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- 8時間労働って長すぎだろ!
- 休憩時間や通勤時間を入れたら更に時間が減る!
- そんなに仕事にコミットしたくない!
そういった悩みをお持ちの、8時間労働なんて長すぎると考えている方のためのページです。
確かに休憩時間や通勤時間なども入れると、残業なしで8時間労働だったとしても、ほぼ丸半日くらいは潰れてしまいます。
これに出社前の準備や「会社行きたくないなぁ」なんてネガティブなことを考えている時間も入れると、かなりの時間仕事に拘束されているかもしれません。
北欧のほうですと、6時間労働が推進されてきたりしているようですが…。
この記事では、8時間でも長いと感じる時の対処法を解説します。
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8時間労働長すぎ!と感じる人は少なくない
最近はあなたのように、8時間労働とか長すぎでしょ…と感じる人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
1日8時間労働。普通に長すぎ
— 炒飯 (@jdgtmpdawj) July 12, 2022
もう社会人になって結構経つけど未だに8時間労働に慣れん
長すぎ— けーと (@The_K_to) April 12, 2023
おはようございます。
今日も仕事…
8時間労働って長すぎじゃないですか?
絶対労働者から抜けだしてやる。— マサカズ@BO (@BO91266527) June 17, 2021
8時間とかまじ長すぎだわ
労働基準法改正してーーー🥲
通勤時間込で8時間労働にしてー笑— ぴょる (@nsx__7) March 10, 2021
久しぶりに労働してるけど1日8時間労働って長すぎやろ
— いーにーさん (@e233chuoline) January 6, 2020
こんな意見が散見されますね。
特に最近は人手不足が深刻な会社が多いので、8時間労働でも以前より労働負荷が上がっているかもしれません。
8時間も働くと他のことに時間を使えない人も多い
8時間労働となると、残業も無くて一見ホワイト企業っぽいですが…。
働いてる以外のことに使われる時間も考えると、あまり余裕はないかもしれません。
8時間労働の9時間拘束でしょ、睡眠が7時間くらいでしょ、Twitterタイムが5時間は必要でしょ、残り3時間しかないし何もできないよ
— ₺ㄜㄜぅるⳣ (@vsnjob) October 2, 2019
日本の1日8時間労働は無茶苦茶激務だということが証明されましたね。私は8時間労働、帰ってからわりと何もできないくらいつらいもん仕方ないよね。はやく上限にして1日5時間くらいの労働で今と同じ給料にして。。。
— 青崎ろりいC102土/ 西-さ19a (@roliyanne) November 19, 2022
もともと8時間労働というのは、「睡眠、労働、余暇」で一日を三分割して生まれたものらしいです。
自宅から会社が近ければいいですが、家から遠ければ当然通勤時間もかかります。
特に東京などの都会に住んでいると、地価の安い郊外から都心に通勤している人も多いでしょう。
その場合、通勤に往復二時間以上とかかかるケースもザラですね…。
休憩時間も入れて9時間拘束とすると、通勤も入れれば一日12時間は潰れる計算になります。
これに残業が追加されたら…もう仕事だけの人生になってしまいますね。
本来労働基準法では、原則8時間以上の労働は禁止されているのだが…

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ですが実際は、残業をさせられるケースも多く、8時間労働では済まない会社が多いんですよね…。
厚生労働省の調査では、なんと約2割の会社で過労死ラインを越える月80時間以上の労働をさせているみたいですし。
日本は、世界的に有名な「karoshi」を生み出した国ですから、やはり格が違います。
OECD調査では、日本人男性は世界一長時間労働らしいですからね…。
ですがもともと、労働基準法では8時間以上の労働は禁止させられていますからね。
労働基準法では、「8時間を超えて労働させてはならない」とされています。
労働基準法36条の規定は「例外」です。
— 青色悪論(नकमुरतकसि)#反日 反日の日は日本帝国主義の日 (@yokyun68k) April 26, 2022
残業上限だの36協定だの、繁忙期は例外だのの後付け設定があるから、形骸化してますが。
36協定を結べばそれ以上残業させられるが、締結すらしていない企業が多い
8時間以上働かせる場合、労使双方合意のうえ36協定を締結し労働基準監督署に届けなくてはいけません。
しかし約半数近い事業所は締結すらしていません(平成25年時点)。
36協定を締結している事業場割合は、55.2%。また、特別条項付きの協定を締結している割合
は全体の22.4%。
○ 特別条項付きの協定は大企業が多く締結している。
そういえばうちの会社36協定締結してないから労働基準法に違反したら6ヶ月以下の懲役か30万円以下の罰金の刑事罰くらっちゃうのかな。
— あんじ@不死鳥教団宗主推し (@kirito_levi) September 29, 2022
ワイやっと本年度のお仕事完了。9月からずーっと今まで毎日残業。なお36協定は締結してない。
— チロリン (@chirorinchoko) March 11, 2022
8時間労働が長いというあなたの感覚のほうが正常ですし、法律にも則ってます。
この国の労働慣行自体がおかしいんですよ。
8時間労働が長いと感じる時の対処法!これで時短労働を実現しよう
私も色々な会社を経験してきましたが、正社員だと8時間で済まず10時間以上働かされる会社が多かったですね…。
最近は人手不足が深刻な会社が多いため、以前より酷くなっているかもしれません。
8時間労働が長いと感じる時の対処法を解説しますので、参考にしてください。
海外就職も選択肢の一つ
そんな労働者をあまり大切にしない傾向にある国ですから、この国で働く以上、8時間労働が長いと感じるあなたは生きづらいかもしれません。
いっそのことこんな国に見切りをつけて、海外就職を目指すというのも手段の一つです。
スウェーデンをはじめとする北欧の国の企業では、なんと最近6時間労働が推進されているようです。
しかも短時間で集中して仕事をこなすので、生産性は落ちるどころかむしろ上がっているようです。
あとはヨーロッパの国々では、年間一ヶ月以上のバカンスがあったりするようです。
日本では、大型連休に有給も併用できる良い会社で、やっと10日とかせいぜい二週間くらいでしょう。
そんな良い会社は多くありません。
エンジニア系の仕事などですと、割と海外就職しやすいようです。
日本ではIT土方とか言われてますが、他の国では高度な職業としてリスペクトされていて、待遇もいい傾向にありますし。
日本ではまだまだですが、他の先進国のIT企業では、在宅勤務がかなり普及していますからね。
中には社員は全世界に散らばっていて、ネット経由だけで仕事してる会社もあります。
いっそ人生かけるつもりで、チャレンジしてみてもいいかもしれませんね。
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労働時間が長すぎるなら転職を検討

