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- 転職をしたら給料ダウンした!
- ほぼ同じくらいか上がると思っていたのに…
- 生活がきつくなるな…どうしよう
そういった悩みをお持ちの方も今は珍しくはないかもしれません。
転職をする方は、前の会社の年収が低かった方も多いかもしれません。
それで生活を豊かにするために転職したのに、逆に年収がダウンしてしまう方も結構いらっしゃいます。
年収が下がってしまうとこれまで通りの生活ができなくなってしまいますから、なかなか厳しいところですね…。
ですがそのまま年収が低いの受け入れてしまっては、これまで通りの生活ができなくなってしまいます。
何とかするための対応策を解説します。
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転職で給料ダウンするケースは意外に多い
転職となると、給料上がるのが普通!と思いがちですが…。
なんと、あなたのように転職したら年収が下がった!という方も決して珍しくはないのです。
というか、転職して年収が横ばいか、下がってしまう人の割合の方が多いかもしれません。
リクルートキャリアの調査によりますと、2017年度に転職した人で前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合は、約3割でした。
つまりは、残りの7割は横ばいか、年収が下がっているのです。
まぁ確かに、「転職を繰り返すと年収が下がる」ということはよく言われているような気がします…。
ただ闇雲に転職してしまうだけですと、なかなか厳しいのかもしれません。
まぁどのくらいの給料貰ってたか?によっても変わってくると思いますが…。
今は有効求人倍率高くて仕事が多いのは事実ですし、地域差もありますが年収400万程度の会社ならたくさんあります。
高い給料貰ってた方ですと給料ダウンのリスクもありますが、あまり給料高くない方ならまたチャレンジしたほうが期待値が高いかもしれません。
人手不足業種に絞って仕事を探す
ですが、世の中は空前の人手不足です。
有効求人倍率は1.5倍を超えて、正社員の有効求人倍率の一番良く越えてきています。
これは、有効求人倍率が高かったバブル期を超える水準にまで回復してきているのです。
しかも業種間格差も凄まじいです。
人が集まらない業種に関しては、有効求人倍率が五倍以上とか、10倍近くあるものも少なくありません。
基本的に、人手不足の状態で、人が集まらない仕事ほど、年収を釣り上げて募集する傾向にあります。
そうしないと人が集まらずに、倒産してしまいますからね。
実際、人手不足が原因の倒産は年々増えて来ているのですが…。
薄給と言われている介護職員ですら、東京などの最低賃金が高い地域では、
最近は介護派遣の時給が1,500円以上というのは割とザラにありますからね。
東京ですと一回の夜勤で3万円近く出す介護施設も増えてきています。
後は、ITエンジニアなども猛烈に人手不足です。
ITエンジニアは年収も上がりやすく、今有効求人倍率が6倍を超えてきていますからね。
後は、地味に営業職なども、人手不足になってきています。
以外に誰でもできる仕事でもありませんからね。
そういった市場原理が働いている人手不足業種に絞って転職をするというのも手段の1つです。
今の転職先でいくら頑張っても上がる年収がたかが知れているのであれば、
そういった市場原理が働いている業種に絞って転職活動行うのも良いかもしれません。
出戻りを検討するのも手段の一つ
或いは、前の会社の方が給料が高かったのであれば。
いっそのこと、前の会社に出戻りを検討するというのも手段の1つです。
まぁ、頭を下げて戻る形になるのであまりお勧めはできませんが…。
最近はどこの会社も人手不足に陥っていますので、あなたが抜けた穴が埋まっていなければ、歓迎される可能性はあります。
まあ、足元を見られる恐れもありますのでお勧めはできませんが…。
転職で年収が下がってしまったのであれば、背に腹は変えられませんからね。
生活のために、戻れないか動いてみるのもいいかもしれません。
まぁかなり恥ずかしいので、私には無理ですが…。
とりあえず、前の会社に連絡をとったり、かつての同僚に連絡を取ってみるといいかもしれませんね。
- 「お久しぶりです!元気でしたか?」
- 「実は転職したものの、年収が下がってしまって…」
- 「やだ年収があがるはずだったんですけどね…だまされちゃいました
- 「実はそちらの会社に出戻りできないかと思いまして…」
こんな感じで切り出してみるのも手段の1つです。
…字面だけ見るといいが痛くなってきますね…。
私はちょっとオススメはできないですが、できるのであればやってみるのもいいかもしれません。
家族がいる方ですと、転職で年収が下がってしまうと生活できなくなってしまった方も多いかもしれませんからね。
エージェントを使って高年収の仕事を紹介してもらう
あとは、転職先を見つけたルートが悪かった可能性もあります。
一般的なルートで仕事を探してしまうと、あまりよくない会社も多いです。
特に最近は空前の人手不足で、正社員を募集してもなかなか応募が来ない会社も多いです。
「高めの年収を提示して、求職者をたくさん集めよう!」なんてひどいことを考える会社も増えてきていると思われます。
実際、最近は人手不足関連の倒産が本当に増えてきていますからね…。
企業は、生き残るためなら何でもやりますよ。
転職を成功させて年収を上げたいのであれば、転職エージェント利用するといいかもしれません。
転職エージェントの方が、そういった質の高い求人が多い傾向にあるのです。
エージェントは求職者を転職成功させて、年収の何割かを成功報酬として企業からもらうビジネスモデルです。
なので必然的に、年収の高い会社を扱う傾向が多いですね。
そのほうがエージェントが儲かるから。
ですが、すぐに辞められてしまうと返金規定などもあるため、最大限こちらの希望は叶えてくれます。
転職を成功させて年収をあげたいのであれば、扱っている仕事の量が多いエージェントを使うといいかもしれませんね。
こちらのエージェントは業界最大手でお勧めです。
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求人票に嘘を書いていた会社ならすぐやめるべき
というか、給料ダウンするつもりで転職をする人は少ないでしょう。
あなたも、転職する前は「この会社に転職できれば年収が上がる!」と期待して転職したのではないでしょうか?
