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- 仕事が好きな人が理解できない!
- 仕事なんて金のために我慢してやるもんじゃないの?
- 頭おかしいんじゃないの!?
そんな風な考えをお持ちの方は今のご時世多いかもしれません。
特に最近はブラックな会社も増えてきていますし、特に若者の間でネガティブな労働観も広がってきていると思います。
「働いたら負け!」なんていう人も珍しくありませんからね…。
好きな仕事についても給料が安い仕事ですと、やりがい搾取だとか言われたりします。
日本人会社員は働くモチベーションが世界一低いとも言われていますし、仕事が好きと言うのが理解できないあなたのような方が多いかもしれません。
この記事では、仕事が好きな人が理解できない人が、もっと仕事を好きになるための対処法について解説します。
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仕事が好きな人を理解できない人は少なくない
最近はあなたのように、仕事が好きという人を理解できない人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
「仕事が好きな人種」と一生分かり合えない
— 社不ニート (@toki_ututu) August 4, 2022
仕事が好きな課長代理とは一生分かり合えないし、分かり合う気もなし
— えびち (@renkonkimpira0) November 25, 2021
仕事が好きって感情が理解できない。学校が好きと同じくらいわからない。
— 辻褒めのちめ☽光のパパ🦈🍓🍍🦑 (@time_odin) October 23, 2022
仕事が好きというのはウンコが好きと言うのと同じくらい理解できない。
スカトロ好きと言うのと同義— 7オタ (@ZNXhzpcz3TfQ66y) September 2, 2022
明日はやっと金曜日か。
毎週月曜日が始まるたびに週末までの日にちを指折り数えてる自分がいる。
仕事が好きとか生き甲斐とか言ってる人、全く理解できない。— AZ-3@トモさんから転生 (@AZ387035041) July 28, 2022
こんな意見が散見されますね。
特に最近は労働環境の悪いブラック企業が急増しているため、仕事なんて苦痛で仕方がない人が多いでしょう。
日本人の仕事への意欲は世界最低レベル!仕事が好きな人が理解できない人は多い
あなたのように、仕事が好きな人が理解できない人は少なくありません。
そもそも日本人の仕事への意欲は全体的に低く、世界最低レベルだからです。
米大手ギャラップ社の調査によると、熱意あふれる日本人会社員はわずか5%と世界最低レベルだったようです。

人材サービス会社ランスタッドの調査でも、日本人の仕事満足度は42%と世界最低レベルだったようです。




日本は30年間給料が上がらず、税金と社会保険料だけはますます増え続け、最近は猛烈なコストプッシュインフレによる相次ぐ値上げで、頑張って働いても生活が苦しい人が増えています。
そんな状態で「仕事が好き!」なんて言っている人は、ヤバい薬でもやっているんじゃないか?と見えても仕方ないかもしれません。
仕事が好きな人が理解できない時の対処法!これで少しは仕事が好きになろう
最近は本当に劣悪なブラック企業が多いため、仕事が好きな人が理解できない人は少なくありません。
しかしよほどの資産がなければ仕事をずっとやっていく羽目になりますし、少しは仕事が好きになっていきたいところです。
仕事が好きな人が理解できない時の対処法を解説しますので、参考にしてください。
人生100年時代!今のうちに仕事が好きになれるよう歩み寄ったほうが良いかも…
最近はあなたのように、仕事が好きなんて言う人が理解できない方も多いと思いますが…。
しかしこれからは人生100年時代!なんて恐ろしいことも言われていますし、それに伴って死ぬまで働く時代!なんてことも言われていますからね。
総務省の「労働力調査」によりますと、2020年時点でも65~69歳の就業率は49.6%と9年連続で増加しており、これからも増加する見込みです。

