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- すぐに会社を辞めてしまった!
- 短期離職してしまった!
そんな悩みをお持ちの方は今のご時世珍しくないと思います。
特に最近は労働環境の悪いブラック企業が増えているため、短期離職のリスクは上がっています。
私も以前求人詐欺に騙されたりブラック企業に入社してしまった時は、試用期間中にさっさと辞めて何度も短期離職をしてしまったことがあります。
世間的には短期離職なんてしたらもう就職できないぞ!なんてことが言われる傾向にありますが、私は別にその後問題なく何度も正社員になれましたし、転職も何度も成功させることができましたけどね。
世の中の人達はそんなに短期離職や転職をしたことがないので、一般論的なことしか言えないと思いますが…。
別にやり方次第で短期離職をした方でも転職成功させることはできますよ。
この記事では短期離職してしまった方でも転職を成功させるための方法について解説しますので、参考にしてみてください。
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ブラック企業に入社してしまい、短期離職を余儀なくされる人は少なくない
最近はあなたのように、ブラック企業に入社してしまい短期離職を余儀なくされる可哀そうな人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
私は短期離職ばかりしているから、1つの会社に長く勤めている人って本当にすごいと思う
どんなにつらくても仕事辞めたくても心壊しても、その環境で耐え続けるって本当に大変なことだし私にはできない
それが良いことなのかは分からないけど、私みたいに逃げ続けてばかりの人生よりはマシな気がする— Taida 22卒 (@nnnnnnnnnnxt) April 30, 2023
フリーターでなにが悪いの?正社員4社を短期離職して、そう思うようになった。ツライことを我慢して仕事をするなんて私には無理。人間関係も面倒。自分が傷つくような働き方は絶対に無理。自分が納得して働けるなら、立場にこだわる必要はない。アルバイトや派遣だって立派な選択肢。
— うた@正社員が向かなくて辞めた人 (@ulovewriting) April 30, 2023
学校も不登校気味だったし、大学は留年したし、自動車学校も不登校気味だったし、社会人になっても短期離職繰り返してるし、心療内科も通うのやめたし、仕事も人間関係も恋愛も病院も長続きしない
— きゃんべる (@cambellxxxx) April 26, 2023
短期離職というか得意技仕事飛ぶことすぎて草
— 躁鬱ぴえん🥺 (@my_k0528) April 28, 2023
短期離職3回もしてるんだよなぁ…
1年続けて転職するか、即辞めて今から別の仕事探すか😥— coco. (@momoka16433199) April 24, 2023
こんな意見が散見されますね。
私も新卒で入った会社を半年で短期離職した時は、同じように「人生終わりだ…」と落ち込んだものですが…。
その後普通に何度も転職できましたので、別に終わるなんてことはありません。
特に最近は少子高齢化により20代30代の若者が激減しているため、短期離職を何度もしていても若いというだけで採用されます。
短期離職でも転職成功させたい!どうしたら?
やはり一般的に言えば、短期離職してしまったということは「社会不適合者」だの、「もう二度と就職できないぞ!」なんてことが言われてしまう傾向にあります。
ただ私も経験があるので分かりますが、別に短期離職したからといって若ければ仕事なんていくらでも見つかります。
そもそも短期離職自体、やり方次第で履歴書に書かなくてもまぁバレませんからね…。
短期離職でも転職成功させるための方法について解説しますので、参考にしてみてください。
あまりに短い職歴なら履歴書に書かない
あなたの短期離職がどのぐらい短い職歴なのか分かりませんが、あまりに短い職歴であれば、履歴書や職務経歴書には書かない方がいいかもしれません。
さすがに1日で辞めたとか1週間で辞めたなんていう職歴は、バカ正直に書くと不利になるだけですからね…。
特に短期離職ですと、試用期間中に辞めてしまった方が多いでしょう。
入社後すぐに辞めた場合は、まだ社会保険加入手続きをしておらず、何の履歴も残っていない可能性も高いです。
不利な職歴を書かなかった場合にバレる可能性があるのが、厚生年金と雇用保険の履歴です。
ただ社会保険に入っていない場合は、この二つの履歴も存在しませんので、むしろその職歴を証明する方が難しいです。
マイナンバーで職歴がバレるなんてことを言う人もいますが、企業の担当者はそんなものを見れないのでまずバレる心配はありません。
