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- 部下のやる気がない！
- もっとやる気を出させて仕事をこなさせる方法はないだろうか？
最近はそういった悩みをお持ちの方も多いかもしれません。
最近はすぐに「ブラック企業だ」と言って批判してくる若者が増えてきていますから、やる気がない部下は増えているかもしれません。
仕事とプライベートを完全に分けているようなドライな方も増えてきていますからね。
しかし最近は人手不足が深刻な会社が多いため、部下のやる気がないのは死活問題かもしれません。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4％の企業が「正社員が足りていない！」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9％と深刻な人手不足が続いています。
今は限られた人員で回している会社が多いため、部下のやる気がないと尻拭いで管理職のあなたが残業したりなんとかする羽目になってしまいます。
この記事ではやる気がない部下のやる気を引き出す方法について解説します。
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やる気のない部下に悩む人は少なくない
最近はあなたのように、やる気のない部下がいて悩んでいる人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
僕の部下のやる気がないのはもしや。。。
— 山上フライデー (@itcon_09_review) July 5, 2022
部下のやる気がないのは私のマネジメントとかではなくやる気がないだけだと思うんだが？！
— じゃがばた㋐ (@ZeroVector) June 1, 2022
まあ部下のやる気がない話についてやり方は色々あるんだけど、これがバズる程度にはてなも老化したんだなと思うよね
— ヒノノ (@hinonoon) May 26, 2022
部下のやる気がないんじゃない。
私が変なだけだ。
頭ではわかっていても、どうしても残念な気持ちが抑えられない…— Zero (@Zero91120262) August 25, 2021
出来ないことは上司のせい
仕事できないのは上司のせい
部下のやる気がないのは上のせいそう！
あなた(僕)の責任なんですよ！— (遊)ネコの手商会 (@tukikageUSA) June 1, 2020
こんな意見が散見されますね。
出世してしまうと部下のやる気にも気を配らないといけないため、面倒くさいので出世したくない若者が増えているようです。
やる気のない会社員は70%も！やる気のある部下のほうが珍しい可能性も…
やる気のない部下に悩んでいるのはあなただけではないかもしれません。
アメリカのコンサルティング大手ギャラップ社の調査によると、熱意ある日本人会社員は約6％しかおらず、70%の社員はやる気がなかったようです。
「日本は『熱意あふれる社員』の割合が６％しかないことがわかった。米国の３２％と比べて大幅に低く、調査した１３９カ国中１３２位と最下位クラスだった」（５月２６日付日本経済新聞より）
さらに、「企業内に諸問題を生む『周囲に不満をまき散らしている無気力な社員』の割合は２４％、『（単純に）やる気のない社員』は７０％に達した」（同）と、ネガティブ社員の割合の多さも指摘している。
そもそもやる気のある日本人会社員自体が珍しいようなので、あなたの部下のやる気がないのは仕方ないかもしれません。
一見やる気があるように見える部下でも、口だけで影ではサボっていたりしますからね…。
部下のやる気を引き出す方法！これをやれば問題なし
やる気のない部下も少なくありませんが、部下のやる気を引き出すのも管理職の仕事です。
まぁ自分すら変えるのが難しいのに、他人を変えるのはもっと難しいのですが…。
まぁできることをやっていくしかありませんね。
部下のやる気を引き出す方法を解説しますので、参考にしてください。
部下と一緒に現場で仕事をするのも効果的
部下をやる気にさせるには、やはり部下と一緒の目線で働くことが重要だと思います。
上から
- これをやれ
- あれをやれ
- なんでこうしないんだ
なんて口だけで言っていても、部下がついてくることはないでしょう。
そんなことを言われても、部下としては「わかってんだよ！じゃあお前がやれよ！」と思うだけです。
なので部下をやる気にさせるためには、部下と同じ目線で部下と一緒に現場で仕事をすると効果的かもしれません。
