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- フリーターで社会保険ない!
- 何かあった時が不安!
- 老後はホームレスになるしかないの!?
そんな悩みをお持ちの方は今のご時世珍しくないと思います。
最近はフリーターなどの非正規雇用の方でも社会保険ぐらいは入れる会社が増えてきましたが、未だに社会保険無しの会社というのも珍しくありません。
というかフリーターに限らず正社員でも、未だに社会保険に入れてくれないという会社もまだまだ結構あるのが現状ですが…。
社会保険すらないと何の保証もありませんから、将来が不安になってしまう気持ちもわかります。
「フリーターの末路はホームレスだな!」なんて言う人もいますからね…。
私も一時期フリーターをしていた時に、社会保険加入させてもらえず揉めたり転職した経験がありますので、説得力のある話ができると思います。
ちなみに正社員なのに社会保険に入れてくれないという恐ろしい会社もありましたね…。
まぁ話が違ったのですぐ辞めましたが。
この記事ではフリーターで社会保険無しの会社で働いている時の対処法について解説します。
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フリーターで社会保険なしの会社に勤めている人は少なくない
最近はあなたのように、フリーターで社会保険なしの会社に勤めている人は少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
手取り9万社会保険なしのフリーターでも
生きてるよ以外と何とかなるよみんな
— 佐藤@フリーター (@katamari__san) August 26, 2020
30ちゃい学歴資格なしフリーター社会保険なしの現状だと割と真面目に思ってますよ!!!w https://t.co/03oYcE5bTw
— 猫と自撮りしてるキャプテンるるさん@横濱戦術會会長(予約係) (@rurusanZERO) October 12, 2022
社会保険なしのフリーター暮らしで、60歳になったら生活保護窓口へ直行するのがお気楽でいいかも。
— ほたるいか (@hota_ruika) January 30, 2012
社会保険全部自腹、有給休暇ゼロ、ボーナスや退職金の類い一切なし。改めて考えると、完全に「いい歳したフリーター」だな俺ww
— 湘南パパ(個人的自衛権発動中) (@tenkamuteki2100) September 3, 2014
山形市で社会保険なし掛け持ちフリーターだとこんな感じです〜〜😂
去年の所得から算出される金額なんで 去年より収入の減った自分はマジでギリギリですwww シェンロ〜ン!!😂⚡️🐉— samechan🦈 (@rapturous4blue) June 29, 2018
こんな意見が散見されますね。
最近は法律が改正されてバイトでも社会保険に入れるようになってきましたが、未だに違法に加入逃れをする会社も少なくありません。
まぁ最近は社会保険財源がきつくなってきたこともあり、加入指導も以前よりかなり厳しくなってきているようですが…。
フリーターで社会保険なし!これって大丈夫なの?
フリーターでも社会保険に入っているのであれば、何かあったときの保障がありますが…。
フリーターで社会保険なしとなると本気で何かあった時のことが不安だと思います。
保証がないということですからね。
果たしてフリーターで社会保険無しなんて大丈夫なんでしょうか?
