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- 仕事を同僚に手伝って欲しいんだけど…
- ただ一言「手伝って」が言えない
- 誰かにものを頼むのが苦手
とお悩みの、仕事で「手伝って」の一言が言えない方のためのページです。
そういう人いますよね。
以前いた会社でも、「手伝って」の一言が言えずに、一人で仕事を抱え込んでいる人がいました。
当然時間内に仕事が終わらずに、 遅くまで残業しましたけどね…。
ですが毎日そんなことをしていては、いつまでたっても早く帰ることができません。
仕事抱えすぎてうつ病になってしまう人もいます。
なんとか他の人に仕事を手伝ってもらうためのコツをまとめてみました。
仕事が大変アピールする
こちらから言えなくても、同僚に「あの人仕事大変そうだな」と思わせれば、手伝ってもらえるかもしれません。
なので、周りの人に伝わるように、「仕事が大変アピール」をしましょう。
会話があれば、「仕事全然終わらないです…。徹夜ですねこれ」とか、アピールしましょう。
かなり話を盛ってしまって、大げさに言うのがポイントです。
また、頻繁にため息をついたりするのも有効ですね。
後は独り言で大声でアピールするのも有効です。
- 「あーまだこんなにあるよう」
- 「誰か手伝ってくれないかなあ (チラッ」
とか。
アピールしまくってれば、向こうから「何か手伝えることない?」と言ってくる可能性が高いです。
泣く

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或いはそんなに辛いのであれば、いっそのこと泣いてしまうのも手段の1つです。
さすがに大の大人が泣いていれば、誰かが「どうしたの?」と言ってくると思います。
ブラックな職場ですと「泣けば許されると思っているのか!?」とか言われるような気がしますが。
それでも、「何故泣いているのか?」発言する機会は与えられるはずです。
そこで「仕事が終わらないんです」とか言えば、なんとかしてくれるかもしれません。
さすがにここまでやれば、手伝ってくれると思いますよ。
みんなも鬼じゃないんですし。
こんなの誰もやらないと思いますので、職場の人間を動揺させる効果は見込めますね。
やってみてもいいと思います。
一番言いやすい人に頼む
こういうのは、「誰に言うか?」も重要です。
つまり、ターゲット選定が重要だということですね。
できるだけ人当たりのいい、言いやすい人を選びましょう。
それでいて、その人が機嫌が良さそうなときを狙って頼みましょう。
できるだけ仲が良い同僚とか、暗そうな人を狙うといいですね。
頼んでも絶対に引き受けてくれないような人もいますからね。
一度断られてしまったら、あなたの心は折れてしまうことも考えられます。
そうなってしまえば「もういいよ一人でやるよ」という感じで、諦めてしまうかもしれません。
そうなったら残業確定です。
朝礼で言う

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あるいはこういうのは、個別に頼むよりも皆の前で言った方が良いかもしれません。
「仕事を抱えすぎているので、誰か手伝ってください」みたいな。
みんなの前で言うということは、
- 「仕方ない。手伝うか」みたいな同調圧力がかかる
- 上司も「手が空いた人は手伝ってやれ」みたいに言いやすい
- 気まずい思いをして個別に頼まなくても済む
などのメリットがあります。
これをやれば、さすがに誰かしら手伝ってくれると思うんですが。
前の職場では、みんなこれやってましたね。
というか上司が「 手伝って欲しいなら朝礼で言え」って言ってましたから。
事前に貸しを作っておく
手伝って欲しいのであれば、事前に周りを助けて貸しを作っておくと手伝ってもらいやすいです。
困った時はお互い様ってやつですね。
こういうのは、先にこちらから与えたほうがよいのです。
心理学には返報性の法則というものがあります。
相手が何かしてくれたら、「お返ししなければならない」という心理的なプレッシャーがかかる法則です。
誰かにプレゼント渡したら、 後でお返しは帰ってきますよね?
そういう法則です。
これをやっておかないと「あの人は私の仕事を手伝ってくれないのに、なんで手伝わなくちゃいけないの?」ということになります。
逆に手伝っておけば「いつも手伝ってくれるから、少しくらい手伝うか」というふうになります。
なので、ちょっと困ってるそぶりを見せるだけでも、簡単に手伝ってくれるのです。
貸しを作っておけば、向こうとしては借りがある状態です。
その状態は人間気持ちが悪いので、借りを返すように行動が促されるのです。
上司に相談する
あるいは、勝手なことをする前に上司に相談したほうがいいかもしれません。
そうすれば、仕事の割り振りをまた考え直してくれるかもしれませんし。
ただ最近は、そんな責任感溢れる上司も少ないですが…。
部下に仕事を与えたら、後は投げっぱなし…みたいな上司が多いですね。
「自分の仕事の担当なんだから、自分でなんとかしろ!」みたいな。
日本の職場ではすっかりそういった光景が浸透してしまいましたが、本来部下の仕事の面倒見るのは上司の責任なんですけどね。
まぁ簡単なアドバイスぐらいはくれると思いますので、一度相談してみるのもアリです。
諦めて一人で頑張る
諦めて「もう私一人でやるからいい」みたいに、諦めてしまう人も多いです。
職場の雰囲気がそんな感じですと、そうならざるを得ない人も多いのですが。
まぁ一人でゆっくりやってる方が、気楽だというのもあるでしょうが。
残業代も稼げますし、一石二鳥ではありませんか?
あなたの職場が、ちゃんと残業代が出る職場かどうかわかりませんが。
まあ、一人で仕事をどのくらいこなすことができるのか?限界に挑戦してみる時期も必要だとは思いますけどね。
自分の限界を知っておけば「このぐらいなら、○時間で終わるな」みたいな見通しがつきますからね。
ただ、日付回っても帰れないようなら、さすがに誰かに頼ってください。
無意味なプライドは捨てる

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あなたもしかしたら、変なプライドを持っていて、言うことができないのかもしれません。
ちょっと、プライドが高すぎるのではないでしょうか?
だって、一言「手伝って」というだけですからね。
そういう人っておそらく、小学校ぐらいの時から、意地を張ってしまう性格ではありませんでしたか?
悪いことをしても「ごめんなさい」の一言が言えなかったり。
私がそうだったんでわかるんですが、これは意識して治そうとしないとなかなか治らないと思います。
そんなクソみたいな意地やプライドを持っていても、1円の得にもなりません。
というか、これ最近話題になってますよね。
生活に困っても「助けて」の一言が言えないで、自殺してしまう人が多いみたいな。
この無意味なプライドがあったばかりに、自殺を選んでしまった男性はとても多いと思います。
なので、この場でそんな無意味なプライドは捨ててしまったほうがいいかもしれません。
まとめ
こういった何気ない一言が言えないというのは、結構まずいと思います。
気楽に他人に手伝ってもらう技術を身に付けておかないと、これから先結構きついと思います。
今のうちに何とか克服しておきましょう。
誰かに助けてもらうことができれば、どん底まで落ちずに済むと思いますし。
単純に仕事がどうのこうのという話だけではなく、そういったデメリットもあるのです。