2022年4月からは年金手帳が廃止に!職歴を編集してもバレにくくなった
これまでは入社の際に年金手帳を提出する会社が多く、そこに印字されている職歴と履歴書の辻褄が合っていないと、詐称がバレるケースが多かったのですが…。
2022年4月からは年金手帳は廃止になり、年金事務所で再発行しようとしても「基礎年金番号通知書」という年金番号が書かれた紙しか発行してくれません。
これまでの年金番号と同じなので、入社の際には年金番号だけ伝えれば良くなります。
日本で職歴を辿れる手段は厚生年金と雇用保険の履歴くらいしかないため、これで多少職歴を編集してもバレにくくなりました。
短期離職を何度もしていたなんて言うと書類の段階で落ちてしまいますから、適当に長く働いていたことにしておけばよいでしょう。
社会保険履歴がある短期離職は、社保ありバイトを繋ぎでしてたことにする手も
短期離職をしてしまった人が転職を成功させるためには、短期の職歴は書かない方がいいのですが…。
すでに社会保険に加入してしまったという方も多いと思います。
社会保険に加入してしまうと、年金手帳に厚生年金の記録が印字されてしまったり、雇用保険被保険者証を次の会社に提出するときにバレる可能性もありますからね。
ただ最近は社会保険の財源がきつくなってきたこともあって、バイトやパートですら条件を満たせば、社会保険加入義務ができたんですよ。
なので、社会保険履歴が残ってしまっている場合でも、「社会保険がありのバイトを就職活動のつなぎでしていたが、今の会社に入社が決まったので辞めた」という体にすれば問題ありません。
バイトをすぐに辞めても何も言われませんし、むしろ長く続けてる方がフリーター期間が長引いて不利になってしまいますが、正社員をすぐに辞めたなんて言ったら社会不適合者扱いされて落ちてしまいますからね。
まぁ問い合わせされて詳しく聞かれた場合はバレる可能性もありますが個人情報を保護法で染色調査は違法になりましたし。
問い合わせされたとしても、正社員だったかバイトだったかということまで詳しく聞くか?果たして相手の企業が教えるか?というと結構微妙な部分です。
ただ、上述したように2022年4月から年金手帳が廃止になったため、社会保険履歴からバレる可能性は減りました。
転職の口コミをチェックし短期離職のリスクを極力減らす
短期離職をしてしまうというのは、仕方ない面はあると思います。
最近は求人票に嘘を書くという信じられない会社も増えてきていますからね。
私も実際詐欺求人に騙されて入社してしまい、入社後一週間で強引に辞めたことがありますし。
ただこれが短期離職が続いてしまうようですと、結構リスクが出てきます。
なので、その会社を受ける前にいい会社かどうか?馴染める会社かどうか?を調べたほうがいいと思います。
幸い最近は現役の社員や働いていた元社員の口コミが見れる、転職口コミサイトというものが普及してきています。
こういったものを事前にチェックして、ブラックな会社ではないか、馴染めそうかなどをチェックして入社前に短期離職のリスクを極力減らしていくことが必要だと思います。
良い会社に当たるまで短期離職を繰り返す手も
最近は本当にブラックな会社が多いので、短期離職をしてしまう状況に陥ってしまう方も多いです。
ただ今は仕事は多いのは事実ですし、1度の失敗にめげずにいい会社に当たるまで短期離職を繰り返していくというのも手段の一つです。
上で述べたように、社会保険加入前に辞めてしまえばその会社で働いていた利益履歴は何も残りませんし、履歴書に書かなくても問題になる可能性は低いです。
まあ半年以内ぐらいの空白期間であれば、この人手不足のご時世大した問題にならないことが多いですね。
良い会社に当たるまで短期離職を繰り返して、転職ガチャを引いて行った方が良いかもしれません。
良い会社に行けるかは運次第!転職ガチャを引き続けた方が期待値が高い
私も何回か転職していますが、正直いい会社に行けるかどうかは運次第です。
なので、何度も短期離職を繰り返して転職ガチャを引き続けた方が期待値が高いと思いますよ。
転職を繰り返すと年収が下がっていく!どんどん条件は悪くなっていく!…なんてことを言う人もいますが、それはもともといい会社に勤めている方の場合です。
平均年収以上稼いでいたり、労働環境のいい会社に勤めている場合であれば、転職を繰り返すとそれより良い会社に行ける可能性は低いので、短期離職や転職を繰り返さない方がいいのですが…。
こんなページを見ている短期離職をしてしまった方ですと、ブラックな会社に入ってしまった人が大多数でしょう。
大した給料もくれないようなブラック企業であれば、今の人手不足のご時世30代とか40代の方でも人手不足業界であれば、正社員になれたりしますし。
できるだけ若いうちに転職ガチャを繰り返して、良い会社を探しておいた方が期待値が高いです。
可能なら前職の会社に出戻りするのも手
