
lukasbieri / Pixabay
- 正社員になんて絶対なりたくない!
- 今の職場で正社員に誘われているけど絶対なりたくない!
- 責任が増えるから絶対に正社員にはなりたくない!
そうお考えの、「フリーターだけど正社員にはなりたくない」と考えている方のためのページです。
フリーターというと、一見「正社員になりたくてもなれない」みたいなイメージがありますが…。
最近は人手不足の会社が増えてきていますので、そんなこと言ってられない会社も増えてきています。
結構、正社員化の打診が来たフリーターの方も多いのではないでしょうか?
フリーターなんて何かあったらさっさと辞めちゃいますし、人手不足だから定着させるために正社員化させようとする会社も増えてきていますからね…。
ですが、そんな打診がきても、断ってしまうフリーターの方も多いです。
正社員になりたくないフリーターが、この先生きていくための方法をまとめてみました。
⇒20万件以上の非公開求人!優良ホワイト企業を探すなら【リクルートエージェント】
Contents
フリーターでも生きていくことは充分可能!
「絶対正社員になりたくない!」なんていうと、世間やネットは
- 「40代以降50代になっても同じことが言えるかな?」
- 「フリーターは将来の保証なんて何もないから死ぬぞ」
- 「今の職場をクビになったら仕事なんて見つからないぞ」
などと言ってきます。
ですけど、こんなの全部嘘だと思いますよ。
日本の人口は減少に転じましたし、これから労働力人口が増えていく見込みはありません。
今は、約半数以上の会社が「正社員が足りない」とアンケートに答えています。
団塊の世代が大量に退職してしまいましたから、正社員が足りなくなっているんですね。
正社員よりも安く使えるフリーター、非正規雇用の仕事であれば、本当にゴミほどありますし。
定年後の高齢者でもフルタイムのバイトぐらいだったら見つかっています。
むしろフリーターの方が生活が、不安定で稼ぎが低い傾向にあります。
つまりは調子に乗って生活レベルを上げたりしていないでしょうから、働き続けていればなんとか生きていくことは十分に可能だと思います。
むしろ正社員のほうが、「正社員だから安泰」とか盲目的に信じて、無謀な住宅ローン組んだりしてますよね。
どうするんですかね彼らは…。
⇒会社をやめても、派遣やバイトで食っていくためのポイント7つ
ネットはネガティブな意見が多すぎ!アフィカスが金儲けのためフリーターをディスり転職アフィに繋げる
あと、ネットはネガティブな意見が多すぎます。
特に「正社員になりたくない フリーター」なんてキーワードで検索すると、
- 道を踏み外す前に!正社員になりたくないフリーターが知っておくべきこと
- 正社員になりたくないフリーターに待ち受けるリスクとは
- 正社員になりたくなかった元フリーターの僕が伝えたいこと
- 正社員になりたくない、怖いという人に言いたいこと
こんな感じのアフィカスのクソページがズラッと並びます。
そしてフリーターをディスり、「こちらの転職サイトやエージェントがお勧め!」と言って転職アフィに結び付けたいだけの連中のページしか出てきません。
こいつらは正社員の良い部分しか書かず、フリーターの良い点は見ずに一方的に金儲けのためだけに正社員転職を勧めてきますので、見る価値はありません。
これだけ名ばかり正社員やブラック企業が増え、時給換算するとフリーター並かそれ以下の時間単価になっている底辺正社員も多いのに、無責任に「なんでもいいから正社員になるべき!」なんて言って金儲けしようとするのは邪悪過ぎます。
こいつらは金儲けしたいだけですので、見ない方がいいでしょう。
社会保険に入れてくれる職場で働くべき
一昔前までは、
- 「フリーターには社会保険なんてない」
- 「フリーターは年金払ってないから老後死ぬ」
- 「フリーターは国民年金だから老後きつい」
などと言われていましたが…。
最近は、そうではありません。
2016年10月から法律が改正され、フリーターでも社会保険に入りやすくなりました。
フリーターでも社会保険に入るには?
フリーターでも社会保険に入れる条件は、
- 従業員501人以上
- 月給8万8000円以上
- 週20時間以上の勤務
- 雇用期間一年以上
- 学生以外
となっています。
これらの条件を満たせば、フリーターでも社会保険に加入する義務ができました。
まぁもともと以前から、フリーターでも「正社員の4分の3以上の時間勤務している人」は社会保険に入れなくてはいけなかったのですが、さらに強制力が増した感じです。
⇒フリーターの何が悪い!馬鹿にされがちなフリーターでも世間体良く生きるには?