フリーターでも条件を満たせば、社会保険加入は「義務」
まだまだ世間的には「フリーターは社会保険に入れない」なんていう風潮が根強いですが、最近は法律が改正されましたので社会保険加入範囲が拡大されました。
フリーターでも条件を満たせば、社会保険加入は義務なのです。
2016年に法律が改正され、従業員数501人以上の事業所で、雇用期間一年以上で週20時間以上、月給88000円以上稼いでいる学生以外の方は、社会保険加入義務ができました。
更に2022年10月からは従業員数101人以上で雇用期間二ヶ月以上の短期労働者にも拡大され、2024年10月からは更に従業員数51人以上の事業所にも拡大されていきます。
2025年からは従業員数制限を撤廃して零細企業にも加入させようという話が出ており、今後は働いていれば誰でも加入できるようになっていくでしょう。
というか法律改正以前から、正社員の4分の3以上働く方については社会保険加入義務がありましたし、相変わらず有効です。
日本の場合はある程度働くならいわゆるバイトでも社会保険とか厚生年金の加入義務がありますからねぇ。
— Sato_経営者から見た日米 (@hetare_keieisha) January 19, 2023
世間ではフリーター差別が根強いので、違法に社会保険加入させていない企業がいることを無視して「フリーターは社会保険に入れないから自己責任」なんてことを言う人も多いですが…。
厚生労働省の調査によると、社会保険加入義務があるにも関わらず加入させていない悪質な事業所が約80万社もあるとされています。
今は非正規でも半数が社会保険加入
ちなみに最近は非正規雇用の方でも社会保険加入できる方がかなり増えてきました。
平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況(厚生労働省HP)によりますと、非正規雇用の方でも52%は厚生年金に加入していると言われています。
「バイトやパートは社会保険に入れない」なんていう勘違いをしている人が多いですが、もうこんなに社会保険に入っている方が増えてきているんですね。
非正規でも、厚生年金は入れるはず。自分はずっとパートだが、厚生年金入ってるよ。
派遣でも三ヶ月以上勤めれば入れるはず。
それが、雇い主の義務らしいから。 https://t.co/d2mZudA0hu— めぐまま (@megumamadayo) April 28, 2023
というか年金や健康保険の財源が少子高齢化によってきつくなってきたので、非正規の方にも負担させようという方針になってきた感じです。
年々社会保険加入範囲は拡大されてきているため、今後は働いていれば誰でも入れるものになっていくでしょう。
騙されるな!社会保険は会社が半分払ってくれるので入っておいた方がいい
ちなみに「フリーター 社会保険なし」なんていうキーワードで検索すると「フリーターで社会保険無しなら無理に入らなくていい」なんていう適当なことが書いてあったりしますが…。
社会保険というのは、会社側と労働者側が折半で半分ずつ負担して納める仕組みです。
つまりは社会保険は半分会社が保険料を負担してくれる訳ですから入っておいた方がいいんです。
自分で国民年金や国民健康保険を収めるよりも、保障を考えれば割安になることが多いです。
最近は国保の保険料もかなり上がってきていますからね。
10月からの改定で非正規雇用の私も社会保険保険に入る事になった
もちろん先々を考えると大変有り難い事であって国民年金、国保払い続けるよりも会社が折半してくれる事は本当助かりますが、手取りが減る
(つづく— R (@R82922603) September 26, 2018
まあフリーターとなると国民年金を未納にしている方も多いと思いますが、それだと何かあった時に何の保障も受けられません。
というか最近は年金未納に対して国も厳しくなってきていますので、差し押さえされる可能性もありますからね。
「社会保険に入ると手取りが減るから」なんていうことを言う人もいますが、結局国民年金と国保は自分で払わなくてはいけないわけですから、同じことですよ。
恐らく年金を未納にしているフリーターが多いから、年金のことを無視していっているんだと思いますが…。
社会保険なしだと怪我や病気失業した時に何の保証もない
フリーターで社会保険がないと、何かあったときの保障がありません。
社会保険に入れれば、
- 老後手厚い厚生年金に入れる
- 障がい者になっても手厚い障害厚生年金が貰える可能性がある
- 怪我や病気で働けなくなっても最長1年6か月の傷病手当金が貰える
- 失業しても失業手当が出る
- 仕事中の怪我は労災保険から補償が出る
- 保険料は会社が折半で半分払ってくれる
などのメリットがあり、フリーターでも正社員と同等の福利厚生が受けられます。
ネットを見てると「フリーターは無理に社会保険に入らなくてもいい」なんて言う無責任極まりないクソサイトが出てきたりしますが、騙されないでください。
社会保険に入っていないとこれらの保証が全く受けられないということです。
まあ年金についてはもらえるかわからないので議論の余地がありますが、働けなくなったり失業した場合の保証があるのが大きいですね。
フリーターで社会保険無しだと、怪我や病気で働けなくなった時に何の保証もありませんし、失業したら即無収入になってしまいます。
国民健康保険では傷病手当金はありませんからね。
社会保険なしフリーターの場合の対処法は?
