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- 仕事を同僚に手伝って欲しいんだけど…
- でも一言「手伝って」が言えない!
- 誰かにものを頼むのが苦手…
とお悩みの、仕事で「手伝って」の一言が言えない方のためのページです。
私も他人に何か頼むのが苦手なので、気持ちはよく分かります。
「自分でやればいいか」と、仕事を抱え込んでしまうんですよね。
たった一言「手伝ってください」と言えば、数の力でラクに終わるんですが…。
こんなの誰かに相談しても「プライドが高いからだ!ちっぽけなプライドを捨てろ!」なんて意味不明なことを言われるだけですね…。
本人はどのようにプライドを捨てればいいのか分からず、結局一人で抱え込む羽目になります。
ですが毎日そんなことをしていては、いつまでたっても早く帰ることができません。
なんとか他の人に仕事を手伝ってもらうためのコツを紹介します。
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仕事が大変アピールする
「手伝って」が言えない時の対処法として、周りの人に「仕事が大変アピール」をするのも手段の一つです。
こちらから「手伝って」が言えなくても、同僚に「あの人仕事大変そうだな」と思わせれば、手伝ってもらえるかもしれません。
独り言で大声でアピールするのがポイントですね。
- 「あーまだこんなにあるよ…」
- 「これ絶対終わらないやつじゃん…あーあ…」
- 「誰か手伝ってくれないかなあ (チラッ」
などなど。
そうやってアピールしまくってれば、向こうから「何か手伝えることない?」と言ってくる可能性が高いです。
言ってこないようであれば、更に大声でウザいくらいにアピールするようにしましょう。
泣いてみるのも手段の一つ

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或いはそんなに辛いのであれば、いっそのこと泣いてしまうのも手段の1つです。
さすがに大の大人が泣いていれば、誰かが「どうしたの?」と言ってくると思います。
ブラックな職場ですと「泣けば許されると思っているのか!?」とか言われるような気がしますが。
それでも、「何故泣いているのか?」発言する機会は与えられるはずです。
そこで「仕事が終わらないんです」とか言えば、なんとかしてくれるかもしれません。
さすがにここまでやれば、手伝ってくれると思いますよ。
こんなの負鬱は誰もやらないと思いますので、職場の人間を動揺させる効果は見込めますね(笑)。
一番言いやすい人に頼む
こういうのは、「誰に言うか?」も重要です。
つまり、ターゲット選定が重要だということですね。
できるだけ人当たりのいい、言いやすい人を選びましょう。
それでいて、その人が機嫌が良さそうなときを狙って頼みましょう。
できるだけ仲が良い同僚とか、暗そうな人を狙うといいですね。
頼んでも絶対に引き受けてくれないような人もいますからね。
一度断られてしまったら、あなたの心は折れてしまうことも考えられます。
そうなってしまえば「もういいよ一人でやるよ」という感じで、諦めてしまうかもしれません。
朝礼で言う

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あるいはこういうのは、個別に頼むよりも皆の前で言った方が良いかもしれません。
「仕事を抱えすぎているので、誰か手伝ってください!」みたいな。
みんなの前で言うということは、
- 「仕方ない。手伝うか」みたいな同調圧力がかかる
- 上司も「手が空いた人は手伝ってやれ」みたいに言いやすい
- 気まずい思いをして個別に頼まなくても済む
などのメリットがあります。
これをやれば、さすがに誰かしら手伝ってくれると思うんですが。
私が以前勤めていた職場では、「困っているヤツは言え!周りの奴は助けろ!」みたいな方針だったため、半ば強制的にやらされてましたね。
でもそのおかげで一人で仕事を抱え込むことも減っていたので、ある意味良い取り組みだったかもしれません。
事前に貸しを作っておく
手伝って欲しいのであれば、事前に周りを助けて貸しを作っておくと手伝ってもらいやすいです。
困った時はお互い様ってやつですね。
こういうのは、先にこちらから与えたほうが良いです。
心理学には返報性の法則というものがあります。
相手が何かしてくれたら、「お返ししなければならない」という心理的なプレッシャーがかかる法則です。
これをやっておかないと「あの人は私の仕事を手伝ってくれないのに、なんで手伝わなくちゃいけないの?」ということになります。
逆に手伝っておけば「いつも手伝ってくれるから、少しくらい手伝うか」というふうになります。
なので、ちょっと困ってるそぶりを見せるだけでも、簡単に手伝ってくれるのです。
貸しを作っておけば、向こうとしては借りがある状態です。
その状態は人間気持ちが悪いので、借りを返すように行動が促されるのです。
上司に相談する
あるいは、勝手なことをする前に上司に相談したほうがいいかもしれません。
そうすれば、仕事の割り振りをまた考え直してくれるかもしれませんし。
ただ最近は、そんな責任感溢れる上司も少ないですが…。
部下に仕事を与えたら、後は投げっぱなし…みたいな上司が多いですね。
「自分の仕事の担当なんだから、自分でなんとかしろ!」みたいな。
日本の職場ではすっかりそういった光景が浸透してしまいましたが、本来部下の仕事の面倒見るのは上司の責任なんですけどね。
まぁ簡単なアドバイスぐらいはくれると思いますので、一度相談してみるのもアリです。
諦めて一人で頑張る
こういうのは、諦めて「もう私一人でやるからいい」みたいに、諦めてしまう人も多いです。
職場の雰囲気がそんな感じですと、そうならざるを得ない人も多いのですが。
まぁ一人でゆっくりやってる方が、気楽だというのもあるでしょうが。
しかし考え方を変えて見ると、残業代も稼げますし、一石二鳥かもしれません。
残業代がちゃんと出る職場であることが前提ですが…。
まあ、一人で仕事をどのくらいこなすことができるのか?限界に挑戦してみる時期も必要だとは思いますけどね。
自分の限界を知っておけば「このぐらいなら、○時間で終わるな」みたいな見通しがつきますからね。
ただ、日付回っても帰れないようなら、さすがに誰かに頼ってみたほうがいいでしょう。
無意味なプライドは捨てる

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あなたはもしかしたら変なプライドを持っていて、助けを求めることができないのかもしれません。
ちょっと、プライドが高すぎるのではないでしょうか?
つまるところ、一言「手伝って」というだけですからね…。
それができないということは、変な意地を張っていたり、プライドが高いと思われても仕方ないと思います。
ただ、プライドが高いなんて言われても、一体どうやってプライドを捨てればいいのか?分からない方が多いと思いますが…。
まずは同僚や上司に相談して見たり、ちょっと弱音を吐いてみたりすることから始めるしかないかもしれません。
こういうの、女性の方が男性よりも得意だと思います。
「男は強くあるべき!」みたいな価値観が未だに強いからですが…。
まとめ
職場で「助けて」が言えない時の対処法について紹介します。
1人の力は限られていますので、できるだけ早いうちに改善しておいた方がいいかもしれません。
特にこれからは転職もどんどん一般的になっていき、外国人労働者なども増えていきますし、様々な人と一緒に働く機会も増えていくでしょう。
そこで気楽に他人に頼れないと、仕事もなかなか教えてもらえないでしょうし、生きていくのがきつくなります。
まぁあとは環境に問題がある可能性もありますから、もしかしたら転職することで解決する可能性もあります。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて仕事も見つかりやすくなってきています。
1日でも若い方が良い環境に行ける可能性がありますので、早めに動いておくのも良いでしょう。