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- 「正社員とバイトってどっちがいいの!?」
- 「正直、フリーターでも生活は出来るよね?」
- 「無理に正社員にならなくてもいいかな…?」
そうお考えの、正社員とバイトどっちがいいのか?考えている方のためのページです。
最近は正社員だからといって良いとも限らない時代なので、そういった疑問を持ってしまうのはわかります。
ですがこういう質問をすると、絶対に「正社員のほうがいいに決まってるだろう!」という答えしか返ってこない気がしますね…。
確かに正社員のほうが稼ぎも信用も高い傾向にあるのは事実ですが、それは良い会社に勤めている方の話ですし、最近は時給換算するとフリーター以下の時間単価の正社員も多いですからね…。
双方のメリットデメリットを考えて答えを出している人は、驚くほど少ないような気がします。
私も色々な会社を経験してきましたし、正社員もフリーターの経験もありますので、説得力のある話ができると思います。
正社員とフリーター、双方のメリットデメリットなどをまとめて比較してみました。
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正社員のほうがいい!という意見ばかりではない
こういったキーワードで検索すると「絶対正社員のほうがいい!」というページばかり出てきますし、世間の人たちに聞いてもそうでしょう。
しかしバイトのような非正規の方がいいと考えて正社員以外の働き方を選んでいる人も少なくありません。
ネットやSNSを見てみても、
派遣社員も嫌だけど去年だけで正社員3回転職して全部続かなかったからもう正社員はいいやという気持ち どうせボーナス貰えるまで続かない雇用形態関係なくすぐ辞めるから
— ぽやしみ (@xy74k) January 13, 2025
もう正社員はいいかな…
折れた— のぼのん (@key_nobonon) November 29, 2024
もう一生派遣がいい
正社員なんか負担しかない
疲れた
何もしたくない
何もかも辞めたい
生きることも
全て— Yule (@Yule13157615) November 8, 2024
もう正社員は無理なので、安定した生活を諦めます。ストレスに晒されるのはムリ。同じ場所に週5通うのツラすぎ。もう掛け持ちバイトでいいや。コンビニとカフェで週2ずつ。たまにウーバー。これで月17万くらい。贅沢はできないけど、ストレスなし。しんどくなったら職場変える。オレなりの安定。
— こへちゃん | うつCAFE代表 (@kohe_barblue) April 15, 2023
正社員はもうこりごり
アルバイトの方が楽— たおる🐈⬛🐾🍹 (@tapioka__96ren) May 11, 2022
月2万も使わないからそんなに仕事しなくても良くないか?
正社員は割に合わないから辞めるかな。
フリーターで余裕で生きれる。40、50歳まで生きれば十分。
— 測量士 (@qualia_q) July 12, 2017
うちも。2~3万下がった。
— 佐藤さん。L.N 奏‐kana‐ (@lunaticxxx) June 9, 2020
メインの仕事よりGW期間の深夜バイトの方が稼げるってメイン辞めたくなるぞ笑
— HaRu (@10908Haru) May 4, 2023
こんな意見が散見されますね。
最近は最低賃金もかなりのペースで上がってきている割に正社員の給料は上がっていないため、「年収で時給換算しても1000円前後」みたいなバイト未満の名ばかり正社員が急増しています。
いまどきバイトすら社会保険くらいは入れますし、ちゃんとした会社ならバイトにもいくらかボーナスが出たり、月数千円程度の退職金積み立てもしてもらえます。
正社員のメリットは?
とりあえずまずは、正社員のメリットを思いつくままあげていきます。
- ボーナスが出る会社が多い
- 社会保険に入れてくれる会社が多い
- 退職金が出る会社が多い
- 真面目に働いていると思ってもらえ、世間体がいい
- 親が安心する
- 堂々と「この会社で働いてます!」と自信を持って言える
- ローンの審査が通りやすい傾向にある(収入次第)
- 婚活の場でモテる傾向にある(本人次第、収入次第)
- 「真面目に働いて社会に貢献している!」という実感が得られる
こんなところですかね。
やはりボーナスが出たり、社会保険などの保証が手厚いのが良く言われる正社員のメリットです。
世間的な信用も厚いので、ローン審査なども通りやすかったりしますね。
男性の場合は、結婚する時などに「正社員じゃないとダメ!」みたいな風潮は根強くあります。
ブラック名ばかり正社員だと、これらのメリットが無いケースも多い
ただ正直、正社員でもボーナスでない会社もありますし、社会保険にすら入れてもらえない会社もあります。
サービス残業させられまくっていて、フリーター以下の時給で働かされている正社員の方というのもザラにいます。
正社員だからというか、「会社による」という面も大きいです。
正社員は、会社による当たり外れが大きいですね。
— kana.ss (@kana_ss0117) February 20, 2022
では、正社員のデメリットも見ていきましょう。
正社員のデメリットは?