上で述べたようにフリーターの方で社会保険無しですと、結構やばい状況であることは疑いの余地がありません。
やはり何の保証もないということですからね。
しかし最近はフリーターでも社会保険に入れる会社が結構増えてきましたし、「フリーターは何の保証もない」というわけでもなくなってきています。社会保険にさえ入れれば。
社会保険無しフリーターの時の対処法について解説しますので、参考にしてください。
違法に加入逃れしてる会社なら労働基準監督署に相談
フリーターで社会保険に入れないと言いますか、フリーターだからというのは関係ないと思います。
上でも述べたようにフリーターだろうが正社員だろうが条件を満たせば、社会保険というのは本来加入義務があるものですので、絶対に入らなくてはいけないんです。
ただ企業側が半分折半で社会保険料負担しなくてはいけないため、違法に加入逃れしている会社が多いんですが…。
厚生労働省の調査によると、約80万社は加入義務があるのにも関わらず加入逃れをしているとされています。
読売新聞の一面に「厚生年金逃れ疑い80万社」の見出しが。国税庁のデータと突合して、約250万の給与支払い法人の内、80万社が加入逃れとのこと。1/3が法律を無視している実態を考えると、それは企業側の問題もさることながら、こんな体たらくを放置していた役所に大きな問題があると思う。
— 社会保険労務士 社労士太郎 (@taxtaro) February 23, 2015
もし違法に加入逃れしている会社であれば、労働基準監督署や年金事務所などに相談しに行った方が良いかもしれません。
本来入るはずのものを違法に加入逃れしているということですからね。
本日やっと時間ができたので、労基と年金事務所に、再度問い合わせしました。
雇用保険未加入、社会保険未加入、有給なしなど色々問題ありのため、制度と現状について再度問い合わせしました。
●有給について
会社の1回目の回答→有給は夏季休暇、年末年始に自動で消化される仕組みである。
↓— 鬱の宮@寛解から1年10ヶ月経過 (@utunomiya_radio) March 22, 2023
労働基準監督署に通報するなら、辞める覚悟で実名で
労働基準監督署は匿名だと後回しにされるケースが多いので、辞める覚悟で実名で告発すればすぐ動いてくれやすいです。
魔法でも何でもありませんよ。
本来普通に払わなければならない給料なのですから。
私の時もあれだけゴネてた会社側がコロッと態度変えたのは大草原でしたわwお疲れ様でした。
— うぃっちわっち(丁稚) ℗ (@Witchwatch99) May 10, 2019
匿名でも通報件数が多ければ動いてくれるかもしれませんが、人員が少ないので取り合ってくれないケースも多いようですね…。
労働基準監督署って、実名告発一名、匿名告発三名でかならず立ち入り調査するように厚労省から出向した官僚が監視してると聞いたのだけど、病院の場合は黙殺されるんかな。 #iryou
— 兵庫太郎(HYOGO Tarou) (@t_hyogo) May 6, 2010
それにこの少子高齢化で年金の財源も苦しいというのに、違法に加入逃れしているということは社会的責任のある法人の責任を果たしていないということです。
社会のためにもなりませんので、1度相談に行ってみた方が良いかもしれません。
手取りを減らしたくないならそのまま働く手もあるが…
ただ中には「社会保険に入ると手取りが減るから」なんて考えて社会保険に入らない人も珍しくありません。
あえてフリーターの方で社会保険なしの職場を選ぶなんて言う方もいらっしゃいますからね。
手取りを減らしたくないというのであれば、そのまま働くという手もありますね。
ただ社会保険に入らないということは自分で国民年金や国民健康保険を治めるということですし、上で述べたような社会保険のメリットが全く受けられません。
なんの保証もないんですね。
「手取りを減らしたくないから社会保険に入りたくない」なんて言っているフリーターの方は、大抵は年金を未納にしていたり、実家で親の扶養に入って健康保険料を親に払ってもらっている方ですね。
会社の折半分や何かあったときの保障を考えれば、社会保険は入っておいた方が絶対にお得です。
