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部下をダメにする上司の特徴が知りたい!
そういった悩みをお持ちの方は、最近多いかもしれません。
最近は深刻な人手不足に陥っている会社が多いため、部下をダメにするようなレベルの低い人でも出世できてしまう会社が多いです。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
最近は出世もしたがらない人が多いので、指導力がない人でも出世できてしまうという現状があるのです。
私も何回か転職していますが、そういった部下をダメにしたり潰すような上司には、一定の特徴がある傾向にあります。
なんとかそういった部下をダメにする上司の特徴を知って、対策を取っていきたいところですね。
この記事では、部下をダメにする上司の特徴と対処法を解説します。
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部下をダメにする上司に悩まされている人は多い
最近はあなたのように、部下をダメにする上司に悩まされている人は多いです。
ネットやSNSを見てみても、
仕事来る度にネガティブになるの、七不思議に認定したいw
結論、上司が全てに対して否定的でネガティブな考えの部下をダメにする上司の巻
— 夕凪🐟極低浮上 (@BAAROO4869) June 5, 2023
上司にもこんなヤツいるわ。部下をダメにする上司
失敗は許されない家庭で育つ子供はどんどん自信なくして自己肯定感下がりそう— 理解がない彼くんの嫁 (@C4IzKsNt3EdEfUP) March 26, 2023
同僚が上司について愚痴ってて聞いてみると管理の鬼みたいな人で面談の時も膨大な資料作らされて、次々新しいExcel表が出てくるらしい。典型的な部下をダメにする上司。できる上司は口頭やメールですぐ確認できることはその場で確認していく。やたら資料作成に拘る上司は部下を疲弊させる。
— タヌタヌ@転職 (@tanukicchaaan) November 26, 2022
職場に正論だけを言って部下をつぶすタイプの人がいるのだが、非常に厄介。
— ヤミ (@dokuemon211) December 23, 2020
部下を持たせるのには向いていないって人があってな。はっきり言うがこの上司は善意で部下をつぶすタイプだ。
— Nobuyoshi Sato (発信者情報開示本Booth倉庫入荷) (@7n2jju) February 13, 2014
こんな意見が散見されますね。
まぁ学校では部下の扱い方なんて習いませんから、そもそも部下との接し方を知らない人も多いかもしれません。
部下をダメにする上司の特徴!こんな上司の下で働くと潰れる!
私も色々な会社を経験してきましたが、部下をダメにする上司は多いです。
部下をダメにする上司の特徴を解説しますので、参考にしてください。
部下のことを考えず一方的に叱る
部下をダメにする上司というのは、部下のことを考えず一方的に叱る傾向にあります。
本来であれば部下に対してはちゃんと褒めたりして、それ相応に扱う必要があります。
ただ単に叱っているだけでは、部下はついてこないでしょう。
ですが部下をダメにするダメな上司は、そんな気の利いたことができないのです。
そういった上司はプライドが高い傾向にあり、
- 「部下にナメられないようにしなきゃ」
- 「ガツンと言ってやらないと」
- 「社会の厳しさを教えこんでやる」
こんな風に考える傾向にあります。
部下をダメにするどころか、パワハラまがいの行動で潰してしまうことが多いですね…。
私はバイトも含めれば20社以上経験していますが、そういった上司は実際多いです。
というか指導方法なんてこれまでの人生で教わっていない方が多いでしょうから、他にやり方がわからないのかもしれませんが…。
こういった上司の場合は潰されるリスクがありますので、注意した方が良いでしょう。
部下に甘すぎてダメにするケースも
或いは、これも部下をダメにする上司の典型的なパターンです。
叱ったり厳しく言うこともたまには必要なのですが、甘すぎるパターンです。
こういった甘い上司ですと、何をやっても怒られることはありません。
緊張感がないため部下が育つことはないんですね。
まぁ一見、こういった上司の下ですと働きやすい傾向にあるのは確かなのですが…。
やはりストレスがなさすぎるのも問題ですからね。
「人をダメにするソファ」という商品が売られていますが、あれの上司版だと言えば分かりやすいでしょう。
リラックスはできますが、緊張感がなさすぎるのもダメです。
人間はある程度ストレスがないと、生きていけないようになっています。
あまりにストレスフリー過ぎても、部下が成長することはないでしょう。
やがては人材として駄目になってしまい、腐ってしまうかもしれません。
どれだけ頑張っても褒めない
後はどれだけ頑張っても褒めない上司というのも、部下をダメにする傾向にあります。
やはり人間が頑張るには、そういったフィードバックが必要ですからね。
怒られたり叱咤激励されるのであればまだしも、全く無関心ということですからね。
愛の反対は無関心とも言われていますし、どれだけ頑張っても報われることがなく褒められることもなければ部下は腐ってしまうでしょう。
「頑張っても頑張らなくても同じだな」と部下が判断してしまえば、その部下はもう仕事を頑張ることはなくなるでしょう。
頑張っても頑張らなくても給料が変わらないということですからね。
やはり上司は怒るべき時は怒って、褒めるべき時は褒めるべきです。
いくら頑張っても褒めてくれないのでは、崩壊した社会主義国家のように頑張る人はいなくなってしまうでしょう。
部下も駄目になってしまうのです。
同じ仕事ばかりさせる
後は同じ仕事ばかりさせていても、部下は駄目になってしまうかもしれません。
やはり人間は新鮮なことを常に行って行かないと、駄目になってしまいますからね。