やはり現場主義のリーダーというのは好かれるものです。
カリスマ社長などでも現場を大切にしている人は多いですからね。
偉そうにしやがる上司はまじでくそ。部下と同じ目線で話せる上司おる会社選んだ方がいいよ。
— 底辺OL@あんこ (@shigotokituiank) October 17, 2022
私も何回か転職していますが、人間関係が良かった会社は上の人が現場に出て、現場の社員と一緒に汗を流していることが多かったです。
やはり上に立つ人間が自ら動かなければ、部下もついてきません。
椅子にふんぞりかえって口だけ出す管理職なんかに、ついていく人間はいません。
担当を割り振って責任感を与えるのも効果的
部下をやる気にさせるためには、やはり責任感を持ってもらうことが重要だと思います。
何の責任感もない平社員の状態でしたら、バイトとそう変わらないような感じでしょう。
やる気も出るわけがありません。
なので部下をやる気にさせるために、何か担当を割り振って責任感を与えると効果的かもしれません。
出世させるわけではなくても、
- リーダーに抜擢する
- 担当を割り振る
- 何らかの係の責任者にする
などなど。
そういった風にその部署内で係を割り振ることはできますよね。
やはりそういった風に責任感を持ってもらわないと、部下のやる気を引き出すことは難しいのではないでしょうか？
ただ単に末端の単純作業だけをさせられる状態で働いていたら、モチベーションなんて上がりません。
些細なことでも褒めまくると効果的
部下をやる気にさせるためには、部下のことを褒めていくことも効果的かもしれません。
特に現代人なんて褒められたりする経験が不足していますからね。
特に子供の時などは、先生や親などに褒められたりする機会も多いですが…。
社会人になってしまうと、
- 働くのが当たり前
- ちゃんと仕事をこなすのが当たり前
- 毎年向上していくのが当たり前
- 税金を納めて当たり前
- みんなとコミュニケーションをとって当たり前
みたいな様々な当たり前に囲まれ、褒められる機会なんてありません。
そうやって大人になるとみんなやる気がなくなっていくんです。
あなたの部下だけに限った話ではありません。
なのでそんな中部下のことを褒めまくると、部下も悪い気はしません。
今は承認欲求に飢えている方がものすごく多いですからね。
なので、少々大げさでも良いので逐一褒めた方がいいです。
日本人は褒め下手ですよね。外国籍の方と働いていると、上手く褒めまくるなと感じます。これは上司でも部下の立場でも、良好な関係を築く上で極めて大切。ささいな事でも「グッジョブ🥳」と微笑みかけたり、メール等でも感謝の言葉を忘れない。尊敬と感謝を伝え続けると、関係はどんどん良くなります。
— おいぬ好き (@inu_love_global) September 17, 2020
今の時代はお世辞すら言わない人が多いため、「褒められ慣れていない」という人も多いのです。
歯の浮くような褒め方でも、案外チョロい人も少なくありません。
仕事の目的や意義をちゃんと伝える
部下をやる気にさせるためにはこれも重要だと思います。
つまりは何か仕事を割り振るときにも、
- これはこういうのに使うんだよ
- この作業はこういった感じだからとても重要なんだよ
- これがないとこの会社は成り立たないんだよ
ぐらいに、仕事の目的や意義をちゃんと伝えることです。
うちも今はこれ。
でも、その作業の目的を伝えるようにしている。
そして、段々自主的にやってくれることが増えた。よきよき。 https://t.co/0XttsFuZgJ— くるくる@転妻4y👧 (@kurukuru_ma2ge) June 10, 2018
そうすれば
- 自分の仕事はこの会社に役立っているんだ
- 社会に役立つことにも繋がるんだ
- 社会貢献にもなるんだ
という風に、自分の仕事に対する義務感や意義感が生まれますからね。
逆にただ単にこれやっといてみたいな感じで単純作業を丸投げするだけでは、部下のやる気なんて出るわけありません。
意味も分からずやらされる作業というのは、部下としては「ここに穴を掘ってまた埋めといて」と言われるのと感覚的には同じでしょう。
そんな風に作業をやらされていたら、「こんな仕事意味がない」と感じてやがて辞めていきます。
しかしそれ相応の給料も必要
しかし、これをやるなら会社もそれ相応の給料を支払うことも必要です。
「そんな重要な仕事なんだったら給料上げろよ！どうせ口だけだろ！」と思われ、やる気をなくす原因にもなりかねません。
