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- 部下が本音を言ってくれない!
- 不満の一つすら言わない!
- 表面上の話しかしてくれない!
そんな悩みをお持ちの方は今の御時世珍しくないと思います。
特に最近はブラックな会社も増えてきていますので、職場では警戒して本音を言わない人も多いかもしれません。
本音を口にしてしまったら職場で居心地が悪くなったり、首になるのではないか?なんて警戒している状況が多いかもしれません。
特に上司と部下の関係ですと、気を遣って本音なんてあまり言ってこない傾向にありますね…。
しかし部下の本音が引き出せないと、突然辞めたりチームワークを発揮できなくて厳しいのかもしれません。
私も色々な会社を経験してきましたが、部下や後輩が本音を言ってくれずに試行錯誤した経験がありますので、説得力のある話ができると思います。
この記事では本音も不満も言わない部下の本音を引き出す方法について解説しますので、参考にしてみてください。
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本音も不満も言わない部下は少なくない?
最近は本音も不満も言わない部下は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
これ皆で
ではなく上司がその子とコミュニケーションとって
奢るから飲みに行こうぜぐらいのノリで言えないとどうせ飲みの場でも本音なんて言わないから意味ないんだよな https://t.co/Ixwl482dLu
— せいや (@tadanonaruota) February 28, 2024
あはー、上司につらくないか的なことを面接されたww そんなんされても本音は言うわけないし、上司に本音なんて言わないし。本音的を言って何が変わるわけじゃないし、言ったところで自分が損するだろうし。 という思考の持ち主。うっざいな、俺
— クリアアサヒさん (@kame_asahi) November 25, 2010
20代の考えてる事が解らない。聞き出すにも上司と部下じゃ本音を言わない。フレンドリーにはしてるつもりだけど…。誰か教えて
— misakit60 (@misakit601) June 2, 2018
ありがとうございます。
本人にヒアリングしても、よく分からないのが実情なのです。
(本音を言わない部下なので)
重要な仕事が終わった直後なので眠れてるとは本人は言うのですが…— もふ (@PEhwuhVL3oHNQQu) August 16, 2022
私が全く本音を言わない後輩は何考えるかわからなくて警戒しちゃうから、そうしてるだけなんだけどね
— mao(+α) (@nyaa_go) April 13, 2022
部下が上司に本音を言わない。これは社会人の常識であり、偉くなっても忘れてはいけないことです。
— おがわっち/プロダクトマーケター (@ogawatchi_) October 24, 2022
こんな意見が散見されますね。
最近は若い世代ほど会社に期待せずドライなため、本音を言わない人が多いかもしれません。
本音も不満も言わない部下の本音を引き出す方法!
本音も不満も言わない部下というのは、珍しくもないと思いますが…。
職場を改善していくためだったり打ち解けていくためには、本音を引き出していかないとなかなか難しかったりします。
なんとか部下の本音を引き出し、腹を割って話せる仲になっていきたいところですね。
本音も不満も言わない部下への対処法について解説しますので、参考にしてみてください。
先にこちらから本音を話す
本音も不満も言わない部下から本音を引き出すためには、まずあなたから本音をぶっちゃけていく必要があると思います。
上司が本音を言わないからこそ、部下も警戒して本音が言えない…というのはよくあるパターンです。
もしかしたらその部下は「上司が本音を言わないんだから、職場では本音を言うべきではなく建て前で通すべきだ」と警戒しているのかもしれませんし。
そこであなたが警戒を解いて先に本音を話していけば「この人は安心だ」ということで本音を話してくれるかもしれません。
ただブラックな会社ですと、こうやって部下の本音を引き出すことに成功しても、出てくる本音は会社への不満ばかり…というケースは珍しくありません。
そこで上司が部下を左遷したり、ひどい扱いをするケースも珍しくありません。
そういった事例はネットなどでも共有されている傾向にありますので、あなたが本音を話しても「これは罠かもしれない」と考えて、本音を話してくれない可能性もあります。
飲み会の場で本音を引き出す
あとは本音を引き出しやすいのは飲み会の場ですね。
酒を飲んでテンションが上がっている状態であれば、考えていることをあれこれと話してくれやすい傾向にあります。
ただ最近は若者ほど飲酒の習慣がない、そもそもお酒を飲めないという人も増えてきています。