良いこと尽くしに見える正社員ですが、デメリットを思いつくままあげていきます。
- フリーターに比べて休みが取りづらい
- ちゃんと引継ぎをしないとなかなか辞められない
- 部下のバイトやパートの尻拭いをさせられる
- 1日12時間以上など、長時間労働をさせられる会社も多い
- 頻繁に休日出勤させられ、実質休みは週一日、なんて会社もザラ
- 正社員をすぐに辞めると社会不適合者扱いされる
- 多くの会社では未だに副業が禁止されている
- 何かにつけ「正社員なんだから」と言われ責任を押し付けられる
大体こんなところですね。
正社員割に合わないからしばらくバイトか契約でぬるく仕事したい
— 柚彩 (@chocota527) December 7, 2017
一言で言えば、世間体と多めの収入が手に入る代わりに、会社に人生を捧げさせられる、という感じです。
収入と信用を得る代わりに、人生の大部分を捧げることになる会社が多い
私は何回か正社員で転職していますが、大抵の会社は1日12時間近くとか、それ以上働かされる会社もザラです。
それでいて、2週間に1回くらいは休日出勤させられる会社が多かったですね…。
休みの日があっても、平日の仕事の疲れを癒すために寝て終わる…みたいな感じでした。
特に最近は人手不足の会社が増えていますので、働き方改革なんて夢のまた夢、むしろ転職が増えたこともあり以前よりきつくなっている方も多いと思います。
定年まで勤め上げようと思ったら、仕事と家庭以外のことなんて、とてもではないですが手が出ません。
というか、それ以外のことを考える時間的余裕も精神的ゆとりもありません。
一部の労働環境の良いホワイト企業ならば別ですが、そんな良い会社は多くはありません。
だから定年後に仕事を辞めてしまうと、何をしていいか分からなくなってしまう人が多いんですね。
本当に仕事に人生を捧げさせられる感じです…。
正社員労働時間長すぎじゃね?再就職無理
— なっちゃん(働きたいけど働きたくない) (@sukinakokinako) February 16, 2021
「絶対に正社員になるべき!」という人が多いですが、その代償として支払う対価のことは全く触れない人が多いですね。
ノーリスクで正社員の収入と信用を得られるなら絶対そのほうがいいですが、結局時間と労力を相当捧げる羽目になります。
「これさえやっておけば無問題!」なんて都合のいい選択肢は存在しませんし、アッチが立つとコッチが立ちません。
フリーターのメリットは?
それでは、対してフリーターのメリットを挙げていきましょう。
- すぐに採用されやすい
- 嫌になったらすぐに辞めることもできる
- バイトの求人なんて死ぬほどあるので、すぐに仕事が見つかる
- 正社員に比べて責任が少ないので、休みが取りやすい
- 女性にはモテない傾向にあるので、結婚をしなくて済む
- 最近は社会保険に入れる職場も多い
- 少額ながらボーナスが貰える会社も増えてきた
- 大手を振って副業することができる(会社による)
- いい会社だと、少ないながらも退職金が出る会社もある
このくらいですかね。
バイトにもボーナス出るってすげーよな、10万だけど
— 進条テンチ (@geasshero) October 4, 2013
バイトだけど退職金出たよ
— 牧田水産 (@_ma_ki_ta_) April 2, 2015
正直、正社員だろうがフリーターだろうが、法的に明確な定義ってないんですよ。
会社側が、あれこれ差別して対遇に差をつけているだけで。
結局会社次第!良い会社はバイトにも手厚い傾向に
従業員を大切にしているホワイト企業であれば、当然ながらアルバイトさんにもそれ相応の処遇をします。
結局は「会社による」としか言えないような気がします。
良い会社であれば、バイトなどの非正規でも時給が高かったり、少額ながらボーナスや退職金制度があったりもします。
まぁ2016年10月から法律が改正されてフリーターでも社会保険に入りやすくなりましたから、フリーターの方も老後の不安が少し和らいだのは事実だと思います。
職場環境まじでホワイトだわ
雇用形態バイトだけど社会保険あるし交通費出るし有給あるし完全週休2日
ほんま前の会社くそ— ねこねこぷに (@ABC_luka) May 14, 2020
ただやはり給与やボーナスは正社員に比べて少なかったり、無かったりします。
未だに社会保険に入れない職場も多いですし。
世間体が悪いのも何気に一番大きいデメリットかもしれません。
フリーターのデメリットは?