今は厚生年金の財源も尽きていますから、社会保険の加入範囲を拡大して財源に当てようということです。
社会保険に入れてもらえれば、厚生年金の掛け金も、健康保険の掛け金も会社が半分折半で払ってくれますからお得なのです。
それでいて、国民年金よりも老後の保証が手厚い厚生年金に加入することができるのです!
まあ、かけても我々の世代は貰えないかもしれませんが…それは正社員の人達も同じですからね。
超ブラックだと正社員でも社会保険すら無い
まぁブラックな会社ですと、今でも正社員なのに社会保険に加入してくれない…なんていう悪質な事業者も結構いるみたいですが…。
そういった待遇の悪いな底辺正社員よりは、社会保険に入れてくれる職場で働いているフリーターの方が老後安心なのです。
⇒【ピンキリ】正社員はそんなにいいか?底辺正社員にメリットない8の理由
「正社員になりたくない!ずっとフリーターで行きたい」というのであれば、最低でも社会保険に入れてくれる職場で働きましょう。
そうすれば老後安心ですし、何かあったときの補償も手厚いです。
「正社員になりたくない」なんて、他人には言わない
あなたも分かっていると思いますが、「正社員になりたくない」と思っていたとしても、リアルでは周りの人に言わないほうが良いでしょう。
そんなこと言ったら、
- 「こいつは一生フラフラするつもりだな」
- 「こいつはなんて責任感がないやつなんだ」
- 「男は正社員でフルタイムで死ぬほど働くべきなんだ!」
- 「フリーターなんて無職!一生無職でいるつもりか!?」
- 「フリーターになるのは勝手だけど、将来生活保護だけは貰うなよ!」
などと言われるでしょう。
今は、フリーターのような非正規雇用が全労働者の4割を突破しましたから、立派な仕事だと思うんですけどね…。
未だに「フリーターは無職と同じ」なんていう傲慢な考えを押し付けてくる人も多いです。
正社員になりたくてもなれない、みたいに演じておいた方が無難
なので、「正社員になりたくてもなれない」みたいな雰囲気を出しておいた方が良いでしょう。
日本人の正社員信仰は根強いので、「正社員になりたくない」なんて言ったら袋叩きにされるに決まっています。
極力、「社会のせいでフリーターをせざるを得ない被害者」みたいに思ってもらうのがコツです。
- 「不況のせいで正社員になれなかった」
- 「不況でフリーター期間が延び、正社員になれない」
- 「人手不足でこき使われてるから、転職活動の時間なんて取れない」
- 「就職氷河期やリーマンショックのせいで人生設計が破壊されてしまった」
等々。
とにかく、被害者ぶるのがコツですね。
そういう感じで言われれば、相手としてもそれ以上言うに言えません。
これだけ自己責任の論調が幅を利かせている世の中ですが、就職氷河期世代などには同情する意見も多いですからね。
話を盛ってでも「かわいそうな社会の被害者」みたいな感じに思ってもらえれば、いちいちうるさいことも言われにくくなります。
比較的楽な職場で正社員の仕事を探してみるのもアリ
あなたが「正社員になりたくない!」と言っているのは、正社員の仕事が大変だからでしょう。
- 「残業をたくさんさせられる」
- 「責任だけたくさん押し付けられる」
- 「休みなんて取らせてもらえない」
等々。
確かに多くの正社員の仕事はそういった面があるのは事実ですから、あなたが「正社員になりたくない」と考えるのは正しいかもしれません。
ですが、比較的楽な職場というのは存在します。
あまり残業がない正社員というのも結構ありますよ。
最近はどの会社も人手不足ですので、フリーターといえど残業をたくさんさせられている人も多いのではないでしょうか?