目先の手取りを取ったところで、保証もないのであれば何の意味もありません。
給料が安く国民年金が払えないなら免除申請をすべき
フリーターで社会保険なしの方ですと、やはり国民年金が払えずに未納にしている方が多いと思います。
未納にしているからこそ、「手取りが減るから社会保険入りたくない」なんて考えてしまう人が多いんだと思いますが…。
現時点では何とか未納で払わずに済んでいるんであれば、社会保険なんていらないなんて考えてしまう気持ちもわかりますからね。
ただやはりそのまま未納にしておくのはまずいです。
給料が安くて国民年金が払えない場合は、国民年金の免除制度が利用できる可能性があります。
全額免除になれば1年間払わなくて済みます。
その割に免除でも年金を払った期間に算入されるため、国庫負担で老後半分年金はもらえますからね。
国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度|日本年金機構 (nenkin.go.jp)
国民年金の全額免除申請完了。
国民年金納付しなくても半分貰える。
毎年申請するのが面倒だが、無職にとってこれはありがたい制度。 pic.twitter.com/TziTkha9SI— 小・大 (@jumping_head) July 5, 2023
国民年金未納だと障害年金が貰えない可能性が!免除申請すれば問題ない
地味に怖いのが障害年金です。
未納にしておくと障害年金の支給条件を満たせない可能性が高いです。
障害年金は一定期間以上年金を納めた人でないともらえません。
事故などで障害者になるのはある日突然ですから、そうなった時に何の保証もないということです。
ただ免除申請をしておけばその期間中は年金を払った期間に算入されますので、障害年金の支給条件を満たせるんです。
年金事務所や役所に行けばすぐに手続きできますので、未納にしておかずにちゃんと申請するようにしましょう。
国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度|日本年金機構 (nenkin.go.jp)
せめて社会保険に入れる職場でフリーターをする
あとはフリーターをずっとやっていくにしても、せめて社会保険に入れる職場でフリーターをした方がいいです。
上でも述べたように、最近は法律が変わったことで条件を満たせば、フリーターでも社会保険に入りやすくなってきてきましたからね。
フリーターでも社会保険に入っていれば、正社員と同等の補償が受けられます。
しかも会社が半分保険料を折半で払ってくれますので、保障内容を考えれば普通に国民年金や国民健康保険を払うよりお得になることが多いんですね。
弊社で契約ないし正社員になって働くより、イオン系列のどっかの社保ありバイトになった方が社員割引がある分高待遇って終わってるよなぁ・・・
— アウラ(社畜元素) (@aura_segachiku) September 25, 2019
幸い最近は人手不足の会社が多いですし、社会保険ありのバイトやパート、契約社員などはかなり入社しやすくなってきています。
まあどうせ転職するのであれば、正社員で仕事を探した方がいいとは思いますが…。
とにかく社会保険に入れる職場を探しましょう。
老後が不安ならせめて付加年金をかけておく
フリーターで社会保険無しですと、老後の年金が不安だと思います。
ちゃんと年金を支払っている人でも国民年金だけでは金額が少ないですからね。
老後が不安な方の場合は、せめて付加年金をかけておくというのも手段の一つです。
これは月に400円国民年金の支払い額に上乗せして負担することで、老後の年金を増やすことができます。
増える金額は200円×加入月数なので、長く払った分だけお得になる制度です。
月400円の負担が増えるだけでいいので、二年もあれば元が取れます。
20歳以上60歳未満
自営業、学生、フリーターは付加年金がお得
毎月400円払うと
65歳から200円x支払った月数 の年金額が増えるいろいろ計算すると、払った分は2年で元が取れて、15年の付加年金で65歳以降の年金が 年額36000円増える!