よく見てみるとフリーターのメリットも多いようですが、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
- とにかく世間体が悪い!
- 周りの人から「いつまでフラフラしてんだ!早く就職しろ!」と言われる
- 精神年齢が幼い人に見られやすい
- ボーナスが貰えない会社のほうが多い
- 未だに社会保険に入れてくれない会社も多い
- 退職金が出る会社は少ない
- 転職活動の際、職歴として評価されにくい
- ローンの審査が通りにくい(収入次第)
- 婚活の場では「フリーターと結婚なんて論外!」と思われている
- 業績悪化、部署や支店の閉鎖の際リストラされやすい
- 既婚率、性体験率ががくっと下がる(特に男性の場合)
- とにかく、何かにつけて馬鹿にされる傾向にある
こんなところですかね。
金銭面と保障面もそうですが、世間体が悪いのは何気に一番きついかもしれません。
でもフリーターは世間体がアレだと個人的に思うので次の仕事に受かってからじゃないと辞めれない………辞めたい…手取りがゴミクソ…………😇
— 🍙まりお🍙 (@mario_mmaaario) August 21, 2019
フリーターは何かにつけて「フラフラしてる奴」みたいな印象を持たれることが多いですし…。
「正社員に比べて、低年収のフリーターの既婚率は著しく低い」というのは統計結果で出てます。
「フリーターは生活保護予備軍!」なんて酷いことを言われたりもしますね…。
女性は非正規が多数派なので、デメリットは感じにくい傾向に
ただ、これらのデメリットが作用するのは、多くは男性の場合です。
最近こそ女性の社会進出で、20代30代女性の正社員比率も上がってきましたが、女性全体で見ればまだまだバイトやパート、派遣などの非正規雇用が多数派です。
正規と非正規の割合やね
男性の非正規割合が22.3%
女性の非正規割合が56.4%
半分以上が非正規だからそれだけでも下がる— 犬走はたて (@Hatate_I_246) September 30, 2020
世間体的にも女性がパートしてても別に普通な感じですが、男性で非正規だと下に見られたり半人前扱いされる傾向にあります。
男性は結婚などで経済力を見られてしまいますからね…。
ただこれには仕方ない面もあり、日本の30代~40代既婚女性の貧困率はOECD加盟国中ワースト1位のようです。
女性の社会進出も進んできましたが、女性だとまだ多くの年代では正社員比率は低めですからね…。
最近ようやく20代~30代女性で正社員比率が増えてきましたが、まだまだ女性は企業に軽んじられていることが多く、男性の稼ぎに依存せざるを得ないところがあります。
男性フリーターは、結婚はかなり厳しくなるかも…
ただ男性でフリーターを選ぶ場合は、結婚するのはかなり厳しくなるのは確かです。
まぁ意外にもフリーター男性でも結婚してる人はいるのですが、正社員に比べるとかなり低くなります。
総務省統計局の平成24年度「就業構造基本調査」によりますと、30~34歳正社員男性の既婚率は57.8%、30~34歳フリーター男性の既婚率は僅か13.6%となっています。
ちなみに女性の場合は、同年齢で正社員女性の既婚率は43.3%に対し、フリーター女性は63.2%と大幅に上回っており、男性とは逆転現象が起きています。
まぁ結婚して非正規で働いている女性が多いんだと思いますが、これは男性差別という人も結構いらっしゃいますね…。
特に婚活で相手を見つける場合、そもそも正社員ではない、年収も低い男性は登録すらできない結婚相談所もあります。
婚活サイトを使う場合でも、女性側は年収400万以上とか、雇用形態は当然のように正社員で相手を検索しますので、フリーター男性はかなり厳しいです。
まぁそもそも正社員だからというか、政府の統計によると年収300万以下の男性は有意に既婚率が下がるので、正社員でも年収低い人は厳しいのですが。
ただ、正社員でも未婚率が上がっているのは確かですし、結婚願望が無い方については、デメリットにはならないかもしれません。
以前に比べて独身への風当たりもかなり弱くなりましたし、生活家電やIT、サービスの発展によって、独身でも快適に暮らせるようになってきましたからね。
結局、どちらがいいのか?