日本人は30年間上がらない給料にウンザリしており、企業のことなんて基本的に信用していません。
やりがいとかどうでもいいからとりあえず給料上げろ
— 那智 (@Q_SA_I) July 24, 2019
肝心の社長がどのくらいその仕事に情熱を持っているかも怪しいもので、平社員がいくら頑張っても上の人間にやる気がないと、やがては「騙された！」となりやる気を失います。
特に大企業ほどサラリーマン社長だったりして情熱なんてないケースが多いため、下の人間もやる気がありません。
有給休暇などをちゃんと取得させてあげる
部下をやる気にさせるためには、やはりワークライフバランスの充実も必要だと思います。
特に最近はブラック企業などが増えてきていますからね。
ネットでも
- あの会社はブラックだ
- この会社はやめといた方がいいよ
- ブラック企業に入ってしまったら死ぬぞ
- 早く転職した方がいいよ
なんて言う情報が共有されていますからね。
なので、有給休暇などはちゃんと積極的に取得させていきましょう。
そうすれば部下も仕事とプライベートの両立ができて、「この会社で長く働くのもいいかな」という気がしてきますからね。
そうやってワークライフバランスが実現すれば、今の会社や管理職であるあなたに対する感謝なども湧いてきます。
ちゃんと部下の発言や提案を受け入れてあげる
部下をやる気にさせるためには、やはり部下の声に耳を傾けることも必要だと思います。
部下が
- これはどうしたらいいんですか？
- ここはこうした方がいいんじゃないんですか？
- ここどう思います？
こんな風に言ってきたらちゃんと真摯に対応してあげるべきです。
逆にそこで、
- お前が考えろ！
- 人に聞く前に自分で考えたらどうだ！
- うるさい！俺の言うことを聞いていればいいんだ！
こんなことを言ってしまったら、部下のやる気もなくなってしまいますからね。
そこまで言わなくても生返事をしたりぞんざいに扱っていたら、部下のやる気が落ちてしまうのは当たり前です。
小手先のテクニックでは無理！真摯に対応する人間性が問われる
部下をやる気にさせるなんてテーマですと、小手先のテクニックに頼ってしまいがちですが…。
結局人間と人間のやりとりなので、ここは誠意をもってちゃんと接していくべきだと思います。
ちゃんと部下の発言や提案を受け入れてあげたり、一緒に共感して考えましょう。
小手先のテクニックに頼って「部下の話を聞きゃいいんだろ？」みたいな不誠実なスタンスでは、あなたの浅はかな考えなんて部下は簡単に見破ります。
あまりにやる気のない部下ばかりで消耗しているなら転職も検討すべき
あまりにやる気のない部下ばかりですと、本当に消耗していくと思います。
最近はうつ病になる平社員の方も多いですが、うつ病になってしまう管理職も多いですからね。
やる気のない部下たちの面倒を任されたものの、全く思う通りにいかずうつ病などを発症してしまう方多いです。
現場ではエース社員だったものの管理職には向いておらず、精神を病んでしまうなんていうのはよくあるパターンです。
あまりにやる気のない部下ばかりで消耗しているのであれば、転職を検討するのも手段の1つです。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4％の企業が「正社員が足りていない！」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9％と深刻な人手不足が続いています。
一日でも若いほうが良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
まとめ
あなたのように部下をやる気にさせる方法を調べていて、悩んでいる方も多いと思います。
最近は少子高齢化で若者人材が貴重になってきているため、転職もしやすいのでイヤなことがあるとさっさと辞めていきます。
若者ほどこれからは年金も貰えるか怪しいため、死ぬまで働くことになる可能性が高く、ダメな会社で働き続けることはリスク以外の何物でもないのです。
まぁそもそも部下のやる気がないということは、あなたにはどうしようもないかもしれません。
最近は本当に労働環境の悪いブラック企業が多すぎますし、環境が悪い会社でやる気を出せと言うほうが無理です。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
一日でも若いほうが良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。