私の知り合いのフリーターも、休みなく死ぬほど働かされていますね…。
それでいて世間体も悪くボーナスが出ないのですから、踏んだり蹴ったりです。
フリーターでいるとやはり、上述したように世間から心ない言葉をかけられる機会が多いです。
探せばフリーターと同等か、それより楽な正社員の会社というのも存在します。
そういった会社を探して、転職してしまうのも手段の1つですね。
とりあえず転職サイトにでも登録して、求人を眺めてみるといいと思います。
私もそうですが、大抵の人は「会社を辞めたい」と考えたら、求人を眺めるところから始めますからね。
いい会社に行けるか?は求人がでるタイミング次第なので、登録だけはしておくべきです。
こちらの転職サイトなら、自分の転職市場価値を診断してくれるので、「自分に転職なんてできるのかな…?」と考えたら登録してみるといいかもしれません。
条件の良い会社からのスカウトを待つ姿勢でも転職活動を始められるので、気楽な一歩を踏み出してみるといいと思います。
あとは、給料の良いホワイト企業を探すなら非公開求人をたくさん扱ってる転職エージェントがお勧めですね。
有名な大手のエージェントなら、一般的なルートには出ない高給ホワイト企業の求人を扱ってます。
ガチで良い会社に行きたいなら、全国に支部があるこちらの大手エージェントはかなり役に立つでしょう。
残業が少なく年収が高い企業の求人を多く扱っており、相談からでも無料で利用できます。
今は失業率も低く、人手不足で本当に困っている会社が多いので、優良求人でも紹介して貰いやすいです。
⇒20万件以上の非公開求人!優良ホワイト企業を探すなら【リクルートエージェント】
せめて契約社員や準社員くらいにはなっておくといい
一般的に正社員の方が死ぬほど働かされる傾向にあります。
なので、「正社員になりたくない」と考えてしまうあなたのような人も案外多いのが現状です。
ですが、いい歳してアルバイトやパートとなると、やはりかなり世間体が悪いです。
女性であればそれでも許されるのですが、男性で正社員ではないと確実に半人前扱いされますね…。
なので、最低でも契約社員や準社員という立場になっておいたほうが世間体はマシだと思います。
「契約社員って雇用期間が決まってるんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、そういうわけでもありません。
「雇用期間の定めなしの契約社員」というのも最近はかなり増えてきてますよ。
まぁ、企業側が人件費を抑えるためにそうしているだけなんですけどね。
というか正社員とか非正規とか、法律的に明確な定義はなく、法律的にはせいぜい「雇用期間の定めあり」「雇用期間の定めなし」くらいの大雑把なくくりしかありません。
最近は上述したような「雇用期間の定めなしの契約社員」とか「無期雇用の派遣社員」などという意味不明な雇用形態まで出てきており、更に曖昧でカオスな状態になってきています。
ですけど契約社員という立場であれば、「私は正社員じゃないので…」と言い訳をして、残業の要請なども断りやすいです。
同じ非正規雇用とは言え、「社員」という言葉がつくのとつかないのとでは、周りのあなたへの扱いも全く変わってきます。
ずっとフリーターで行くなら、掛け持ちも検討

mohamed1982eg / Pixabay
やはりずっとフリーターをやっていくとなると、収入が伸びないことがネックです。
退職金などもないでしょうし、ボーナスは当然ながら貰えない職場が多いです。
「正社員になりたくない」と言っていたとしても、周りのお友達の正社員の人たちがボーナの話題などで持ち切りになっていたら、かなり肩身が狭いのではないでしょうか?
特に、歳をとれば取るほど、
- 「家を買った」
- 「息子が大学にいった」
- 「親を有料老人ホームにいれた」
等々、お金が絡むイベントの話題が出てきます。
単に話題に入れないだけだったらいいのですが、やはりこれから親が介護が必要になったり、相続が絡んでくると、お金が必要な場面が必ず出てきます。
葬式にもお金がかかってきますし、実家の取り壊しなどにも100万200万とか普通にかかってきますからね。
今の職場の賃金が低いのであれば、仕事の掛け持ちも検討したほうがいいかもしれません。
単純にそのほうが賃金を増やすことができますし、今の職場を仮にリストラされたとしても収入源が複数あれば収入が0円にならずに済みます。
最近はネットで手軽に小さなビジネスを行うことができますから、自分でビジネスをやってみるのもいいかもしれません。
そうなれば半分自営業者みたいなもんですから、今よりも世間体はよくなるでしょう。
特にフリーターなんて大手を振って副業できるんですから、やらないと損ですよ。
まとめ
私の周りのフリーターにも、「絶対に正社員にはなりたくない!」と言っている人いますよ…。
当然独身ですが、趣味に使える時間が多いので、本人は結構幸せそうですけどね…。
逆に、正社員でバリバリ稼いでいたとしても、今は人手不足の会社が多く休日出勤させられてる人が多いです。
過労死してしまうような人もいますし、今まで勤めていた会社で過労死した正社員は2人ほど見たことがあります。
フリーターであれば「自分は正社員じゃないので…」と言い訳して逃げることもできるんですけどね。
休みも気軽に取りやすいですし。
まぁフリーターだろうがなんだろうが、社会保険をかけて、そこそこの生活できるほどのお金を稼いでれば仕事なんてなんでもいいと思いますよ。
稼ぎが足りないのであれば副業するとか。
ただフリーターはやはり世間体が悪いですので、他の肩書きを作れるように頑張るとか、
他のもっとマシな雇用形態の会社で働けるように転職活動をするとか、色々と模索していったほうがよいかもしれません。
比較的若いうちだったら、色々と手を打つことができますので。