あなたが男性で、つつがなく生きたいと言うのであれば、絶対に正社員になったほうがよいでしょう。
収入はフリーターでも、掛け持ちしたり副業すれば、正社員並みに稼ぐことは可能です。
どうせ正社員になったところで、年収300万円から年収400万円ぐらいしか稼げない正社員の人が割合的には一番多いですから。
31歳年収350万がドヤされてるツイートが流れて来たけど、30代前半の男性の年収中央値が300万ちょっとなので別に悪くない年収なんだよね。実はあれだけ就職に苦戦したロスジェネ世代が若かった頃よりも今の若者は貧乏になってる。中高年はそれに気づいていない人が多い。 pic.twitter.com/ESQTxf89G9
— ポンデべッキオ (@pondebekkio) February 9, 2023
その程度であれば、フリーターなどの非正規の方でも掛け持ちすれば稼ぐことは十分に可能です。
フリーターは世間体が悪く、自己肯定感を持ちにくいのが最大のデメリットかも
ですがとにかく、フリーターというのは世間体が悪いんですね。
何かにつけて、
- 「あいつは正社員にすらなれなかった無能」
- 「なんで正社員にならないの?」
- 「将来生活保護だけは貰うんじゃねーぞ!」
- 「40代50代になっても、フリーターでいいなんて言えるかな?」
- 「フリーターが持て囃された時代に安易にフリーターになった連中の末路は悲惨だよ?」
などなど、とにかく心ないセリフを世間から投げかけられる機会がとても多いと思います。
様々なフリーター論をネットで見ましたが、これらの文句は本当にテンプレかのようにみんな言いますね。
なので、周りの人との良好な人間関係を構築して、自信を持っていきたい、
結婚して家族を作りたいというのであれば、絶対に正社員になったほうがいいと思います。
人間は一人では生きられませんからね…。
まぁ本人の性格にもよるんでしょうが、そうやって世間体が悪いと周りの目を避けてしまいがちです。
フリーターとなると収入や保証の悪さに目がいきがちですが、社会生活や精神面を考えるとこちらのデメリットのほうがきついことが多いかもしれません。
フリーターでいくなら社会保険に入れる会社で働こう
もしフリーターで行く場合は、社会保険に入れる会社で働きましょう。
2016年に法律が改正され、従業員数501人以上の事業所で、雇用期間一年以上で週20時間以上、月給88000円以上稼いでいる学生以外の方は、社会保険加入義務ができました。
更に2022年10月からは従業員数101人以上で雇用期間二ヶ月以上の短期労働者にも拡大され、2024年10月からは更に従業員数51人以上の事業所にも拡大されていきます。
2025年からは従業員数制限を撤廃して零細企業にも加入させようという話が出ており、今後は働いていれば誰でも加入できるようになっていくでしょう。
社会保険に入れれば、
- 老後手厚い厚生年金に入れる
- 障がい者になっても手厚い障害厚生年金が貰える可能性がある
- 怪我や病気で働けなくなっても最長1年6か月の傷病手当金が貰える
- 失業しても失業手当が出る
- 仕事中の怪我は労災保険から補償が出る
- 保険料は会社が折半で半分払ってくれる
などのメリットがあり、フリーターでも正社員と同等の福利厚生が受けられます。
これらの保障は、正社員が受けられる保障と全く同じです。
「フリーターは何の保障もない!」とは言われますが、それは昔の話で、今は社会保険にさえ入っていればフリーターでも正社員と同等の保障を受けられるのです。
最近はそこそこ大きい会社なら一定時間以上働いていると社会保険に加入させられる会社が多いので、主婦パートでも働き過ぎると社会保険加入の話が来るようになってきてますね。
世間体を気にしないならフリーターでもOK
しかし、別に世間体を気にしないのであれば、バイトでも構わないと思います。
特に、
- 友達が少ない
- 結婚するつもりはない
- 親戚付き合いがあまりない
- 交友関係が狭い
- 趣味がインドア系であまり人に会わない
人であれば、そもそも世間体が悪いことが気になる状況があまりないんですね。
「死ぬまで生きられればそれでいいや」というのであれば、別にバイトでも構いません。
自分1人だけ生きていく分稼げばいいのであれば、さほど難しいことではありませんので。
節約して生活コスト抑えれば、月5万円とか、10万円以下で生活しているような人は結構いますし。
世間体を考えると、できれば「社員」と名がつく非正規にはなっておきたいところ
ですがやはり、「いい歳してアルバイト」なんていうことになると、かなり世間体が悪いのは確かなんですよね…。
職場で馬鹿にされたり、軽んじられたりすると思いますし。
最低でも、準社員とか契約社員とか、「社員」という名前がつく肩書きを手に入れておきたいところです。