年収が下がることが最初からわかっているのであれば、転職思いとどまる可能性が高いですからね。
生活が苦しくなるの分かっていて、わざわざ冒険して転職したがる人なんていません。
求人票に嘘を書いていた会社の場合、早めにやめたほうがいいかと思われます。
一応、労働基準法的には求人の内容に相違があったときは、即時契約の解除を言い出せます。
そこであなたが働き続けてしまったら、会社は味をしめてしまいますからね。
「嘘の高めの年収を書いたほうが求職者をたくさん集められるから得だな!」と、悪い学習をしてしまうのです。
そうなると、あなたの他にも第二第3の年収が下がる被害者が生まれてしまいます。
特に最近は人手不足で他にもあなたを必要としてくれている会社はたくさんあると思います。
仕事の多い今のうちに、そういった悪質な会社は辞めてしまった方がいいかもしれません。
そうすれば、年収が上がるかもしれませんし。
ダメな会社に入ってしまうといくら頑張っても上がりませんので、最初から高い年収の会社を探したほうがよいのです。
ボーナスがドカンと出る会社の可能性も?
あるいはもしかしたら、こういう可能性もあります。
あなたは今の転職先で給料がダウンしたと感じているかもしれませんが、まだ年収は確定していませんよね?
まだ入ったばかりであれば、ボーナスも出ていないでしょうし。
単純に月給だけで判断するのはまだ早いと思います。
世の中には、月給は低いけれどもボーナスがドカンと出るような会社もありますからね。
普段の月給は30万円もいかない程度でも、ボーナスが年間100万円とか200万円とか、それ以上出る会社もありますし。
そういった会社の場合は、ボーナスのためだけに働いている社員が多いです。
ボーナスが出れば、年収が一気に上がりますからね。
月給だけ見ると一見年収も下がったように感じられるのですが、そうとも限らないかもしれません。
先輩に聞いてみたりするのもいいかもしれません。
…まぁ、既にそれもやっていて年収が下がったと感じているのであれば、もはや言うことはありませんが…。
単に運が悪かった可能性もあるので…
給料がダウンした!なんていうようなことがありますと、もう転職に及び腰になってしまいます。
- 「転職をして年収が上がるなんて虫のいい話はないよな…」
- 「やっぱり俺には年収アップ転職なんて無理なんだ」
- 「今の年収が下がった会社で頑張って働くしかないよ…」
こんな感じで諦めてしまう傾向にあるのです。
ですが、単純に運が悪かっただけの可能性もあります。
どのくらいの年収をもらっているのかわかりませんが、年収400万円程度の会社だったら今はたくさんありますし。
賃金の高い東京などであれば、年収500万円とか600万円の仕事もたくさんある傾向にあります。
ほんとに会社なんて、入ってみないと分からないんですよ。
年収が高い会社は、何事もなかったかのように高い年収を普通に社員に対して払っていたりしますし。
社員も入社した時から高い年収が約束されているので、それを疑問にも感じていません。
本当に今は仕事も多いので、もう一度チャレンジしてみるのもいいかもしれません。
というか今年収が上がらないのであれば一生無理!というくらいにはいまはチャンスですので。
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まとめ
あなたのように、転職をして給料がダウンしたという方は実際結構います。
年収が下がっても、人間関係が良かったり、残業が少ない会社ならばまだいいと思います。
毎月100時間以上残業して年収600万円よりも、残業ほぼなしで年収400万円のほうが割はいいかもしれませんし。
人間関係の良さも、人生の満足度に直結しますから年収では単純に測れない面もあります。
ですがそうでもないのであれば、もう一度がんばって転職してみるのもいいかもしれません。
やはり今は本当に有効求人倍率も高く仕事は多めですし、今以上のチャンスはありません。
まぁ確かに転職は運次第の面もありますから、今回のような年収が下がってしまうということも当然起こりえますが。
もっと年収をあげたいとお望みであれば、諦めずにもう一度チャレンジしてみるのも良いでしょう。