ただし会社員はできない!おめでとう! pic.twitter.com/vGbvmglcKv
— ぐっちー (@gucci_bmx) June 26, 2022
まあそもそも年金がもらえるのかとかそういう問題はありますが、どうせ国民年金を払うのであれば払っておいた方が絶対にお得です。
ただ免除申請をしていたり未納にしている方の場合は利用できませんが…。
国保は傷病手当がないので保険や共済に加入すべき
フリーターで社会保険がない方ですと、やはり上で述べたような社会保険の保証が受けられません。
社会保険無しですと自分で国民健康保険に加入している方が多いと思いますが、それだと怪我や病気で働けなくなった場合に傷病手当金が貰えません。
社会保険に入っていれば手厚い健康保険から最長1年6ヶ月傷病手当金がもらえるんですけどね。
社会保険なしだと何の保証もないということです。
なので、フリーターで社会保険無しでそのまま行くのであれば、生命保険や共済には絶対に加入すべきですね。
最低限入院や病気の時に保証してくれる安い共済で十分です。
特に都道府県民共済などですと月1000円から加入できます。
掛け捨てですがだいたい3~4割くらい払戻金で返ってきますし、掛け金の割に補償内容は割と充実しておりコスパが良い傾向にあります。
あるある、とりあえず県民共済は安いし分かりやすいからとりあえず入っとかないとダメ。
月1000円でも2000円でもいいから。 https://t.co/ZdamM1BBEQ— ばく (@bakumon_dt) January 21, 2019
フリーターで所得が低いなら高額医療制度で医療費は最低限になる
フリーターの話題になると「フリーターはケガや病気の時に保証がないから詰む」とか言われたりしますが、社会保険に入っているなら傷病手当も出ますし問題ありません。
というかフリーターは所得が低い人が多いでしょうから、高額医療制度で医療費は安くなる傾向にあります。
年収100万円未満の場合は住民税非課税世帯に該当する可能性があり、高額医療制度の限度額は月35000円くらいになるのでその他雑費込みでも月5~6万円くらいで済みます。
月1000円の県民共済でも入院保障1日あたり2250円出るので、ほぼ賄えます。
生活保護世帯は無料だしね
— きーちゃん (@kyyichan) July 24, 2019
まずは、高額医療制度を使おう。病院での窓口支払いが高くなる場合に使える制度です。普通所得で約8万、非課税世帯で約35000円が自己負担の上限になり、これを超えたら、払い戻される。
— 江口ともこ (@eguchitomoko) April 4, 2013
最近私の家族が入院しましたが、高額医療制度で医療費限度額が標準世帯だと月57000円くらい、それプラス食費や雑費3万円前後で月9万円くらいで足りました。
月1000円の共済だと入院保障一日2250円出ますから、7割くらいは補填できます。
月2000円の掛け金ならば一日あたり4500円出ますので、追加費用などが無ければこれだけで入院費を賄えるでしょう。
コロナ保険とか話題になりましたが都民共済やっぱ凄いと思うな。
コロナ感染しホテルや自宅療養でも入院扱いになるし。保険料月2000円のだと入院1日あたり4500円出ます。
ケガで通院したお金も申請し4日で支給された経験あるので早くて信用できますね。
さらに保険使わないと年間8000円戻りますし。 pic.twitter.com/FJTZK3FOrm— Hrk (@h_s21_kojyo) February 5, 2022
独身で薄給のフリーターの方であれば、こういった掛け捨てで安い共済をかけておけば十分です。
早めに正社員の仕事を探す
やはりフリーターで社会保険無しというのは、まずいです。
何の保証もないということですし、自分で国民年金や国民健康保険を払っていくというのも結構大変です。
フリーターですと所得の低い方が多いですが、それだと社会保険に入って会社に半分保険料を負担してもらった方が保険料は減る可能性が高いですし。
国民年金だと所得の高い方も低い方も一律で保険料が設定されていますから、負担が高い傾向にあります。
社会保険無しフリーターの方は、早めに社会保険に入れる正社員の仕事を探しておいた方がいいでしょう。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて仕事も多い傾向にあります。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
今ならばフリーターの職歴しかないような方でもかなり正社員になりやすくなってきているんです。
一日でも若いほうが良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておいた方がいいと思います。
薄給フリーターで社会保険なしはきつい!早めの就職を
やはり収入が低い傾向にあるフリーターで社会保険無しというのは、きついです。
ネットを見ていると、「社会保険に入ると手取りが減るので、フリーターは無理に社会保険に入らなくていい」なんて言ういい加減なことが書いてあったりしますが…。
上でも述べたように社会保険に入らないということは、国民年金と国民健康保険を自力で払っていかないといけないということです。
それだと怪我や病気で働けなくなったり失業した際の保証が何もありません。
それでもお金がある方であれば何とかなるかもしれませんが、フリーターとなると給料も安く貯金もあまりない方が多いでしょうし。
まぁ幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて仕事も多い傾向にあります。
早めに正社員で就職して、社会保険もボーナスも退職金もある身分で働いた方がいいと思います。