厳密には結局非正規ですのでフリーターであるのは変わりませんが、「社員」と名がつくだけで責任も結構変わってきたりしますし、まぁ周りの人の目は確実にバイトよりはマシな傾向にあります。
バイトよりは、社会保険に加入させてもらいやすくなったり、少額ながらボーナスや退職金も貰える会社が多い傾向にあります。
というか、フリーターよりも楽な仕事をしている正社員というのも普通にいますので、そういった仕事を探してみるのもありですね。
特に今は有効求人倍率も高く、転職はかなりしやすくなってきていますからね。
比較的楽な正社員の仕事も、以前に比べて見つかりやすくなってきているのです。
何か他にやりたいことがあるならフリーターでもいい
やはり正社員になると、死ぬほど働かされる傾向にあります。
毎日12時間とかそれ以上働かされるのはザラ、休日出勤も頻繁にさせられますから、実際週一日ぐらいしか休めない正社員の方はかなり多いです。
私もこれまで何社か正社員の仕事を経験してきたことがありますが、大抵は休日出勤が頻繁にありますね…。
なので、
- 「他に何かやりたいことがある」
- 「人生をかけてでもやり遂げたいことがある」
- 「もっと趣味に時間を使いたい!」
と言うのであれば、正社員はならずにバイトで行くと言うのも手段の1つです。
そのほうが単純に時間の融通をつけやすいですからね。
特に、都内であればバイトの時給もかなり上がってきていますので、少ない日数で働くだけでも生活が賄える金額を稼げたりします。
生活費なんて、下げようと思えばかなり下げられますからね。
月数万円ぐらいで生活している人だっていますし。
できれば副業で収入の上積みをし、自営業と名乗れると世間体対策になって良い
ただ特にやりたいこともなく、単にダラダラしたい…というのであれば、ちょっと工夫したほうがいいです。
バイトをしながら、ネットで気楽に出来る副業をして収入の上積みを図るとか。
雇われて働く以外の稼ぎ方ができれば、たとえ少額でも自営業と名乗れますし、世間体もフリーターよりだいぶマシです。
こういった働き方って正社員だとまだまだ厳しい傾向にあるんですよね。
副業禁止されている会社が多いですし、正社員で働いている会社だけで、人生の大部分をつぎ込むことになりますから。
個人的にはずっとバイトで行くのであれば、小さなビジネスを立ち上げて、ネットで稼いだりすると良いかもしれません。
単純に収入の柱が2つあったほうが生活が安定するんです。
正社員一本で行くと確かに稼げはしますし世間体もいいかもしれませんが、 その会社が倒産したりリストラされてしまったら、収入0円になってしまいますからね。
それならば、稼ぎは低くてもフリーターと小さなビジネスの二本柱で行ったほうが、収入は分散されて安定します。

今は仕事多い!バイト並みに気楽な正社員の仕事を探そう
しかし今は少子高齢化による深刻な人手不足で、かなり転職がしやすくなってきています。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
探せばバイト並みに気楽に働ける正社員の仕事もありますので、そういったホワイト企業に就職するのが一番いいでしょう。
フリーターはやはり世間体が悪いですからね…。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。
⇒あなたの転職市場価値や向いてる仕事は?無料のコンピテンシー診断なら【ミイダス】
まとめ
「正社員とバイト、どっちがいい?」なんて、ネットで自分で色々と調べるだけだったらいいんですが。
リアルで誰かにこんな相談したら、答えは1つ、決まっていますよ。
「絶対に正社員になったほうがいいよ!」と言われるに決まっています。
未だにわが国の正社員信仰は根強いですからね…。
しかし、そういった人もよく考えて言っているわけではないんですよ。
「バイトはリストラされやすい」なんてのもまことしやかに言われていますが、
正直年功序列で給料が上がっていった40代50代ぐらいの使えない正社員の方が真っ先に切られますからね。
バイトは賃金が安いですから、それに見合った働きをしていれば、案外切られにくいこともあります。
会社にとっては、非正規雇用で安く使える人材のほうが都合がいいですからね。
そう言うとちょっと嫌な感じもしますが、こちらも休みをよくとったり、都合よく利用してあげればwin-winの関係になれます。
結局のところは、あなたがどんな生き方をしたいのか?これに尽きます。
比較的若ければ軌道修正も容易ですから、色々と模索してみるといいかもしれません。
特に今は仕事が多い傾向にありますので、正社員だろうが非正規だろうが、比較的良い会社にも行きやすくなってきています。
仕事が多い今のうちに、働きやすい会社を見つけておくと良いでしょう。