- 仕事探してるけど、求人票が信用できない!
- 入社してみたら嘘ばっかりだった!
- これってダメなんじゃないの?
最近は本当に悪質な企業が増えていますから、そういった方も珍しくはないと思います。
私も色々な会社を経験してきましたが、求人票の嘘は本当に多いです!
特にハローワークなどの求人は顕著ですね…。
私も何度も騙されたことがありますし、その都度強引に即効辞めました。
本当にろくでもない会社が多いですが、働かないと生活していけないのでやむなくそういった会社からマシな会社を選ぶしかないですね…。
この記事では、求人票が信用できない時の対処法を解説します。
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求人票が信用できない人は多い!
最近はあなたのように、求人票が信用できない人は多いです。
ネットやSNSを見てみても、
ワイ無職、求人票が信用できない
— シマヅ (@dai_sisuma) June 27, 2022
求人票が信用できない怖い…でもそもそもハロワの人も正社員じゃないってのが最大の闇
— いるか (@watariga) December 3, 2016
求人票が信用できないし就活やってられない・・・
— クロム提督 (@Chlome15R) October 22, 2016
なかなか仕事を辞める踏ん切りがつかないのは「転職したらもっとブラックでした」っていうのが十分あり得るから
求人票が信用できないから思うように就活できないって人は少なくないはず。— りゅう (@ryuryuryu0221) March 2, 2016
@nyanpope どこもそんなもんですね・・・私の今の職場も週3で4時間のパートタイムと言いつつ蓋を開けてみたらおっと誰か来たようだ。
— 形而上ライン (@setsuna__n) July 21, 2013
こんな意見が散見されますね。
「日本は人材の流動性が低い!」なんて言われたりしますが、そもそもウソ求人が多すぎるため転職のリスクが高いのです。
国は全く取り締まる気がないため、現状やり得になっています。
ハローワーク求人票への苦情は、年間一万件以上!
平成27年度にハローワークで求人票の嘘に関する苦情は、10937件でした。
厚生労働省から「ハローワークにおける求人票の記載内容と実際の労働条件の相違に係る申出等の件数(平成28年度)」が発表されました。平成28年度における申出・苦情等の件数は9,299件(前年度10,937件)となっています。https://t.co/6Kf9bghBjJ
— (株)グローリレイション (@growrelation) February 23, 2023
前年度は12252件で減少しましたが…。
泣き寝入りする人が多いでしょうし、実際はこの何倍もあると思います。
私も何回か騙されたことがありますし、そもそも最近はハローワークを使わず求人誌や求人サイトで仕事を探すケースも多いため、そちらはカウントされてません。
そもそもハローワークって、規定以下の条件では書けないみたいなんですよね。
あんまり多い残業時間では書けなかったり、最低賃金下回るような基本給だと書けなかったり。
そもそも取り締まれよって感じですけど、本当のこと書くとそもそも求人が出せない…みたいな感じになるようです。
まぁ中小零細事業者は求人にもあまりお金がかけられないケースも多いですし、ある意味仕方ないのかもしれませんが…。
求職者の立場としてはたまったものではありません。
求人票に嘘を書いても罰則が軽すぎ!嘘をついたほうがトクなので現状やり得
残念ですがそういった求人票に嘘を書く会社というのは、現状やり得になっている面があります。
それといいますのも、今の法律では求人票に嘘を書いても罰則がないのです。
というか罰則自体はありますが、「懲役6か月または罰金30万」程度で軽すぎるのです(職業安定法第65 条)。
職業安定法第65 条では、「虚偽の求人広告をなし、又は虚偽の条件を提示して職業紹介、労働者の募集を行った者には6 カ月以下の懲役または30 万円以下の罰金」とされています。
— rejary (@rejary4949) January 31, 2024
まぁあまりに違いすぎるなら企業側の悪意も認められるかもしれませんが、微妙なラインだったら厳しいですね。
特に残業時間とかは月によっても変動しますし、募集職種も募集してる間に人員状況が変わるなんてことはよくあることですし。
- 「求人を出した時とは状況が変わった」
- 「この前の法改正で状況が変わった」
- 「最近中国の日進月歩の躍進で、先月とは状況変わった」
こんなことを言われたら、求職者には裏のとりようがありません。
まぁそんなこと言ったら、どの求人もこういった前提にあることを考慮しないといけませんが…。
私が実際に騙されたケースは
ちなみに私も、求人票の嘘に騙されて入社したことがあります…。
今でも根に持ってますし、心の中ではあの会社の倒産を祈願してますね。
- 社会保険完備なのになし
- 正社員のはずがバイト
- 製造なのに営業に回された
- 給料の額が実際とは大分違う
などなど。
検索すると結構同じような方はいらっしゃるようですね。
@ryu_a69 今日届いた契約書見たらかなり食い違ってんだよね。正社員のはずがバイトみたいな内容で。
— 遠い銀河のエトゥーザー (@vega_etoo) March 16, 2013
正社員なのに社会保険ボーナス無しで
すぐクビになる会社にいたことがある黙って辞めたけど
— カツ丼 (@kurupoka150446) September 28, 2023
求人票が嘘だらけでも、問題にならない国が日本。
疑問に思う人すらいない。— (´・ω・`) (@camel77598164) September 14, 2023
ちなみに入社後すぐ発覚してモメたので、強引にバックレて辞めました。
そういう悪質な会社ほど、「バカが引っかかった!逃がさないぞ!」みたいに、猛烈に引き留めてくる傾向にあります。
嘘ついてる罪悪感なんて全くないような会社が多かったですね…。
求人票が信用できない時の対処法!嘘求人ばかりで就職活動が怖い時はこれをやれ!
