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- 優柔不断だから、仕事が勤まるか不安!
- 優柔不断な人に向いてる仕事が知りたい!
- 優柔不断でも勤まる仕事が知りたい!
そういった悩みをお持ちの方も多いかもしれません。
優柔不断というのは、決断力がないとも言い換えることができるかもしれません。
なかなか決めることができないと、仕事にも悪影響があると思います。
良く言えば慎重であるとも言えますが、この変化の早い現代社会で優柔不断ですと、時代に取り残されて行ってしまいます。
しかし今の世の中はあまりに便利過ぎて選択肢が増えすぎているため、「どれを選んだら良いのか迷う!」という気持ちはよくわかります。
この記事では、そんな優柔不断な人でも勤まる仕事の特徴と、具体的職種などを解説します。
優柔不断で仕事選びに迷う人は多い
あなたのように優柔不断で、仕事選びに迷ってしまう人というのは珍しくありません。
特に日本人なんてリスクを嫌う傾向にありますから、なかなか決められない人が多いでしょうね。
「何がしたいのか自分でもよくわからない」なんてことを言う人も多いですし。
ネットやSNSなどを見てみても、
「俺優柔不断だから社会人勤まるか不安。
一人で仕事を判断していけるのだろうか。
バイトでも使えない人間だったし勤まるか不安すぎる」
「優柔不断とか意志が弱いとかよく言われる。
こんなので働けるんか?不安だ。
俺に一番向いているのはニートだよ」
「大人になったら決断力が重要。
仕事選びもそうだし何を食べるかもそうだし、結婚するかどうかも決断力が関わってくる。
優柔不断だと結局何も選べずに行動できない。
良くも悪くも決断力がある奴は勝手に進んでいくよ」
こんな感じの意見が散見されますね…。
仕事となると、決断の連続とも言えますからね。
もちろん勝手な行動をするのはダメですが、何かあるたびに逐一上司に聞くわけにもいきません。
優柔不断ですと、仕事で決断が必要な場面で迷って行動できない傾向にあるかもしれません。
優柔不断な人に向いている仕事の特徴!
あまりに優柔不断だと、そもそも仕事探しのために動き出すこともなかなか難しかったりします。
仕事探しなんてエネルギーが必要ですからね…。
しかし働いてお金を稼がなければ生活していくことができませんし、なんとか優柔不断な人でも向いている仕事を探していく必要があります。
優柔不断な人に向いている仕事の特徴について解説しますので、参考にしてください。
優柔不断な人は、ゴールが明確な仕事に向いている
優柔不断な人ですと、当然ながら決断していくのは不向きです。
何度も決断の連続になるような仕事は、辞めた方が良いでしょう。
世の中には、曖昧な目的しか与えられないような仕事も多いですからね。
その都度自分で考えて仮説を立てて検証し、決断していかないといけないような仕事は、優柔不断な人には向いていないのです。
なので、優柔不断な人はゴールが明確な仕事のほうが向いていると思います。
それでいて、その課程で決断を求められることが比較的少ない仕事を選びましょう。
仕事である以上、決断の連続であることは確かですが、それが少ない仕事というのはやはりあります。
営業職や販売職など、人と接する仕事はあまり向いていないかもしれません。
人によってケースバイケースのことが多すぎて、その都度その都度、決断を求められますから。
人が相手の仕事よりは、機械や物相手の仕事のほうが、ゴールが明確なので向いているかもしれません。
優柔不断な人は、管理職には向いていない!
優柔不断な人ですと、当然管理職には向いていないと思います。
管理職になってしまうと、決断の連続ですからね…。
- 様々な部下のサポートもしないといけない
- 上の人間の言うことを噛み砕いて、現場に反映させないといけない
- とにかく決断の機会が多い
平社員と比べて、そういった傾向にあるのです。
特に上にも下にも人間関係が増えるため、優柔不断な人は向いてないでしょう。
物や機械相手なら勝手もわかるかもしれませんが、人間なんて気分次第で行動も変わりますし、一番の不確定要素です。
ブラック企業だと同僚が次々辞めていくので強引に出世させられる
しかし、ブラックな会社ですと離職率が高い傾向にあります。
同僚は次々と辞めていき、「適任は自分一人しか残っていない!」なんて状況にもなりがちです。
そうなると当然、優柔不断なあなたにも出世の白羽の矢が立つ可能性があります。
そもそも他に人がいなければ、残っている人を管理職に抜擢するしかありません。
そう考えると、出世を回避しやすい労働環境の良い会社を探した方が良いでしょうね。
労働環境の良い会社なら人は辞めにくいので、優柔不断なあなた以外のもっと適任な人材が出世していくでしょう。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、一日でも若いうちにホワイトな会社を探しておいた方が良いでしょうね。
優柔不断な人は、職人的な仕事に向いていることも
優柔不断な人となると、やはり人間が相手の仕事はあまり向いていないかもしれません。
物や機械が相手の、職人的な仕事の方が向いていると思います。
やはり人間相手の仕事となると、
- 気分次第で行動も変わる
- 相手が一人とは限らない
- 人によって態度や行動も変える必要がある
- クレームがきたら、どうするか決断しなくてはいけない
などなど、不確定要素が多いのです。
人間相手の仕事は常に臨機応変さが求められるため、優柔不断な人には向いていないと思います。
なので、職人的な仕事を探した方が良いかもしれません。
機械や物相手の仕事であれば、決められた成果物を作って納品すれば勤まりますからね。
わからないことがあれば誰かに聞けばいい話ですし、せっかちな人間と違って物や機械は待ってくれます。
優柔不断な人でも勤まりやすいのです。
優柔不断な人に向いている仕事はこれ!
