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- 大企業に転職したい!
- 今は無名の中小企業勤務だし…
- 人に堂々と言える会社で働きたい!
そういった悩みを持っている方は多いと思います。
やはり無名の中小企業で働くよりも、大企業の方が有利なことも多いですからね…。
特に日本人はブランド好きですし、有名大企業のブランドがあったほうが何かと通りもいいです。
婚活などでも、大企業の方が有利ですからね…。
しかし、そんな簡単に大企業に転職できるんでしょうか?
なんとかするための方法をまとめてみました。
Contents
大企業に転職したい人は多い…
あなたのように、大企業に転職したい人はたくさんいます。
というか、新卒も大企業に行きたがりますからね。
新卒で大企業に行き損ねた人ほど、転職で大企業をワンチャン狙う傾向にあるのかもしれません。
ネットやSNSを見てみても、
「やっぱり大企業の方が良いよな~。
中小企業だと、社名言っても「どこそれ?」ってなるし。
転職で大企業狙うか…。」
「無名のよくわからない中小企業には行きたくない!
やっぱ社名を堂々と言える会社の方が良いと思うし…。
福利厚生も充実してるしね。」
「大企業のほうが給料も福利厚生もいいよね。
小さい会社だとボーナスもない会社あるし。
小さい会社は産休とかもないよ」
こんな意見が散見されますからね…。
やはり大企業の方が安心!というのもあるのでしょう。
寄らば大樹の陰ってやつです。
やはり大企業の方が、給料や福利厚生も良い傾向にあるので…
あとやはり、大企業の方が福利厚生や給料も良い傾向にありますね…。
毎年夏や冬にボーナスの平均額が発表されますが、あれは大企業の平均ですし。
そもそも中小企業のボーナスなんて、算出に入っていないのです。
我が国の99.7%以上は、中小企業なんですけどね…。
あとは退職金なども、大企業の方が多い傾向にあります。
最近は退職金ない会社も増えてきてしまいましたが、大企業の方が割合的には支給する会社多いです。
金額も多めですね…。
あとは、やはり知名度があるのが一番かもしれません。
大企業でも福利厚生や給料微妙な会社もありますが、社名言えばわかってもらえるのは得難いメリットでしょう。
合コンとかでも、社名言ってわかりやすい会社の方がモテますからね…。
誰でも知ってる大企業は当然倍率が高い!できれば避ける
しかしそうは言いましても、誰でも知っているような大企業となるとやはりハードルが高くなります。
誰でも受けようとしますからね…。
具体的には、
- 小学生でも知ってるような会社
- テレビCMをバンバン打ってる会社
- 言えば一発でわかってもらえる会社
- 「大企業」という言葉で、一発で連想する会社
こういった誰でも知ってるような会社ですと、やはりライバルが多すぎます。
一流大学を出た人たちでも、そんな有名企業ばかり受けていたら内定貰えないケースも多いですからね…。
人手不足とはいえ、大企業は依然人気です。
あなたが余程有能でアピールしやすい経歴などもあればいけるかもしれませんが、そうでないならそういった倍率の高い大企業を狙うのは難しいでしょう。
なので、大企業に転職したい!というのであれば、逆張りの発想が必要だと思います。
つまりは、競争率の低い大企業を受ければ良いのです!
大企業というと一部の選ばれた企業だというイメージがありますし、そういった面は確かにあります。
ですが大企業は以外にたくさんありますし、マイナーな大企業を狙って転職活動していけば、受かる可能性は高まるでしょう。
実は大企業は案外たくさんある!マイナーな大企業を狙う
というか、実は大企業は案外たくさんあるんです。
大企業の定義が法律で決まっているわけではありませんが、一般的に「中小企業基本法」第二条で定義された中小企業以外の会社を、大企業とするのが一般的です。
その定義は、
資本金の額又は出資の総額が3億円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員の数が300人を越える会社及び個人であつて、製造業、建設業、運輸業その他の業種(次号から第四号までに掲げる業種を除く)に属する事業を主たる事業として営むもの
資本金の額又は出資の総額が1億円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員の数が100人を越える会社及び個人であつて、卸売業に属する事業を主たる事業として営むもの
資本金の額又は出資の総額が5000万円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員の数が100人を越える会社及び個人であつて、サービス業に属する事業を主たる事業として営むもの
資本金の額又は出資の総額が5000万円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員の数が50人を越える会社及び個人であつて、小売業に属する事業を主たる事業として営むもの
となっています。
大企業というと、従業員数千人とか一万人を越えるような会社をイメージしがちですが、案外そうでもないんです。
まぁ割合的には中小企業が99.7%以上を占めるのですが…。
残りの約0.3%程度でも、大企業は約1.2万社あるとされています。
誰でも知っている大企業に転職するのはきついでしょうが、その中からマイナーな大企業を絞って受けていけば、可能性はかなり高まるかもしれません。
案外「地元のあの会社は大企業だった!」なんてこともありますからね。
我々の感覚だと、そこそこ大きい会社程度だと「中堅企業」くらいの扱いだったりしますが…。
定義上だとそのくらいの会社でも大企業だったりするので、そう考えれば転職難易度は下がるでしょう。
有名なブラック大企業を狙えば、かなり難易度は下がる
あとは、有名な大企業でもブラック企業というものは当然あります。
最近は「ブラック企業大賞」なんていう、ブラック企業を表彰するようなイベントも開催されてますし。