私も色々な会社を経験してきましたが、本当に嘘求人を書くろくでもない会社は多いです。
求人票が信用できない時の対処法を解説しますので、参考にしてください。
嘘が発覚したら強引にでも即効辞めるべき
なので、求人票の嘘が発覚したら、強引にでもさっさと辞めたほうがいいと思います。
でないとダラダラ引き留められて、結局辞められなくなってしまいます。
特に我が国で一番評価される資格は「若さ」です。
ほんと、この国じゃ若さが一番の資格やで・・・
— あんち えっくす (@anti_X0628) December 20, 2022
「三年はいろ!」なんて寝言を言う人が多いですが、三年もいたら転職に不利な年齢になってしまいます。
企業の採用コストなどを考えたら、企業は三年は働いて欲しい、ってだけの話です。
こちらにメリットはあまりありません。
経験積んで同業他社に行くならまだ意味はありますが、そうでもないなら歳食っただけ不利になります。
- 「三年実務経験があれば社会人経験者として評価される!」
- 「俺は三年以下の実務経験しかなかったから落とされたぞ!」
って意見もありますが、それより絶対若さのほうが重要だと思いますよ。
三年以下の実務経験しかなくて落とされた人は、体のいい言い訳で落とされただけでしょう。
特に求人票に嘘を書くような会社では、待遇もあまり期待できず貯金もあまりできないかもしれませんし…。
求人票にウソがあった場合、労働者側は即時に労働契約の解除を言い出すことができる
求人票にウソがあった場合は、労働者側は即時に労働契約の解除をすることができますので、すぐに辞めても問題ありません(労働基準法第15条2項)。
1. 使用者が労働者を採用するときは、賃金、労働時間その他の労働条件を書面などで明示しなければなりません。
2. 明示された労働条件が事実と相違している場合、労働者は即時に労働契約を解除することができます。
社長に労働基準法第15条2項に基づいてこの会社即刻辞めさせてもらいますって言ってきた♡ pic.twitter.com/9VZlAQyPET
— せん (@sen0075) September 2, 2019
懲戒解雇なんて簡単にできないうえ、懲戒解雇されても大したデメリットはないので気にしなくていい
中には「すぐに辞めたら懲戒解雇されるんじゃ…」なんてビビっている人もいるでしょう。
しかし懲戒解雇なんて言うほど簡単にはできませんし、懲戒解雇されてもせいぜい離職票に書かれる程度でデメリットは限定的です。
こちらの弁護士の方が詳しく解説してくれています。
みんなたかが懲戒解雇ごときにビビり過ぎですね…。
私の知り合いにも懲戒解雇された人はいますが、別に刑事罰ではないので賞罰欄に書く必要はありませんし、言わなきゃまぁバレないので普通に正社員で再就職して働いてます。
短期離職は履歴書に書かなくてもまずバレない!転職リセマラすれば問題なし
求人票が信用できない人は、「嘘が書かれていたらすぐ辞めて転職リセマラを繰り返す」ことをお勧めします。
どうせ短期離職しても履歴書に書かなくてもまずバレませんし、問題ありません。
未だに「社会保険履歴で職歴がバレる!」なんて言う人がいますが、最近は社会保険なんて2か月以上の短期バイトすら入れるようになってきているため、履歴が残っていても就職活動の繋ぎでバイトしてたことにすれば問題ありません。
そもそも正社員やバイトなんて法律用語ですらありませんし、履歴に正社員とかバイトとか書いてあることはないのでバレる要素がありません。
こちらで詳しく解説しているので参考にしてください。



嘘求人に当たったらハローワーク求人ホットラインに告発する
求人票が信用できないあなたは、既に嘘求人に当たってしまった人が多いかもしれません。
もしハローワーク求人で嘘があった場合は、ハローワーク求人ホットラインに告発しましょう。
求人票と違う!と思ったら「ハローワーク求人ホットライン」にお申し出ください!|ハローワークインターネットサービス(mhlw.go.jp)
あまりに苦情が多い会社は、ハローワークに求人を出せなくなったり、窓口で情報提供されたりします。
ハローワークの求人票に嘘の内容が書いてあったらしっかり苦情入れましょう。年々厳しくなっているので結構ダメージ入ります。
— 社畜シンド (@officeworker0) April 28, 2021
ハローワーク求人ホットラインというのがあるらしい。今回の求人はひどすぎたから相談しようと思う!
