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- 転職先をゆっくり探したい!
- ゆっくり自分に合った会社を探したい!
そういった考えをお持ちの方は今のご時世珍しくないと思います。
特に最近は労働環境の悪いブラック企業が多いため、あなたのように考える人は多いでしょう。
あまり焦って転職先を探してしまうと、ろくでもないブラック企業に転職してしまう可能性がありますからね。
私も何回か転職していますが、ブラック労働に嫌気が差して「どこでもいいから転職したい」と考えて転職した時は、求人詐欺に騙されてろくな目に合いませんでした。
あわてて探すと足元を見られるリスクも上がってしまうため、可能ならばじっくり探したほうがいいのは確かです。
しかし、あまりゆっくり探しすぎるとリスクもあります。
この記事では転職先をゆっくり探す時のリスクと、じっくり良い会社を探す方法についてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
Contents
転職先をゆっくり探したいと考える人は多い!
最近はあなたのように、転職先をゆっくり探したいと考える人は珍しくありません。
ネットやSNSを見てみても、
転職活動はくれぐれも慎重に!
慌てる乞食は貰いが少ないと言うし、できればゆっくり探したほうがよい。
前職より悪化したら最悪。
もっとゆっくり仕事探せばよかったと後悔(-_-;)
今の職場は、貯金なくなってから慌てて探したから正直ブラック。。。
来月もまた二人辞めていきます。
ネットは詐欺師多いから注意な。
「エージェントに登録して早めに転職を!」なんて言ってるクソサイトは無視したほうがいい。
エージェントは成績のために無理矢理ねじ込んで来るから、使い方はよく考えて。
人口動態を見ると、待ってれば更に人手不足も加速していくので待つのもアリだと思う。
こんな意見が散見されますね。
私も経験上、あまり焦って探すとろくな会社に当たらなかったので、ゆっくり探せるならそのほうが良いと思います。
転職先をゆっくり探す時のリスクとは?
あまり焦って転職先を探してしまうと、やはりブラックな会社に入ってしまうリスクがあります。
ですがあまりゆっくり探しすぎてもそれはそれでリスクがありますね。
まあ転職活動なんてエネルギーが必要ですから、できるだけ短期決戦で次を探した方がいいんですが、なかなか難しいところです。
転職先をゆっくり探す場合のリスクについてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
求人を見るだけになってしまう
あまりゆっくり転職先を探しているとだらけてしまい、求人を見るだけになってしまうというのは、よくあるパターンです。
一社や二社でも応募するならまだマシな方です。
「まあゆっくり探せばいいや」なんていう意識の低い感じですと、転職サイトに登録して求人を眺めるだけでダラダラ無駄な時間を過ごしてしまう傾向にあります。
私も実際そうやってダラダラ時間を過ごしてしまった経験がありますが…。
転職するならするで、早く動き出さないといつまでたっても転職できません。
モタモタしてると転職市場が悪化してしまう
あまり転職先をゆっくり探していると、転職市場が悪化してしまうリスクもあります。
ちょっと前は世間を騒がせている例のアレのせいで、転職市場が大幅に冷え込んでいましたからね。
しかし今は回復傾向にありますので、転職先を探すなら今がチャンスです。
帝国データバンクの2022年2月の調査によると、47.8%の会社が「正社員が不足している」と回答しています。
正直、仕事探しなんて能力よりも「仕事が多い時期に探すかどうか?」でほとんど決まってしまいます。
就職氷河期の頃は、一流大学卒の有能人材でも仕事が見つかりませんでしたからね…。
今ならば比較的仕事は見つかりやすいため、早めに動いておくと良いでしょう。
年齢的に転職が不利になってしまう
あとはあまりゆっくり転職先を探していると、年齢的に転職が不利になってしまうことも考えられます。
特に日本企業はやたらと若い人材を求める傾向にあります。
一番の資格は若さとも言えますね。
ゆっくり転職先を探していたら、上で述べたように本当に求人を見るだけになってしまいかねませんし。
そうなると無駄に歳を食ってしまい、転職に不利になってしまいます。
今すぐ転職活動すればもっといい会社に行けたのに…なんていうことになってしまいかねないんです。
転職する気が無くなってしまう
ゆっくり転職先を探していると、芳しい成果も出ずに時間だけが経っていってしまいます。
その間に転職する気がなくなってしまうというのもよくあるパターンですね。
「よく考えたら今の会社でも別に良いかな?」なんて考えてしまったり、私生活が忙しくなってきたりして、転職どころではなくなってしまうなんていうのもよくあるパターンです。
一生今の会社で働きたいなら良いが…
まぁ一生今の会社で働きたいと考えているのであれば、別にそれでも良いかもしれません。
ただゆっくり転職先を探してダラダラ時間をかけてしまうと、本当にやる気がなくなり転職ししなくなる可能性が高いです。
鉄は熱いうちに打てではないですが、本当に今すぐやるつもりではないとなかなか行動なんて起こせませんからね。
それに一生働きたいと考えていても、最近は大企業でもリストラされる可能性がありますし、最悪倒産する可能性もありますからね…。
同僚がどんどん辞めていき転職活動の時間がなくなる
後は貴方が少なからず転職を考えているという時点で、同僚も同じようなことを考えている可能性もあります。
人間考えることは皆同じです。
1人また1人と辞めていくと、退職ラッシュに繋がってしまう…なんていうのもよくあるパターンです。
⇒職場で退職ラッシュが起きた!流れに乗って自分も辞めるべきか?