誰でも知っているようなブラック企業であれば、当然ライバルも少ないです。
例えば「24時間365日死ぬまで働け」なんて名言を残した某企業も、定義上は大企業です。
ですが最近は悪評があまりに知れ渡り、受ける人もだいぶ減っているようですが…。
そういった有名なブラック大企業を受けていけば、採用される可能性はかなり高いでしょう。
というかそういった会社ですと、あまりに人が来なかったり、離職率も高かったりします。
必然的に40代とか、高卒とかの転職不利な人でも採用せざるを得ない…なんてことになっているケースも多いですね…。
求人掲載にそれなりのお金をかけている場所から探す
大企業に転職したいのであれば、もっと手っ取り早い方法もあります。
求人掲載にそれなりのお金をかけているところから、仕事を探せば良いのです。
ハローワークなどの一般的なルートですと、無料で出せたり、求人誌などは比較的安価で求人を出せます。
必然的に、ブラックな中小企業などの求人が多くなる傾向にあるんですね。
求人掲載にそれなりのお金をかけている場所というのは、
- 大手転職サイト
- 転職エージェント
この二つです。
転職サイトでも、規模の小さいマイナーな転職サイトだと、媒体の価値も低くあまり大企業は利用していないのでダメです。
やはり誰もが広告を目にしたことがあるような、大手の転職サイトを使うと良いでしょう。
そういった大手の転職サイトやエージェントですと、お金も数百万とかかかってきますから、資金力のある大手企業の求人が多くなるのです。
優良な大企業に行きたい!というのであれば、そういったところから仕事を探すようにしましょう。
とりあえず転職サイトにでも登録して、求人を眺めてみるといいと思います。
私もそうですが、大抵の人は「会社を辞めたい」と考えたら、求人を眺めるところから始めますからね。
いい会社に行けるか?は求人がでるタイミング次第なので、登録だけはしておくべきです。
こちらの転職サイトなら、転職決定数No.1で質の高い企業の求人が多い傾向にありますので、「ホワイト企業に転職したい!」と考えたら登録してみるといいかもしれません。
条件の良い会社からのスカウトを待つ姿勢でも転職活動を始められるので、気楽な一歩を踏み出してみるといいと思います。
あとは、給料の良いホワイト企業を探すなら非公開求人をたくさん扱ってる転職エージェントがお勧めですね。
有名な大手のエージェントなら、一般的なルートには出ない高給ホワイト企業の求人を扱ってます。
残業が少なく年収が高い企業の求人を多く扱っており、相談からでも無料で利用できます。
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単に「上場企業」というだけでも、ハードルはかなり下がる
或いは、大企業というか単に「上場企業」というだけであれば、かなりハードルは下がります。
上場企業とは言いましても、東証一部だけではありませんからね。
- 東証一部
- 東証二部
- マザーズ
- JASDAQ
代表的なのはこの4つです。
これだけでも、約3600も企業があるのです。
当然有名企業だけではありませんので、「株式上場はしてるけど、名前はあまり知られていない会社」なんてたくさんあります。
新聞の株式欄で、株価がズラッと並んでいるのを見たことがあると思いますが…。
知らない会社のほうが多い人が多いんじゃないかと思います。
そういった会社ですと当然マイナーですから、単に「上場企業だから」という理由で受ける人が多いわけでもありません。
当然一般的に有名な大企業よりも受けるライバルが少なくなり、受かりやすくなります。
それでも入社することができれば、「俺、上場企業に勤めてるんだよね」とか自慢できますし。
上場してるだけで、いつか上場廃止基準にひっかかりそうな会社や、離職率の高いブラック企業も多いですが…。
まぁ虚栄心は満たされるかもしれませんから、そういった会社を狙ってみるのも良いかもしれません。
下手な大企業より、経営安定してる中小企業の方が良いケースもあるので…
そんな感じですので、マイナーな大企業や有名なブラック大企業を狙っていけば、なんとか大企業に転職できる可能性はあります。
というか飲食系とかの大企業だと特にですが、ブラック企業が多いので、高卒とか40代とかでも採用されてたりしますね…。
正直大企業だからといってピンキリだと思いますし、そこまで大企業にこだわるのもどうなのかな…と思います。
我が国の99.7%以上は、中小企業ですから。
玉石混淆ですが、当然下手な大企業よりも良い会社もたくさんあるわけです。
単に大企業だからといって、従業員に還元したり福利厚生が良いとは全く限りませんよ。
儲かっていてもその利益をどうするか?は会社によって方針が全く変わってきますし。
株主に配当としてたくさん渡してしまいたいと考えている会社なら、従業員へ回すお金は当然すくなくなりますし。
大企業でも、ほとんどは非正規社員!なんて会社も多いですからね…。
そういう会社ほど、正社員の待遇も大企業なのに悪い傾向にあります…。
まぁなんとか見極めていくしかありません。
幸い今は仕事は多いので、 大企業に行きたい! 優良企業に行きたい! というのであれば今がチャンスだと思います。
このチャンスを逃さないうちに、動いておいたほうが良いかもしれません。
まとめ
大企業に転職したい!という考えを抱いている人はやはり多いと思います。
しかしやはり大企業となるとライバルも多めですし、普通に行くと結構厳しいかもしれません。
最近は人手不足と言われていて有効求人倍率も上がってきていますが、そういった有名な大企業ですと依然人気ですし…。
誰でも知っているような大企業を受けたら、ライバルが多すぎて転職することは難しいでしょう。
ただ定義上の大企業なら約12000社もありますし、マイナーだったりライバルが少なそうなところを受けていけば、可能性は高まるでしょう。
それでも従業員数や資本金が多いということは、安定していて福利厚生も整っている可能性が高いですし。
幸い今なら求職者も減っていて採用はされやすくなってきていますので、動くなら今のうちのほうが良いかもしれません。