえ、馴染めなくてすぐに辞めそうな方というのは、さすがに採用するわけにもいきませんからね。
すぐに辞められてしまうと、それが原因で退職ラッシュで繋がったりもしますし。
社員のやる気にも影響しますからね。
あとは介護の仕事は人手不足なので、未経験でも正社員で募集がされていたりしますが…。
正社員の場合は適正がありそうであれば、見込みで採用されたりもします。
ただ怪しい人については「パートや契約社員であれば採用」というケースは結構ありますね。
まあこの人手不足のご時世なので、パートとかであれば誰でも受かると思いますけどね…。
あまり待遇の良い施設を狙うと普通に落とされることも
介護の人手不足は嘘!なんて言いたがる人はやはり落とされてしまった方が多いと思いますが…。
いくら人手不足の介護業界とはいえ、施設によっては結構待遇が良いというケースもあります。
経営努力の賜物だったり、介護報酬の加算を狙ったりして待遇を比較的よくしている施設というのは存在します。
そういった施設となるとその地域にいる介護士の方も転職したいと考えていますし。
他に強いライバルがいれば当然落とされる可能性は高いです。
知り合いの働いている施設はそこまで給料は良くありませんが、有給休暇はローテーションで全て消化できるような体制にしているので離職率はかなり低いようです。
そういった風に従業員の働き易さを考えている施設ですと、やはり変な人を入れるわけにいきませんし。
採用の基準も引き上げる傾向にあります。
そういった業界の中でも比較的良い施設であれば、この人手不足のご時世でも落とされることは普通にあり得ます。
未経験から介護やるなら、職業訓練を受けたり資格を取ると良いかも
どうしても介護職をやりたいのであれば、介護の仕事を始める前に資格を取るというのも手段の一つです。
資格の通信講座などをやっても良いですが、結構お金がかかりますし。
幸い最近は介護の派遣をやれば、介護資格の取得費用がタダになるサービスもあります。
⇒介護資格が0円で取得できる!未経験から介護するなら【かいご畑】
あとは、職業訓練で介護の資格が取れるコースもありますし。
今ならば介護職員初任者研修の資格を取れるコースがあります。
私も介護職員初任者研修になる前のヘルパー二級という資格を取る職業訓練の講座に通っていたことがあります。
普通にとると10万円くらいお金がかかりますが、職業訓練であれば入学金や授業料はほぼタダで通えます。
私が通っていた時は50代の中高年男性や中高年女性もいましたけど、ほぼ全員仕事は見つかってましたね…。
最初は契約社員とか、パートで順調に行けば正社員!みたいな感じで採用された方もいましたが、みんな普通に採用されてその後正社員になっていた人もたくさんいました。
やはり資格をとってまで介護業界を目指そうなんて人は最近かなり少ないので、やる気のアピールにはなると思います。
まあ介護なんて人手不足なので、「未経験でもいいからとにかく飛び込め」なんて言われたりしますが…。
「介護職が人手不足なんて嘘だろ!?」なんて言っている人はそもそも落ちてしまった人でしょうからね。
職業訓練に通えば訓練期間中は失業保険が延長してもらえますし。
雇用保険をかけていなかった方でも条件を満たせば、月10万円の職業訓練受講給付金がもらえますからね。
まぁ介護の仕事をするにせよしないにせよ、通ってみるのも良いかもしれません。
職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
介護ボランティアから始めて自己アピールに使うのも手
あとは介護の仕事をしたいのであれば、介護のボランティアから始めるというのも手段の一つです。
大抵どこの施設もボランティアを受け入れていますからね。
まあお金が発生しないのであまりオススメはしませんけど…。
知り合いで何年もブランクがある30代ニートがいましたが、介護のボランティアから徐々に社会復帰を初めて、その施設で正社員になってましたし。
ブランクがある方ですと、やはり介護職に限らず書類で落とされたりして、この人手不足のご時世でもなかなか受からない傾向にあります。
ブランクがある方の場合は、こういった風なやり方から社会復帰を目指すのも良いかもしれません。
結局は
- 実際仕事ができるかどうか?
- 一緒に働けるかどうか?
- 人柄はいいかどうか?
- 介護に向いているかどうか?
こういったことで採用されるかどうかは決まりますからね。
経歴がボロボロで書類ではまず受からない方でも、実際にボランティアでもそこの職員さんと一緒に働いてみれば、長くやって使える人であれば「うちで働かないか」なんてことにもなりますし。
特に介護なんて今は人手不足ですから、適性がありそうな人ならすぐ話はくる可能性は高いと思います。
今時ここまでして介護業界を目指したいなんて人はほとんどいませんから、さすがにここまでやれば受かると思います。
Googleでお住いの都道府県名などを入れて検索してみれば、ボランティア募集している施設が色々出てくると思います。
流石にこの人手不足のご時世で、介護すら受からないのは本人に問題がある可能性が高いので…
人手不足と言われているのに落ちてしまうと、「介護の人手不足は嘘だろ!」なんて言いたくなる気持ちはわかりますが…。
さすがにこの人手不足の御時世で介護すら受からないというのは、かなりまずいと思います。
本人に問題がある可能性が高いような気がしますね。
正直私の周りの介護職員の方は人手不足で休日出勤も頻繁にしていますし。
「誰か紹介してくれない?」なんて聞かれたりもしますし。
本当に正社員で募集をかけても誰も応募が来ないので、かなり消耗しているようです。
まぁやはり何か受からない致命的な問題があるのであれば、他人の客観的な意見をもらった方がいいと思いますけどね。
できれば転職エージェントなどに登録して、エージェントにアドバイスをもらうのがいいと思います。
これならば面接の練習とか書類の添削などもしてくれますし、介護業界以外の仕事も紹介してくれますよ。
さすがに今のこの人手不足の御時世で受からないと言うのはまずいので、こういったものを使っていくと良いかもしれません。
⇒リモートワーク求人多数!新しい働き方を提案する転職サイト【LIBZ】
⇒税込27,000円で即日退職可能!有給消化サポート付!後払いできる退職代行なら【辞めるんです】
まとめ
この人手不足のご時世でも、介護の仕事で落ちてしまう方というのもいらっしゃるとは思います。
正直あまり多い事例ではないとは思いますが…。
やはり何かしらやる気がなさそうに見えたり、長続きしなさそうに見えると当然採用は見送られる可能性はあります。
まあプライドを折るようであれですけど、介護の仕事なんて50代の未経験のおっさんでも普通に採用されていたりしますからね…。
なのに受からないというのは、正直かなりまずいと思います。
まぁ今仕事はたくさんありますので、介護職に限ることもないと思いますけど…。
ただ何かしらあなたに致命的な問題や欠点があるのであれば、エージェントやキャリアコンサルタントなどに相談して行った方がいいと思いますね。
なかなかこういった欠点というのは、自分では気付けない傾向にありますし。
それだと他の仕事を受けても受からずに、「人手不足なんて大嘘!」なんてひねくれてしまいます。
今は有効求人倍率も高く正社員の有効求人倍率も1倍を超えています。
今受からないようだとさすがに一生受からないと思いますので、仕事が多い今のうちに動いておいた方がいいと思います。