そうなると人手不足に陥りやめられなくなってしまい、転職活動の時間が取れなくなるなんていうのもよくあるパターンです。
実際逃げ遅れて引き止められ、辞められない状況に陥っている方は私はこれまでに何人も見たことがありますし。
じっくり確実に転職活動を進めるには?
あなたのようにゆっくりと転職先を探したいと考える方は多いのですが、あまりゆっくり探し過ぎるのも考えものです。
ただじっくりといい会社を見極めていかないとブラック企業に当たってしまうリスクがありますので、バランスを取っていく必要がありますね。
じっくりと確実に転職活動を進めて、いい会社に行くための方法についてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
いつまでに転職するか?期限を決めて計画を立てる
ゆっくり転職先を探したいとは言いましても、いつまでに転職するか?期限は決めて計画を立てて行った方がいいと思います。
やはり締め切り、期限がないと人間はなかなか行動を起こしません。
漠然と「ゆくゆくは転職したい」程度の意識が低い感じで転職サイトに登録するだけですと、本当に何もせずに求人を見るだけで終わってしまいます。
まぁとりあえず
- 今年中には転職する
- 半年以内には転職する
とか決めれば、
- 具体的にそれを実行するために何をすればいいのか?
- いつまでにどうなっていればいいのか?
ということが洗い出されてきますからね。
ゆっくり中期的なスパンで転職先を探すにしても、いつまでに転職するかは決めた方がいいです。
オファーが来る転職サイトに登録する
あとはゆっくり転職先を探したい方ですと、あまり自分からたくさん応募しまくるという積極的なタイプではないのかもしれません。
そういった方の場合は、オファーが来る転職サイトに登録して待ちの姿勢で転職活動を始めてみると良いかもしれません。
こちらの転職アプリであれば、面接確約済みのオファーが企業から届きます。
その上登録されている転職者や企業のデータから転職市場価値を診断することができます。
とりあえずゆっくり転職先を探したいと考えているまだ意識の低い転職希望者の場合は、こういった所に登録してみると良いかもしれません。
転職エージェントに相談してみる
あとはゆっくり仕事を探したいと考えている方ですと、だらけてしまい何もしなくなってしまうというのはよくあるパターンです。
いっそのことプロに相談してみた方が良いかもしれません。
転職エージェントであれば、我々求職者側は無料で利用できます。
ゆっくり転職先を探したい、確実にいい会社に行きたい、という漠然とした相談にも乗ってくれやすい傾向にあります。
エージェントが扱っている非公開求人の方が、一般的なルートで仕事を探すよりもいい会社が多い傾向にあります。
とりあえず相談からでも利用できますので、気楽に使ってみると良いかもしれません。
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転職はエネルギーが必要なので、短期決戦の方が上手く行くかも…
あなたのようにゆっくり転職先を探したいと考えている方は多いとは思いますが、やはり転職はエネルギーが必要ですね。
私も何回か転職していますし、大変な転職活動を経験してきましたが、正直短期決戦の方がうまくいく場合が多いです。
というか人間の集中力というかやる気はそう長期間維持できるものではありませんね。
長くても半年以内ぐらいには転職する!ぐらいの気持ちでいないと、なかなか難しいと思います。
まぁ幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて仕事も見つかりやすくなってきています。
一日でも若いほうが転職には有利ですから、ゆっくり探すのも良いですが早めに動きだしておくと良いでしょう。