- パートって頑張り損だよね…
- 頑張ってもボーナス貰えないし…
そんな悩みをお持ちの方は、今のご時世珍しくないと思います。
特に最近は労働環境の悪いブラック企業が増えているため、頑張り損な職場も多い傾向にあります。
そのうえパートとなると非正規雇用ですから、会社側に都合よく安く使われてしまう傾向にあります。
パートとなると最低賃金スレスレで働かされるケースが多く、搾取されてしまう傾向にあるのです。
最近は以前よりはマシになってきましたが、未だに「非正規は使い捨て」のように扱う会社も多く、頑張っても報われない傾向にあります。
正社員のほうが遥かに待遇がいいため、パートで頑張っても損をするだけですからね…。
頑張り損なパート先の特徴と、頑張っても無駄なパート先にいる時の対処法について解説します。
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頑張り損なパート先で消耗している方は珍しくない
最近はあなたのように、頑張り損なパート先で消耗してしまっている方は珍しくありません。
ネットやSNSなどを見てみても、
今のパート先は真面目にやってる人が馬鹿をみる
会社だからさ…。そもそも時給一律てなんだよ頑張り損じゃん— 黄色い鳥 (@gcoeseRdF0FOtrW) May 6, 2022
一部の正社員より仕事の範囲が広く頼りにされている私、、、
なのに昇給やボーナスないの寂しいわこれが【パートの頑張り損】ってやつか〜〜
— さやか (@aitakora_777) September 28, 2021
パートは一律一万円で、能力によって増額有りって書いてたけど、パートなのに担任やって資格勉強も同時にやってカンファレンスとか個人面談とか色々やってるのに他のパートと同じ額なのなんか悔しいなあ。頑張り損なんだよなぁ。
— 3y (@ynp_tt) August 27, 2021
時給も上がらないし、なのにシフトはどんどん削られ死ぬ気で働かなきゃいけない
ただのパートなのにこんなに一生懸命なる必要あるかなぁ
入ったばっかの人と同じ時給のままで、上がんないんだったら、頑張り損じゃん。— ずんだ (@ika2_asari) May 13, 2021
パートの時給って
なかなか上がらないんだね頑張ってるけど
それに対する評価がついてこないと分かるとモチベーション下がる
頑張っても
頑張らなくても一緒なら
頑張り損はしたくないなぁ— ねーさん (@asachan_hi) October 3, 2020
できない社員は優遇されてパートは放置。なんだかなー。学ぶ意力があるなら同じように研修できるようにすればいいのに。頑張り損というかなんというか。あー、頑張らなくていいのかも。
— haruku (@KotobabitoM) July 9, 2020
こんな意見が散見されますね。
私も何回か転職していますが、正社員以上に頑張って働いているパートさんというのもたくさんいますね。
その割にパートだからボーナスも出ず、時給も安いのですが…。
頑張り損なパート先の特徴!こんな会社は頑張っても搾取されるだけ!
やはり正社員に比べて、パートなどの非正規雇用は報われない側面はあると思います。
パートはボーナスもない会社が多いですし、何かあったら真っ先に切られる傾向にありますからね…。
頑張り損なパート先の特徴について解説しますので、参考にしてください。
パートにボーナスや退職金制度が全くない
頑張り損なパート先の特徴として、パートにボーナスや退職金制度が全くないことが挙げられます。
最近は人手不足の影響か、パートでも少額ながらボーナスが出たり、月数千円程度の退職金積み立てをしてくれる会社も増えてきています。
パートさんでも長く働いて貰った方が会社のためになりますから、頑張れば報われる会社であればしっかり福利厚生を完備する傾向にあります。
ボーナスもなく社会保険すらあるのかアヤシイ中小零細の正社員よりも、福利厚生の手厚い大企業の非正規雇用のほうが年収が高いケースも珍しくありません。
しかし頑張り損になるパート先というのは、ボーナスや退職金制度が全くありません。
それどころか時給も最低賃金スレスレで、サービス残業でこき使おうとしてくる傾向にあります。
こんなパート先でいくら頑張ったところで、報われずに損をするだけです。
フルタイムかそれに近い働き方をしていても社会保険すら入れてくれない
頑張り損なパート先の特徴として、社会保険すら入れてくれないことも挙げられます。
最近は社会保険財源が枯渇してきた影響により、社会保険加入範囲が拡大されてきています。
2016年に法律が改正され、従業員数501人以上の事業所で、雇用期間一年以上で週20時間以上、月給88000円以上稼いでいる学生以外の方は、社会保険加入義務ができました。
更に2022年10月からは従業員数101人以上で雇用期間二ヶ月以上の短期労働者にも拡大され、2024年10月からは更に従業員数51人以上の事業所にも拡大されていきます。
2025年からは従業員数制限を撤廃して零細企業にも加入させようという話が出ており、今後は働いていれば誰でも加入できるようになっていくでしょう。
というかそれ以前から、正社員の3/4以上働く方については社会保険加入義務があったのですが、強制力が弱かったため守っている会社は少なかったようです。
頑張れば報われる良い会社であれば、フルタイムかそれに近い働き方をしているパートさんであれば、しっかりと社会保険に加入させますよ。
まぁ社会保険に入ると手取りが減るなんて意見もありますが、社会保険に入れれば
- 厚生年金で老後の年金が増える
- 病気や怪我で働けなくなっても最長1年6か月傷病手当金が貰える
- 職を失っても失業保険が出る
- 仕事中の怪我は労災保険から保証が出る
- 保険料は会社が折半で半分負担してくれる
などのメリットがあります。
