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- 後輩が全く入ってこない!
- 今の会社に入って何年も経つのに未だに下っ端扱い…
とお悩みの、後輩が入って来ずに万年ルーキー状態になっている方のためのページです。
特に最近は人手不足の会社が多いため、あなたのような会社も珍しくないと思います。
最近は新卒を入れる体力のない会社も増えてきていますからねてn。
特定の年代だけこっそり抜け落ちている…みたいな職場も多いのではないでしょうか?
あなたの職場も、きっとそうなのかもしれません。
ですがさすがにずっと下っ端というのは…やってられないかもしれません。
そんな状態を改善するための方法を解説します。
後輩が入ってこず万年ルーキー状態の方は多い
最近はあなたのように、後輩が入ってこずに万年ルーキー状態の方は珍しくありません。
ネットやSNSを見てみても、
もう30代なのに一番下っ端だからきつい。
新人は入れないとか言ってるし。
タクシー業界に来いよ。
平均年齢60歳で40代でも若手扱いやぞ。
俺はもう入社10年目だが年下の後輩は誰もいないw
弊社人手不足過ぎて募集かけても誰もこない。
俺が入社してから誰一人入社してこないんだが…。
給料低すぎだから来るほうがおかしいか(笑)
こんな意見が散見されますね。
最近は少子高齢化によって若者も減っているため、なかなか後輩が入ってこないケースも多いです。
中間層がいないと、新人が来ても続かない可能性が…

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もし来年新卒が入ってきても、あなたと結構年が離れていると思います。
クッションになる中間層がいないと、いざ新人が入ってきても定着しない可能性があります。
他の社員とのジェネレーションギャップも大きいですからね。
いまだに、中高年の人たちは
- 「最近の若者はなってない」
- 「最近の若者は甘えている」
- 「仕事は目で見て盗むものだ」
などと考えてる人が多いですからね。
そんな理不尽にさらされてしまっては、すぐに辞めてしまうかもしれません。
歳が離れていると合わずに辞めてしまう可能性が高い
その新人としても、仲良くなれる年齢が近い社員がいないということですからね。
職場で孤立してしまいやすいのです。
まぁ、田舎のほうの会社ですとそういう光景はザラですけどね…。
私が以前、かなり田舎のほうの会社に勤めていた時はそんな感じでした。
自分より1つ上の先輩は、一気に40代ぐらいまで飛んでました。
こんなんで話が合うはずがありません。
結局その会社は、あまり続かずに私もやめてしまいました。
なあなあになり、無能社員が蔓延る
そういった後輩が入って来ない会社ですと、風通しが悪い会社ということです。
あまり風通しが良過ぎても離職率が高くて困るのですが、全く新しい風が入ってこないというのはダメです。
水の流れも、外部からシャットアウトされてしまうと、淀んでしまいますからね。
常に企業組織というのは新陳代謝していかないといけないのです。
あなたの会社のような後輩が入って来ない会社の場合、会社内でなあなあな雰囲気がはびこり、仕事のできない社員でも「勤続年数が長いから偉いんだ」みたいな風潮も出てきます。
正直あまり良いものではありません。
あなたにも心当たりがあるのではないでしょうか?
「こんな仕事のできない、年だけくった無能社員に色々言われたくない!」みたいなことを思った経験はありませんか?
でしたら、もうすでにあなたのいる組織は新陳代謝が行われず腐ってきている可能性があります。
後輩を指導する経験が得られない
当然ですが、後輩がいないと後輩を指導する機会も得られません。
あなたはまだ下っ端でしょうし、年功序列の会社ですとまだまだ出世も見込めないでしょう。
やはり、人に教えてこそ身につく面はありますからね。
後輩が入ってこないと、そういった教える経験も得られないのです。
同年代の会社員に比べて、経験の差が開いてきてしまうということです。
むしろ、教えられることの方が多いでしょうからね…。
マネジメント経験がないと転職も不利に
後輩を指導する経験がないと、リーダーシップも責任感も育ちにくい傾向にあります。
あなたも心当たりがあるのではないでしょうか?
ある程度以上の年で転職するとなると、リーダーシップを発揮したマネジメント経験や、指導経験も求められます。
転職する時に不利になってしまう可能性があるのです。
先輩の手前、休みづらい
そういう後輩が入って来ない会社ですと、あなたが一番若者です。
一番後輩なので、なにかにつけて若者叩きに利用されやすいんです。
- 「最近の若者はなってないな」
- 「有給を取るなんて生意気だ」
- 「もっと先輩を立てたほうがいいんじゃないか?」
等々。
そういったうざいことを言われる確率が上がってくるのです。
なので有給で休もうものなら、文句言われるかもしれません。
あなたも心当たりがあるのではないでしょうか?
そういう会社ですと、空気を読んでしまうと本当に休めなくなります。
強引に休むか、ほかの会社に移ることも検討したほうがいいかもしれません。
転職を検討するのもアリ
それほど不満がないのであればいいですが、後輩が入ってこない会社っていうのは「もう新卒を入れるほどの体力がない会社」ともいえます。
- 採用コストをかけたくない
- 大手求人媒体に掲載する金がない
- 仕事教えている余裕なんてない
等々。
あまり、先がない会社なのかもしれません。
このまま万年平というのもきついでしょう。
転職を検討するのもアリだと思います。
まとめ
最近は人件費をケチろうとする会社も多いため、なかなか後輩が入ってこないというケースもありがちです。
ブラック企業も多いため、入ってきても辞めてしまうケースも多いですからね…。
最近は最低賃金も上がってきていますので、給料の低い会社にわざわざ入社しようとする人も減ってきています。
まぁ会社は他にもありますので、後輩がいつまでも入ってこないヤバい会社からは早めに転職を検討するのも手段の一つです。
最近は求人市場も回復傾向ですし、仕事も多くなってきている傾向にありますからね。
帝国データバンクの2023年7月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報サービス業では74%と深刻な人手不足が続いています。
一日でも若いほうが良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。