A型事業所を辞めるほどの価値はなかった!
僕は失敗して一つ学んだことがある。
クソみたいな職場は1日で辞めてOK!!!
死ねくそが!( # ¯꒳¯ )— いちと (@ichitox) February 23, 2022
転職口コミサイトで調べてから仕事を探す
あとは比較的大きい会社なら元従業員の口コミが豊富なので、転職口コミサイトでよく調べてから仕事を探しましょう。
小さい会社だとそもそも従業員数が少ないので厳しいですが…。
【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト (jobtalk.jp)
OpenWork 「社員による会社評価」 就職・転職クチコミ
そういう点を考えると、あまり小さい会社には入るべきではありませんね。
社員が口コミ工作しているケースも!評価が低い口コミを見たほうがいい
しかしあまり評価が高すぎる会社は注意が必要です。
最近は転職口コミサイトが普及してきたこともあり、内部の社員が口コミ工作して評価を高くしているケースもあるからです。
前職の転職会議の口コミ、内部工作されてるって前職の先輩から聞いたから覗いたら評価高くなってて草生えた
— ねう (@neu_shiro) August 15, 2022
うちの会社転職会議で結構口コミ評判いいんだけど、実際に入ってみて内情を見ると、ああ、工作ってこういうことなんだなって
— 羽衣 (@hagoromo_09) March 5, 2015
しかし事実無根の風評被害でなければ口コミは消されないため、低評価の口コミから見たほうがいいでしょう。
今日面接したけど、この時代でまさか圧迫面接されるとは思わなかった。会社の評判を転職会議で見ても星1だから、相当アレな会社だと思った。
— ドワ雄 (@Fake_Book___) May 25, 2023
Googleの口コミは会社側が消せるため、あまり信用できない
あとは会社名でGoogle検索するとその会社の口コミを見られますが、こちらも工作されている可能性があります。
というかそもそも会社側が申し立てすれば口コミを消せるため、あまり信用はできません。
ぶっちゃけ「自分達に不都合な意見」を隠蔽すればそりゃイメージ低下に繋がるわけないですわな…
— さいたま (@saitamaEkiBEN) March 25, 2020
評価が4~5あたりに偏っている口コミばかりの会社は疑ってかかったほうがいいですね。
「星5だと怪しまれるから適度に星3~4のレビューも付けよう」みたいな工作業者もいるため、結局は見て判断するしかありません。
大手の転職サイトで探したほうが安全!資金力のないダメな会社は求人を出せない
一般的なルートで仕事を探すよりも質の高い求人が多い傾向にあるのが、転職サイトやエージェントで仕事を探すという方法です。
最近はこれでしか仕事を探さない人も増えてますね。
やはり求人の掲載にある程度のお金がかかりますから、資金力のあるいい会社の傾向があるんです。
特に仕事探しに自信がない、企業を見る目に自信がない方ほど、エージェントなどを使ったほうがいいでしょう。
希望の仕事を紹介してくれますし、最大限希望を叶えてくれる傾向にあります。
エージェントは転職を成功させて企業側からお金を貰うビジネスモデルですが、すぐに辞められてしまうと返金規定があったりして儲かりませんからね。
嘘求人に騙されたくないなら、こちらのほうが可能性は高いかもしれません。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
一向に求人詐欺は取り締まられる兆候がないので…
この求人詐欺の問題、私が知る限りもう10年以上前からネットで騒がれてますが、一向に取り締まられる兆候すらないですね…。
国は「取り締まり強化します」とか言ってますが、なかなか難しいでしょうね。
最近は特に人手不足で人員確保が難しい会社が多いですし、人手不足で倒産する会社も右肩上がりで増加してきています。
「人がこないなら多少盛っちゃえ!」なんて考える企業が増える土壌は十分ありますし、私も人が来ない中小企業経営者や人事担当者なら、やっちゃうかもしれませんし。
結局は自助努力でなんとかやっていくしかないんじゃないでしょうか?
今はなんでもかんでも自己責任ってことにされる傾向にありますからね…。
幸い今は仕事多いので、今のうちにマシな会社を探しておいたほうがいいでしょう。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
まとめ
求人票が信用できないというのは、正常な感覚だと思います。
むしろ「こんないい待遇なんだから、受けるしかない!」なんて盲目的に信じてる人のほうが心配です。
企業側なんて、基本的に入社前は良い面しか見せませんからね。
特に人手不足で労働人口が減っていってる現状では、そういう会社が増えるのも当然といえます。
ただ働かないと生活はしていけないので、結局どこか比較的誠意ある会社を見つけて、信用して受けて働いていかないといけません。
まぁ私もハローワーク求人でマシな会社見つけて何年も働いてたことありますし、どこで探しても結局は会社次第だと思います。
今なら仕事も見つかりやすく選択肢も多いので、今のうちにいい会社を見つけておいた方がいいかもしれません。