そういった場合はなかなか難しいかもしれませんが…。
ただウーロン茶しか飲まなくても、みんなが盛り上がっている状況であれば、本音も言いやすいような気がしますし。
同じ場を共有するだけでも少しは本音を言いやすくなります。
一対一で話す
あとは本音を言わない部下に本音を出して欲しいのであれば、一対一で話すことですね。
これが他の部下や同僚がいるような状況ですと、誰が聞いてるか分かりませんので、なかなか本音は言えない傾向にあります。
それで職場への不満を口にしたら、更に上の上司などにチクられる恐れもありますし。
まぁブラックな会社ほどみんな会社を信用していませんので、不用意な発言は控える傾向にありますね。
なので、一対一で話して本音を引き出していくことは大前提だと思います。
プライベートの付き合いを増やし心を開いて貰う
あとは本音を引き出すためには「この人なら大丈夫だ」と信用してもらう必要があります。
それにはプライベートの付き合いを増やすということも有効な可能性があります。
休みの日などにちょっと遊びなどに誘ったりして接触する時間を増やせば、信用してもらいやすい傾向にありますし。
ただ家庭を持っている人ですと、こんなことしてる余裕もなかったりしますので、難しいかもしれませんが…。
まぁ週末仕事が終わった後にちょっと飲みに誘ってみるぐらいだったらやりやすいかもしれません。
ゲームが趣味な部下とかですと、スマホゲームや携帯ゲーム機などを一緒に遊んだりして、親睦を深めていったりもできるんですけどね。
私も以前勤めていた会社で上司がゲーム好きだったので、一緒にゲームして遊んでいたことがありますし。
そういった風にやると打ち解けて本音も話してくれやすい傾向にあります。
職場に不満がないか聞いてみる
あとは本音は引き出せないかもしれませんが、職場への不満は口にしてくれる可能性もあります。
もしかしたらあなたは職場への不満を本音だと捉えて引き出したいと考えているのかもしれません。
- 給料が低いとか
- 人間関係が悪いとか
- 労働時間が長すぎるとか
色々と不安はあると思います。
まぁこういったことを口にしてしまうと、「社内での立場が危うくなってしまう」と考えて警戒して言わないケースが多いと思いますが…。
不満を引き出す際もこちらから会社の不満を言った方が良いかもしれません。
「うちの会社労働時間長いし、マジでブラックだよなw」とか自ら言えば、不満も引き出しやすいかもしれません。
真面目に働いてくれてるなら気にしない
あとは本音を言ってくれないとは言いましても、特にその部下に問題行動が見られないのであれば、別に良いのではないでしょうか?
真面目に働いてくれているのであればそれで良いと思いますし、特に気にしないでこれまで通り働いていくのもいいと思います。
まあ仕事もできない、本音も言わないというのであれば、どうしようもありませんが…。
この人手不足のご時世、あまり文句を言わず働いてくれるというのは貴重だと思います。
そこで変なことをして辞められてしまったら、なかなか今の時世いい人材なんて来ませんからね。
他の部下に本音を引き出してもらう
あとはあなたは上司なので、その部下が萎縮してしまって本音なんて話してこないのかもしれません。
上司に変なこと言ってしまったら怒られる可能性もありますし、警戒しているのかもしれませんね。
いっそのこと、同じ立場である他の部下に本音を引き出してもらうのも良いかもしれません。
年が近い社員の方が、不満や本音も共有しやすい傾向にありますからね。
問題のある部下なら左遷する
あとはそんなに本音を言ってくれない部下ですと、心も開いてくれず、他の部下ともあまり馴染んでいけていないケースも多いのではないでしょうか?
問題のある部下だと考えているのであれば、他の部署に左遷してやるというのも手段の一つです。
単に今の部署の人間関係に馴染んでいないだけで、他の環境に行くことが出来れば、もしかしたら馴染んで本音をもっと話してくれるようになるかもしれませんし。
環境を変えれば人間のパフォーマンスなんて一変しますからね。
まぁ問題のある部下であれば、こういったことをきっかけに孤立して辞めていく可能性もありますが…。
本音を言えないのは環境に問題がある可能性も…
あとはそもそも本音を言えないような悪い環境に原因があるのかもしれません。
特に最近はブラックな会社も増えてきていますし、深刻な人手不足に陥っており、不満や本音があっても「言っても無駄だ」と考えて何も言わない人も珍しくありません。
人間関係がいい会社であれば、自然と本音なども話せて、それが会社の改善に繋がっていくという好循環に繋がっていたりしますからね。
まぁ環境が悪い場合は、あなたも環境を変えることを検討した方が良いかもしれませんね。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
他の部下にも問題があったりする場合は、ちょっと今後の身を振り方はよく考えた方が良いかもしれません。