短期離職をしてしまった人ですと、中途採用の転職者の方が多いと思います。
これからどうしたらいいんだ…と途方に暮れている方が多いと思いますが…。
可能であれば、前職の会社に出戻りをする事も検討した方が良いかもしれません。
そうすれば慣れた仕事に戻れるかもしれませんし。
特に最近は人手不足に陥っている会社が多いので、あなたが辞めた後の穴を埋めようとして募集をかけても人が来ず、困っている可能性もありますからね。
私の周りにも出戻りをした人というのは普通に何人もいますし、私もやったことがあります。
前の会社では普通に働けていたというのであれば、前の会社の人などに話を持ちかけてみるのも良いかもしれません。
特にやりたい仕事もない場合、お金を貰いながら職業訓練でも受けてみる
短期離職をしてしまった人の場合、これからどうしたらいいのか途方に暮れている方が多いと思います。
短期離職ですと、失業保険も貰えないような方が多いかもしれませんし。
特にやりたい仕事もないような方の場合は、お金を貰いながら職業訓練でも受けてみるというのも手段の一つです。
もし失業保険が貰える方であれば、訓練期間中は失業保険を延長してもらうことができますし。
失業保険がもらえない方でも条件を満たせば、月十万円の職業訓練受講給付金も貰えます。
申請すれば一定時間以内でバイトも可能ですので、月に十五万円位は収入確保していくことができると思います。
入学金や授業料をほぼタダで新たな資格やスキルが身につく可能性があります。
長い訓練ですと、半年とか1年近いものもありますので、その間にこれからどうするか今後のキャリアを考えた方が良いかもしれません。
職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
仕事の多い都会の求人も探してみる
短期離職を繰り返してしまうと、やはり一般的には転職には不利になる傾向にあります。
ただ今は人手不足の御時世ですし、20代とか30代程度で比較的若いのであれば、短期離職の職歴があったとしても仕事はいくらでも見つかりますよ。
今は人手不足の業界であれば、40代でも正社員に採用されていたりするぐらいですし。
ただ田舎となるとやはり企業の絶対数が少ないこともあり、転職を成功させる可能性は相対的に下がってしまうでしょう。
いっそのこと、仕事の多い都会の求人も探してみるというのも手段の一つです。
東京神奈川大阪などの都会は仕事の絶対数が多いですし、最低賃金も1000円を超えており稼ぎやすいです。
会社がたくさんありますので、短期離職をしているような人でも別に普通に採用されやすい傾向にあります。
独身であれば、東京でも郊外の安い単身用物件に入居することができます。
多摩市などの郊外であれば、家賃2万円台からありますね。
シェアハウスに抵抗がない方であれば、月5万円くらいから都内に住むことも可能です。
⇒3万円以下で探す多摩市の賃貸住宅[賃貸マンション・アパート]情報
⇒東京都内に家賃月3万円から住める!保証人不要の【シェアドアパートメント】
短期離職をチャンスと捉えて上京して、いい仕事を探していくのも良いかもしれません。
転職エージェントに相談してみる
短期離職をしてしまった方ですと、これから果たして転職を成功させることができるのかどうか途方に暮れている方が多いと思いますが…。
こんなページを見てる時点で、自分1人で考えていてもなかなかいいアイデアが浮かんでこないかもしれません。
いっそのことプロに相談してみるというのも手段の一つです。
転職エージェントであれば、我々求職者側は無料で利用することができます。
短期離職をしてしまったなんていう悩み相談にも乗ってくれますし、履歴書や職務経歴書の添削、面接の練習などもしてくれます。
エージェントが扱っている非公開求人の方が、資金力のある良い会社が多い傾向にありますからね。
とりあえず気楽に相談してみるのも良いかもしれません。
短期離職があっても最終的に良い会社に行ければいい
あなたのように短期離職をしてしまった方というのは、珍しくありません。
私も新卒で入った会社を半年以内で辞めてしまったり、何度か短期離職をしてしまった経験がありますからね。
ただ最近は少子高齢化で若者は貴重になってきていますので、別に短期離職をしても仕事はかなり見つかりやすい傾向にあります。
再々最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて仕事も多い傾向にあります。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
まぁ最終的にいい会社に行ければ良いのではないでしょうか?
次の会社がブラック企業だったとしても、また短期離職をして転職ガチャを引き続けた方が期待値が高い面もありますし。
1度の失敗にめげずにまたチャレンジしていくと良いかもしれません。