これからは更に年金の支給開始年齢も後ろ倒しになっていくでしょうし、年金なんて長生きしないと貰えなくなるでしょう。
仕事が好きなんて理解できない!と考えるあなたの気持ちも分かりますが…。
昔に比べて仕事と付き合っていく時間が長くなってきていますので、もう少し仕事を好きになったり楽しんでいく努力も必要かもしれません。
人生50年!なんて言われていた頃は、こんなに仕事に関わらなくてもなんとかなったのかもしれませんが…。
不本意な仕事に就いているケースも!転職を検討するのも手
あなたのように仕事が好きという人が理解できないという人も多いですが…。
そういった方の場合は、不本意な仕事に就いているケースが多いのではないでしょうか?
特に就職氷河期やリーマンショック後の不況に就職活動をしたような人ですと、そういった傾向にあります。
- 正社員で働けるだけ儲けもの
- 仕事があるだけ儲けもん
- 働けるだけありがたい
こんな風に言われていたこともありましたからね。
しかし最近は少子高齢化による深刻な人手不足に陥っている会社が多いですし、昔に比べて正社員も深刻な人手不足に陥ってきています。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
もし今はやりたくもない不本意な仕事に就いているのであれば、今のうちに転職を検討するのもいいと思います。
一日でも若いほうが良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
今の仕事が好きではない人は、副業に楽しみを見出すのも手段の1つ
あなたのように仕事が好きな人が理解できないと考える人も多いですがまぁやはり大抵の仕事はつまらないかもしれません。
最初は面白くても途中で飽きてきますからね。
そういった方の場合は副業に楽しみを見出すというのも手段の1つです。
幸い最近はネットでできる手軽な副業も増えてきていますし、趣味と実益を兼ねた感じで稼いでいくことも可能です。
まぁ仕事が好きではない方でも、お金は大好きな方が多いですからね。
お金をモチベーションにやってみるのがいいかもしれません。
異動を検討するのも手段の一つ
仕事が好きな人が理解できない人は、今の仕事がつまらずに嫌いなのかもしれません。
しかし今の部署の仕事が好きではないだけかもしれませんし、他の部署の仕事であれば楽しんで好きになれるかもしれません。
いっそのこと部署異動を検討してみるのも手段の一つです。
最近は深刻な人手不足に陥っている会社が多いため、会社としてもあなたに辞められたら困るでしょう。
仕事が好きな人が理解できない!なんて人は、何かあったらドライに会社を辞めて転職していくケースが多いです。
部署異動をすればあなたが今の会社で長く働いてくれる可能性があるのであれば、会社としてもそのほうが良いでしょう。
上司に相談して見たり、異動願いを出してみるのも良いかもしれません。
一旦会社を辞めてみるのも手段の一つ
仕事が好きな人が理解できない人は、今の仕事に嫌気がさしているのかもしれません。
でしたらいっそのこと一旦会社を辞めてみるのも手段の一つです。
2020年10月からは自己都合退職の待期期間も2か月に短縮されましたので、以前よりは有利に失業保険が貰えるようになってきています。
お金をもらいながら職業訓練を受けてみるのもおすすめ
仕事が好きな人が理解できない人は、新しい分野の勉強をして異業種転職を目指すのも良いかもしれません。
幸い国が職業訓練校というものを設けてくれており、入学金や授業料はほぼタダ、テキスト代のみ実費負担で通える訓練校が多いです。
条件を満たせば失業保険が延長して貰えますし、雇用保険をかけていなかった方でも条件を満たせば月10万円の職業訓練受講給付金が貰えます。
職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
生活費を極限まで下げ、イヤな仕事も最小限で済むようにする
仕事が好きな人が理解できない人は、本当に仕事がイヤで仕方ないのかもしれません。
極力仕事をせずに生きていきたい!という方の場合は、生活費を極限まで下げることをおすすめします。
結婚して子供がいる方は難しいですが、独身だったり結婚していても子供がいない方の場合は、かなり大胆な節約も可能になってきます。
必要な生活費が低ければそんなにあくせく働かなくても済みますし、フリーター程度でも働けば普通に生活していくことができます。
生活費を下げるための具体的な方法
具体的には、
- 住居 ⇒ 実家や激安賃貸に住む
- 通信 ⇒ 激安プランの通信会社に変える
- 食費 ⇒ 可能な限り自炊メインに変える
- 交通費 ⇒ ただの移動手段なので徒歩や自転車、公共交通機関を使う
- 服 ⇒ 安く機能性の高い服を大事に着る
- 結婚 ⇒ しないかしても子供は作らない
- 趣味 ⇒ ネットや創作活動など安上がりな趣味を選ぶ
などなど。
特に家賃や通信費など、毎月の固定費を削減すると効果が大きいです。
Twitterなどの節約アカウントを見ていると、節約ガチ勢ですと家賃込み月3万円台で暮らしている方もいるようですが、その程度ならたまにバイトでもすれば余裕で生きていくことができます。
稼ぎが減れば税金や社会保険料は免除か格安に!
自治体や世帯構成にもよりますが、扶養親族のいない単身世帯では概ね年収100万円未満になると住民税非課税世帯になり、
- 国民年金の支払いは全額免除(国庫負担で老後半分は貰える)
- 国民健康保険料は7割減免
- 住民税が非課税になる
- 所得税が非課税になる
- 公営住宅の家賃が大幅に下がる
- 高額医療制度の自己負担額が最低額になる
- 介護サービス関連費用の大幅な減免が受けられる
- 選挙前のバラマキで給付金が貰える可能性がある
- むしろ生活保護が貰える可能性がある
などのメリットがあります。
まぁ少ない金額で暮らすために、節約は必須ですが…。
ネットのセミリタイア界隈では非課税世帯ライン以下の稼ぎでやりくりする…というのは有名な話です。
仕事が好きな人が理解できない人は、生活費を下げて非課税ラインまで下げ、極力仕事をせずに慎ましく生きていく方法もあります。
これからは好きでもない仕事を死ぬまでやっていく可能性も高いので
あなたのように仕事が好きな方が理解できないという方も多いんですが…。
上でも述べたように、これからは好きでもない仕事を死ぬまでやっていく可能性も高いです。
これから更に少子高齢化が進み、生産年齢人口が減少していくことは人口動態的に確定しています。
国は不況なのに更に増税をしようとしているため、これからも毎年猛烈なペースで出生数が減り続け、給料も上がらないでしょう。
つまりは仕事をしていく時間が長くなってきている訳で、仕事を好きになる努力や楽しむ努力も必要かもしれません。
どうせ働くのであれば、もっと仕事を好きになったり楽しむ努力も必要でしょう。
まぁあまりに好きになれないような仕事であれば、転職を検討するのもいいと思います。
やはりブラックな会社ですと、仕事を好きになる所ではありません。
一日でも若いほうが良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
まとめ
仕事が好きな人が理解できないという方も多いですが、生きている以上お金が必要なので仕事をせざるを得ません。
そもそも日本人の仕事への意欲は世界最低レベルなので、仕方ない面はありますが…。
これからは年金も貰えるか怪しいので、死ぬまで働かないといけない時代が来つつあります。
こちらから歩み寄って、仕事を少しでも好きになる努力は必要かもしれません。
まぁもしかしたら、今の仕事があまりにつまらなすぎることが原因かもしれません。
もっとマシな仕事に就ければ解決する問題であれば、転職することで事態が好転するかもしれません。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
一日でも若いほうが良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。