似たような単調作業を同じようにやらされていては、ダメになってしまうのです。
特に最近の会社ですと、あまり新卒を取りたがらない会社もあります。
そういった会社ですと20代の若者がおらず、30代でも一番下っ端で若手扱いされていたりもします。
そんな職場ではなかなかマネジメント経験も学べませんし、ずっと単調な下っ端仕事をやらされるだけです。
確かに職場の問題もあるかもしれませんが、そういった同じ仕事ばかりさせていては部下は駄目になってしまうでしょう。
部下の成長のステージに応じて、それ相応の仕事を与えていかないと、部下はダメになってしまうのです。
改善案を聞いてくれない
後は話を聞かない上司というのも、部下には疎まれますね。
特に部下が向上心を発揮して、職場の改善などを提出してくる時もあります。
そういった時に邪険に扱ったり聞いてくれない上司は、見切りをつけられることもありますね。
これは部下をダメにする上司と言うか、見切りをつけられる上司ですけど。
上司に見切りをつけられるだけならばいいのですが、こういった会社は職場自体見限られてしまう可能性もあります。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
仕事なんていくらでもあるんですから、さっさと転職していきます。
そんな部下の改善案を聞いてくれないような上司がいる職場は、見切りをつけられて転職させされてしまう可能性が高いのです。
離職率も高まってしまう傾向にありますね…。
部下をダメにする上司の下で働いている時の対処法!これでなんとか生き残ろう
部下をダメにする上司の特徴を解説してきました。
最近は少子化で人材の質も下がってきているため、残念ながら部下をダメにするような上司でもいないよりはマシな会社が多いです。
その上司を辞めさせても他に適任がいないため、会社にとっては辞めずに働いてくれるだけでありがたいのかもしれません。
部下をダメにする上司への対処法を解説しますので、参考にしてください。
あなたが頑張って出世を目指すのも手段の一つ
そんな上司が出世できている会社であれば、出世のハードルはかなり低い会社の可能性が高いです。
なのであなたがちょっと頑張れば、すぐに出世できるかもしれません。
そんな部下をダメにする上司がのさばっていたら、その下で働く被害者たちが可哀そうでしょう。
あなたが出世して上司になり、哀れな部下たちを救ってあげるのも手段の一つです。
まぁ最近は出世しても給料は上がらず、むしろ残業代が出なくなり給料が下がった!なんてケースも少なくありません。
出世なんてしたくない方が多いかもしれませんが…。
異動願いを出すのも手段の一つ
今の上司の下で働くことに不満があるのであれば、いっそのこと異動願いを出すのも手段のひとつです。
もしかしたら今の部署だけが、そういった雰囲気なのかもしれませんし。
その部下をダメにする上司から離れることができれば、問題は解決するかもしれません。
やはり誰の下で働くかというのは重要になってきますからね。
特に20代とかの社会に出たての頃は、誰の下で働くかは極めて重要です。
いっそ異動してしまうのも手段のひとつですね。
他の部署だとまた違ってくるでしょうし。
話し合っても、部下をダメにする上司は改善されないかも…
そういった部下をダメにする上司というのも、今のご時世多いとは思うのですが…。
そういった場合、話し合いで解決しようとする人もいます。
確かに人間誰しも話せば分かり合えるとは思いますから、そういった手段を取るのもいいかもしれませんが…。
ですがやはり人間変わるのは時間がかかりますからね。
特に中高年などの年を食った世代ほど、頭が凝り固まっています。
なかなか話し合ったところで、改善してもらうことは難しいでしょう。
そもそも部下をダメにする上司というのはこちら側の視点ですし、上司本人はそれでいいと考えている可能性もあります。
話し合えば口では「わかった改善する」という可能性はありますが、本人が納得して腑に落ちないと変わることはないでしょう。
なかなか難しいかもしれませんね。
環境が悪いなら、早めの転職も手段の一つ
そういった部下をダメにする上司の下で働いていると、やはり大変です。
甘い上司であれば、働きやすくはなるかもしれませんが。
パワハラで潰すタイプの上司ですと最悪です。
ダメになるどころか、社会人として潰されて駄目になってしまう可能性もあります。
特にこれからは年金ももらえるか怪しく、死ぬまで働く時代!なんてことも言われていますからね。
これまで以上に仕事と付き合っていく時間が長くなってきていますので、できるだけ若いうちに社会人としてのスキルを磨いておきたいところです。
ですがそんな部下をダメにする上司の下で働いていては、そんなことを見込めないでしょう。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
今のうちにそんな部下をダメにする上司がいる会社からは、転職してしまった方がいいかもしれません。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
まとめ
部下をダメにする上司の特徴と対処法を解説してきました。
最近は本当に出世したがる人が減っているため、部下をダメにするような人でも出世して上司になれてしまうのです。
なかなか部下を指導する指導力がある上司ばかりではありません。
有能な人でも出世の白羽の矢が立った途端に、「出世は嫌だ」と転職してしまう人もいるぐらいですからね。
なかなか部下の能力を引き出して成長させられる上司というのは、貴重なのです。
まあ今の環境に不満があるのであれば、今のうちに転職を検討してしまうのも手段の一つです。
幸い最近は転職も一般的になってきていますし、昔に比べて正社員の仕事も多い傾向にあります。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。