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- 働きすぎるとどうなるの!?
- 今かなり働かされててやばいんだけど…
- 死ぬのは嫌だ!
そういった悩みをお持ちの方は今のご時世多いかも知れません。
最近は人手不足で、ギリギリの人員で業務を回している会社も増えてきてきますからね…。
人手が足らないから休めずに、働きすぎの状態になっている方も多いのではないでしょうか?
私も以前人手不足のブラック企業に勤めていた時は、月に300時間以上働かされたこともありましたし…。
ですが、働きすぎたら体に悪そうですし、どうなってしまうのか?心配ですよね…。
この記事では、働きすぎた場合の心身に起こる弊害について、経験者の視点でまとめてみました。
Contents
働きすぎで体がやばい状態になっている方も多い…
最近は、働きすぎてやばい状態になっている人も多いです。
最近は本当に人を人とも思わないようなブラック企業も増えてきていますし。
人手不足の会社が増えており、ギリギリの人員で業務を回している会社も多いですからね…。
ネットやSNSなどを見てみても、
「最近働きすぎでやばい。
人手不足だから、土曜出勤も毎週のようにあるし…。
俺が死ぬ時はたぶん過労だよ」
「人手不足なのに、全然人を増やしてくれない!
まぁ募集かけても人なんて来ないが…。
マジで働きすぎでやばいよ。
今日で40連勤目だよ…」
「徹夜明けでまた定時まで勤務するのきつすぎ。
激務な医者じゃねーんだぞ。
意識がぼーっとしてやばい。
もう生きている意味とかわからなくなるな…」
こんな意見が散見されますからね…。
我が国は労働時間も世界トップレベルで長いですし、「karoshi」なん不名誉な英単語を生み出した国でもあります。
働きすぎが普通になっている人は多いでしょうね…。
働きすぎると、突然死のリスクが高まる!
働きすぎると、突然死のリスクが高くなってしまいます。
ロンドン大とヘルシンキ大などの研究チームが行った調査によりますと、労働時間が週に55時間以上のグループは、週35~40時間のグループに比べて、
- 脳梗塞のリスクが33%アップ
- 冠動脈心疾患や虚血性心疾患のリスクが13%アップ
という結果が出ました。
まぁ考えれば当たり前の話ですが…。
そういった長時間労働のリスクがあるから、過労死ラインなんてのも定められているわけですし。
私も月300時間以上働いた時は、不整脈が出たり頭がボーっとすることが多かったです。
働きすぎてしまうと、病気になったり突然死の可能性も上がってしまうのです。
これでは、何のために働いているのかわかったものではありません。
働きすぎると、精神疾患や労災のリスクも高まる!
働きすぎてしまうと、当然精神疾患や労災などの原因にもなります。
厚生労働省の発表によりますと、2016年度に精神疾患で労災を受けたのは498人。
そのうち約三割の158人は月平均で100時間以上の残業をしており、そのうち160時間以上の残業をしていた人も52人もいたようです。
数で見ると少ないですが、労災認定されるには結構大変ですからね…。
診断書やたくさん書類も出さないといけませんし。
大抵は、泣き寝入りしてそのまま辞めてしまうケースが多いです。
まぁ当たり前の話ですけどね。
長時間労働ですと、「俺は何のために生きているんだろう…?」なんていう気もしてきてしまいますし。
意識が朦朧としたり、注意力が散漫になったりしますし…。
死んでしまう可能性もありますので、くれぐれも働きすぎには注意したほうが良いでしょう。
働きすぎると、仕事以外のことが何も考えられなくなる!
私もブラック企業につとめていた時、かなり働きすぎだったことがあります。
繁忙期は一日16時間くらい働かされ、土日も頻繁に出勤させられていましたね。
まぁ流石に月3、4日くらいは休めていましたが、相当きつかったです。
もう二度とやりたくありませんが…。
そういった働きすぎの状態ですと、頭が仕事のことで支配されてしまうんです。
仕事以外のことが考えられなくなる!とも言えるかもしれません。
- 夢にまで仕事のことが出てくる
- 休日も仕事のことを考えてしまう
- 無意識に仕事のことを考えている
- 家にいても気持ちが休まらない
などなど。
正直、仕事以外の時間も仕事に拘束されている感じになってしまいます…。
仕事=人生みたいな感じですね…。
働きすぎると、交友関係も疎遠になってしまうケースも!