優柔不断な人に向いている仕事の特徴について紹介してきました。
しかしそれらの特徴を満たす仕事となると限られてきますし、会社によっても変わってきたりします。
なんとか優柔不断な人に向いている会社を見付けられると良いのですが…。
優柔不断な人に向いている具体的な職種について解説しますので、参考にしてください。
向いている仕事1 エンジニア
優柔不断な人ですと、エンジニアなどの仕事が向いているかもしれません。
これならば機械相手の仕事ですから、すぐ決断が必要!みたいな状況にもなりにくいです。
優柔不断な人でも、割と向いているんですね。
仮に仕事でわからないことがあっても、
- 同僚に聞いたり
- ネットで調べたり
- 参考書を調べたり
することで、解決していくことができます。
人間相手の仕事でしたらこうはいきませんし、すぐに決断が求められますからね。
エンジニアは人手不足!将来性は高い
しかも今はエンジニアは空前の人手不足なのです。
2030年には79万人のIT人材が不足すると言われています。
最近は未経験でも30代くらいでも入社しやすくなってきていますね。
それでいて、給料も比較的他の仕事に比べて高い傾向にあります。
最初は給料低くても、実績を積めばもっと良い会社に転職していける傾向にあります。
昔は「エンジニア35歳定年説」なんてことが囁かれていましたが、今は人手不足のため、技術さえあれば50代以上とかでも仕事はかなり見つかりやすいようです。
優柔不断な人でしたら、そういった仕事のほうが向いているかもしれません。
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向いている仕事2 工場勤務
優柔不断な人ですと、工場勤務なども向いていると思います。
これもエンジニア同様、機械相手の仕事ですね。
ライン工などですと、決められた作業を黙々とやるだけです。
これならば優柔不断な人でも勤まるでしょう。
ただ製造業は派遣などの非正規雇用に置き換わっているケースも多く、正社員の仕事は以前に比べて減ってきていますが…。
自動化なども進んでいますからね。
ですが今は製造業も人手不足で、一昔前に比べれば正社員でも採用されやすくなってきています。
工業製品系の工場のほうが給料は高め
ただ食品工場などは給料安いので、工業製品系の工場にしたほうが良いでしょうね。
私も以前工場で何社か働いたことがありますが、やはり工業系の方が商品の単価が高く、従業員の待遇も良い傾向にあります。
夜勤などをすれば、手当がついてかなり稼げますからね。
食品系工場だと最終的に個人顧客が相手の場合が多いため、なかなか値上げもしにくく儲かりにくい傾向にあります。
誰でも知っている大手の食品工場ならば良いですが、中小の食品工場は給料が安い傾向にあります。
工場なら学校みたいな感じに近いので、上司の言われたことに従って仕事をしてればそれで勤まります。
今なら製造業の求人も多いので、今のうちに探しておくと良いでしょう。
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向いている仕事3 事務、経理など
優柔不断な人ですと、やはり内勤系の仕事に向いていると思います。
営業職など、外に出て行く仕事はあまり向いていないでしょうね。
そういった仕事ですと、どうしても一人で判断を下す場面がたくさん出てきますし。
優柔不断な人には、外に出ていく営業職などは不向きです。
なので、事務や経理などの仕事の方が向いているかもしれません。
これなら、わからないことがあっても自社の同僚に聞けば済む話ですからね。
優柔不断でも勤まりやすいのです。
男性の場合は受かりにくい傾向に
…ただ、男性ですとそういった仕事にはかなり受かりにくい傾向にありますが…。
女性のほうが採用されやすいですね。
それに、最近は事務や経理など企業の利益に直結しない部門は自動化されたり、IT化で人がいらなくなってきています。
これからは更にAIの普及で、事務や経理なんて真っ先になくなる!なんてことも言われていますし。
まぁ派遣などの非正規なら仕事はありますので、若い女性であればやってみるのも良いかもしれません。
大企業の事務派遣などですと、女性が結婚相手候補を探すために結構人気だったりしますし。
一日でも若いほうが、優柔不断な人でも良い仕事を探しやすい
優柔不断ですとやはり、仕事を選ぶ際にも迷ってしまう人が多いと思います。
ただでさえ優柔不断なので、
- 「あっちの仕事のほうがいいんじゃないか?」
- 「こっちの仕事の方が向いてるんじゃないか?」
なんて迷ってしまいがちです。
ですが、結局どれかの仕事を選ばないといけないわけで、あんまり優柔不断で迷ってても仕方ありません。
「無理そうなら試用期間中に辞める!」くらいの意識の低さでいいと思います。
実際、短期で辞めた場合は職歴にしなくても済む場合も多いですし。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて良い会社にも入社しやすくなってきています。
一日でも若いほうが良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
まとめ
優柔不断でも、なんとか働ける仕事はあると思います。
優柔不断な人は、単独行動や責任感が求められる仕事はやめたほうがいいでしょうね。
多分そうなると優柔不断さを発揮してしまい、行動できなくなってしまうと思います。
そうなると当然、仕事も勤まりません…。
とりあえず無難に言うならば、労働環境の良いホワイト企業のほうが優柔不断でも勤まりやすいです。
そのほうが人材も豊富にいる傾向にありますし、多少優柔不断でもサポートしてもらいやすい傾向にあります。
一日でも若いほうが転職には有利ですから、早めに動いておくと良いでしょう。