頑張り損になるパート先は、社会保険料をケチってパートさんから搾取しようとする傾向にあります。
楽をしている正社員の方が遥かに給料が高い
頑張り損なパート先の特徴として、楽をしている正社員のほうが遥かに給料が高いことも挙げられます。
正社員がしっかりとパートさん以上に働いているのであれば頑張りがいもありますが、頑張り損になるパート先と言うのは、正社員がパートさんに仕事を押し付けて楽をする傾向にあります。
「何かあったら責任をとるのが正社員の仕事!パートの給料が低いのは責任がないから当たり前!」なんて寝言を言う人もいますが、そんな会社の正社員は何かあっても責任なんて取らず、現場のパートさんに責任をなすりつけて終わりです。
私は正社員でも何度も転職していますが、正社員だからといって責任が重いわけでもないですし、ヒラの正社員に責任などありません。
特に最近は、安く使える非正規に仕事量と責任を押し付けて使い潰すのがトレンドのため、パートを安くコキ使って使い捨てたほうがトクなのです。
こういった正社員が楽をしている会社と言うのは、頑張っているパートさんが抜けたら社内の情報や技術継承などが上手く行かない傾向にあります。
全部現場で働くバイトやパートさんなどの非正規人材に丸投げしているため、正社員はふんぞり返っていたり、ちゃんと仕事をしていてもマニュアルや引継ぎ資料などは作っていない傾向にあります。
まぁ現場を軽視している会社の自己責任というほかないでしょう(笑)。
何かあればパートが真っ先に切られる
頑張り損なパート先の特徴として、何かあればパートが真っ先に切られることも挙げられます。
いくら頑張ったところで、やはり所詮パートはパート的な面はあります。
頑張り損な会社と言うのは「パートなんて使い捨て」と思っているため、不況が来たり業績が悪化したりすれば、躊躇なくパートの首を切ります。
「切られるのは無能だけ!有能なパートは切られない!」なんてファンタジーを信じてしまっている人もいますが、仕事ができても関係なくパートなどの非正規から真っ先に切られますね。
逆に頑張れば報われる良い会社であれば、ギリギリまで自社の従業員の首は、たとえパートさんであっても切らない傾向にあります。
長く働いているパートさんほど業務に精通していますから、抜けた穴はでかいですからね。
頑張り損なパート先に勤めている時の対処法はこれ!
頑張り損になってしまうパート先の特徴についてまとめてきました。
やはり正社員に比べて、パートの方が頑張り損になってしまう可能性は高いと思います。
パートなどの非正規雇用は、企業にとって都合よく使える面はありますからね…。
頑張り損なパート先に勤めている時の対処法について解説しますので、参考にしてください。
たかがパートなのでそれなりの仕事しかしないようにする
頑張り損なパート先に勤めている時の対処法として、たかがパートなのでそれなりの仕事しかしないようにすることが挙げられます。
やはりパートで頑張ったところで、報われない会社が多いです。
ほとんどの会社はパートさんにはボーナスも退職金もなく、社会保険すら入れてくれない会社もまだまだたくさんありますからね…。
たかがパートと割り切って頑張らず、それなりの仕事しかしないようにしましょう。
まぁ頑張り屋なあなたのことですから、頑張らないようにしてもつい頑張ってしまうと思いますが…。
そういう人は頑張らないつもりで適当にやるくらいでも、普通の人が頑張っている以上の仕事をしてしまうかもしれません。
ですが本人はあまり頑張らずにそれなりの仕事がこなせるのであれば、まぁいいのではないでしょうか。
時給アップ交渉をする
頑張り損なパート先に勤めている時の対処法として、時給アップ交渉をすることも挙げられます。
そんなに頑張っているのであれば、もっと高い時給を貰う資格があると思います。
会社があなたの頑張りに価値を感じているのであれば、もっと高い時給が貰えるかもしれません。
ただ、バイトやパートの時給アップ交渉って難しいんですよね。
他にも同じ立場のバイトやパートの方がいるでしょうし、あなたの時給を上げたら「なんで私は上がらないんだ」ってことにもなりますし。
まぁこれをやってあげてもらえないようであれば、最初から時給が高めの職場にさっさと移ったほうがいいと思いますよ。
もっと報われる職場を探す
頑張り損なパート先に勤めている時の対処法として、もっと報われる職場を探すことも挙げられます。
やはりいくら頑張ったところで、ダメな職場に勤めていたら一生報われません。
こういうことを言うと「頑張れば報われる会社に、あなたが変えていけばいい」なんて意識の高いことを言う人がいますが、そんなことが実現できる可能性は極めて低いです。
だったら最初からパートさんでも報われる会社や、正社員で入社したほうが遥かに手っ取り早く確実です。
特にパートは報われない傾向にありますから、そろそろ正社員で仕事を探してみるのもいいかもしれません。
帝国データバンクの2023年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い旅館ホテル業では75.5%と深刻な人手不足が続いています。
最近は頑張っている良質な人材であれば、パートの職歴しか無くても正社員で採用してくれる会社も増えてきていますからね。
一日でも若いほうが良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
まとめ
頑張り損なパート先の特徴や対処法についてまとめてきました。
やはりパートを下に見ている会社は未だに多く、いくら頑張っても報われないことが多いと思います。
不況が来たり会社の業績が悪化したりしたら、真っ先にクビを切られる可能性が高いですからね。
まぁ、早めにもっと報われる職場を探しておいた方がいいと思います。
できればパートではなく、頑張れば報われる可能性の高い正社員の仕事を探したほうがいいでしょう。