やはり働きすぎていると、交友関係も疎遠になってしまうケースが多いです。
- そもそも会う時間がない
- 仕事が優先で、交友関係が後回しになる
- 会う体力も残ってない
- ホワイト企業で働いてる奴が妬ましくなる
こんな感じですからね…。
やはり社会人になってしまうと、それまでの交友関係から疎遠になってしまう人が多いです。
そもそも時間もありませんからね…。
ましてや働きすぎの会社でしたら、尚更だと思います。
普通に社会人してる人ですら、結婚したら家族と仕事で精一杯ですからね…。
働きすぎてしまうと、普通の人間としてのコミュニティすら、破壊されてしまう傾向にあるのです…。
働きすぎると、少子化、非婚化の原因にもなる!
働きすぎてしまうと、やはり少子化、非婚化の原因にもなります。
婚活サイト「パートナーエージェント」が2017年に20~59歳の「月平均40時間を越えて残業をしている男女」を行った調査によりますと、
72.1%の方が「残業が交際に影響を与えた」と答えています。
最近は人手不足で長時間労働の会社も増えていますが、出生数や婚姻数も年々着実に減少していますからね…。
まぁ考えてみれば当たり前の話ですが…。
働きすぎていたら、
- 異性と出会う体力もない
- 新しい出会いを求める気力もない
- そもそも出会う時間がない
- 結婚なんてしたら、男性は仕事も辞められなくなる
こんな感じになりますからね…。
そもそも、そんな働きすぎの国に、子供を産み落とそうなんて考えようとは思いませんしね。
「こんな時代に産まれてくる子供がかわいそうだから」という理由で、子供を作らないカップルも増えているようですし…。
働きすぎの会社からは、早めに脱出を!
やはり働きすぎなんてのはやばいと思います。
私のこれまで勤めてきた会社や知り合いにも、働きすぎで病気になって入院してしまったような人はいますし。
それだけならまだいいですが、働きすぎで過労死してしまった人も何人かいます。
過労死というのは案外身近にありますし、他人事ではないのです。
今働きすぎの状態であれば、早めに転職を検討した方が良いかもしれません。
幸い今なら有効求人倍率も高く、転職先はたくさんありますし。
大企業だとまだ買い手市場ですが、中小企業であれば仕事はたくさんあります。
中高年でも選ばなければ正社員の仕事がかなり見つかるくらいですので…。
死にたくなければ、早めに転職を検討した方が良いかもしれません。
とりあえず転職サイトにでも登録して、求人を眺めてみるといいと思います。
私もそうですが、大抵の人は「会社を辞めたい」と考えたら、求人を眺めるところから始めますからね。
いい会社に行けるか?は求人がでるタイミング次第なので、登録だけはしておくべきです。
こちらの転職サイトなら、自分の転職市場価値を診断してくれるので、「自分に転職なんてできるのかな…?」と考えたら登録してみるといいかもしれません。
条件の良い会社からのスカウトを待つ姿勢でも転職活動を始められるので、気楽な一歩を踏み出してみるといいと思います。
あとは、給料の良いホワイト企業を探すなら非公開求人をたくさん扱ってる転職エージェントがお勧めですね。
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今は失業率も低く、人手不足で本当に困っている会社が多いので、優良求人でも紹介して貰いやすいです。
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まとめ
やはり今のご時世、働きすぎている人は多いと思います。
会社の人員体制がやばかったり、そもそも人手不足で休めなかったりするケースが多いと思いますが…。
大企業なら残業削減などに取り組んでいるケースも増えていますが、中小企業ですと全然やってない会社のほうが多いですからね…。
そのまま働きすぎると、死んでしまうのでは…。
まぁ幸い今は有効求人倍率も高く、仕事はたくさんある傾向にあります。
そんな働きすぎな職場からはさっさと脱出していったほうが良いでしょうね…。
過労死って本当に案外身近にありますし、確実に体にダメージが蓄積されていると思いますので…。