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或いはあなたは8時間どころかもっとたくさん働かされていて、嫌気がさしているのかもしれません。
「8時間労働ですら長いのに、こんなに働いてられるか!」とやけくそになっているかもしれません。
ですが探せば、残業が少ないかほとんど無い会社はありますよ。
ただ残業代が稼げなくなるので、当然給料は比較的低い傾向にありますが…。
最近は転職も一般的になってきていますし、転職も以前よりしやすくなってきています。
一日でも若い今のうちに、転職してしまうのも手段の一つです。
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非正規なら8時間労働以下の働き方もあるが…
この国では基本的に、正社員ほどたくさん働かされます。
OECD調査では日本人男性は世界一長時間労働というデータもあります。
ちなみに日本人男性の約8割は正社員です。
しかも最近は女性の社会進出で女性の正社員も増えていますから、女性の労働時間も増加傾向にあります。
男性の中で正社員の割合が多いだけで、基本的に正社員だから長時間労働という傾向にあるんだと思います。
ですが非正規雇用であれば、もっと労働時間が短い働き方もあります。
まぁ非正規のフリーターやパートさんですと、一日4時間未満とかで働いてる人もザラにいますし。
最近は人手不足の影響で、バイトの時給なども上がってきています。
最近は法律が改正されて、条件を満たせばバイトでも社会保険に加入できるようになってきていますからね。
基本的にこの国で8時間労働が長い!と言うのであれば、非正規雇用のフリーターにでもなるしかありません。
まぁ世間体が悪いですし、ボーナスも無い場合が多いので稼ぎは悪い傾向にありますが…。

あまり働かずに暮らすなら出費の抑制は必須
或いは8時間も働きたくないのであれば、もっと生活レベルを落とすことです。
少ないお金で生活できるのであれば、何も毎日8時間とかそれ以上働く必要なんてありません。
出費を抑えて節約生活を送るのであれば、あまりお金をかけずに生きていくことができます。
つまりはそんなに働かなくても生活できるということです。
中には、節約しまくって月5万円とか7万円とかで暮らしている人もいますからね。
まぁ結婚は諦める必要がありますが…。
ポイントは、一番大きい家賃をいかに抑えるか?にかかっていると言えます。
一番お金かかるのはそこなので。
ただ最近は空き家も増えていますし、地方のボロアパートなら二万円くらいで借りられるところもザラです。
稼ぎが減ると税金と社会保険料も安くなる
しかも稼ぎが下がると
- 国民年金が免除になる
- 国民健康保険が減免される(最大七割)
- 所得税が非課税になる
- 住民税が非課税になる
などで更に出費は減ります。
しかも年金に至っては、全額免除でも老後半分は貰えます。
超節約生活を身につけることができれば、毎日8時間も働かなくても暮らせると思います。
しかも貯金や生命保険、確定拠出年金などの老後の掛け金もかけながら暮らすこともできるでしょう。
「セミリタイア」とかのキーワードで検索すると、そういった超節約生活をしている人のブログがたくさん出てくるので、興味がある方は調べてみてください。
もっと労働環境のいい会社を探す手も


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或いは労働環境の悪い会社ほど、残業も多い傾向にあります。
人間関係が悪かったりすると、8時間労働でも長く感じるものですし。
そういう会社は大抵、8時間労働では済まないんですけどね…。
あなたもきっとそうなのかもしれません。
でしたらもっと労働環境の良い会社に転職するというのも手段の一つです。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、以前よりも転職はかなりしやすくなってきています。
労働環境の比較的良い会社でも採用難に陥っている会社も増えてきており、もっと残業の少ない良い会社に行きたいのであれば今がチャンスです。
まぁ労働時間が減る=残業代が減るに等しいので、給料が下がることは覚悟しないといけませんが…。
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まとめ
8時間労働が長すぎると感じるのは、わかります。
私も学生の時などはそう思ってました。
ですが社会に出ると、8時間労働で済まない会社がいかに多いことか…。
最近は人手不足で、一人当たりの業務量が増えている会社も多いですし。
ですが残業がどのくらいあるかは、会社によっても全然変わってきます。
給料が安くてもいいなら、残業ほとんど無いような会社もあります。
今の会社の労働時間に不満があるのであれば、今のうちに転職を検討したほうがいいでしょう。